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 ■[ Games ] 2006/03/12 [ Sun ]



☆SEGA AGES 2500シリーズ Vol.25
 ガンスターヒーローズ 〜トレジャーボックス〜 [ PS2 ]

ガンスターヒーローズ

地元のゲーム屋で発売日に買おうとして売り切れていてネットでも一回注文し損ねてからやっと購入に成功。待ちに待ってたトレジャーというゲームメーカーがメガドライブや32Xで発売したゲームを集めたカップリング企画。トレジャーの古き良き時代の2Dアクションが三本収められています。どれも名作揃いで2500円とは感動的。

タイトルの示すとおりメインはトレジャーがメガドライブで発売した伝説的な名作アクション『ガンスターヒーローズ』です。ガンスターはワラワラと沸いてくる敵キャラ達を豪快にガシガシやっつけながら進む古典的なアクションゲームです。シンプルな操作で気持ちよく動き回れる爽快感は本作の大きな魅力です。

基本はショットでの攻撃ですが、それに加えて敵を一気に蹴散らすスライディング攻撃やとび蹴り、そして投げなど意外と色々なことが出来ます。その中でも一番の魅力は投げの存在。敵の群れに飛び込んでいってガンガン敵を投げ飛ばせるのがとにかく気持ちいい。キーレスポンスが凄く良いので本当に楽しく暴れまわれます。

そして絶妙なゲームバランスは奇跡的。最初は進めそうで進めない微妙な感触なのだけれど、何度か練習すれば必ず先に進めるようになります。何度やっても同じところで理不尽にゲームオーバー、なんてことはあまりなくやればやるほど上手くなる自分を実感できる。本当に素晴らしいゲームバランスです。随分古いゲームだけれどいまやってもベラボウに面白い。

ガンスター以外の二本も素晴らしいゲームです。メチャメチャ難しいけどカルト的な人気を誇るエイリアンソルジャー。可愛らしいキャラクターが印象的なダイナマイトヘッディー。どちらも今からでもプレイする価値のある名作アクションです。

3Dの派手なゲームも良いけどこういうのも無くならないで欲しいなぁ。

■追記
 本作には他にも隠しタイトルが収録されています。
 ・ゲームギア版ガンスターヒーローズ
 ・ゲームギア版ダイナマイトヘッディー
 ・マスターシステム版ダイナマイトヘッディー
 ・プロトタイプ版ガンスターヒーローズ
以上は裏技にてプレイが出来るようになります。詳しくはオフィシャルサイト内のシークレットをご覧ください。
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 ■[ Games ] 2006/03/13 [ Mon ]



☆ニンテンドーDS LITE
DS LITE

ぬおおおおおおお。今日、凄く偶然ニンテンドーDS LITEを手に入れました。ヤフオクでは30000円くらいで取引されている超品薄商品なのに! 実はね。明日ホワイトデーじゃん。ケイコさんになんかプレゼントしたいなーと思ってたのね。

当初はずっと前から欲しがってたルコックの赤い靴を買ってあげようと思ってたんだけど先日一緒に吉祥寺へ行ったときにそれを発見してしまい、なんとケイコさんは自分で買っちまいやがんの。それでプレゼントの当てがなくなっちゃって困ってました。

んで、ホワイトデーは明日なので今日仕事の帰りに買って帰らないと間に合わないなーと思って池袋に行きました。最初はP’パルコで時計を見たんだけど全部定価で売ってたのですぐ横のビックカメラを覗いてみようと急いで移動。その時点でもう20時40分くらいだったからすげー慌てたよ。

そしたらさ。『DSライトが緊急入荷いたしましたー!』って店員さんが叫んでました。それを聞いた瞬間にプレゼントは時計からDSライトに即変更。かなり前からケイコさんはDSライトを欲しがっていて、ネットでの予約にチャンレンジしたり、出かけるとゲーム屋を覗いたりしてました。けど全然買える気配が無くて完全に諦めてたのね。売ってるなら買うしかないだろ!

