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 ■[ Movies ] 2006/11/03 [ Fri ]



☆『DEATH NOTE -the last name-』
 2006年11月3日(金)全国ロードショー
 鑑賞日:2006/11/03
 観賞場所:T-JOY大泉(21:30の回 レイトショー)

デスノート the last name

非常に面白かったです。前半よりも原作のいい部分を上手に抽出してかなり巧みにまとめていたと思います。2時半近くの長い上映時間も気になることなく最後までまったく飽きずに見ることが出来ました。これはかなりの力作ではないでしょうか。

あまりにも酷いエキストラ達の演技は今回も同じなんだけど、それが気になるのは序盤だけで、そこを過ぎてしまえばほぼ主要人物だけで物語が進んでいくのであの酷い学芸会のようなエキストラ達の演技はほとんど姿を見せなくなる。だから前編よりもこの後編の方がずっと物語に集中出来ました。

さらに原作ではグダグダになっていた部分を上手に簡略化し、余計なものを取り払った上で重要な部分はうまいこと活かしていたのも良い。Lのキャラクターも原作よりキモイけど、これはこれでいい感じで再現していたし、ライトも前編よりも遥かに『らしさ』が出てたと思います。

そして何よりもラスト。ネタバレはしないけど、とにかく原作の数百倍はよかった。本当にウマいことまとめたなと思いました。原作でLが死んだ時点で、悪い意味で『えええ!?』と驚き、その後はかなりどうでも良くなってしまったけど、この映画ではそういう悪い驚きはなかった。これが最善の終わらせ方だと俺は思う。

先日テレビでやった前編を見て『まー悪くは無いよね』くらいに思った人はこの後編をぜひ見て欲しいです。あと原作のラストに納得できなかった人にも見て欲しい。見事に盛り上げてから終わらせてくれました。個人的にはかなり満足して劇場をあとにしました。

だからこそ逆にあの酷いエキストラたちの演技や、ところどころ垣間見える演出のツメの甘さが勿体無く感じちゃうんですけどね。まあそれはともかく、やっぱこのデスノートにおいて一番魅力的なキャラであるLが原作みたいな死に方しちゃダメだよ。この映画を見習って欲しいよなぁ。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2006/11/03 [ Fri ]



こんばんわ、映画とかをすげぇ集中して見ると終わった後著しく顔が脂ぎるアイバですけど。なんだこの脂は。火がつくよ火が。

それはともかく今日は和尚を連れてドッグランに行きました。そこでイロイロな可愛い犬と遭遇して楽しかったです。

まず、和尚にそっくりなフレンチブルドッグのウィリー。飼い主さんも自分の犬とそっくりな和尚を見て驚いていました。顔の白いラインが和尚と同じところにあるし、お腹の白い部分も同じでした。けど、和尚よりはるかに大人しく、名前を呼ぶとちゃんと走ってこっちにくるの。和尚は呼んでも無視しまくり。


ウィリー
↑そのウィリーくん。いや、ホント和尚にそっくり・・・。

あとこんなフレンチにも遭遇。俺にわーいって飛びついてきたよ。和尚よりも顔が大きくて丸々しているの。こいつホント可愛かった。この犬の飼い主のお姉さんもすげー可愛かった。後でケイコさんに『いやー可愛かったねー・・・・・飼い主のお姉さんが。』と言ったらしばらくブチブチ文句言われましたけど。

可愛いおねえさんの犬
俺を見上げるつぶらな瞳がたまらん・・・。このコの名前、聞くの忘れた。聞けばよかったなー。あ、あくまでもこのコの名前な。お姉さんの名前じゃなく。いやマジで。

さらに、犬種はよくわからないけど突然チョコチョコ近づいてきた彼。俺の足の間が気に入ったようで、俺の足の間に入るとそこにちょこんと座るの。で、俺がそこから少し移動して立ってるとまたテケテケと近づいてきて足の間に収まるの。なんだこいつ。死ぬほど可愛い。
収まる1
↑ こんな風。


収まる2
↑ この後、様子を見ていた飼い主さんが俺のところに来て『す、すいませんー』と謝りながら連れていっちゃった。俺的には可愛いから全然オッケーだったんだけどね。

