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■2004/09/07 [ Tue ] - あっはっは。もうアホかと。
おいっす! 俺が俺様だ。

なんか急に吹っ切れたぞ。なんだこれ。ここんとこ水面下でウジウジウジウジしてたんだけど、突然、『アホかー!』と自分にぶん殴られた。全然理由はわかんねーけどそんな感じ。われながら意味わかんねーなオイ。

このサイトでやってる自分語りってのさ。たまにやめようかなって思うときがあんのよね(実際やめるに至ったことは一度も無いけどさ)。それは自分の言葉に振り回されることがあるからさ。ここに書いてることって元々自己確認的な意味合いが強いんだけど、わけが分からんようになってるときに勢いに任せて書いた文章や、考え込みすぎてるときに書いた文章って一貫性に欠けてて後で自分でそれを読み返してみるとさらにわけがわからんようになるときがあるっつうかね。文字通り振り回されるのよ。自分が書いた一貫性に欠けた文章にあっちゃこっちゃと。

実際自分で書いておいて『俺こんなこと書いたっけ?』みたいなのすげーあるよ正直。特にログに埋もれてるような文章はそゆの結構あるんじゃねーかな。で、さらに熟読してみて(自分で書いた文章を熟読するってキモいよな実際)、『ああーそうそう。このときこんな気分で書いたんだったわ』とやっと思い出す感じ。まるで他人事のように。このサイトのおかげで、放っておいたら気づかなかったコトに気づかされたってのも多いんだけど、そろそろそゆのにも行き詰ってきた感も少なからずある。

なんか同じコトをグルグルと書いてるだけのとき結構あるもん。頭の中で同じことがグルグル回るのと同じ現象がサイトの文章でも起きてる感じだな。で、同じ事柄について何度も書いているうちに切り口の角度が微妙に違ってくるのは良いんだけど、焦点までがズレてきてまた振り回されるっつー。そゆの繰り返してるとあんまり過剰に自分の思ってることを形に残すって良くねーのかなって思うときがあるんだな。ある程度までなら良いけど、過剰に繰り返してもかえって混乱するだけなんだよな。

実はこの文章の前にふたつほどテキストをボツにしてる。最近はそゆのすげー減ったけど、今回ばっかりはアップするのを思いとどまったよさすがに。なんかすっげーおかしなことになってたぞ。妙に自分に酔ってるような文章で、しかもその言葉に書きながら既に振り回されてんのな。今日みたいな文体で書かれた文章は肩の力が抜けてるときです。こういう風にいつも書けりゃ良いんだけど、そんときの気分にエライ左右されるんだよな。

俺は人に影響されやすいんで人に影響を受けたときに書いた文章は大概おかしなことになってるね。あと特定の誰かにどう思われてるか不安になってるときとかもおかしなことになる。そゆのがなくても考えすぎてるときも似たようなもんだな。

ちょっと前まで『自分探し』みたいな文章をすげー書いてたけど、あれも今となっては既に過去の文章で『あー。こんときはこんな気分だったのね』みたいに他人事のようになってる部分があるよ。さすがに自分にとって意味の無い文章だとは思わないけど、なんつーか『また考えすぎてるよ。あはは。』みたいな感じで自分で自分が滑稽つうか。けどウソの言葉じゃないのは確か。そん時は確かにそう真剣に考えてたわけで。そゆのを冷静になり切れてないときに読み返しちゃうとそれにまた振り回されるわけだ。

まあ、そゆ風に自分が自分に振り回されるってのを繰り返した結果、どこに冷静な自分がいるかが見えてくる部分もあるっちゃーあるけどさ。自分が書いた文章に振り回されたり、気分に任せて書いてる為に一貫性に欠けてたり、文体に統一性がなかったり、方向性に統一性がなかったりするの全部を含めてそれ自体がこのサイトの方向性だと思ってる部分があるから、まー良いんじゃねーのかなー、くらいに思って結局大きな変化をしないままずっとやってるわけなんだけどさ。