何の躊躇も無く列に並びカードでサクっと購入。すげー。こんなに早く手に入った。ケイコさんが喜ぶ姿が目に浮かぶぜーと興奮でかなり震えたよ。そんなわけでアイスブルーのDSライトが我が家にやってきました。明日からケイコさんはこれでどうぶつの森をやることでしょう。

でね。実際動かしてみたら画面の見やすさに驚きまくり。すっげー明るくてクッキリハッキリ。旧モデルもゲームボーイアドバンスに比べたら充分見やすかったけどそれどころの騒ぎじゃないですコレ。メチャメチャ見やすい。小さくなってデザインも洗練されて、それだけじゃなく画面の綺麗さも格段にアップ。これは本当に素晴らしい! ますます売れるぞこりゃ。

そしてケイコさんがこれまで使ってたDSの旧モデルは俺のモノに・・・フフフフフフフフ。けどさー。



旧モデル

よりによってピンクなんだよねー。
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 ■[ Games ] 2006/04/02 [ Sun ]



☆グラディウス・ポータブル [ PSP ]
グラディウスポータブル

先日勢いでPSPのギガパック(白)を買いました。PSPで魔界村の純粋な新作が出ることを知って以来それがどうしてもやりたくていづれPSPも買わねばと思っていたところ、今テレビでやってるPSPの大人ターゲットのCMをケイコさんと一緒に見て(きれいな女性がお家でPSPを活用してるトコを描いたヤツ)、見事に煽られて買ってしまいました。

それと同時に魔界村の新作と同様にほしいなあと思っていたグラディウス・ポータブルも買いました。魔界村は今の時点ではまだ発売されてないからね。あー早くやりたい。まだ発売日などは未定のままなのだけど本当に出るんだろーな。ちょっと心配。

それはともかくとして本題に。

このグラディウス・ポータブルはグラディウスシリーズのI、II、III、IV、外伝の5タイトルが収められいる豪華パック。これは本当に豪華でうれしい。過去にプレステとセガサータンでもデラックスパックシリーズとして発売されたし、IIIとIVが合さったモノもPS2で出ているけど5タイトルもまとまってるのはこれがはじめてなのでとてもうれしいです。

最初は、どうせならPS2の方で沙羅曼蛇二作や他の機種で出たモノまでもまとめてガッツリとか出来なかったのかなーとか思っていたけど、実際に手にしてみると本作のように携帯ゲームとしての発売の方がちょっとした時間に気楽に遊べてかえって良いかもと思うようになりました。しかもこのレベルの再現度で遊べるなら5タイトルでも大満足。技術も進歩したんだねぇ。

個人的に思い入れのあるタイトルは一作目だけです。一作目はガキのころにファミコン版ではじめて遊んでとても感動したのをよく覚えています。アーケードからのファミコン移植ゲームとしてはかなり上手に移植した部類に入ると思う。

アーケード版では長くのびて見た目は美しく威力はすばらしいレーザーがファミコン版では短い細切れのレーザー風ショットになってしまったとか、オプションが二個しかつかないとか色々あるけど当時の家庭用ハードの性能を考えれば仕方ないしファミコンであれだけ再現できていたなら見事なものでしょう。

とか言いつつグラディウスのファミコン版は結局自分で買うことはありませんでした。友達に借りたり友達の家に遊びに行ったときに遊ばせてもらったりしただけでした(今は大学時代に友達から貰って持ってますけど)。

アーケード版を遊んだのはたぶん中学生になってからですね。少し前のゲームもしぶとくおいていたゲーセンが近所にあって、グラディウスもその中のひとつでした。そこで何度か遊んでファミコン版との違いに驚いたものでした。

処理能力の関係で玉数や敵数が減っていたファミコン版はとても簡単だったことにも気づかされました。アーケード版の方が遥かに難しい。もともとゲームが下手な子供だったので(今もだけど)、やりたい気持ちがありつつもあまりプレイすることはありませんでした。当時は誰かが台に座ると一周目を当たり前のようにクリアしてたので何となく手を出せなかったんですよね。

過去に書いたその時代のゲーム関連記事でも何度も触れているけど俺にはそういうやりたいけど手を出せなかった『憧れのアーケードゲーム』というのが多数存在します。魔界村もそうだし、ゼビウスもそう、奇々怪界もう。そしてこのグラディウスもそうでした。グラディウスに関してはグラディウスIIも同様でしたね。

ファミコン版で結構遊んでいた一作目に対してIIの方はファミコン版でもやらなかったのでゲーセンで見かけてもほとんど手を出せませんでした。たまーにやってみると一面すらも覚束ない有様でした。一面からドラゴンと太陽みたいのがいっぱいでうわー狭い!ドカーンって感じで。運よくボスまでいけてもボスで終わってました。