やはりドッグランは楽しい。いろんな犬と戯れることが出来るし和尚も楽しそうだし、飼い主さんと交流できるのもうれしい。このほかにもケバいお姉さんが連れていた黒いパグとか馬みたいなデカイ犬とかイロイロいて本当に楽しかったです。
テーブル下


 ■[ Music ] 2006/11/13 [ Mon ]



☆Keane / Under the iron sea [ UK Rock ]
KEANE

非常に素晴らしい。

デビュー作である前作に勝るとも劣らない佳作です。各楽曲は基本的にどれもわかりやすく仕上げてあるのは前作同様。トラビスや初期のレディオヘッドなどに通じるメロディー志向はそのまま。

特別方向性が大きく変わったということもありません。だから方向性としての新鮮味や驚きはあまり感じませんが、より繊細さの増した楽曲はとても魅力的。

そしてなによりもメロディーが素晴らしい。強烈な個性を持ったバンドではないけれど、わかりやすく仕上げた各楽曲には必ずハっとするような印象的なメロディーが盛り込まれています。これだけ粒ぞろいなら文句の言いようが無い。

強烈な個性でインパクトを与えるタイプのバンドでない場合はやっぱりメロディーがどれだけ優れているかが勝負だけど、二作目でもそれをしっかり保っているのはメロディーメイカーとして高く評価出来るでしょう。方向性を大きく変えていないのにも関わらず『前作の焼き増し』的な印象を受けないのはそれだけメロディーの質が高いからだと思います。

このバンドには突拍子も無いことをやるよりもこのまま『インパクトよりもわかりやすい良いメロディーで勝負』という方向性を保って長く続けて欲しいですね。こういうバンドこそ長く愛されて欲しい。

これはオススメ。
テーブル下


 ■[ Movies ] 2006/11/21 [ Tue ]



☆『SAW3』 - 2006年11月18日(土)全国ロードショー
 鑑賞日:2006/11/18
 観賞場所:シネマサンシャイン 池袋(16:20の回)

SAW3

ソリッドシチュエーションスリラーと銘打って公開されヒットした映画の3作目。これはなかなか面白かったです。後付けで作られた3作目としてこの水準なら及第点でしょう。映画の続編はどんどんつまらなくなるコトが多い中、その事実は結構すごいことだと思います。

生きる事に感謝しない人間に生きる事の素晴らしさを理解させる為に苦痛を伴う死と隣り合わせのゲームを仕組み、対象に選ばれた人間を更生させようとするハタ迷惑な狂人『ジグゾウ』が今回も同様にある男にゲームを仕掛けます。

二作目ではそのゲーム感は薄れ、対象となった人たちがパニックを起こしながら自滅して行くという流れをメインにし、ラストだけは一作目で示したどんでん返しの待っている構成でまとめていました。

今回は一作目のゲーム性が少し違った形で復活。謎を解くというゲームではなく、テスト的なゲームになっています。『人を憎むことをやめ、赦し、そして誰かを救うために頑張れるかどうか』を試すというテストです。

交通事故で息子を亡くした為に生きることを大切にせず人生の貴重な時間を無駄に過ごし、加害者を憎み続ける男が『その事故の裁判で証言することを拒んだ目撃者の女』と『加害者に軽い刑しか与えなかった判事』、そしてその『加害者』を許せるかどうかを異常な状況で試されます。

目撃者の女は冷凍庫に裸で吊るされていて、男はそれを助けるかどうかの選択を迫られます。次にブタの死骸をグチャグチャに砕く機械の底に縛り付けられている判事を砕かれたブタの残骸に沈む前に助け出すかどうかの選択を迫られます(ウマく説明出来ん!)。さらには息子の事故の加害者が体中をねじり切られるような仕組みになっている機械に固定されているのを見せられ、男はそれを助けるかどうかの選択を迫られる・・・という流れで話が進みます。

つまり男が恨みを抱いている人々が死の寸前にいる状況を見せられ、それを見殺しにするか、それとも彼らを赦した上で助け出すかどうかを試されるわけです。

確かにそのテストを軸に話が進みますが、実はその周囲に肉付けされた部分の方が非常に強烈。というか実はそっちの方が話のメイン。今回、メインっぽく取り上げられている交通事故で息子を亡くした男がやらされるゲームは一番見せたい部分をくっつけるための単なる軸であり、メインテーマというのとはちょっと違う位置付けになっています。

