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ギャルゲゲ

デジタルアンジュ 電脳天使SS
徳間インターメディア(SEGA SATURN)
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 ■REVIEW



チョットだけ誉めて。このパッケージをレジに持って行った勇気をチョットだけ誉めて。頼む。だってギャルゲーってどういうモノなのかやってみなくちゃわかんねーじゃん。悪かったよ。俺が悪かったよ。オタクめ!って言えよ。言うが良いさ。俺はギャルゲーをやってるんだよ。あ? 言い訳はそれぐらいにして、本題に入りましょう。


これはどうやらアドベンチャーゲームのようです。ゲームをはじめると突然テレビのモニターのグラフィックが画面いっぱいに表示されます。どうやらこれは、ゲームの中の主人公(俺)もテレビのモニターを見ているって設定のようです。そこにピンク色の髪の女が突然表示されました。なんだこのアナーキーな女は。


『はじめましてぇ〜』


『ごめんなさい。』


『驚かせちゃいました?』


『うふふふ。』


『ワタシはベルと言います。』


ひゃあ。もしかして。





俺に言ってるんですか?




やっぱりダメです。俺には出来ませんこれ。ホントごめんなさい。


白目をむきながらサターンの電源に手を伸ばした瞬間。





『あ、お願いですから電源はこのまま切らないでください。』





お見通しなのかーーーーーーー!?





動揺した俺は電源を切れないまま、何故か薄笑いを浮かべていました。すごいぞこれは。俺の気持ちを読んだぞ。大きく深呼吸し、気を落ち着かせ、やはりプレイを続行する決意をしました。しかし、スゴイタイミングで絶妙のセリフを言うように作ってあるなオイ。


『突然なんですけど・・・』


『アンケートにご協力していただけますか?』


そしてイエスとノーの選択肢が出ました。





もちろんノーです。




俺はアンケートの類が大嫌いなのです。池袋などで『アンケートお願いしまーす』言って近づいてくる挙動不審の連中は一回死ぬといいよ(つーか、あの池袋のアンケート軍団は総じて様子がおかしいヤツばかりだけれどあれって一体何のアンケートなんだ?)。




するとがっかりして去って行きました。アナーキー女が。しかしその直後。


『あら?またここにアクセスしちゃったの?』


『お兄さん、お願いします』


『どうかアンケートにご協力してください』


『これがきっと、最後のチャンスですよ』


そして選択肢が。


だからノーだってば。イヤなもんはイヤなのっ。どーせ宗教とかに入れようって腹だろ? 騙されないぞ。するとまたがっかりして去って行いきました。でもまたすぐ現れたので仕方が無いのでアンケートに答えることにします。答えるまで永遠に繰り返されるような気がしたので。選択肢のイエスを選ぶと名前を尋ねてきます。そして名前入力画面へ。


すかさずAボタン連打。





俺の名前は『ああああ』さん。




その後も生年月日などを尋ねられたのでAボタン連打で華麗にかわす俺。スゴイぞ俺。次はいよいよアンケートです。7つの質問があるとの事です。


『他人にやさしくする事は難しいですか?』


チョー難しいよ。自分大好き! なのでイエス。


『他人の事で泣いた事がありますか?』


他人のためにはもったいなくて涙なんか流せません。なのでノー。


『現在、ご自分よりも大切な女性の方がいらっしゃいますか?』


イエス。いないけど見栄を張りました。ちょっと死にたくなりました。


『一日一善を出来ればしたいと思います?』


出来ればしたくないので、ノー。


『食物連鎖や必要悪の事を考えた事がありますか?』


何ですかそれ。むつかしいことはわかりませーん。九九なら分かるよ? ノー。


『愛は武器や兵器よりも強いと思いますか?』


強いわけないです。現実を見ねば。ノー。


『未来は自分の存在によって変化すると思いますか?』


俺は身のほどを知っています。ノー。


以上でアンケート終了。なんかすげえイヤな顔されました。本当にこの人で良いのか?とか言ってやがります。 どうしてですか。さっぱり理由がわかりません。このあと話が進み始めて、本格的にプレイが出来るようになります。アンケートによって俺がなんかに選ばれたようです。なにか協力させられるようです。このアナーキー女は自分は天使だとかほざいています。この後果たしてどんな冒険が待っているのでしょうか。





すいません。心底どうでもいいです。
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