そして家庭用としてクオリティーの高い移植版が出せる時代になった今だからこそ、親にねだらなくても自分でゲームが買える大人になった今だからこそグラディウスなんです!!(大げさ)しかもこの移植度の高さ。相当やりこんだ人から見ればやっぱり色々違いがあるのかもしれないけど俺にはそこまでわかんないしこれで満足です。PSPの画面にあわせてズーム出来たりオリジナルよりちょっと画面を広くしたり好きな画面で遊べるのもナイス。

というわけで買ってきてから今はチマチマ一作目ばかり遊んでます。実は過去にセガサターンのデラックスパックでも結構やっててさ。難易度ノーマルで一周目の最終面までノーミスで行ったことがあるんだけど序盤であわててミスってクリアは出来ませんでした。そのまま何となくやらなくなっちゃったので、気楽に出来るPSP版でクリアを目指そうと目論んでいるところです。あとついでにIIとかその他も上手くなれればいいなーとか思いつつ。

因みに本作ではデフォルトの設定だと難易度がeasyになってます。俺は最初はそれに気づかずにやってて『思ってたより簡単だぜ』と調子に乗っていたんだけど、easyになってることに気づいて設定をnormalに変えてやってみたら逆に思ってたより難しいのね。グラディウスってこんなに難しかったっけー? 年を取って体感ゲーム速度が速く感じるんだろうか・・・。

と最初は思ったけどこれ処理落ちがオリジナルより遥かに少ないです多分。処理落ちをオリジナル通りの設定にしても全然スムーズに動いてしまうので一作目の4面とか結構大変な感じがしますね。その辺はハードが違うから仕方ないのかもしれないけど難しく感じるのはちょっと厳しいなぁ。ただでさえ下手クソなのにさ。

ついでだからちょっと気づいたことを何点か。やはり液晶画面の特性上一部のグラフィックが見づらいです。特にリップルレーザー。発射してもどう飛んで行っているのか激しく見づらい。これはちょっと厳しいかも。あと、地形的に狭いところをくぐり抜けるような場面が多いゲームなのでPSPの画面だと厳しいところが結構ありそうです。一作目はともかくII以降は特に厳しいかもしれませんね。手軽に遊べるという点では携帯ゲーム機での発売はうれしいんだけど本格的に遊ぶならやはりテレビで出来る方が良いんでしょうね。これはこれで手軽で良いけどPS2でも出してくんないかな。

ああ。またここをゲームサイトにしたくなってきた。
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 ■[ Games ] 2006/04/02 [ Sun ]



☆カプコン・クラシックス・コレクション [ PS2 ]
 【収録ゲーム22本】 1942・1943・1943改・魔界村・大魔界村・超魔界村・バルガス・ソンソン・ひげ丸・エグゼドエグゼス・戦場の狼・戦場の狼2・ガンスモーク・ストリートファイターII・ストリートファイターII’・ストリートファイターII’ターボ・ファイナルファイト・トップシークレット・アレスの翼・セクションZ・戦いの挽歌・フォゴットンワールド


カプコン・クラシックス・コレクション

最近買うゲームはレトロゲーム系が同時収録されたようなこんなんばっかです。若い人にはこんな古いのを何故今更と思うかもしれないけど、俺にとっては子供のころにやってた、もしくはやりたかったけどやり損ねた憧れのゲームが沢山入った夢のようなソフトです。

ここに収録されているのはプレステとサターンで発売されたカプコン・ジェネレーション1〜5(以下カプジェネ)までの16本に新たに6本を加えた内容となってます。

加えられたモノはファイナルファイトや闘いの挽歌などの超メジャーゲームからアレスの翼のようなちょっと微妙なモノまでバラエティーに富んでいます。これはかなりお買い得なソフトじゃないかしら。俺としては魔界村が全作できるだけでうれしいんだけど、カプジェネでは5本に分かれていたものが全部まとまってるのは単純に便利だし、闘いの挽歌が初収録というのも感動的。

これだけの本数を収録するならすでにカプジェネで発売されているものは省いて別のものを沢山入れればいいじゃないか、という意見もあるだろうけど個人的にはここに入っているもので十分なので満足です。やりたいのは大体網羅されてるからね。

これらのゲームが現役だったころは俺はファミコン版で遊んだ記憶の方が多いですね。と言っても自分で買ってやってたのは魔界村くらいで他は友達の家でやらせてもらってました。戦場の狼と闘いの挽歌はよくやったなぁ。特に戦場の狼は軽快なBGMが大好きでしたね。

けど、どちらもアレンジ移植されてたのが少し嫌でしたけど。魔界村は忠実移植だったけどアーケードよりも遥かに難しくなりすぎて挫折しました。レッドアリーマーの動きが無茶過ぎ。それとエグゼドエグゼス。なけなしのお小遣いで楽しみにしてやっと買ったのにあまりに酷い出来でがっくりしたのは一生忘れません。徳間書店め!

