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マダファカ!!ログ 2002/05



■2002/05/01 (Wed)
   
相変わらずダイエット中のアイバです。


先日一日で3キロ減という大快挙を成し遂げたのも束の間、今日は普通に夕飯を食ってしまったらチョピっと増えちゃったよ。ガッテム! ファッキュー! サックミー! ルックミー!


トイウコトデコンバンワ。


ア。ナンカ変換ガカタカナニナッテルヨ。『ルックミー』ヲ入力シタトキニイキオイアマッテカタカナ変換ニキリカエルキーヲオシチャッタンダ。マーイイヤ。コノママカイテヤル。スゲエヨミニクイナ。ナントナクガイジンガコノ文章ヲカイテルミタイナカンジガスルネ。


今日、アルモノヲメニシテ失笑。逆ギレシテルダケナノニソレヲ毒舌トカイッテジブンニ酔ッテルンジャネエヨ、バーカ。オレハソンナ風ニオモイマシタ。ソレハタダノ暴言ダカラネ。タンナル中傷ダカラネ。ゼンゼンカッコヨクナイカラネ。バーカ。バーカ。


カタナカダト自分デモナニヲカイテイルノカ途中デワカラナクナルネ。


明日ハモット食事ヲ減ラスゾト決意ヲシナガラゴキゲンヨウ。




■2002/05/03 (Fri)
   
知り合いでやってるメーリングリストにウイルスメールが紛れ込んできて被害にあってしまった人がいるみたいです。うわー。凄く大変だったみたい。そのメーリングリストに登録してる俺のトコにも当然来たけど俺は大丈夫でした。


俺もアウトルックエクスプレスでメール内容をプレビューしちゃって慌てたんだけど大丈夫だったようで一安心。設定でプレビューはしないようになってるんだけど、今回に限ってメールのリストにポインタを持って行ったら間違えてダブルクリックになっちゃってプレビュー画面を開いちゃったのよ。マジびびった。最近のはプレビューでもアウトなのあるらしいから怖いよー。メールソフト変えた方が良いかなあ。


んで、俺なんかのようにこういう場で広くメールアドレスを公開してるとウイルスなんかはある程度慣れっこだけど、そうじゃない人はウイルスって意外と他人事のように捉えている場合もあるみたいで、普通に添付ファイルを開いちゃったりする人もいるのね。主にそれで広まるんだろーけどさ。とにかくウイルスは他人事じゃないので気をつけるべしっ。


そんな感じでこんばんわ。やっと本題ですけど。


今日も例の如く夜はジョギング。っていうか昨日はサボっちゃったのだ。なので今日は気合を入れて走ったけど相変わらずバテバテでつらいつらい。全然ダメだ。何日か走った後に慣れてきて楽になったかなって思ったんだけど、その後ある時点から辛さが全然変わらん。ぐへー。


んで、帰ってきてから部屋にドサっと倒れこみながらPCに手を伸ばして、汗だくの上にゼエゼエ言いながらGoogleのイメージ検索で加護亜依の画像を探している俺はすごくカッコイイと思いました。間違い無く今日、世界で一番カッコイイ男です。惚れるなよ。ハアハアハアハア。


イメージ検索って上手く使うとすげえ便利だよねー。


んで、良い加護画像ゲット!






























キーワード『KAGO』






うん。これは良いカゴだ。(とてつもなく微妙なオチ)




■2002/05/05 (Sun)
   
ういっす。今日は無意味に長文ですがな。


今日はアイバ家でちょっとした事件があった。アニメのイベントがあるとかで遊びに行っていたアニキ夫婦と姪のマホが夜の9時頃に帰ってきた。帰ってくるとすぐにアニキとマホは俺のオヤジとお袋がいる1階の方に上がって来た。要するにおじいちゃんのトコ行くーというマホのリクエストがあったのだ。


義姉のさとみさんはアニキ夫婦が生活しているこの家の2階に戻って行った。前にも書いたけど俺の実家は2世帯住宅で2階がアニキ夫婦、1階が俺も住んでるオヤジとお袋の住みかとなっている。因みに構造的に中では繋がってなくて玄関が二つある格好になってる。


んで、いつものようにマホは凄く元気でアニキとオヤジとで楽しく遊んでいた。俺は部屋に戻ってPCをチマチマいじってた。部屋にいる俺は今日は暑かったので窓を全開してたのだけど、全開になってる窓からアニキが何かを探してる様子で外をウロウロしてるのが見えた。その後に、アニキが1階に上がってきてなにやらゴタゴタしている様子だった。


俺は疑問に思って居間に出て行ったのだが、話を聞くとさとみさんがいきなり居なくなったという。携帯メールに『ちょっと出掛けてくる』という漠然としたメッセージを残して。凄く妙だ。1階と2階は内線で繋がっている。いつもならその内線で連絡をしてくるし、わざわざ携帯のメールで知らせる必要は無いはずだ。


それでアイバ家は一時騒然。


さとみさんの行動がちょっと不可解だったからだ。その後、携帯で連絡が取れたようなのだけど、急に一人でフラっと出て行った理由はそこではやはり語らなかったようで、アニキもかなり首をかしげていた。9時過ぎに明確な理由を言わずに急にいなくなればそりゃ誰だって心配する。


そのときマホがこの上なく不安そうにしていた。子供ってのは自分のワガママが通らない時は簡単に泣くわりに、心底不安になった時というのは逆に泣くのを忘れてしまうみたいだ。『ママがどっか行っちゃった・・・・・』というマホの声は震えていたが泣く様子は無かった。本当に不安だったんだろうな。


とりあえず変に大騒ぎすると、さとみさんも帰って来づらいだろうという配慮から一時解散。アニキはマホを連れて2階に戻って行き、さとみさんの帰りを待つことになった。そしてこれを書いている10時30分過ぎ、さとみさんが帰ってきたかどうかはまだ1階にいる俺やオヤジ、お袋はわからないまま。


一体何がおきたのだろう。俺とオヤジはそれについてちょっとマジメな話をした。もし、仮に、さとみさんがアイバ家に一人で入ってきたことに何かしら重圧を感じていて、精神的に参っているのであるのならばそれなりの問題に発展するかもしれないという話をした。この実家はアニキ夫婦が半分ローンで、オヤジが半分一括でお金を出して買った家だ。


もし精神的に参っていて『完全なる別居』をさとみさんが望んだ場合、それなりに厄介なことになる。オヤジは最初からそのことはある程度ひとつの可能性として考えていたようで、もしそうなったらアニキ夫婦が抱えるローンをオヤジが一気に払ってこの2世帯住宅を買取り、アニキ夫婦はここから出てそこから先は自分たちでやってもらう、ということを言っていた。ローンが残っている状態でこの家を売って双方が改めて家を買う・・・なんてのは不可能だから。


次に話したのはそのさとみさんの今回の不可解な行動についてだ。まず考えるのは、まあ当然『特に深い意味は無くただ散歩しに行っただけ』という理由付け。そうであれば何も問題は無いわけだから、最初にそう考える、というかそうだったら良いなと望むのは自然なことだ。だけど今回はそういう理由付けはちょっと無理があるような気もする。前述したように、いなくなり方が余りにも不可解だからだ。


では他に何か理由があると考えるわけだけど、そうなってくるとやっぱりさとみさんに何かしら思う事があったか、もしくは精神的に変になっててフラっと出ていってしまったという方に考えが行く。さらにその根源には同居が関係あるのでは無いか?という風に発想が行くわけだ。


だけど、ちょっとだけ距離を置いてアニキ夫婦とオヤジ達の関係を見ている俺から見ても、オヤジ達の言動が原因でお互いの関係が悪化するような要素は特にないのは明らかだ。色々指図したり口出ししたりは一切していないのは間違い無い。むしろ共働きのアニキ夫婦はオヤジたちの存在にはかなり助かっているはず。そうじゃなきゃ共働きなんか出来るわけが無いんだから。


この家は構造的に中では完全に2世帯住宅として分かれているとはいえ、同じ一軒の家だ。その家に同居しているという事実が原因で、精神的に参っていて今回の不可解な行動を取ったと仮定した場合、まず考えられるのがアイバ家に一人で入ってきて孤独感を感じていた、というのが考えられる。もちろん極普通にお互い接しているし直接的に問題があるわけでは無いのだけど、なんとなく外部から入ってきた自分が孤独な感じを受けてしまっているのか?という可能性が考えられるというわけだ。


そしてもうひとつ考えられる要素。それは今現在マホに続く二人目の子供を妊娠しているさとみさんが単純に情緒不安定になって突発的に取った行動なのか?ということ。それだったらキズは全然浅い。一時的なものならば、なんら問題ない。だけど前述した孤独感と妊娠による情緒不安定がブレンドされていた場合はそれなりに厄介。それでもし今後、さとみさんが同居を嫌がった場合は無理して同居するのはあり得ないので、先ほども書いたように別居を選択する事になる。


というちょっと大袈裟な話に発展して行ったわけ。


実際どうなのかは今の時点ではわからないけど、一体なんだったんだホントに。人の気持ちってのはなかなか難しいものだ。色々と推測してみたけど実際は本当にわからないんだよな。理由なくちょっと散歩に行ったっつう説も俺の頭だとちょっと理解できないし。けど、今回の事と直接的に関係あるかどうかは別としても、一人で他の家族の中に嫁いでくるっつうのはとても大変なことなのは確かだ。


お互いに普通に接していても、自分では意識出来ない精神の深い部分でさとみさん的には少し距離というのを感じているのかもしれないし。俺はずっとこの家族の中で生活しているからそんなものは無いし、さとみさんがアイバ家に入ってきてからも特に何も変わってないけど、さとみさんにしてみれば大きな変化なわけで。