一番見せたい部分というのはゲームが進行する中で描かれる犯人側の様子です。鑑賞していてかなり早い段階でオチはそっちの方にありそうな雰囲気を漂わせつつ物語が進んでいきます。そしてラストは畳み掛けるように一気に物語が加速。

犯人側の様子を描く為の単なる軸として存在しているように思えた交通事故で息子を亡くした男がやらされていたゲームと犯人側の様子を描いた部分が最後の最後で見事に絡み合い、同じところに着地して衝撃のラストを迎えます。そのラストの怒濤の展開はお見事。シリーズ三作品の中で一番凝った展開かもしれません。

ただ、本作は前二作を見ていることが前提として作られているので何の説明も無く過去のシリーズの場面がフラッシュバックしまくる。だから本作だけを単発で見ても意味不明の部分が多く、確実に面白さは伝わりません。そして、グロさは三作品の中で間違いなくダントツトップで、その上後味の悪さもダントツトップなのでグロ描写や後味の悪いラストが苦手な人は見ないほうが身のためかもしれませんね。

けど、好みは別として映画としての完成度はかなり高いと思います。

4が作られるっていう噂はホントなの?
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2006/11/24 [ Fri ]



ういっす。雑記は書くの久しぶりっす。

なんだか最近は以前のように俺のひととなりをダイレクトに出すような文章を書きまくることが無くなってきました。明確にもっともらしい理由があるわけじゃ無く何となく書かなくなっただけなのかなとちょっと考えてみたんだけどもね。基本的に書きたいことは全部書くという方針でやってるから抑えているわけじゃないんですけどね。

書きなぐって頭の中を整理するということを以前はよくやってたけど、最近は割りと自分の中で目指す方向というか、『こういう風になりたい』とか『自分のこういうところが良くない』とかいうのが整理出来てるから書きなぐるまでも無いってことなのかな。

やるべきこととか、守るべきものとか、目指したいことなんかがあるにはあるけど頭の中で悶々と考えるだけでちっとも具現化しないしそれに向かって前進出来ない、自分がそれに向き合えてないって時は、やっぱここに書く文章がやたらと増えてた気がする。そんな状態が何年も続いていたんだろうね。

もっと言えば、何も行動に移せていない事実や何も前進出来ていない事実を自分でわかっていて、せめて考えていることを文章という形に残し、それを他人に見せることによって、せめて『何も考えていないわけじゃないんだ』というのを誰かにわかってほしかったのかもしれないな。行動できない自分をそうやって誤魔化していた部分があったというかさ。

そんな時の文章は正直自分で見ると痛いんだけど、皮肉なことに割と見てくれる人や反応してくれる人は今よりずっと多かった。ネット上で余計なことに毒ついてトラブルになったりもしたし、今よりもずっと話題性は高かったんだろうね。なんというか、不安定で混乱していて危うい感じの方が人の興味を惹くんだと思うよ。

音楽で言うとロックなんかもそうだよね。健康的で明るく楽しいだけのロックよりも不安定で危うさのあるロックの方がずっとずっとカリスマ的な人気を得たりするもんね。作り手の精神状態とか生活環境がある程度安定していて、本人にとっては『良い状態』と言える状態で作られたものは文章にしても音楽にしても面白みに欠けてしまう傾向にあって、逆に不安定で危うい時は何か興味を惹くモノが出来るのかもしれないね。

そう考えると昔のこのサイトのそれなりの人気ってのは、なんとも微妙というかなんというか、今思うと複雑な気持ちになるよ。とりあえずマイペースで続けていくつもりだけどね。

・・・・つーか今日はこんなことを書くつもりでHPビルダーを立ち上げたんじゃなかったんだった。家の愛犬和尚がもう少しで1歳になるから誕生日のお祝いに服を買って着せたんだけどそれが非常に可愛かった!というのを書こうとして画像まで用意したのに何故か全然違うことを書いてしまった。とりあえずその和尚の画像を載せとこう。微妙に服が似合わないのが可愛くて仕方ない。


和尚
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 ■[ Column ] 2006/11/27 [ Mon ] - 出来が上がってしまった人