こんな風にしよう、って変に力んで狙っても寒いだけなんだよな。気分に任せて書いた文章もそれはそれで後で見ると寒いんだけど、その中から『こういう気分の時はこういうコト考えちゃう自分』ってのが見えてきてある意味面白いから、俺としては後者の寒さってのはアリなのよね。だからこのサイトはこんなに続いてんだよね。

なんかここんとこ考えすぎてちょっと反動が来たのかもしんねーな。肩がこったよ肩が。実際問題いっくら考えてもさ。自分の価値基準に正直に振舞って、その都度目の前に差し出される選択肢を自分が納得できる方向で選んでいくしかねーんだよな。結局そこに行き着いちゃうっつうか。あったりまえなんだよね。

人の考えてることをいくら勘ぐっても結局それに振り回されるだけだし、それについて考えすぎてもまた自分で自分を振り回しちゃうだけでおかしなことになってくる原因になる。自分がどう思われてるのか心配したところでそれを決めるのは相手だからさー。

考えすぎて『うああああ』ってなった後って突然開き直ったようになることがあるんだよね。今がそれ。この状態の自分って結構好きかも。文章としての整然さはまるっきり無くなる代わりに張りが出る感じがするんだよな。それが最初に書いた『自分にぶん殴られた』というコトのニュアンスなんかな。

まーいいや。どーでもいいや。



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■2004/09/08 [ Wed ] - 告白します。書いた後に手首切ります。
ウイッス。俺だっつうの俺。

『マダファカ!!!』閉鎖中にやってた『じんおも。』から、自分の中でヒートアップしているコンプレックスを乗り越えよう大作戦も終盤(って何を基準に終盤なんだかは俺も知らない)になってまいりました。復活後は300人以上が見てるのに自分のツラを晒しちゃったり、ハゲだと自分で言っちゃったりしてますが、それこそがコンプレックスを乗り越えよう大作戦なんですよ。

コンプレックスってのは一度思い切って晒しちまえば結構笑い飛ばせるもんで、それをキッカケとして嫌いが好きになるまでに至らなくても、少なくとも『気にならなくなる』のは確かなんだよね。俺は今までそうやって自分の言動や思考の流れを邪魔する厄介なコンプレックスってヤツをいくつか乗り越えてきました。自分が持ってるコンプレックスっつーのは意外と他の人から見ると大したことが無いモノだったりすることが多くて、ソレが原因で相手が自分を見る目がガラリと変わってしまうってことはあんまりないんだよな。

むしろ相手からしてみると気を使う要素がひとつ減るために、変な目で見られるどころか関係が円滑になっちゃったりすることすらあるものね。ほら。ハゲの場合なんか分かりやすい例の一つだろ(あ、俺もか)。カツラの人やバーコードにして誤魔化すのに必死な人ってのはすっげー気を使われるんだよな。で、本人のいないところで『あ、あの人ヅラじゃねー?』とか言われちゃうわけだ。本人がいるところでは髪の話題はタブー、みたいに周囲に気を使わせてしまうんだよな。それってやっぱ確実に人間関係を損してる。だからコンプレックスなんか自分から曝け出しちまえばスッキリするコトが多いんだ。

俺が以前書いた改造人間テキストも実はそのひとつ。以前の俺はありえないほどこのコトを気にしてて、本当に7年間家族以外には誰にも言わなかった。けどネタにしたとたんに自分の中で『オイシイ経験談』に完全に切り替わった。今はあのエピソードには気に病む要素が全く無いです。

ツラを晒したのも同じ。俺は自分の見た目に非常に自信が無かった。けど300人の人の前でツラを晒しちまったことでそれが急に自信満々に・・・・・なるわけはないけど、少なくとも以前よりは自分の行動を制限する要素としての度合いは減った。うん。確実に減ったよ。それが普段の生活にも現れ始めていて、人見知り度がかなり下がったと思うよ。