うーん。大きな問題にならなきゃ良いけどなあ。もしかしたらホントに何の理由も無いのかもしれないし、後日アニキに真相は訊いてみる事にする。これ以上色々推測しても話が大袈裟になっていくだけだし。とにかく、今回の事で一番不安だったのはマホだろうな。泣くことも忘れるほど不安になって声を震わせている姿はホント可愛そうだった。もしなんの理由もなくフラっと出て行ったんだったらちょっと無責任過ぎるよなあ。マホのあの姿を見て思ったよ。ホント可愛そうだった。


凄く些細で地味な事件だけど、アイバ家にとってはちょっとした事件だった。


つうか真相を知りたいんですけど。




■2002/05/06 (Mon)
   
うーん。昨日の話題は結局何事も無かったように黙殺されるみたい。今日の義姉のさとみさんは全然普通だったしな。結局のトコ勝手に色々推測し過ぎただけみたい。確かに不可解な行動ではあったけど、別に何も無いんならまーいいや。


そんな感じで、レイアウトが毎日何処かしら変化している『マダファカ!!』へようこそ、お前らこんばんわ。字がでっかくなったよ。行間も調整したよ。見やすいよ。旧マダファカの時と同じ字の大きさだよ。なんかMS P ゴシックをスタイルシートで指定するとNN4.xxではスタイルシートが効かなくなるんだね。だからそこも直したよ。これでNN4.xxでも大体同じように見えるぞ。


数日前からフォントの大きさはどうしようか地味に試してたんだけども、文字を大きくしたいという希望はあったものの、大きくするとテーブルで囲まれてるメニューの部分でレイアウト的な不都合が生じそうで躊躇してたんだけどもね。やってみたら大した問題じゃなかったので大きくしたのさ。


あとリンクコメント全部終わったよ。リンク先の方々はぜひともコメントをチェックしてやってください。本当に一生懸命書きました。すごいよ。俺すごいよ。んで、リンク先の方々にお手数をかけさせるのは悪いので、コメント見たよ!っていう報告をお願いしたりはしないけど、もし問題があれば遠慮なく言ってください。直しますので。


いや、だって尊敬や感謝、そして交流の証としてつけているコメントなのにリンク先の人が気分を害するようじゃ全然意味が無いしさ。俺はサイト批評をしているつもりなんか全くない。オススメサイトを発掘しているつもりもない。リンクにつけたコメントで『オススメである』みたいな書き方してるのもあるけど、単純に推薦してるわけじゃない。


あのコメントは誰に向けて書いているかって、それはそのサイトの管理者の方に向けて書いてるのよ。感謝や尊敬の気持ちを込めてね。俺からのささやかな贈り物というかさ。だから今までのリンク集の中途半端なコメントではどうも納得出来なくて今回のような大掛かりな構成にしたのよ。


それぞれのサイトから感じ取ったいい部分を文章として書く。これは実に大変だけど俺にとっては本当に楽しいコトです。荒を探したり偉そうに批評するのではなく良い部分を探すって作業は本当に楽しんで出来るの。批判的な意見を書くってのは自分自身も何かしこりが残るし、批判された人だって良い気分がするわけがない。


プロが提供するモノに対してだったら話は変わってくるけど、個人サイトなんてものを批判したり評価をつけるってことに俺は意味があるとは思わない。好きじゃないなら取上げるなよ。それによって何かプラスがあるんですか。ハッキリ言って無いに等しいよ。


良いサイトを発掘したいんだったらオススメだけ紹介すりゃ良いじゃん。わざわざ批判するサイトを取上げる必要なんか無いじゃん。批判されるコトによって面白くないサイトが面白くなる努力をするんだ、とかいうヤツもいそうだけど、そうかなあ。すげえ余計なお世話だろ。本人があえて批判を望んだなら良いけどさ。


けど現実は前にも書いたけど自分から悪い所を探してくれとか言うヤツに限って批判意見に逆ギレしてたりするんだよな。っていうか、そもそも、そういう安易な方法で自分のサイトの良くないところを探そうとする時点で終わってるんだけどな。その頭は何のためにあるんだっつう。


しかも悪いところは無いか探すのを見ず知らずのヤツにお願いして、それに乗ってエラそうに批評してるヤツだって充分『痛い』存在であるってのにも気づいたほうがいい気がするけど。趣味の領域で優れたセンスや感覚を持ってる人が『悪い所が無いかチェックして下さい』とか言ってるヤツの言葉にホイホイ乗ってくれるとでも思ってんのかな。その言葉に乗ってくるヤツは所詮その程度なんだってば。


と、話が横道にそれたトコで今日はご機嫌よう。


俺はこれからジョギングへゴーです。




■2002/05/07 (Tue)
   
は、は、歯がイテエエエエエエ。


現在深夜2時なのですけど。なので正確には既に8日なんですけど。寝ようと思ったんですけど。被せてたヤツが取れたままずううううっと放っておいた右の奥歯が痛みだしました。ぬあああ。眠れないィィィィ。


どーしようもないので、正露丸を詰める作戦決行。正露丸の威力はスゴイのです。とりあえず正露丸の即効性の凄さはバファリンとかの比じゃないです。んで詰めたんですけど。歯の穴に正露丸が3粒入りました。穴でかっ。


正露丸入れると痛みは無くなるけど舌がピリピリするし、すげえ変な味がするしニオイも凄いしで色々問題はあるのだけど歯が痛いよりはマシです。歯の痛さってどしようも無くてやり場も無くて我慢も出来ないのでね。


正露丸パワーで痛みはひいたけど正露丸を詰めたトコが気になるのよ。なので指でつついてみたのよ。すると唾液で溶け気味の正露丸が指の爪の間に入るわけよ。


ウンコそのもの。色といい、質感といい。ややゲリっぽい時のウンコ。超リアル。リアルウンコ。っていうか間違い無くウンコです、これ。紙でケツ拭いたら紙が破れて指で拭いちゃったときのアレ。まさにアレ。正露丸の主成分ってウンコだったんですね。ビックリだねこりゃ。


誰のウンコなのかな。けど、ウンコが正露丸なんだったらその正露丸のウンコを出してる人のウンコは正露丸なんだから、正露丸がいつもお腹の中にあるわけで、きっとお腹が丈夫な人なんだね。スゴイね。立派だね。


寝ます。




■2002/05/08 (Wed)
   
コーチ。僕はもう走れないよ。僕には無理さ。僕にはアンカーなんか務まらないんだ。所詮僕はドジでノロマなカメなんだよ!


相変わらず夜は走ってるんですけど全然ダメね。タバコの代償の大きさは計りしれません。走っている途中で肺が苦しくなってその度にタバコ止めようって思うんだけど帰ってきて風呂にはいってスッキリすると窓際で一服してる俺がいます。死んじゃえ、俺。


そんな感じでこんばんわ。では本題に。


こんなサイトやってると矛盾ってのは何処かで必ず生じますね。俺なんか元々隙だらけなヤツなんで、過去ログを探せばいくらでもありそうだよ。感情にまかせて書いちゃうこともあるからね。


だけども正直にその瞬間の感情ってのを吐きだした結果生じる矛盾てのは肯定して良いと思うのです。誰しも感情的になってメチャメチャな事言っちゃったりするコトあるし、そこまで計算高く生きているわけじゃないからね。それを俺は『人間らしい愛すべき矛盾』と呼んでいます。


と、最初にさりげなく自己防衛線を張りつつ話をすすめます。


それでですね。


その愛すべき矛盾に対して、愛すべきじゃない矛盾ってのもあるわけで。


『さすがにそこが変わってしまったら、アナタが今まで発言して来た様々な部分が全て破綻してしまうだろ』、という根本的な部分での矛盾ってのは、やはり愛すべき矛盾では無いと思います。なんだか曖昧な表現だけどなんとなく判って貰えるかしら。


んで、そんな部分をその都度その都度ひっくり返しながら、偉そうな意見を言う人というのはやはりその言葉は本音ではないのです。だから根本的である部分からコロコロと意見が変わる。例えば。そこに同一人物の2つの矛盾した意見があったとしますよね。もう愛すべき矛盾と呼べるレベルのモノでない矛盾がね。


そしたらどちらが本当の意見なのか?という風に疑問に思うわけなんですけど。それって多分、どっちも本当じゃないです。どっちも上っ面です。何一つ心から言ってないです。根本的な部分を簡単に覆す人ってのは基本的にその根本部分を自分自身で把握して無いんですよ。


まともな人ならば、自分の根本部分に根付く自身のこだわりと呼べるような意見に著しく反する意見や出来事に遭遇した場合は頭で考えるより先に感覚として疑問を持つはずです。覆すとかそういうレベルの話じゃない。そもそも覆しようがないのです。反射的に感覚が勝手に反応するはずなの。


けど、根本部分をいとも簡単に覆す人ってのは現実的にいます。話すこと話すこと『根』の部分が一種類じゃないの。バラバラなの。酷い人は一回の会話の中でそれが現れます。さっきと言ってること違くね?と、リアルタイムで違和感を感じるの。そういう人は何か悟ったような口ぶりで話す事が多いです。


例えばここに『A』という意見があったとします。そしてその会話の中で同一人物が『A』とは全く逆の『B』という意見を発言したとしますね。さらにそれらの関係は、『A』を『B』に変えてしまうと根本的な理論が全て破綻するような意見だとします。


それを聞いた人がその矛盾を指摘するとどうでしょう。


もっともらしい顔をして『あれははじめからもともと『B』という意見を含む意味で言ってたんですよ?』なんて感じで、『A』から『B』へと意見を変えてしまって根本から自身の意見を覆しているのにも関わらず、鋭く矛盾を察知した筈だった相手に対して『はじめから『B』であると言っていたつもりの自分の意見をおまえの理解力不足によっておまえが勝手に誤解し、その結果矛盾が生じたように見えただけだ』と主張します。


つまり、『A』と『B』に生じた大きな矛盾を指摘した人に対して、その矛盾を生じさせた筈の張本人が、その矛盾は自分が生み出した矛盾ではなく、おまえの理解力不足により生じた単なる誤解である、という風に相手に責任転嫁をしながら、『自分の意見に生じた矛盾』から『相手の理解力不足による誤解』へと論点をずらしてしまうんです。