カプジェネはサターン版で全部持っていて、2巻の魔界と騎士だけはプレステ版も持ってます。けど一生懸命やったのはその2巻くらいなもんだったりします。魔界村ばっかりやってました。で、今回もやっぱり魔界村ばっかりやってます。だって未だに一周目もクリアできないんだもん。

高難易度で有名なゲームだけど序盤は言われるほどは難しくないと思います。だって俺ですら6面まではそんなに苦労せずノーコンティニューで進めるようになったもん(何度やっても3面が安定しませんけど)。ただ6面がなー。どうしても突破できないのね。十字架に切り替えると動き回る敵と戦うのが辛いよ。ボス直前なのにそこが大きな壁になってます。あとちょっとなんだけどなぁ。

あと、闘いの挽歌はマジ難しすぎです。一面すらクリア出来ねええええ。噂によるとラスボスがまた滅茶苦茶強いらしいじゃないですか。こんなのクリアできる人いるのー? 魔界村なんか比較にならないくらい難しいよこれファミコン版の方は大分遊びやすくなってたんだねこれ。これに関してはアレンジ移植で正解だったのかもね。対戦も出来たりしたし。グラフィックや世界観、システムはかなり好きなんだけどこの難易度は歯が立たないよ。

当時のカプコンのゲームは難しすぎたり無茶なゲームバランスだったりする部分もあるけどカッコいいグラフィックの魅力的な要素を多く含んだゲームばかりだなと本作を遊んで改めて感心しました。
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 ■[ Games ] 2006/04/02 [ Sun ]



☆SEGA AGES 2500シリーズ Vol.20 スペースハリアーII
 〜スペースハリアーコンプリートコレンクション〜 [ PS2 ]

スペハリコンプリートコレクション

スペースハリアーはセガサターンで完全移植の名にふさわしいモノが一度出ているし、シェンムーというドリームキャストの企画倒れ気味のゲームの中にも収録されていたし、さらにはアレンジ版がPS2が出てるので『また出すの?』という感じがしなくもなかったけど、今回のモノはセガマークIII 版の一作目とスペースハリアー3D、そしてメガドラのスペースハリアーIIなどの家庭用移植作が一緒に収録されています。なのでサターン版を持っているのに買っちゃいました。

つーか、これを出すならばファンタジーゾーンでもこういうの出してほしいんだけどな。ファンタジーゾーンのファミコン版やPCエンジン版はセガじゃないところが移植作を作ったから収録するのは無理だろうけど、セガマークIII版の一作目やファンタジーゾーンIIなどスペースハリアーと同じような感じの移植作があるんだから出せるんじゃないのかな。

家庭用オリジナルとしてメガドラで出たスーパーファンタジーゾーンとかすげーやりたいなぁ。これはファミコン移植をしたサンソフトが作ったゲームだからどっちにしても収録するのは無理なんだろうけどさ。俺はエミュでやったことあるけどすげえ出来がいいんですコレ。根強い人気のアーケードゲームの家庭用オリジナル続編って失敗作が多いけどこれは例外なんだよね。実機のソフトは売ってるのを見たこと無いんだよね。ほしいんだけどね。

話がそれまくり。元に戻します。

とりあえずアーケード版の移植としてはまったく問題なしだと思います。サターン版では修正されていたバグなども今回はそのまま残したりしてるみたいです。さらにPS2のアナログコントローラーでの操作性が抜群にしっくりくるのでとても操作がしやすい。スティックを離すと自機が真ん中に戻る感触もアーケードそのまんまでいい感じ。

あと個人的な目玉はマークIII版。俺は北斗の拳がやりたくて親にねだってセガマークIIIを買ってもらったクチです。だからスペースハリアーが出たときはすでに本体を持ってました。で、あの凄いゲームであるスペースハリアーが出るのか!とウハウハ言って買いました。

スペースハリアーのアーケード版のグラフィックは当時のアーケードゲームの中ではトップクラスでしたからね。その迫力のある描写とすばらしいデザインセンスをはじめてみた時は本当に驚いたよ。それが家でできるかもしれないとなればそりゃ興奮するでしょう。

