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ゲーム

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タイトル

武蔵巌流記 [ NEO GEO ]
VISCO [ 1999 ]
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 ■STORY概要



うかばれぬ人々の国、黄泉。 そこには武蔵に敗れて死してなお昇華されぬ小次郎の魂があった。 小次郎は無念を晴らすため、武蔵の恋女房の「おつう」をさらってしまった。 武蔵は「おつう」を助けるべく小次郎の怨念を断ち切りに黄泉の国へ旅立つのだった。
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 ■GAME SYSTEM概要



準備中


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 ■REVIEW



これはアクションゲーム史にその名が刻まれた名作アクション。の真似をしたけどそれが全然実を結ばずにちっとも面白くならなかったアクションゲームです。マイキャラが攻撃する姿はあの名作『ストライダー飛竜』っぽい。っていうかそもそも全体のアクションもかなり『ストライダー飛竜』を意識して作ってるのは明らかです。全体の世界観はこれまた名作『影の伝説』あたりを意識したのでしょうか。

99年のゲームにしてはやたら地味でスーファミみたいなグラフィックが逆にゲームセンターで目を引き大きな話題になった、わけもなく普通に地味です。しかし見た目に反してやってみるとコレがとても面白い、わけでもなく普通に面白くないです。これを作った人たちははたして一生懸命作ったんでしょうか。そこはかとなくやる気の無さが漂っているんですが。でもこういうアクションゲームをゲームセンターでめっきり見なくなった稼動当時、個人的に妙に目に付いていたのは確かで、最初に見たときはそのゲームセンターにもレトロゲームコーナーが出来て俺の知らないレトロゲームが入荷したのかと思ったんですよね。

で、『このレゲー知らないぞ、ちょっと面白そうだぞ』と思ってしまったりなんかして。それからずっと頭に焼き付いていたんです。その時はやらなかったけど。で、大分時が流れてから実際にプレイしたわけなんですが、絶妙に面白くないんです。でも開発者のそこはかとないやる気の無さとダメさ加減が妙に気を引く絶妙さでなんだかんだ気に入ってプレイしてしまいました。ダメな感じが可愛くてしかたないっつうか。アクションゲームとしては難易度が抑え目でステージも五つとかなり少ないのでお手軽で良いんですよ。間違っても他人に薦めようとは思いませんけどね。

本作は良くも悪くも非常にネオジオらしいゲームと言えるのかも。コレといって独創的なアイディアがあるわけでもなく、特別面白いわけでもなく、だけど決定的にクソゲーとして片付けちゃうのはちょっと可哀想・・・・みたいな。ネオジオってそういう感じのゲームがホント多いんですよね。今となってはアーケードのゲームの質の高い移植版が6000円前後で買える時代になりましたが、ネオジオの創世記にはそんなことは考えられませんでした。だからこそ、ロムが死ぬほど高いけど家庭でゲームセンターのゲームがそのまま出来るんだから凄いんだぞ、という思い切った発想で生まれたネオジオは存在価値があったわけで。

でも、実際、最初の頃は(最後の方もか)ひとつのゲームに2万も3万も出して買うほど面白いゲームがあるわけじゃなかったから全然普及しませんでしたよね。それでも一部のマニアはそれに金を出していました。レトロゲームの基盤に何万もかけるような感覚に近かったんでしょうね。それほど凄いゲームじゃないのに、微妙な出来のゲームのライナップが妙にマニア心をくすぐるっつうかさ。何を言いたいかというと、このゲームもそれと同じようなオーラが出てるというのかな。見捨ててしまうのには可哀想だけど、名作とも言えない微妙な出来がなんかこう心の琴線に微妙に触れるという。

というわけで、基本的にこういう微妙なのが好きなんです俺。
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