そこがミソ。その自信たっぷりな態度に、鋭く矛盾を感じた人の方が『自分が誤解しただけかぁ』となんとなく納得させられてしまい、逆に謝ってしまったりするんです。そういうのって端から見てるとすげえ腹が立ちます。メチャメチャ理不尽です。『お前もそれで納得すんなよ』とツッコミたくなります。


そんな風に論点をずらして自分の矛盾を正当化してしまう人ってのは、結局は自分の都合の良いように無理矢理相手ををねじ伏せているだけで、実はその意見には一貫した『根』の部分が無いのです。だからその都度その都度違う『根』を生み出すのです。その人を根本部分から支える『根』というのはひとつの筈なのに、何故か沢山の『根』を持っているのです。


そんな人は自分の本当の『根』がどれなのか、自分でもさっぱり把握していない。っていうか、むしろはじめからその人には『根』なんてものが無い。だから沢山のウソの『根』を持っている。それなのに自分で違和感を感じられない。


それだけでなく、そのウソの『根』を数だけは沢山持っているから、そこに無意味な自信が沸いてくる。その自信が先に述べたような『悟ったような口ぶり』を生み出すわけです。その自信ってのは本当に無意味です。だって、ウソの『根』ってのは実は全部腐ってるし、そこから生えている茎には花も咲かない。いや、花どころか葉っぱすら無いのですから。


そういうのって本当に見苦しいですね。


なーんとなくネットでもそんなサイトみたことある気がするなあ・・・・。




■2002/05/09 (Thu)
   
数日前のこと。


近所のタバコの自動販売機に愛喫の赤ウインストンを買いに行ったら、2台並んでいる自動販売機の前で人の良さそうなおじいさんが困ったような顔をして立ち尽くしていました。


そのおじいさんは、2台ある自動販売機の内、ウインストンの売っている方ではなく、そのとなりの自動販売機の前に立っていたので俺はそのおじいさんを横目で見ながらお金を投入しウインストンを買いました。


おじいさんは俺がウインストンを自動販売機から取り出しても、まだ困ったような顔で立ち尽くしているので『どうしたんですか?』と声をかけてみました。すると、これを買いたいのだけど出てこない、と言いながらセブンスターを指差しています。


セブンスターのボタン部分を見ると『売り切れ』のランプが。そのときは昼間だったし老眼だったらこれは見えにくいだろーなと思いながら、俺は『売り切れてるみたいですよ、ほら』とボタンを指差しながら教えてあげました。


自動販売機の横にあるタバコ屋のシャッターも締まってるので、セブンスターをそこで買うのは諦めるしかないわけなんですが、それでもそのおじいさんは『あれー。どーしよー』なんて顔をして困ってるので、俺もどうフォローしようと考えながら一緒に立ち尽くしていたんですけど。


まあどっちにしても諦めるしかないので、おじいさんもようやく諦めたみたいで、俺の方をみて『あはは。わかりましたー。どうもありがとうございました。』と言いながら自動販売機からお金を返却しつつ俺に会釈して去って行きました。


これはすげー些細なことです。でも俺が声をかけなければもうしばらく困った上に、何故買えなかったのか釈然としないままおじいさんはその場を去ることになったと思います。俺は別に声をかけないで帰っちゃってもよかったんだけど、なんとなく声をかけてみたわけです。


そしたら『ありがとうございました。』と笑顔で言われた。俺はただ声をかけておじいさんに売り切れである事を教えただけです。手助けしたって程の事でもない。けど俺が声をかけたことによっておじいさんの小さな疑問は解けたわけですね。それで『ありがとうございました。』と。


たったそれだけのことなんだけど、その日はそれからやたらと気分が良かったです。こんな些細なことで一日気分良く過ごせた俺の脳みそはきっと。


細胞がひとつしかないんだろうなと思いました。



■2002/05/10 (Fri)
   
東京は一日雨でした。こんばんわアイバですけれども。


どうしようもなくムカつくヤツっていますね。だったら関わらなきゃ良いっていうシンプルな結論に達してしまえればそれで良いのですけど、見ててムカムカするのに自らチョッカイを出したり、ソイツに一言言いたくなってしまうようなヤツもいます。嫌いなのに気になって仕方なくてつい口を出したくなるっつう。


そういう人物は自分にとって『ただのイヤなヤツ』というのとは違うんです。


それは、まるで『自分自身の中で自分自身がキライな部分』だけを集めて、それを投影して生まれたのではないか、と思えるような人物であり、過去に自分が犯した失敗とシンクロするような言動を堂々と繰り返している人物である事が多いです。


そんな人物を目にした時にはどうしようもなく腹が立つんです。自分自身のキライな部分をわざわざ目の前で再び見せられいるいようでたまらなくなるんですよ。


例をあげてみると。俺は若き日にヘヴィーメタルというジャンルの音楽にハマりました。自分が聴いているのは洋楽で、しかも硬派なメタルだ、だからカッコイイんだ、テレビで流れているような邦楽なんか聴いているのは音楽を分かってない連中だし、ただのミーハーだ、俺の方が音楽をわかってるんだ、なんていう感覚が当時の俺にはありました。


当時はまだヘヴィーメタルっていうのは過激な音楽というイメージがあったし、自分自身の中でも『理解出来ない人には理解出来ない、分かる人にだけ分かる過激な音楽だ』なんていう感覚がありました。要するに自分は『選ばれし音楽通だ』なんていう酷い勘違いをしていたんですね。J-POPなんか軟派なモン聴けるかよ、なんていう。


だからこそ今現在。自分が好きな音楽以外は認めないとか、邦楽は腐ってるとか、あんな粗末な音楽をやってるアイドルなんかが売れるのは間違ってるなんて言って、自分の好きな物の魅力を伝える手段として他のモノを同時に批判して優越感に浸っているような連中の言動にやたら腹が立つんです。


だって。


そういう連中のその言動をしている時の心理ってのが手に取るようにわかってしまうから。かつて自分がそうだったから。そういう考え方をしていた自分が大嫌いになった今の自分がいるから。その過去の自分の心理ってのは今でもハッキリ覚えているから。まるで自分の過去を再び見せられているようでたまらなく腹が立つんです。


俺がこのサイトでモーニング娘を語るときに『音楽は確かに粗末な商品かもしれないけどアイドルの存在価値ってのは、それはそれで充分あるんだ』とか『アイドルの音楽とその他の音楽とを同列で比較するのはナンセンス極まりない』とか、そういうスタンスにやたらこだわるのはその過去の自分が嫌いであるという心理の現れなんですよ。


自分が今現在嫌いである過去の自分の考え方や感覚ってのは、どうしたって自分の中で消し去ることは出来ないんです。過去のその心理ってのはいつまでも心の奥底に引っかかっているんです。


だから、今になって再びそれに似た心理を源にして言動する人物を目の当たりにすると、過去の自分とシンクロしてしまうから、なんとか黙らせたくなるんです。確かにそれってその人物に対して拒絶反応を起こしていると言えるし、その人物は『自分がキライな人物』であると言えるわけなんですが、逆に言えば。


それってある意味『共感』しているとも言えるんですよね。


かつての自分の心理と現在の相手の心理が自分の意思とは無関係に共鳴してしまっているんです。過去に封印したはずの『自分自身の中で自分自身がキライな部分』と、その相手の言動が勝手に共鳴をはじめ、『今現在はキライな過去の自分』が再び蘇ってきてしまう。


だから、無性に腹が立つんです。その波長の波を俺の目の前で出すなと黙らせたくなるんです。その心理は思い出したくないと掻き消したくなるんです。


『共感』というのは一般に良い意味で用いられるけど。


そんなネガティヴな『共感』もあるんですよね。


『共感』も『拒絶』も場合によっては紙一重。




■2002/05/12 (Sun)
   
母の日!


と、いうことなんですが、アイバさんはお金が無い。何も出来ない。ファッキン・マネー。金かよ。結局金かよ。そうです。金です。人間最低限は必要な金を持っていないとどうしようも無いのが現実です。


さて困った。就職試験のためにバイトをやめちまって実家にお世話になっているのにこういう日に何もしないってのはイカン。だけど金が無いのでどうしようもない。困った。困ったぞ。なので、いい年ぶっこいて肩叩き券とかつくろかと一瞬思ったんだけど、さすがにそれはなあと思いとどまりつつ、やはり金。


無い知恵を絞って考えたのがゲームです。ゲーム。前住んでたトコに置いてきたプレステ2のゲームを売れば金が出来る。ということで思いついたらすぐ行動。それを思いついた昼の2時ごろに丁度両親が買い物に出かけたのでそれを見計らって俺も出撃。


前住んでたトコに行ってプレステ2のゲームを7本カバンに詰めてそのままゲーム屋に行きそれを売って9700円ゲット。あと部屋に行った時に部屋の片隅に転がってたモー娘コンサートで買った、なっち、石川、あいぼんのウチワも姪のマホにあげようと思ってついでに持ってきました(姪のマホは最近モー娘がお気に入りであいぼんがイチオシのようなのよ)。


けどゲームを7本も売ったのに9700円とは・・・・。その現実に少し凹みながらも実家からチャリで10分くらいのトコにある西武系列の中途半端なデパートに行ってハンカチ(1500円)を購入。


さらに父の日はさすがにお金が工面できそうもないのでついでにオヤジの分も・・・・と思ってケーキをアイバ家人数分の6個(約1700円)買いました。俺のオヤジってタバコも吸わないし酒も飲まないし、他に趣味も無いのでケーキでお茶を濁そうかと思ってね。んで帰ろうとしたら、そのデパートの目の前にある最近出来た映画館で超観たかったスパイダーマンがやっている!