そう言えば、今でも根強い人気を誇るシャープのパソコンX68000でその移植作が発売されましたよね。それを見た時も相当びっくりしました。今見るとアーケード版と違うところが色々あるけれど、当時あのレベルで家庭用が出るなんて本当に奇跡だと思いました。当時テレビ東京で日曜の9時か9時半からやっていたパソコンサンデーというパソコン番組で紹介されていてとても興奮したのを今でもよく覚えています。

で、セガマークIII版はというと・・・・。買ってきてはじめて遊んだときに相当なショックを受けました。動きは遅いし、ガタガタだし、敵キャラのグラフィックは切り抜きを重ねて動かしているような変な縁のあるモノになってるし・・・・。なんじゃこりゃー!金返せー!ってなモンです。つい最近知ったけどその縁に関しては理由があるらしいですね。

技術的なことは良くわからないけど拡大縮小機能がないマークIIIでこのゲームを移植する為に色々苦労があったらしいです。本来は背景とかで使うような機能を無理やりキャラの表現に使って大きさの違うそれを重ねて表現したという苦肉の策なんだって。だから絵の周りに白い縁が出来ちゃうらしい。

けど、そんな苦労は当時子供だった俺にはぜんぜん関係ないわけで、とにかくあの美しいアーケード版を知っている子供にとっては許しがたいレベルの出来でした。なけなしのお小遣いで買ったものだから本当に怒り爆発。今思えばマークIIIでアーケードでもトップクラスのゲームを移植する企画そのものに無理があったわけだから仕方ないんだけどさ。と言いつつもせっかく買ったから結構遊びましたけど。

何度もやっているうちにそのガタガタのグラフィックと動きも見慣れてきて『まーいいか』と思えるようになっちゃいました。けども、動きがガタガタだと距離感がつかみにくくてぜんぜん先に進めず当時の最高記録は4面か5面だったと思います。もともとゲームが下手だというのもあるんだけど。今でも実機を持ってるしソフトもあるからテレビに繋げば出来るんだけどさすがにわざわざ繋いで遊ぶということはもうしてません。

だから今回のPS2版で本当に久しぶりに遊んだんですけど自分の記憶以上に酷いねこれ。よくこんなの何度もやってたよなーとしみじみ思いました。ホント無茶な移植だよね。けど、思い出のあるゲームだから楽しく遊んでます。でもこれは当時を知る人にしかまったく意味を成さない代物なのでオススメは出来ません。当時沢山存在していた『無茶な移植作』を知っている人には笑いながら楽しめるモノかもしれませんけどね。メガドラのIIやマークIIIの3Dは特に思い入れが無いのでここでは割愛します。

本作は個人的には素晴らしいアーケード移植版と思い出深いマークIII版を楽しむために存在するありがたい企画ソフトです。2500円とお手ごろ価格も嬉しいね。

■追記
本作にはゲームギア版のスペハリもシークレットとして収録されています。さらに3D版の眼鏡が無くても出来るバージョンなんかもあります。出現される方法はオフィシャルサイト内のシークレットで確認してください。
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 ■[ Games ] 2006/04/02 [ Sun ]



☆SEGA AGES 2500シリーズ Vol.11 北斗の拳 [ PS2 ]
北斗の拳

本作はセガマークIIIの北斗の拳のアレンジ版とオリジナルが収録されている企画ソフトですが、当時の北斗の拳をリアルタイムで遊んだ人にしか存在価値の無いソフトになっています。とにかくアレンジ版が何の意味も成してない。とにかく酷い。

アレンジの仕方が下手とかそういうレベルの話ではなくここに収録されているモノは完全に別物。そもそもセガマークIII版をアレンジしようという意図が最初から無かったとしか思えないほど別物です。単に北斗の拳を題材にしたクソアクションを持ち出して、それをこじ付けで『マークIIIのアレンジ版です』と詠ってるだけとしか思えないです。だからまったくどういう意図で作られたものなのかわからない。なんじゃいこりゃ。

で、俺がこれを買ったのはマークIII版がやりたいからです。最初からそれ以外何も求めていなかったので別に買って損をしたとかは思ってません。そしてやっぱりマークIIIの北斗の拳は面白いと再確認しました。当時を知らない人が今これをやって面白いと感じるかは疑問ですけど、思い入れがある俺にとっては最高に面白いゲームです。