『あいつはこうだからダメだ』。

と少ない要素から他人を簡単に断罪し、人としてすべてを否定してしまう人がいるけれど、俺はそういう人こそダメな場合が多いと感じる。そういう人はとても自我が強いことが多いので様々な事柄において『言い切る』ということをする。

それは一見しっかりと自分の考えを持っているかのように見えるが、もう少し目を凝らして周囲を見渡してみると実は必ずしもそうではないような気がしてくる。

ある人が『これはこうだ!』、『それはダメだ!』、などと自信を持って言い切っていて、それを聞かされいる人がそれに頷いたり、黙ってしまったりしている状況は、果たして単純に見たままだと考えていいのか。頷いているのは果たして言われたことに納得しているからなのか。黙っているのは言い返す余地が無いからなのか。

実はそうじゃないことも決して少なくないんじゃないの?

自我が強く人の話を聞かないあんたと言い合うのが面倒くせぇから相手が仕方なく折れているんじゃないの? 同じ土俵に上がる気が無いからスカされてんじゃないの?

それに気づかず『相手を言い負かせた』と思い込む。それに気づかず『その素晴らしい正論に相手が反論の余地を見つけられない無い』と思い込む。それに気づかず『その素晴らしい正論に相手が納得している』と思い込む。そしてご満悦。俺ってすげぇ自分をしっかり持ってるって大満足。

実のところそういう人ってとても多いと感じる今日この頃。悪い意味で『出来上がってしまった人々』をかわしながら、そして心の中では失笑しながら人々は日々を過ごしていたりする。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2006/11/28 [ Tue ]



と、言うわけでね(何が?)、こんばんわ。

結構前からPSPのグラディウスIIをやってます。買ってからしばらくやってなかったんだけど、ふとやり始めたらハマりまくってしまいました。この年代のゲームはリアルタイムでやったことはあるけど触りだけやってみたら難しくてやりたいのになかなか本格的には手を出せない・・・という感じでやりそこなったゲームが沢山あります。

あと、ある程度やっていたけど途中で他のゲームもやりたくなってイロイロ手を出しているうちにちゃんとウマくなる前に投げ出しちゃったりとかも結構多い。飽きっぽい上に、イロイロやりたいってすぐ欲張るような集中力に欠ける子供だったもんで。

それでそういう風に後悔の残る形でやりこみ損ねたゲームを、子供の頃よりは集中力がついた大人になってからやろうというキャンペーンが俺の中で盛り上がってきているのです。だから俺が買うゲームはどれもこれもあのレトロゲームを完全移植!というパッケージモノばっかり。

そんでとりあえずグラディウスIIをやってるんだけども、本当に面白い。まだまだヘタクソなのでやっと5面のモアイ面までノーミスで進めるようになったばかり。グラディウスの1作目はサターンのデラックスパックでやっていた時期があってね。それでもモアイ面が苦手で、そこを超えると一気に6,7面くらいまで行けるんだけど、結局まだ1作目もクリアしたことなかったりします。マジ下手なんですゲーム。

今回は結構地道に遊んでるからきっとクリア出来るようになると信じつつ遊んでます。携帯ゲームってのが良いんだよな。パっとはじめてパっと終われるからさ。いやー、80年代中盤から90年代初頭くらいまでのゲームって本当に好きです。けど、ネットでイロイロレトロゲームのサイトを見てまわるとゲームがうまい人っていっぱいいるんだねぇ。グラディウスなんか何周も出来るってのが当たり前な感じだもんね。

と、珍しくゲームサイトっぽい話題を書いてみた今日この頃。
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 ■[ 雑記 ] 2006/11/28 [ Tue ]



そんな訳でね(何が?)、こんばんわ。

さっき風呂に入ってキンタマを洗っていたらタマ袋の裏側の陰毛が無くなっていてやたら袋がツルツルしていることに気がついて『ひゃあ』と悲鳴をあげたら風呂の外にいたケイコさんにビックリされました。いやだってツルツルなんだもん。

なんだろう。いつ抜けたんだろう。寝ている間に無意識にブチブチ抜いたのだろうか。だって昨日までは触ると毛がワサワサしてたもん。なんだろう。なんだろう。俺のタマ袋の毛は一体どこに。
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  2006年11月



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