お金は結構余ってるし観てから帰ろうと思ったのだけど、ケーキを持ってるし、しかもその時夕方4時10分頃で一番近い時間での公開は4時からだった事を知り凹む俺。けど次の夕方6時30分からなら観れるので1回帰ってから戻ってきて観ようという事に。どうせチャリで10分だし。


んで家に帰ったら俺より先に両親は帰ってきてて、プレゼントを買いに行ってた事がいきなりバレる。なのですぐプレセントを渡し、ゲームを売って金を作ったということもバレつつ和やかムードに。いやあ、やっぱしこういうのって良いね。プレゼント渡して喜んでくれるその笑顔だけで嬉しいよ、まじで。


そこに丁度アニキ夫婦も現れたので皆で俺が買ってきたケーキを食いつつ、姪のマホにウチワをあげたらかなり大喜び。マホはなっちはあまり好きなじゃないようで、なっちウチワは無造作に踏んづけたりしてたのにあいぼんウチワはしっかり胸に抱いてました。


で、時計を見ると夕方6時!いかん!ス、スパイダーマン!


アイバさんは慌てて再びさっきのデパートの前の映画館に向かいましたとさ。


そんな風に今日は一人でバタバタしてました。だけどマホも喜んでくれたし、両親も喜んでくれたのですげーよかった。人に心を込めてプレゼントするだけで、自分も優しくなれる。こういうのってすげえ大事だよな。この前の日記の自動販売機での一幕あったじゃん? あれだって同じだよね。


あの日記は最後にちょっとひねくった終わり方にしたけどさ。要するに俺なりの照れ隠しなわけで。今回はそーいう事はしないで素直に『こういうのって大事なことだ』って言っとくよ。マジでそう思うもん。こーいう話を聞いて『人に優しくしてる自分に酔ってるだけの偽善者』とかいうやつもいそうだけど。


そーいうヤツは自分がなにもしないことを正当化するためにそーいうこと言ってるだけなんじゃねーの?って思うよ。人は優しくなる事で他人に優しく出来るんじゃなく、他人に優しくすることでどんどん優しくなっていけるんだよ。このことはテキストで前にも書いたけど。自分が何もしないヤツに何を言われても聞こえないし聞く気もないっての。


それはともかく、これでプレステ2のゲームが殆ど無くなっちゃった。えーん。だけど、どうしても売りたくないゲームが一個あったのでそれはちゃっかり残してありますけど。


だってこれは売ったらダメだろ。








やっぱ娘魂は大事にしないと。


っていうかウチワは簡単に手放してるんだからゲームだってこれを一番真っ先に売っちゃって良いんじゃねーの? とか言うな。これはダメなの。I WISHのPVがまるまる入ってたりするし。ダメなの。大事なの。だけどウチワはいらないの。


俺の娘魂は乙女心のように微妙なのです。



で、スパイダーマンの感想は今日の(2)の方で熱く語ります。




■2002/05/12 (2) (Sun)
   
スパイダーマン日記!


ということで今日の日記その2は映画『スパイダーマン』の感想を。いやーーー、マジカッコ良過ぎた。元々マーヴルヒーローズシリーズのキャラで一番好きなのがスパイダーマンなのよ。カプコンの格闘ゲームでもスパイダーマンをウハウハ言って使ってたし。


なので今回の映画は随分前から楽しみにしてたの。ネットで予告編の動画を何回も繰り返し観ちゃったりするぐらい楽しみだったの。


実際期待通りでしたよ。


もうスパイダーマンが出てきただけで鳥肌が立ってた。チョーカッコイイ!お話もこの手の大活劇系の映画としては合格点でしょう。『苦悩するヒーロー、スパイダーマン』がちゃんと描かれてた。テンポも良かったしね。DVDの購入確定です。何回も観たい。スゴイカッコイイ。カッコイイ。カッコイイ。デザインから動きまで全部カッコイイ。


あと、どうやら続編もやりそうな雰囲気ですね。最後に次回作の敵になるであろう人物が生まれて話が終わった感じで。しかもその相手は・・・・。また『苦悩するヒーロー』は次回作でも苦悩するんだろーなあ。楽しみー。絶対続編作って欲しいよ。っていうかシリーズにしてずっとやって欲しい。


んでもって『苦悩するヒーロー』ってのが良いのよね。その辺がバットマンやスーパーマンと決定的に違う点。たしか原作もそういうコンセプトなんだよね。けど色々設定とかは違うとこいっぱい。原作のスパイダーマンって糸は自分で出せないんじゃなかったっけ。自作の装置を手のひらに仕込んでて、それを指で押すと糸が出るって設定だった気がするんだけど。映画版では自分で出してました。


あと原作のスパイダーマンって結婚してなかった? まあでもマーヴルシリーズのマンガってタイトルがまずあってそのタイトルを描く作者は時代によってどんどん変わっていくっていう特殊なモノだから設定も色々あるのかも。とりあえずスパイダーマンのフィギュアとかその他のグッズを集めたりしたいと思う程カッコ良かった。やっぱマーヴルはスパイダーマンがナンバーワンだい。


スポーンの映画もキャラがカッコイイから観にいったんだけど全然カッコ良さが出て無くて話も面白くなかったって思い出があってちょっと不安はあったんだけど、スパイダーマンはカッコよくてお話も面白かったので大満足でした。うおー。糸出したい! ビルの谷間を飛び回りたい! そして苦悩したい!


俺もシーマンやめてスパイダーマンになる事にします。


↑やっぱりオチはこれかよ。




■2002/05/13 (Mon)
   
更新頻度が無意味に高い上にやたら長文の日記が特徴の『マダファカ!!』は今日も元気です。俺の夢は日記一日分でトップページのスクロールバーを1ミリにすることです。


そんな感じでこんばんわ、アイバです。


ここの日記ってすげー長文じゃん? しかも更新頻度高いじゃん? これって巡回してくれている人達みんなが毎回ちゃんと読んでるのかな。もし俺がこのサイトの読み手の立場だったら読みません。確実に。だって長げえもん。面倒だもん。


けど、読んでくれる人もいるんだよね。すげえ有難いよ。とりあえず長文がダメだって言われても直す気はないです。だって書きたいんだもん。書きたいからこんなサイトやってんだもん。俺には見てる人のために書いてるなんて恥かしいこと言えないもん。そんな勘違いな事言えないもん。そんなに素晴らしい文章書いてるわけでもねーのに。


俺が書きたい。だから書く。その結果長文。そしてそれを読んでくれる人もいる。それだけで充分です。だから読んでくれる事は本当に有難いことだと思う。俺の趣味にちょっとつき合ってもらってるみたいな感じがしてね。だから俺が書いてる文を読んで多くの人に楽しんでもらう、なんて感覚は俺にはあんまりないです。


俺が書きたいことを書いているここに、訪れた人が『自分が読みたいモノがここにあるかどうか自分で判断した上で、この長文で綴られる俺の御託を読んでくれている』という感覚の方が圧倒的に強いです。もちろんみんながみんな好意的な目でここを見てるとは思ってないけどさ。少なくとも『読み物を提供してあげている』なんて感覚は俺には無いってこと。


だから見てる人の趣味に俺が合わせる必要もなければ、見てる人が気に食わなければ自分のニーズにあうサイトに行けば済むだけでしょ。


『リンクについて』に掲載されている文章も同じでさ。


俺がリンクについての事を説明したいから書いてる。どういう意図でリンク報告フォームを設置してるかを説明したくて仕方が無いから書いてるの。俺自身が書きたいから書いてるの。説明しないと俺の気が済まないから書いてるの。その結果長文。面倒な人は読まないで良いけどその代わりリンク報告フォームは使わないで無断でリンクしてくれっていう風に書いています。読む意思がある人だけで良いってね。


サイト名が『Speedy-Dan』の時は、『明確に読み手に話し掛けるようなTalking』と『独り言風のThe heart』つう風にわけてログが明確に分かれてスッキリしたのは良いけど、それによって『書きたいから書く』って部分を少し忘れかけてたのかも。だから更新しづらかったんだな。


『Talking』の方が特にね。『せっかく日記を明確に二つに分けてるんだからTalkingにはオモシロイこと書かないと』というのが先行しちゃったからすごいやり難くなっちゃったのね。これって前にも書いた気がするな。んで、日記をひとつに戻した途端にやりやすくなったんだよね。『書きたいから書く』って俺の中での基本をハッキリと思い出したから。


これって前にも似たようなコト書いたな。


ちょっとクドいな。


でも良いの。


俺が書きたいと思ってるんだからそれで良いの。


俺が書いて満足してるならそれで。




■2002/05/13 (2) (Mon)
   
時として。


心を込めるほど、真剣になるほど、人に心を伝えようとするほど。


とても痛々しくて、とても滑稽で、とても疎外されて、鼻で笑われて。


僕はそれからただ目をそらしているだけかもしれない。


また時として。


いい加減であるほど、表面的であるほど、心を等閑にするほど。


とてもスマートで、とてもクールで、とても受け入れられて、拍手喝采されて。


キミはそれに騙されているだけかもしれない。


僕にはまだまだ見えていないものばかりです。




■2002/05/14 (Tue)
   
一個前の日記の意味するところをハッキリ書いてみようっと。


この前の日記では、時として一生懸命にやるほど空回りしてしまったりとか、すんごくスマートじゃなくて無様だったりとか、必死故に滑稽になってしまう姿を鼻で笑われたりして、自分の想いってのが全然人に伝わらなかったりするコトもあるってのを言いたかったのね。


そんな必死な人を見て何をバカなコトを、と鼻で笑って疎外してしまうのは、自分はもっと上手くやれるとか、あんな無様な姿をさらすくらいならこのままでいいとか思ってる自分がいて、自分が必死になって無様な姿を晒すってのがコワイからそれから目をそらしているだけだったりする。目の前でその姿を見せている人を疎外するコトで臆病な自分を支えてるだけだったりする。


逆に、あんまり深いことを考えずに適当な距離感を保ったまま、いい加減にしたり、心の部分ってのを等閑にして上手く上っ面だけを整えて見せると、それが一見クールに振舞っているように見えてとてもスマートに思えて、そちらに魅力を感じてしまったりする。そっちの方がラクだし一見するとカッコイイし。だけど実際は中身は全然ないんだけど。