難しすぎない微妙なゲームバランスと原作の設定を活かしたボスの倒し方の工夫など本当に楽しいです。ファミコン版で発売された数々の北斗の拳ゲームはどれもこれもセンスの無いモノでしたがマークIII版はとてもセンスがいい。グラフィックもゲーム性もちゃんと『わかってる』人たちが作った感じがしますね。マジ最高。サウザーの攻略法とか今でも興奮しちゃうよ。

マークIII版を手に入れるためだけに2500円ははっきり言って高いけどファンとして買わずにはいられませんでした。このゲームをやる度に思い出すのは、当時地元の駅の近くにあったゲーム屋『マツミ』で、10分100円で各種家庭用ゲーム機が遊べるコーナーがあったことです。マークIIIを買ってもらう前に何度もそのマツミに行って北斗の拳の画面を眺めていたなぁ。

とりあえず本作は全然オススメじゃないですけど個人的には嬉しい一本。
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 ■[ Games ] 2006/04/02 [ Sun ]



☆タイトーメモリーズ 上・下巻 [ PS2 ]
タイトーメモリーズ

奇々怪界がやりたくて買おうと思ったソフトなのでそれが収録されている方だけを買えば十分だったんだけど上下巻があるなら両方揃えたいなとも思ったので何となく二本とも買っちゃいました。

タイトーのゲームにははっきり言って思い入れのあるモノはあまりありません。このシリーズには一本につき25本も入っているけど実際つまんないのが多いです。他社の同じようなシリーズと比べて確実に質が低い気がします。

俺が目当てにしていた奇々怪界をはじめ、エレベーターアクションやバブルボブルなど名作もあるけれど、なんかこう冴えない感じのゲームが多くないですかタイトーって。その常に付きまとうB級感ってのがこのメーカーの魅力なのかもしれないけれどね。俺にそのB級感をなつかしく思うほどの思い入れが無いってだけなのかも。

あと、シリーズ二本の両方にしつこくスペースインベーダーシリーズをいくつも入れる感覚がちょっとよくわかりません。他でもやたら出してるけど、もういい加減いらないんじゃないの? そのくせあの名作レイフォースが入ってないのは何故? 続編はプレステ版がそのまま収録されているけど肝心の一作目が未収録。入れたかったけど入れられなかった理由が何かあるのかな。わけわかんない。思い入れの深いタイトーの数少ないゲームだけにかなり残念。何故だー。

本作を遊んでみてタイトーのゲームは他のメーカーが先陣を切って出したゲームを追いかけて真似た感じのものが多いんだなぁと改めて思ったりもしました。カプコンなら魔界村やファイナルファイト、1942など独自のセンスで『カプコンらしい』ゲームを多数出しているけど、タイトーにはそれが少なくインベーダーで先陣を切った以外は何となく後追いのメーカーというイメージが拭い去れない。

メタルブラックなんかは設定やストーリーが謎めいていてとてもいい感じなので一部に人気があり俺も嫌いじゃないけど(というか好きです)、実際シューティングゲームとしてはすっげー大味でゲーム性の部分ではあまり凄いゲームだとは思いません。ホント、タイトーって微妙なゲームメーカーというイメージなんですよね俺の中では。

でもまあ奇々怪界が出来るから良し。エレベーターアクションが出来るからよし。エレベーターアクションリターンズはプレミアがついてたから入ってるのは有難いから良し(サターン版持ってるけど)としてますけど。あと条件を満たさないと遊べないゲームがあるという仕様は本気で意味がわからないのでやめてください。

今はオフィシャルサイトでいきなり遊ぶ方法を公開してるけど、そんな回りくどいことやるなら最初からそんな仕様いらねーよ。奇々怪界もその隠しゲームに含まれちゃってたので買うのを躊躇していたのだけど、オフィシャルサイトをチェックしてみたら制限を解除する隠しコマンドが公開されてたから買うことにしました。もしちゃんと条件を満たさないと絶対出来ない仕様だったら多分買ってません。攻略法とか設定資料とかのプラスアルファの要素を条件性にするならともかくゲーム自体を制限するのはどーなんでしょ。

まーそんな感じでかなり微妙な企画ソフトですが奇々怪界が楽しいのでオッケーです。というかやっぱ奇々怪界難しいよ。俺が中学生のときに行ってたゲーセンに長いこと設置してあってみんな当たり前のようにクリアしてたんだけどなぁ。みんなホントたいしたもんだなぁ。俺は下手なので少し手を出して難しいから諦めちゃったんですよね。俺がレトロゲーム関連の記事を書くときにしきりに書いている『やりたかったけどやり損ねた憧れのゲーム』に奇々怪界も含まれるわけです。

