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発売年:1996.04
開発元:ナスカ 発売元:エスエヌケイ(SNK)
システムボード:SNK MVSシステム(NeoGeo)
CPU構成[68000 @ 12.000000MHz, Z80]
音源チップ[YM2610]
表示領域[304x224] 表示色数[4096]
ジャンル:アクションシューティング |
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>>> STORY |
舞台は20XX年のクーデターで沈黙してしまった世界。 元正規軍の兵士であるマルコとターマを操作して、 捕虜を救出しながらクーデターの首謀者モーデン元帥を倒すために、武器とアイテムを駆使して戦っていく。 |
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>>> SYSTEM |
8方向レバーに加え、『ショット』、『手榴弾』、『ジャンプ』の3ボタンで操作を行う。基本のショットは8方向にばら撒くことが出来、手榴弾は数に限りがある。道中ではメタルスラッグという戦車に乗り込んで進むことも出来る。さらに捕虜を多く助けてクリアするとボーナスが入る。隠し捕虜も多数存在。 |
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>>> REVIEW |
元アイレムの社員が作ったアクションシューティングゲーム。細部まで描き込まれたグラフィックが素晴らしく、ドット絵の職人魂を感じさせてくれます。登場するキャラクターがとにかくよく動き、見ているだけでも楽しくなるね。ゲーム内容はショット、手榴弾、ジャンプという操作で各ステージのボスを倒しながら進んでいくという古典的なモノ。斬新さはまったくありません。しかし、アクションゲームを好きな人が作ったゲームだというのが良く伝わってくる絶妙なゲームバランスに仕上がっています。
タイトルになっているメタルスラッグというのはゲーム中に出てくる戦車のことで、プレイヤーはそれに乗り込んで進むことも出来ます。まるで生きているようなウネウネした独特の動きをするこの戦車はナメクジをイメージしてデザインされているそうです。つまりメタルスラッグとはそのまんま『鋼鉄のナメクジ』というわけね。
基本はオーソドックスなアクションシューティングなので一歩間違えればただの古臭いゲームになってしまうわけですが、アクションゲームを知り尽くした『アクションゲームが好きな開発者』の手によって、徹底したドット絵の描きこみと演出、優れたゲームバランスがバッチリ具体化されているので本当に面白く仕上がっています。
古きよき時代のアクションゲームを1996年にこれだけ徹底した形で具体化したNAZCAの開発者に拍手を送りたい。これは名作だと断言しましょう。とは言っても、ゲームをやり始めた時点でポリゴンのゲームが既に世の中にあったような若い世代にはやっぱり古臭いだけのゲームなのかもしれませんけどね。 |
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