そんな風に思うと、俺はまだなんにも本質ってのを見てないし、見えてないのかもしれないです。まだまだ自分の視野っては狭いまま。その視野を広げると見たくないものも見えてしまいそうで、自らの意思で狭めてるのかもしれないです。


自分はずっと部屋の隅っこの小さなゴミを見詰め続けてただけで、決して窓の外には目を向けない。窓の外には山も川も大地もあるはず。けどそっちを見てしまうと自分とのスケールの違いを実感してしまいそうで怖い。その山や川や大地には猛獣もいるから怖い。だから部屋の隅っこのゴミを見詰めてそれを突付いて納得してる。


そうしているのは紛れも無く自分自身の意思なんだよね。だから窓の外をみるのもまた同様に自分自身の意思で出来るはず。今まで突付いてた小さなゴミからは、いくら突付いてももはや何も出てこないってのは分かってるんだけどな。最初はそんなゴミからも一応何か出てきたから納得してたけど、もうそれも無理。


だから。早く窓の外を見て、さらにはそこに自分から出て行かないといけないよ。だけども、その部屋にずっといるのに気づかない人々もいるのよね。小さなゴミを突付いているだけで満足な人もいる。それが全てになってしまっている人もいる。もしかしたらそういう人の方が多いのかもしれないですね。


でもやっぱり俺はここにはいたくない。はやく窓の外を見て、ここから出ていって、もっと無様な姿を晒したいと思う。思ってはいるけど。『実際そんな事俺に出来るのかなぁ。』なんて言いながら、俺は今日もまた、何も出てこなくなった小さなゴミを突付いています。




■2002/05/15 (Wed)
   
今日のアイバっちロック用語講座。


★HEAD BANGING (ヘッド・バンギング):
ヘヴィーメタルなどのロックコンサートにおいて頭を激しく振ること。これによって脳に悪影響があるという噂もある。長髪でこれを行うとそれなりにウザイ。短髪だとそれなりにショボイ。因みにモービッド・エンジェルは頭を振って髪をなびかせるのではなく扇風機で髪をなびかせる。




台所でふざけてヘッド・バンギングをしていたら食器棚に頭をぶつけて流血し脳天にカサブタが出来た、27歳の春。


ビバ! ヘッド・バンギング。


いってえ・・・。




■2002/05/16 (Thu)
   
今日はスーツを着て証明写真を撮りました。


といっても駅なんかに置いてある自分で撮るスピード証明写真ですけどね。お金を入れるとモニターにオノレのツラが映し出されるのですけど、そのあまりのシーマンっぷりに見とれていて顔面ばっかりを見詰めていたら、スーツがレイプされた後みたいに激しくだらしない状態のまま写ってしまって一回目は見事失敗。


しかも、300円追加すると同じモノを2枚プリントアウト出来るというので、お得だ!とか思ってお金を追加してしまったので失敗したモノが2つも出てきてしまいました。1つに4枚分の証明写真が印刷されてるんで、計8枚もヨレヨレスーツ写真を入手してしまう結果に。


んで、2回目も300円追加で2つプリントアウトしたのでまた計8枚分の証明写真入手。そっちは一応上手くいきました。けど失敗したモノも含めて全部で証明写真が16枚。こんなにいらねーよ。


しっかしモニター越しにみたオノレのツラが今日はいつもに増してシーマン過ぎたので自分で笑ってしまいました。なんだよこれ。マジ完コピ。下の画像に俺のツラを合成して、黙ってアイコン掲示板で使用しても多分誰も気づかないです。っていうかシーマンって俺のコラージュだって。アイバコラージュ。略してアイコラ。肖像権の侵害だぞ。コノヤロー。





んで、写真を撮った後は1回家に戻って、写真を書類に貼ってその書類を出すために郵便局に行きました。郵便局でサイフの中身を確認したらこの前の母の日の時にゲームを売って無理矢理作った金がまだしぶとく残っている事に気づいたので、CDを買っちゃえ!とCDショップへ。


ウイザーの新譜とエルビス・コステロの新譜のどちらを買うか迷いつつ、途中でスパイダーマンのサントラにも目がいってさらに迷ったけど、CD一枚分が全財産であるこの状況であえてサントラを買うのもアホっぽいのでそれは却下。どうせサントラなんか買っても大して聴かないし。


でもジャケットのスパイダーマンのイラストがカッコ良過ぎて入れ物だけ欲しかったです。話がそれるけどスパイダーマンはやっぱり続編やるそうですね。もう公開予定日も決まってるみたい。2年も先だけど。今やってる作品は原作の序盤を微妙に設定を変えながら映画にした感じなんだね。色々調べてちょっと知識をえたのだけど。とりあえず1作目のDVD化が待ち遠しい。


話は戻って。


んで、スパイダーマンのサントラを却下した後にウイザーとコステロの2択でしばらく迷ってコステロを選択。早速家に帰って聴いたら割と失敗。ウイザーにすれば良かった。泣きそう。泣きシーマン。コノヤロー。でも聴きこんでみれば良くなるかもしれないので良いの。別に失敗じゃないの。と自分をなだめつつ泣きシーマン。


それと昨日の日記で書いた脳天流血のトコが痒いです。


痒シーマン。




■2002/05/16 (2) (Thu)
   
たまんねーなー、おい。


今日はチト面白い事がありました。姪のマホが39度近い熱を出してしまったので、保育園を休んでこっちでずっと預かってたんですよ。一個目の日記で書いたように俺は昼間に一人でバタバタとしてて家に戻ってきたり出ていったりを繰り返してたんで俺自身はあんまり関係なくて、オヤジとお袋が面倒みてたんだけど。


だけど夜は少し手伝おうと思って夕飯は俺が作りました。それで飯を食ってたらマホが『おじちゃんの部屋で新しいミニモニを観る』と言い出しました。昨日マホが俺の部屋に来た時にPCでミニモニの動画を見せたんだけど、それをしっかり覚えててさ。俺の部屋にくれば居間では観られない新しいミニモニが観れると学習してしまったわけ。


なので飯を食ったあとに俺の部屋にきて一緒にミニモニを観てたのです。その間に義姉のさとみさんが帰ってきてマホを呼びに来たんだけど、『ママはいや!』とか『ママはあっち行ってて!』とか言って帰ろうとしないのです。昼間ずっと寝てて大分良くなったとはいえ、まだ全然完治はしてないから機嫌が悪いだけなのかと思ってたんだけど。実は単純にそーいうことではなくってね。


さとみさんの話によると、昨日の夜に俺のアニキがさとみさんの作る料理が不味いと文句をつけたのがキッカケで夫婦喧嘩をしたんだとか。それをしっかりマホは見てたんだな。お風呂に入る時に『三人じゃなきゃダメ!』とか『お風呂まで三人で手を繋いで行くの!』と言い張っていたんだって。マホなりに大好きなパパとママに仲直りして欲しくてそんな事言ってたと。


マホは今日一日風邪でグッタリしてたからそれはそれで不安になるだろうし、昨日のパパとママのケンカもまだ覚えていて3歳弱のマホの小さな頭の中では処理しきれない複雑すぎる心境になってたんだろーね。だから『ママはいや!』とか言いながらも迷いがあるような素振りがあってさ。イヤとか言いながらさとみさんの方に近づいて行って、ためらいながらまた俺のトコに戻ってきたりして。


ガキが全部そんなに敏感だとは思わないけど、マホのような敏感なガキもいるんだよね。ちゃんと見てる。ちゃんと雰囲気察してる。そしてそんな状況を自分なりになんとかしようとしてる。まだ日本語も微妙におかしかったり、赤ちゃん言葉だったりするのに、その小さな体と頭で一生懸命やってるんだな。


料理が不味いだのなんだのってくだらないコトが原因で大の大人が喧嘩して、それをあんなちっちゃなガキんちょに仲直りさせられたらたまんねーわな。本当にどんな顔すりゃ良いかわからんよーになっちゃうよ。恥かしくてさ。さとみさんは『このコはホント敏感だし良く見てるよー。怖いよー。』なんて言いながら笑ってたけど、大人としてカッコ悪かった自分がちょっと恥かしかったんだろーなあ。さとみさんの笑顔にそんな微妙な心境が出てたよ。あはは。


いつもただワガママ言ってるだけに見えるガキんちょにだって色々あるんだよな。俺の部屋に来てなかなか帰ろうとしなかったのは、マホなりのママへの制裁なのかもね。帰らないってゴネて、わざとママを困らせて『もうくだらんコトでケンカなんかすんなよ!』っていう風なさ。なんか今日のひたむきなマホを見てて和みまくっちまったよ。なんかこう不思議な気分っつうか。和みつつ、笑顔になっちゃって、ちょっとジンと来てみたりする不思議な感覚っつうかさ。


なんだろーなあ。大人になってからは頭で明確に考えて簡単に割り切ったり、処理しちゃったりするような些細なことでも、ガキんちょはまだ明確には考えられないわけじゃん。考えてるわけじゃないんだけど感覚としてひたむきに訴え掛けてくるその姿がなんだかたまらなく心に染みたというのかな。


凄く些細なことだけど今日みたいなマホを見てると心が洗われて、大人になるとわすれちゃうような色々なコトを思い出させてくれるよ。


ほんと、たまんねーなー、おい。




■2002/05/17 (Fri)
   
なんでこんなに更新頻度高いんだ? それは書くことを思いつくから。


ところで、放射能を浴びたクモって何処に行けばいるのですか。そのクモに噛まれるとスパイダーマンになれるらしいんだけども。けど噛まれたら痛いのかな。それはちょっとイヤだな。つーか、この際なれるんだったらベノムでも良いや。ベノムになるためにはエイリアン共生体と合体しないといけないんだけども。そっちの方が難しそうだな。


やっぱスパイダーマンが良い。ねー。何処に行けば放射能を浴びたクモっているの? ねー。何処? え? スパイダーマンネタはもういい加減しつこい? そーだよ。俺は1回気に入ったモノにはやたら固執するよ。知らなかった? 音楽でもなんでも1回凝り出すとしつこいよ?