確かファミコン版なんかは変なアレンジ移植でしたよね。だからここにこうして完全移植作が出たのはとても嬉しいですね。今度こそクリアも目指したいもんです。
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 ■[ Games ] 2006/04/02 [ Sun ]



☆脳を鍛える大人のDSトレーニング [ NINTENDO DS ]
脳を鍛える大人のDSトレーニング

本作は奥さんが欲しがっていたので買いました。せっかく買ったのでここで取り上げようと思ったんですが面白いとか面白くないとか単純に評価しにくいタイプのソフトである為、なんて書いていいかなかなか難しいですが何とか書いてみようと思います。

毎日繰り返し簡単なトレーニングを繰り返して脳年齢の若返りを図るというコンセプトはとても面白い。最近は脳の老化を防ごうというコンセプトで大人用の計算ドリルなんかが売れていると聞きますがこれもそんなノリのモノです。それゆえにかなりのヒット作になったようです。続編も発売されてそちらも好評みたいね。

やってみた感想ですが単純な足し算引き算から図形判別のようなモノまで割りとバラエティーに富んでいて2800円という価格を考えればかなり楽しめるものになっていると思います。毎日のトレーニングの成果をテストして脳年齢が判定され、それが記録として残る仕組みもいい感じ。ただ、記録として残るのが一日一回だけっていうのが悲しい。プレイは何度も出来るけど記録されるのは最初の一回だけなんです。

それがとてもストレス。一回目で失敗したら次の日まで記録の再挑戦が出来ないのね。『あああああ!お願いやり直させて!』と思ってもダメ。一回目の挑戦で高記録が出せないとその日に何度やっても記録は塗り替えられないわけです。確かに毎日のトレーニングによって脳が活性化され一日一回の判定で信憑性のある結果を出すというのは理にかなっているとは思うんだけどね。だって、何度もやり直してたまたまうまくいったというのでは本作のコンセプト的に意味がないわけで。だからそういうシステムになっているのはむしろ優れた点なのかもしれません。

けど、個人的にはとてもストレス。それで最初は継続してやってたんだけどだんだん嫌になってやらなくなっちゃいました。だって、仕事で脳みそを激しく使った日にやると脳年齢がガクっと下がっちゃうんだもん。それがその日にやり直せないのがとてもストレス。そして疲れてる日はやめたーという感じになり、いつの間にか全然やらなくなりました。うーむー。

計算だけはすっげー自信があっていつどんなときにやっても新幹線級なんだけどね。けど得意な計算以外のトレーニングはとにかくプレイ中に凄く集中力を要するものが多いのでやっていて凄く疲れます。これを毎日やるのはなかなか大変だよねぇ。とは言うものの出来はいいと思うので根気のある人にはオススメできるソフトだと思いますよ。
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 ■[ Games ] 2006/04/02 [ Sun ]



☆ガンスター・スーパー・ヒーローズ [ GBA ]
ガンスタースーパーヒーローズ

うおー! あの名作アクションゲーム『ガンスターヒーローズ』の新作が出るのか! と大喜びで飛びついた本作。ふたを開けてみれば微妙なリメイク作でした。物語的にはメガドライブ版の遥か未来のお話になっていますがゲーム内容はオリジナルをアレンジした内容という印象が強いです。全体的にゲームのテンポがやや速くなってますが何故かゲームとしてのテンポの良さは減退していると感じました。

そしてオリジナルにおいて大きな魅力であった『投げ』が無くなったのは相当大きなマイナスポイント。何故? 何故なくしたの? 投げがあるから爽快感も倍増で面白かったのにぃ! さらに加えられた特殊ステージが物凄く蛇足。セガの過去の名作ゲームの要素を取り入れたステージが本作においては浮いていて邪魔なだけなんです。

それらのステージははっきり言って面白くないです。こんな余計なのを入れないで普通にリメイクすりゃ良いものを・・・。そのおかげでせっかくの名作が散漫な印象のゲームになってしまっているのが凄く残念。いろいろ詰め込みすぎるとお得感よりも散漫さを感じてしまうという古典例じゃないでしょうか。いやはや。これはショック。