冗談抜きで、以前はマックなんかの若い女の子の店員と話すときとか緊張したりしてたんだけど今はもうそれがないんですよね。その変化には少し経ってから気づいて自分でも『あれ?』って思った。それだけじゃなく、仕事中に現場の近所の人にいきなり話しかけられたりした場合もおんなじで、いきなり声をかけられても全然普通に話せるようになってんのよ。これってツラを晒したのとは関係が無さそうだけど、実は凄くある気がしてます。

『自分のツラが過剰に嫌い』 → 『過剰に引け目を感じている』 → 『人と接するときになんか腰が引ける』、という流れだと思われます。これは見た目だけでなく内面的な『自分嫌い』の要素にも繋がってるから、少しだけ自分嫌いが直ってきてるんだよね今。コンプレックスというのは、やっぱり自分自身の行動に大きな影響を与えていて、何かしらの足枷になっちゃうことが多いんだよな。だから少ない方が絶対いいもんだと思ってます俺は。

コンプレックスってのはホント、本人にしか分からない重たいモノなんですよ。他の人から見れば別に大したもんじゃない。そゆのは意外とみんな理解してるから、自分自身のそのコンプレックスを誰かに冗談っぽく触れられるのをすげー恐れてるんだよな。他の人は大したことじゃないんだろうなと思ってるから、当然気楽にそれについて触れちゃったりする可能性が常にあって、けど自分的にはただ事じゃなくて。だから、とにかくそのコンプレックスに触れられないように壁を作るんだな。それが自分を色々と制限したり制約したりするんだ。

で、前置きが長すぎなんだけどこっからが本題。

このサイトを長く見ていている人は何かに気づかないかな? これだけ何でも書いちゃうサイトであるにも関わらずひとつだけ不自然なまでに触れられていない話題があるんですよ。全くと言って良いほど無いんですよ、『それ』が。もう気づいた人もいるかもしれないね。

恋愛の話題が殆ど無いんですこのサイトには。

その事実が俺の大きなコンプレックスのひとつに密接に関係していて、ネット上で今までそれについて正直に語ったことは一度もありません。俺にとってはそれほど引っかかってることなんです。本当に心から恥ずかしくて、情けなくて、自分嫌いの原因のひとつになってるんです。もうね。ホント、どうしようもないくらい気にしてるコトなんです。それを乗り越えようかなと今決意したところなんです。で、これを書いてるの。実際書いてもさらに凹むだけかもしれないけどさ。もういいや。書く。

それはね。

俺はいい年して、今まで好きな女性と付き合ったことがないんです。

そして、愛の無いセックスはしたことがあるけど、愛のあるセックスは一度もしたことがありません。告白したことはあるし、好きなコとデートしたこともあるけど、体の関係まで至ったことは一度も無く、告白が受け入れられたことが一回も無いんです。とにかく、今まで恋愛に対して行った努力が実ったことが一度も無い。だから愛のあるセックスを知らないんですよ。だから書けないんです。恋愛に関する文章が。

ただ単に知らないから書けないのならまだ良いけど、その事実をとてつもなくコンプレックスに思っているから恋愛関連の文章書くのは非常に苦痛なんです。本当に恥ずかしくて情けなくてどうしようもないんです。もう時間は戻らないから、若き日に良い恋愛をするということは今から取り戻すことは出来ない。これから先、しかない。その事実が物凄く恥ずかしいんです。

だから他人の書いた恋愛話を読むのも結構つらい。『俺には何も無い』って思っちゃうから。過ぎ去った若き日に経験していなくちゃいけないことを経験出来なかったコトが物凄く恥ずかしくて情けない。だってもう戻れないんだよ? 色々あり過ぎて書けないってのなんかより、無さ過ぎて書けないって本当に情けない気分になるんですよ。