俺ってストーカーの素質があるのかも。ウヘヘ。俺に好かれでもしたら大変だよ? 仕事を終えて家に帰って電気つけたらスパイダーマンの格好して正座して待ってるよ? スパイダーマンのマスクを取ってもシーマンの天然コスプレだよ?


ここまで書いてどうやってまとめれば良いかわかんないよ?


こういう時はひとまず逆ギレしとこう。


ぁあ!?




■2002/05/17 (2) (Fri)
   
最近一日に2つ以上は更新してるな。こんばんわ。


最近さ。モー娘のファンサイトがガシガシ潰れてない? それらって多分閉鎖じゃなくてイキナリ消されてるっぽいんだよね。だって前日まで普通に更新されてたのにイキナリなくなってるんだもの。公式サイトでも最近になって『画像の使用を許可してる覚えは無いです。』なんていう告知が出てて、それを境に壁紙などを大量配布してるサイトが急に消えはじめたのよ。


モー娘のファンサイトって無料サーバーを使ってるケースが多いから、サーバー側にイキナリ消されたんだと思う。モー娘みたいにアンオフィシャルファンサイトが異常な数存在するアイドルは画像関連の無断使用に対して今まで手の打ち様がなかったんだと思うけど、最近急になにかしらの手を打ちはじめたっぽい。俺のトコって大丈夫なのかなあ。間違い無く非はこっちにあるわけで怒られても文句いえないしさ。


けど小さい画像を紹介程度に載せてるだけだから大丈夫だよなあ。見逃してくれるよなあ。ここは有料サーバーだからもし消されるにしても事前に警告がくるとは思うけど・・・。もし怒られたら直さないわけにもいかないよね。だけど直すとこいっぱいあってそうなったらすげえ面倒くせえなあ。やだなあ。壁紙を配布してるわけじゃないし許してよ。


因みに巡回してる日記サイトで知ったことなんだけど、ジャニーズの画像はかなり厳しく取り締まりをしてるんだってさ。テレビで新しいドラマがはじまる時ってテレビ局が運営するドラマの公式サイトが公開される事が殆どじゃんか。そのドラマにジャニーズの人が出演したとするよね。


そしたら出演者の紹介とかも載るわけだ。だけどそんな公式のサイトですらジャニーズの人の画像は載せちゃいけないんだって。その人がたとえ主演であってもダメなんだって。キムタク主演のドラマなのに出演者紹介のページでのキムタクの画像だけシルエットになってたりするとのこと。凄まじい徹底ブリ。


もしジャニーズの画像を無断使用しているサイトを発見した場合はそれをファンに密告してもらって潰しにかかるらしいです。んで、密告したファンにはお礼のグッズをプレゼントしたりテレビ収録の閲覧に招待したりするんだと。こわー。趣味でやってる営利目的ではない個人のサイトを相手にそこまでするかぁ?


なんだか急に怖くなったので、せめて最近追加した画像だけでもコピーライトの表示を入れようと思ってスパイダーマン関連のトップ画像にはコピーライト表示を入れてみた。入れたところで無断使用には変わんねーけど。


画像の著作権や肖像権ってわりとみんな普通に無視してるじゃん? 厳密に言ったらCDのジャケもダメだし、アーティストの画像もダメだし、どこぞの外人かわからんような写真だってダメだしさ。あとゲームの画面とかも当然ダメだし。有名サイトの『ちゆ12歳』とかだってマンガの本編の一部をスキャンして公開したりしてるじゃん。ホントはアレもモロにダメでしょ?


自分で写真を撮ってモデルの人に許可を得たり、作者に許可を求めてから個人サイトの素材として画像を載せてる人なんか殆どいないっしょ。多分自分のサイトでなにかしらの画像を使った事がある人は全員該当する話でしょ。うーん。そーいうのって1回気になるとすげえ気になる。れっきとした違法行為だからなあ。と、言いつつも著作権や肖像権を持ってる本人から怒られない限りは使っちゃうと思うけど。


だけど気になるのは確かだにゃあ。




■2002/05/17 (3) (Fri)
   
今日はこれで三つ目。


最近の更新頻度の高さと長文具合はもはや見てる人への嫌がらせの域に達している気が。けど日記って思いついたときにすぐ書かないと自分的にあんまり意味が無いんだよね。ネタをメモしてストックしておいても時間が経つとどうでも良くなっちゃうんだよ。思いついたその瞬間が自分的に旬なのだ。そんな感じでこんばんわ。


後藤マキの新曲『手を握って歩きたい』聴きました? どうやらモー娘関連はここのところお子様にターゲットを明確に絞ってきたみたいですね。『子供に受ければ売れる!』という法則にミニモニあたりで気づいたようで。多分この方向性は成功だと思うよ。頭の固い音楽ファンや頭の固い洋楽派にはより一層敵対心を植えつける結果になるだろーけど。


っていうかこの曲好き。NHKの『お母さんといっしょ』なんかの子供番組の歌、もしくはアニメソングみたいで好き。今までの後藤マキのソロ曲の中で一番好きだわ。あと、後藤マキってすげー歌が巧くなってない? レコーディングした後で色々手を加えているのかもしれないけどCD音源を聴く限りではNHKなんかに出てるちゃんとした歌のお姉さんが歌ってるみたいだよ。ちょっとビックリ。


この曲はNHKの子供番組の曲に充分タメを張れるぞ(褒めてるんだよ)。




■2002/05/20 (Mon)
   
姪のマホにまたもや心を打ちぬかれたアイバです、こんばんわ。


姪のマホは最近俺にすげえなついているのです。一人で部屋にくっついてきて、俺が横になってると上にドスっと乗っかってきたりとか、座ってると膝の上に乗っかってきたりとか。俺が実家に戻ってきた当初は俺の顔を見ただけでこんな↓顔をして、近づくと泣きだすという有様だったのに。





自分で言うのもなんだけど、とにかく最近のマホの俺への信頼はかなりのモノです。オシッコをしたあとに『おじちゃんが良いの』とパンツとズボンを俺のトコに持ってきて俺に履かせて貰うのを自らリクエストするほど。


で、今日も夕飯の後に俺の部屋に来て遊んでたんです。子供って突発的な動きをするんで何回かチンコを蹴られました。さらにチンコの上にドスっと座られました。割とホンキで痛かったです。そんな事をしているうちに義姉のさとみさんが帰ってきたました。


俺は『あ!ママ帰ってきたよ!』とマホに言いつつ居間に連れていったのです。そしたら足をかばいながら『我ながらバカだー』とか言いながら笑ってるので、何だろうと思ったら・・・。さとみさんは帰りにドブに落っこちて足を捻挫したとかで。膝もモロすりむいてました。結構思いっきり転んだっぽいんですよね。


っていうか妊娠してんのに大丈夫なのかよ、とすげえビビったんですが、痛めたのは足だけだったようで大事には至らなかったので良かったのです。で、俺がマホに『ママ怪我しちゃったって!』と言ったら、ソレまで俺のチンコにいい蹴りを入れたりして元気ハツラツだったマホが急に静かになってしまいました。


『ママは1回2階に上がって手当てするから、代わりにパパが迎えに来るよ』と言ったらとりあえず納得したようだったんだけど、そのあと『マホたんのママは? マホたんのママはどうしたの? マホたんのママは?』としきりに言ってました。


そして俺のアニキ(つまりマホのパパ)が迎えに来て、恒例の別れの儀式『握手でバイバイバイをするんでしょ?』と言ったら一応いつものように俺、お袋、オヤジの三人に『握手でバイバイバイ』をやってるんだけど超テンション低いの。んで、アニキがそれを見て『どーしたの? 今日は随分そっけないんだね』なんて言ってるから、俺が『ママが心配なんだよねー』と言ったらマホは。


『うん。ママがちんぱいなの・・・・』と。


ずるい。子供はずるい。


なんかこうまたもや心を打ち抜かれてしまったよ。子供は正直だしな。ホントに心配だったんだろーな。数日前の日記で書いた時と同じで、そのひたむきさにグハっと再びやられたよ。もー。子供はずるい。


そう。子供は正直なのです。だから俺になついているのも俺の素晴らしい人間性を子供の鋭い感性で見抜いているわけですね。やっぱ俺すげえ。俺最高。俺の広大な心を子供は見事に見抜いてるのです。あっはっは。


因みに今日。


俺が有料で使ってるここのサーバーの提供元である『COOL ONLINE』が質問のメールをいくら出しても返信してこない上に、不都合が生じたときに実際になんの対応もしなかったり、やたら対応が遅かったりすることに腹を立てた俺は以下のような感じのメールをCOOLに送りつけました。


今まで質問のメールを送って返信が返ってきた事が一度もありません。どうして返信しないんですか? わざとやってるんですか? 有料で提供しているサービスなんだから返信するのは義務です。サポートはメールでするって書いてあるのだからサポートするのは義務です。また返信しないつもりですか? 何故質問メールに返信しないか納得の行く説明、もしくは謝罪をして下さい。このメールには絶対に返信してください。





うわ。俺のこころ、せまっ。


子供を騙すのは意外と簡単なのかもしれません。


あっはっは。


・・・・んで。その後、珍しく素早く返信が返ってきて凄く丁寧に謝られました。スゴイ剣幕で苦情のメールを送ったのはこっちなのに、いざ丁寧に謝られるとなんだか急に『ちょ、ちょっと酷い言い方し過ぎちゃったかな・・・。』と、いたたまれなくなる俺って一体。


そういう意味でも、俺のこころ、小さっ。


やっぱり子供を騙すのは簡単です。


あっはっは。




■2002/05/22 (Wed)
   
1回色々グチャグチャ書いたんだが、全部消した。


やっぱ今はこれしか言えないや。


この一言に全部込める事しか出来ないや。









『とにかく頑張って!!』

















【追記】

・・・・22日 20時17分。


長い闘いは終わったそうです。


今は言葉が出ない。


また後日ちゃんとかく。




■2002/05/23 (Thu)
   