前作においてシューティング面というのがありました。実は個人的にあのステージだけはいらなかったんじゃないかなと思ってます。前作で唯一納得できないのがその部分でした。猛烈に面白いアクションの中にいきなり大味なシューティング面が出てくるのはとても浮いていると感じたし邪魔に思えました。けどまあ、アクション部分は圧倒的に面白いしそれはひとつのステージだけだったので許容範囲かなと思ってましたけど。

それをもっと酷くしてしまったのが本作。とにかく余計なステージが多すぎます。どうせ加えるなら純粋なアクション面を増やして欲しかったなぁ。その辺、巷ではどう評価されてるのか結構気になりますね。実際どーなんだろ。ガンスターを知らない人が今から改めて遊ぶならPS2で発売されたオリジナルの純粋なる移植作が収録されているガンスターヒーローズ・トレジャーボックスの方をオススメします。これはその後に興味があればどうぞって感じですね。

本作はそんな感じでとても微妙な一本です。
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 ■[ Games ] 2006/04/02 [ Sun ]



☆鉄腕アトム アトムハートの秘密 [ GBA ]
鉄腕アトム アトムハートの秘密

アクションやシューティングを作らせたら天下一品のゲームメーカー『トレジャー』が発売した2Dアクションゲーム。これはとても面白い。素晴らしく良いキーレスポンスはもちろんのこと、無駄の無いシステムはさすがトレジャー。シンプルな操作で意外と色々出来るのも過去のトレジャー作品と共通した部分です。プレイヤーが操作するアトムに搭載された複数の動作はすべて使えるものばかり。よく考えられているよね。

アトムのメイン攻撃はパンチとなります。射程距離は短いですが連打することによってコンビネーションとなり最後の一発は敵を吹き飛ばすキックになるので戦うときの爽快感はなかなかなモノ。その吹き飛ばしキックは方向キーと攻撃ボタンを組み合わせて操作することにより単発でも出せるのでとても便利。吹き飛ばした敵は他の敵を巻き込みながら吹っ飛んで行くので使用頻度は高いです。

それに加えてアトムにはレーザーも搭載。発射するとその場から動けなくなるリスクがあるもののボス戦ではかなり使う武器です。本作ではゲームを進めていくにつれて各種パラメーターをパワーアップさせていけるシステムになっているので楽にクリアを目指すならこのレーザーのパラメーターを優先してパワーアップさせていくと良いかもしれません。攻撃することによって溜まっていくゲージを消費して強力な攻撃も数種類用意されていてそれらもうまく使うと楽にゲームを進められます。

そしてこれが意外と重要。アトムは一定時間完全に無敵になるダッシュ移動が使えます。これで敵の攻撃をうまいことくぐり抜けて攻撃を加えるという場面がボス戦で多く発生するのでこれを使いこなせるかどうかでゲームの進行具合に大きな影響が出てきます。このように結構いろんなことが出来て、しかもそれら全部がちゃんと必要とされるバランスで作られている点が本作の優れたところだと思います。

その他本作の特徴のひとつに手塚治虫の漫画のキャラクターが多数登場するということが挙げられます。それらはただ登場するだけではなく、『収集する対象』として登場します。普通にゲームを進めていればイベントを通して出会い、それによって『収集』したことになるキャラもいますが、ステージ上を探してプレイヤーが見つけ出すタイプのキャラもいます。それを集めていくことで物語が進み、新たなステージが登場したりします。

このゲームは二周エンドです。一周目をクリアすると嫌な感じのエンディングが表示されびっくりしますがそこから二周目がはじまります。そこから物語が核心へと向かって動き出すという仕組み。一周目ではキャラが全然集まらないので二周目においても繰り返し同じことをやらされている感じは薄く『進めている』感触でプレイ出来るのが良いですね。

ただ後半になると見つけにくいキャラが出てくるので同じステージを何度もやる羽目になることが増えてちょっと飽きてくる部分があるのは事実です。後半ともなるとアトムのパワーアップもかなり進んでいて過去にこなしたステージを繰り返しやる場合は難易度が下がるので作業になってしまいがち。そこだけはもうちょっと工夫して欲しかったかなと思います。

俺は一応全キャラを集めて真のエンディングまでたどり着きました。最後までやってみてとてもよく出来たゲームだと思いました。携帯ゲーム機のゲームであることを考慮に入れて設計された短めの各ステージ構成なども絶妙。これならちょっとした短い時間でも部分的にプレイできて良い感じです。

本作は個人的にイチオシの良質2Dアクションです。
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