中学生の時はね。全く持って女性と付き合うとかいう考えが無かったから、全然何にも意識しないで女の子と話が出来た。けど、高校生になって過剰に『彼女が欲しい!彼女が欲しい!』ってなって、話したことも無いほかのクラスのコに告白して三回くらい振られました。あたりまえだっつうの。その辺からおかしな感じになってきて、女の子と話すときになんか違和感というか、ぎこち無さを感じるようになったんだよね。

で、その後、仲良しグループのひとりの女の子を好きになった。凄く好きだったんだけど、そのコには結局告白しないまま卒業しちゃった。普通に友達のままでした。卒業後もみんなで集まったときに会ったりしたけど、もうさすがにそこまでくると告白する気にもなれないよね。つうか、そのコは同じ仲良しグループのひとりと卒業後に付き合ったんで、言うも何もない状況だったんだけど。

で、大学。大学ではサークル関係の女の子何人かに告白したけどやっぱ全部ダメでした。中に一人だけ俺のほうを向いてくれたコがいたんだけど、告白するか!って思った時に友達に『もうちょっと待った方がいいんじゃね?』って言われて、待っちゃったんだよね。そしたら振られた。

俺が躊躇ってる間に昔の彼氏から連絡が来てそっちに意識が行ったんだってさ。じゃあ、なんでそのコが俺の方を向いていたのを俺が知ってるかっつうと、そのコの友達の女の子が俺の親友に後日談として『あの時、あのコはアイバくんと付き合ってもいいかな〜とか言ってたんだよ〜』って話したらしいんだよね。それが俺の耳に後になってから入ってきたと。

で、大学卒業後。好きな人すら出来ないままずっと来てしまったんだよね。以上のようになにやってもダメ、みたいな意識が出来ちゃって完全に諦めちゃったんだよ。『恋って? 恋愛って? なにそれ? 美味いの?』っていう状態ですよ。卒業後は全く何にも無い。しようともしてない。もう完全に俺には恋愛は出来ない、俺を好きになってくれるコなんかいない、って卑屈になっちゃってね。

これは俺がやたら人の顔色を伺ってしまうようになったのにもかなり関係してる。特に女性と話をするときにはいっつも恐れてる。どう思われてるのかすっげー怖い。ビクビクしてる。で、今、もし好きな人が出来たらきっとすげー焦る。自分を制御できないくらい焦るよ。

大学卒業後に何度か、恋愛感情の存在しない女性が俺の家に来て泊まったということがあったんだけどさ。そのとき『やりたい!』って思う自分がいる中で、愛の無いセックスじゃ意味が無いなぁって思う自分もいて、寸前で結局手を出せなかったってことがあったんです。同じベッドで寝たのに。朝まで一緒にいたのに。

だからさ。好きな人が出来たら、愛のあるセックスに憧れのある俺は、すっげー焦ると思うんです。単にセックスがしたくて焦るんじゃなく、好きな人としたいって思うから焦るんです。そして、好き同士で付き合いたいって凄く強く望んでて、やっと好きな人が見つかったのにまた!またダメなのか!!って死ぬほど焦ってしまうと思うんです。そしてまた何かおかしなコトになって自分らしさを見失って、上手くいなかなくなってしまいそうですげー怖い。

『怖い』。本当にそんな感覚なんですよ。

こんなコトを書いたらキモいって思われるかもしれないし、呆れられるかもしれないけど、俺にとっては大問題で、自分嫌いの大きな原因のひとつ・・・・というか、これが根本的な原因なのかもしれないってくらい大きなコンプレックスなんですよ。これをここに書いたところで乗り切れるかどうかわからないけど、ここを乗り切らないともうずっと悪循環で、一生上手くいかない気がするからあえて書いてみた。

ふう・・・。

まーそんな感じで。ちょっとスッキリした・・・かな。

もーいいや。どうでもいい。

とんでもなくぶっちゃけ話っすよこれ。

ハハハハハハ・・・・。



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