こんばんわ。


前回の日記はなんのことやらわからない人が大半だったのではないでしょうか。ちょっと俺もあまりにも唖然としてしまってあれ以上書けなかったんです。なので改めてちゃんと書こうと思います。正直、まだキーボードを叩く指が重いのだけど、このことはどうしても書いておきたいので書きます。


22日の夜、一人の女性が天国へと旅立ってゆきました。


23年と半年の短い生涯を終えて。


彼女は急性骨髄性白血病とたたかっていました。俺は彼女の顔は知りません。モニター越しのコミュニケーションだけでした。彼女の日々の病とのたたかいのことは彼女の日記でしか知りません。でも俺と彼女の間には確かに交流がありました。そう。短かったけど確かに彼女とは楽しい交流があったんです。


最初の出会いは彼女からのメール。彼女のサイトからここへリンクを貼ってくれてわざわざリンク報告をしてくれたのです。去年の12月14日の事です。その日は俺の誕生日だったりする(それは単なる偶然ですけどね)。そして俺もリンクを貼り返しました。それが最初の出会い。そのあと、メールのやり取りもしました。ICON掲示板では明るく書き込みもしてくれてました。


ICON掲示板は、思いつきではじめたモーニング娘関係のことを取り扱うコンテンツ専用の掲示板だったのでこのサイトをリニューアルした時にそのコンテンツが無くなった為にその掲示板も当然無くなるはずでした。だけど、彼女がいつも書き込みをしてくれていたのはその掲示板の方だったのでそのまま無くさずに残しました。彼女がいなかったらICON掲示板は無くなっていたと思う。


彼女はメインの掲示板は少し自分には敷居が高いなんて言ってた。だけどICON掲示板の方は見てる人も少なくて、書き込みしている人達も慣れ合いが出来るような人達ばかりだったのでとても書き込みしやすくて楽しいと言ってくれてました。実際ICON掲示板での書き込みはみんな良い意味でバカっぽくて本当に和んだ雰囲気だったから俺自身もとても楽しかったんですよね。


それで、モーニング娘専門のコンテンツが無くなった後も『タンポポ掲示板』から『ICON慣れ合い掲示板』へと名前は変えたものの、内容はそのままでしばらく運営していました。けどあるときフト彼女は白血病の影響で目が見え難くなっているというのを思い出したんです。なので俺は、掲示板の文字の大きさをひとまわり大きくしました。そのことは何気なく思いついてやっただけなので、特に彼女に直接は言わなかったんですけどね。


そんな中、亡くなる5日前に彼女からメールがきました。それが彼女から貰う最後のメールになるなんてそのときは思わなかったけど・・・。


それは掲示板の文字の大きさをひとまわり大きく変えたことへのお礼のメールでした。確かに彼女がいたから文字の大きさを変えたのは確かなんだけど・・・・、そのことは彼女には伝えて無かったし、本当に何気なくやっただけだったんでメールが来て本当に驚きました。それは凄く長い長いメール。本当に気持ちのこもったメール。


具体的な内容を公開する気は無いですけど、そこには前向きに進みたいと思う自分と、死と苦痛への恐怖や不安を感じて潰されそうな自分とが常にぶつかり合っている彼女の気持ちがなんとなく垣間見えるような気がしました。だけど常に明るいんですよ。彼女のメールはいつも明るかった。まるで自分を奮い立たせようとするかのように。


そのメールで彼女は俺が彼女のために文字を大きくした事を指して、『無言の励まし』だと言ってた。それが凄く嬉しかったと言ってた。自分が本当になんと無しにやった事でここまで喜んでもらえた事実には驚くと同時に本当に嬉しく思いました。少しでも彼女の元気に繋がれば良いなと思いました。


そして18日、彼女が亡くなる4日前にはその掲示板に、いつものように顔文字を駆使したこの上なく明るい書き込みをしてくれました。そのメール同様それが彼女のここへの最後の書き込みになってしまいましたけど・・・。


その18日以降、彼女のサイトの日記の更新が止まったので22日の昼間にいつもは覗かない彼女のサイトの掲示板を覗いてみたんです。なんとなくイヤな予感がして。そこには主治医の先生の手によって、現在彼女は『正念場』であるとの事が書き込まれていたんです。それから俺はずっとその掲示板を見守っていました。


彼女とのやり取りは何度もしていたけど、その掲示板には一度も書き込みをした事がなかったんですよね。だからなんとなく書き込みを躊躇してしまって。ただただ見てました。掲示板を開きっぱなしにして一定間隔でリロードして。だけどやっぱり黙ってられなくなって22日の深夜(正確には23日)に思い切って書き込みをしたんだけど・・・・・・・その直後に主治医の先生の書き込みがあって。


彼女は22日の20時17分に既に亡くなっていたのがわかりました。


本当に言葉を失いました。マウスを握ったまましばらく放心状態でした。すぐに涙は出ませんした。あまりにも唖然としてしまって。だけど、23日の朝方に彼女から貰ったメールや掲示板への書き込みを読み返していたら涙が出ました。


彼女は最後まで生きる意思に溢れていました。最後まで明るかった。俺がもらった彼女からのメールと、ICON掲示板への書き込みにはそんな彼女の生きる意思が刻まれてた。それを言葉として明確に表現していなくても彼女の明るさがそれを象徴していたんだと思います。それを読んでたら涙が出たんですよね。


白血病?


なんだよそれ。


こんな理不尽な事があるのかよ。


そんな風になんとも言い難い感情が込み上げてきました。


彼女は最後のメールで、


『書きたいことたくさんあるんですが また書きます。』


と言っていました。


そのメールは、


『また書きます。 おやすみなさい。』


と締めくくられていました。


だから俺はまた彼女とのメールのやりとりが出来るのを楽しみにしていました。だけど彼女は逝ってしまいました。彼女からはもうメールを受け取ることはありません。掲示板への新しい書き込みも見ることは出来ません。でも彼女は最後まで頑張った。最後まで生きる意思を忘れなかった。その意思はあなたが天国に行った今でもずっと残ります。


病院で治療に携わった先生や看護婦さんはもちろん、あなたに出会った全ての人々は、あなたのことを絶対に忘れないでしょう。


あなたから貰ったメールには生きることへの情熱が溢れていました。


あなたから貰ったリンクのコメントは本当に嬉しかったんですよ。


あなたが書いてくれる掲示板の楽しい書き込みは凄く楽しみだったんですよ。


あなたには直接会う事が出来なかったけど。


お互い顔は知らないけど。


確かにそこには生きた言葉のやり取りがありました。


あなたから貰ったメール。


リンクのコメント。


掲示板でのやり取り。


全部俺の宝物です。


あなたは一生懸命生きました。


多くの人が勇気をもらったと思います。


本当に本当にお疲れ様でした。


天国でゆっくり休んでください。


短い間だったけど俺と友達になってくれてありがとう。


いや、これからも友達ですよね。


本当に本当にありがとう。


安らかに眠って下さい。


俺みたいなヤツと言葉を交わしてくれて本当にありがとうございました。


本当にありがとう。


さとみさん。


あなたのことは一生忘れません。




■2002/05/26 (Sun)
   
んあ。こんにちわ。


実はですね。今まで黙っていましたが俺は随分前からある女性にストーキング行為をされているのです。かなり戦慄です。振り切ったと思ったらいつのまにかまた近くにいるんです。もはや俺にはどうすることも出来ないのかもしれないと諦めかけたコトもありました。もしかしたらこのまま彼女と結婚なんてことは・・・・・。考えたくない。考えたくないよ。


で、今回はですね。ある決意をしました。


あまりにもストーキング行為がしつこいのでヤツの顔をここに公開します。こうなったらこっちも逃げてばかりはいられません。こっちから追いかけてやる。いつも追いかけることに慣れているヤツが、逆に追われる立場になるときっと精神的にかなりダメージを食らうと思うのです。



では! ヤツの顔公開!!












































はい。そこ。怒らない。


いやー。コイツさー。気がつくと俺のそばにいるのよ。


今住んでる実家はわりと最近建てられた家なのね。その前は同じ街なんだけどもっと古い家が実家だったの。んで、その旧実家にいるときにコイツに出会ってね。どっから湧いて来たかしらねーんだけど、俺の部屋に何時の間にかいたのよ。なのでなんとなくずっとテレビの上に置いておいたんだけどね。


で、俺はある時から一人暮らしをはじめたんだけどもね。


引越しを終えて一人暮らしの部屋で一人で落ち着いていたら。


また部屋にいるのよ。コイツが。






持ってきた記憶がないのに何時の間にか部屋にころがってんの。


何でいるんだお前は。


そして俺が一人暮らしをしている間に実家は引越しを行って今現在俺が住んでる方のニュー実家に移ったんだけどもね。その後に俺は訳あって一人暮らしをやめてそのニュー実家にお世話になる事になったのね。それで現在に至るわけなのよ。


引越しを終えて実家でくつろいでいたらさ。


またいるのよ。コイツが。





何時の間にか部屋にころがってんの。


俺は持ってきた覚えはないっつうの。


恐くね? マジ恐くね?


やばい。


ハート持ってる。


こいつハート持ってるよ。


ちょっと笑ってるよ。


半笑いだよ。


どうしよう。


絶対狙われてる。






つうか。そもそもお前さ。


何をモチーフにつくられたんだかわかんねーよ。


なんなんだお前は。


で、彼女は今も。


PCのモニターの上で俺を半笑いで見詰めています。


だからお前は何なんだ一体。




■2002/05/27 (Mon)
   
キタ━━━━━(・∀・)━━━━━━!!


26日に紹介したストーカ女はカリフォルニア・レーズンの仲間であるのが判明。


メールで2通ほど垂れ込みがあったので検索して発覚したのだけどもね。彼女ったら結構な有名人なのね。やばい。イカス。これはイカス。カリフォルニア・レーズンて。そんなものをキャラにするそのセンスがイイね。アメリカンだ。


彼女ったら女優だったのね。


じゃあこのまま結ばれれば逆玉の輿?


