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WONDER BOY モンスターランド [ ARCADE ]
SEGA、WESTONE [1987 ] |
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■STORY概要 |
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悪いドラゴンを倒しに行くのが目的。詳しくは調査中。
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■GAME SYSTEM概要 |
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8方向レバーに加え、『攻撃』、『ジャンプ』の2ボタンで操作を行う。剣は基本的に中ボスを倒すことによって新たなモノを手に入れていくが、鎧、ブーツ、盾はお金をためてショップで購入する。それらの集め方がこのゲームの肝となっている。お金は敵を倒すと出る他、隠しコインも存在し、それらを知っているか知らないかで全くゲームの難易度が変わってくる。魔法などのアイテムもありレバーを上に入れることで出すので慣れないと暴発する。
ゲームシステム詳細はこちら。 |
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■REVIEW |
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俺の中で『ファンタジーゾーン』と同じくらい思い入れの深いゲームがこれ。本作はジャンプアクションの名作『ワンダーボーイ』の続編として発売されましたが、前作から引き継いだのはサブタイトルだけでゲーム内容は全くの別物です。前作の要素を踏襲した部分というのは皆無。
本作はアクションゲームであることには変わりがありませんが、ジャンプアクションではなくRPG風のアクションとなっています。なのでこれはこれで単独のゲームってことでいいんじゃないかしら。
全11ラウンドをクリアするまでのプレイ時間が結構長めなのでお金の無かった中学生時代は50円で長く遊べるためにかなりやってました。クリアも結構余裕でしてました。俺は元々ゲームがあまり巧くないのですが、そんな俺でも攻略法を友達に教えてもらっただけでかなり短期間でクリア出来るようになりました。
クリアまでのプレイ時間は多分1時間弱くらいかな。そんなにはかからないかな? でも30分以上は確実にかかります。客の回転率の速さを重視した今のアーケードゲームでは考えられない長さですよね。
で、このゲームは攻略法を知っていればすぐにクリア出来ます。後半のラウンドは少し練習が必要ですが、それでも絶望的な難しさを感じるとことは殆どありません。ただ、攻略法を全く知らないとクリアするのには結構な試行錯誤が必要になってしまうでしょうけどね。
モンスターランドはかなり抑え目の難易度であるわりに、ゲームを進める上で知っているべきことややるべきことがとても多くマニアックな面もあるにはあります。でも稼動当時は口コミでその情報はかなり広まっていたので友達に教えてらう機会は沢山ありました。
だから多くの人がプレイするたびにエンディングを見てましたね。一回誰かが筐体に座るとクリアするまで開かないというのが当たり前で、素晴らしく客の回転率が悪かったのでゲーセン側にはとてつもなく迷惑なゲームだったでしょうねー。人気があるのに置いておいても全然稼げないのね。
RPGの要素を入れてゲームを作ると、プレイヤーに『少しずつ成長する』という感覚を与えないといけないわけですから、当然それなりのプレイ時間が必要なんですよね。だからスタート時の主人公はとても貧弱です。短い剣とパンツ一丁で世界の平和を脅かすドラゴン討伐の旅に出るのです。スタート時の主人公の姿は『やる気あるのか』っつう感じですが、最初が貧弱なだけにゲームを進めていく内に装備を整えて強くなっていく様がなんとも嬉しくて楽しいのです。
【もっとちゃんとした装備くれよな】
ゲームを進める上でポイントとなるのは『お金をためて強い武器や防具を買い集める』、『ラスボスを楽に倒すためのアイテムを「お使い」を繰り返して入手する』、『最終ラウンドでの迷路の道筋を覚えておく』の三つでしょう。それらは知らないとなかなかツライです。
しかし知っていれば簡単なのです。特に武器や防具をパワーアップしていくパターンさえしっかり憶えておけば圧倒的に攻略が楽になるし、予定通りに武器や防具を集めること自体もなかなか楽しいことなのでぜひマスターしたいところです。
そんなことから本作は完全に『憶えゲー』だと言えるのですが、やることが盛りだくさんで変化にとんだ展開が多く存在するのでパターンを憶えてからも何度も楽しめる息の長い作品に仕上がっていると思います。これは今からでもぜひとも遊んで欲しい超名作ゲームです。 |
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