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イマジニア(SEGA SATURN)
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フィストファック


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3Dポリゴン対戦格闘ゲーム。


登場キャラは8人中6人が女キャラで2人が男キャラです。イラストもアレな感じであちら側の人たちをターゲットにしたゲームのようにも思えますが実はこのゲームは異次元への方向性を持っているので、もはやどの層を狙って作られたのか分かりません。あちら側の人々だっていくらなんでも異次元には生息していませんから。人気声優を前面にフューチャーしているようですがその辺のジャンルは俺にはよくわかりません。


スタートを押すと当然の如くキャラ選択画面になります。 はっきり言ってどれでも良いので、とりあえず帽子をかぶった男のキャラを選んで見ました。名前はアーツ。すると・・・。 あれ?俺が選んだキャラでは無いキャラが画面に映し出されています。 あれ? しかし、キャラの名前はアーツになっています。





キャラ選択画面と完全に別物です。




キャラ選択の時のイラストでは帽子をかぶったキャラだったのにコイツ帽子かぶって無いし。角刈りです。角刈り。つうか、登場キャラ全員ヒコウつをかれてます。ケンシロウも真っ青です。このキャラ造形はただゴトじゃありません。『キャラクター』という言葉を使うことにさえ躊躇いの気持ちが生まれるほど。


とにかく角。




角。  角。   角。  角。 そして歪み。




バーチャファイターのように少ないポリゴン数でもセンス良く造形することは可能なはずなのに、根本的に造形に大失敗しています。というか恐らくダンボールで美少女キャラを作ったとしてもこれよりはマシなモンが作れます。だ、だって・・・・・。




ツラ こ、これは。




ただ事じゃ無いでしょう。 ツラ




全く精気の無いこの瞳。ずっと見てると夢に出ます。4歳の姪がクレヨンで描いていた落書きを彷彿させるこの豪快なデザイン。豪華声優陣を起用したところでフォロー仕切れないほどの異次元デザイン。技術力があるとか無いとかいう以前に、これを市場に出したその神経は。




人として間違っています。




ゲームはグラフィックではない、とよく言いますね。ゲーム性が大事だと。本作は、操作はそれなりに出来るし一応ゲームとして動かせることは動かせます。しかし、それらを論じる必要は無いと俺は断言します。このただ事ではないキャラ造形で『完成品』として市場に出した時点でもはやフォローのしようが無い。フォロー出来るわけも無い。


だって。





物事には限度というものがあるからです。



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