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topimg Ys(イース)
[PC-8801mkII SR以降] / FALCOM(1987)
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□■GAME DATA■□
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Ys 発売日:1987.6.26.
開発/発売元:日本ファルコム
定価:7800円
音源:[FM音源3音 + SSG3音]
表示領域[640x200] 表示色数[8]
メディア:FD2枚組(5インチ)
ジャンル:アクションRPG



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 >>> STORY







 >>> SYSTEM
テンキ4方向で操作を行う。敵への攻撃は体当たり。敵との位置を半身ずらして体当たりをするとダメージを受け難い。レベルが上がるまではそれが基本戦闘法となる。




 >>> REVIEW
イースは、パソコンでは不親切でマニアックなRPGが大半だった1987年当時、『やさしさから感動へ』というキャッチフレーズを掲げて発売された作品です。ハイドライドのように敵への体当たりによって攻撃をする前時代的な戦闘システムを採用していますが、ストーリーが素晴らしいから全然気になりません。複雑過ぎず、でも淡白すぎない絶妙の物語がここにはあります。


一見すると単なるハイドライドの後発ゲームという印象を受ける人もいるかもしれませんがコンセプトは全く異なるのです。このゲームには謎には必ずヒントがあり、町の人との会話や出会いがある映画のようなストーリーが存在します。いきなりフィールド上に放り出される厳しいハイドライドの世界とは違います。本作は現在のストーリー重視型のRPGの雛形になったのは間違いないでしょう。イースは後のRPGに大きな影響を与える程に良く出来ていて本当に楽しめるゲームだったのです。


俺はその面白さにとりつかれ、簡単なのに飽きもせず何度も繰り返し遊びました。RPGを繰り返し遊んだのはこのイースシリーズくらいなものかもしれません。極端な話、本気でやれば一日か二日でエンディングに辿り着けるほど易しいゲームですが、難しすぎて手を出せないRPGが多かった当時としては正に『やさしさから感動へ』でした。さらにBGMの素晴らしさも特筆モノ。


俺は当時PC9801版で本作を遊んだのだけど、FM音源の素晴らしいBGMを楽しみ為にわざわざサウンドボードを購入したほどでした(PC9801シリーズはサウンドボードが標準装備じゃなかったんだよね)。とにかく全てが大好きなゲーム。現在では色々な機種への移植版が出ているようですがやはりPC8801版、もしくはPC9801版が一番好き。この当時のパソコン独特のグラフィックが良いんだなあ。


イースは簡単なゲームです。でもそれがただヌルいというモノではなく、最高のBGMとストーリー、そして優れたゲームバランスによって支えられた結果、最高の感動を生み出しています。現在ではウィンドウズ上で当時のPCゲームがそのままエミューレートできるモノがオフィシャルで発売されているので興味のある方はそちらでぜひオリジナルを遊んでみてください。発売元はこちら。さあ皆さんも優しさから感動へ!





 >>> DETAILS
     
     
     





 >>> REPLAY DATA








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