それもイイかも。


今夜辺り体を許しちゃおうかしら。




■2002/05/27 (2) (Mon)
   
・・・・・・・・・・・。


言いたい事が沸き出てくる気持ちはわかるし、誰かに伝えたくてしかたがない時があるのもわかる。心を大きく動かされた時や、心を動かされた人々を見ると、自分もそれに対して何かを言いたくなる気持ちもわかる。


言葉ってのは、たとえ同じ台詞でもその言葉を発した人の想いや意図が込められている限りは『その人唯一の言葉』だ。他の誰でもない。他の誰の言葉にもなり得ない。ありきたりな台詞でも、その台詞を言った人の人数分だけの想いや意図がある。


そんな風に言葉はとても大切なもの。


だからこそ独り善がりは良くない。自分の言葉を投げっぱなしにしてしまっては、その言葉が行き場を失ってしまう。大切な言葉が濁ってしまう。他人は自分が思っているほど自分の言葉に興味が無いものだ。10の気持ちを込めた言葉がそのまま相手に10伝わるわけじゃない。10の気持ちを相手に伝えたいと思ったなら、100も200も気持ちを込めなくてはいけない。


でもそれに気づかない人々がいる。


独り善がりに『何かを言いたい』という衝動に身を任せて言葉を発しても何も伝わらない。勿論、感情に任せてとにかく言葉に気持ちを叩きつけることが必要な時もある。友人や家族に、整理出来ていない自分の頭の中をあえてさらけ出すことで、自分自身の気持ちが整理できることもある。


だけど。


言いたい事があっても黙っているべき時もある。自分の『誰かに伝えたい』という衝動をじっとこらえて、とにかく黙っているべき時もある。闇雲に言葉をバラまいてもその言葉は行き場を失うし、それどころか周囲を傷つけることすらある。それを忘れちゃいけない。


言葉は大切なものだ。だから、言葉を発する前に、もう少し周囲を見渡すべきた。自分の衝動だけに身を任せてはいけない。自分に悪意が無くても人を傷つけるかもしれないし、状況を悪化させることになるかも知れない。


言葉は伝えるためだけにあるわけじゃない。自分が飲み込むために存在する言葉もある。自分の中に言葉が溢れてきたとき、必ずしもそれを外に出せばいいわけじゃない。その言葉を外に発するべきで無いと思ったら、その溢れそうな言葉を自分自身が飲み込むべきなんだ。


自分がその言葉を外に出さずに飲み込んでしまうという事は、その言葉は他人に伝えることが出来ないという事になる。だけどその飲み込んだ言葉は決して無駄になったわけじゃないから安心すると良い。自分の中で必ず糧となっているはずだから。


だから。


それらを闇雲に外に出す行為が何を招くかもう一度考えるべきだ。


俺は自分にそんな事を言い聞かせながら。


溢れてしまいそうな言葉を今必死で飲み込んでいる。




■2002/05/29 (Wed)
   
煮詰まりまくり。


ここ2、3日はずっと頭の中に霧がかかってるみたいになっててね。憂鬱とかそーいうんじゃなく、1日中寝ぼけてる感じっていうのかな。1日中ずっと寝起きみたいな。んで、これはイカンということで今日1日潰して、一度頭の中を真っ白にしてリフレッシュしようと思い立ち映画を3つも観ました。


映画って気分転換にはすごく良いんだよね。全然違う世界に浸って観てる間は現実をスパっと忘れることが出来るからさ。平たく言うと手軽で一時的な現実逃避だよね。映画館で観るのが一番良いけど今回はお金がないのでビデオで我慢。とにかくこのボケーっとした感じを、映画でも見てスッキリさせようという方針。


観たのはね。ニコラス・ケイジが出てる『スネーク・アイズ』、それと後味が悪いことで有名なブラピの『セブン』、んで、黒沢明の『七人の侍』。なんで今更『七人の侍』かっていうと、巡回先の日記サイトの管理者さんであるところの嶽花さんが最近観たと日記に書いててさ。しかもとても楽しめたって言ってたから真似ッコしたの。


俺は単純なので人が良いって言ってるとすぐ気になっちゃうのよね。


スネーク・アイズはまあまあ。すごい面白いわけじゃないけどクソってこともないかなあ・・・という微妙な感じでした。けど、とんでもない長時間を全くカット無しでぶっ続けで撮ってるシーンが冒頭にあってさ。ニコラス・ケイジを追っかけるようにずううううっと撮影しっぱなしなのよ。その部分には驚いた。スゴイよ、あれは。なんであんなこと出来るんだろう。やっぱり役者さんはスゴイ。


んで、セブンはもう2回目なので衝撃は特に無し。もちろん好きだから2回目をみたわけで、充分楽しめたけどね。あのラストって俺の身近な人達はみんな『読めた』とか言うんだけど、俺は1回目観た時に全然読めなくて普通に驚いたよ。俺って鈍いのかしら。シックスセンスを観た時もそうだったんだよなー。あの映画は冒頭でわかっちゃったって人が多かったけど、俺はラストの指輪が落ちるシーンでやっと気づいたのよね。ダサー。


んで、本命の『七人の侍』。


古い!


最初の印象はそれ。だって48年前の映画だよ。古いよ。約半世紀前ってすげえよな。なので全然楽しめないかなって観はじめた時点でもかなり心配だったんだけども、これがまた凄く面白かったです。でも、実際今観ると古いのは否めないし、最近のCGバリバリで撮影機材も最新鋭の映画と比べるとショボイのは確か。それを『古い』と一言で済ませようと思えば済ませられます。


さらに音声の録音状態が良くないので、何を言ってるのか全然わからん部分とか結構あったし、モノクロなので映像自体が見え難い場面もあります。3時間半っていう長さも観るのには勇気が必要だよね。で、3時間半もジックリ描いていて、間をやたら重視しているシーンもあるのに何故か肝心な場面がやたら淡白だったりするのも気になる人は気になると思う。


だけども。何はともあれ三船敏郎演じる『菊千代』です。


半世紀前にアレだけイカしたキャラが映画で活躍していたなんてそれだけで驚きです。野猿みたいなキャラで、敵が攻めてくると飛び跳ねて大張り切り。言葉は乱暴で、行動も無鉄砲だけど実は七人の中で一番人情深い。んで、菊千代は本当の侍じゃなくて農民出のヤツなのよ。つまりニセ侍。それには事情があったりするのよね。しかもとてもコミカルなキャラで笑いも提供してくれるという美味しすぎるキャラ。


ストーリーは知ってる人も多いだろうけど、農民が七人の侍を雇って野武士から村を守ってもらうっていう単純なお話。侍への報酬はなんと飯を食わしてやるっていうだけ。だけどそれぞれの思いを胸に七人が集まるわけ。そこに色々人間ドラマを絡めながら話が進んでいって、最後は大雨のぬかるんだ土地での大決戦という流れ。そのシーンは凄く有名だよね。


七人のキャラがそれぞれしっかり描き分けられてるんだけど、その中で一番光ってるのが菊千代なのよ。この映画を当時リアルタイムで楽しんだ男性の方に『もし自分がこの映画に出るとしてこの七人で誰を演じたい?』と訊ねたら、菊千代の名前を挙げる人が殆どじゃないかなあ。


菊千代を演じる三船敏郎のギラギラ感はマジすごいよ。基本的に小汚いんだけど妙にカッコイイんだよな。菊千代はカッコイイキャラとして描いているわけじゃ決して無く、どちらかというとカッコ悪いキャラなんだけど、それが逆にカッコイイのよ。コスチュームの乱暴な着こなしとか、ギラギラ感とかがさ。


さっきも書いたように古い映画なのでそれがキツイと感じる人は絶対いる。だから今のこの時代にあえてこれを『絶対に観るべき作品』だなんて声を大にしては言えないです。半世紀前の映画であるという考慮を入れずに『今見て凄くなきゃ意味が無い』という考えの人は多分楽しむのは無理です。


けど、逆に言えばその時代時代の独特の雰囲気をも含めて楽しめる人なら充分楽しめる作品ってことだね。ストーリーは単純明快だし、とにかく菊千代がカッコイイし。他のキャラも良い味出してるし。俺は充分楽しめたのでもう一回観たいなって思ったよ。っていうかDVD出てるなら買っても良いよ。


とにかく菊千代万歳。三船敏郎万歳。マジ惚れた。


あとスネーク・アイズ観てて思ったんだけど。


ニコラス・ケイジってマリリン・マンソンに似てる。




■2002/05/31 (Fri)
   
(;゚ロ゚)!!!!!!!!!


近所に泥棒が! 今日の早朝4時過ぎのことです。昨日早く寝すぎちゃって3時過ぎに目が覚めてさ。お腹がすいて朝飯の時間まで我慢出来そうも無かったんでソバを作って食ってたら外から叫び声が聞こえてね。


なんだろうと思って出てったら泥棒を追っかけてる近所のおっさんでした。泥棒が俺の家の前の行き止まりに追い詰められて、その行き止まりにある家の庭に逃げ込んだんだけど、追っかけてきたおっさんの叫び声を聞いたその家のおっさんが木刀を持って出てきて見事に捕まえてました。近所の人達が続々出てきてちょっとした騒動に。


犯人はすげー弱そうなおっさんでさ。捕まってヘロヘロになってたよ。どっちかっていうと追っかけてきたおっさんと犯人を捕まえたおっさんの方が恐かった。けど朝からちょっとしたイベントを見れた気分で楽しかったですよ。


そんな感じでこんばんわ。アイバですけれども。


前振りとは全然関係ない話なんですけど、最近痔が再発してまして。キレ痔です。イボ痔じゃないです。まあ痔が再発って言ってもそんなに酷くないんでウンチをする時とウォシュレットを使用する時に痛むくらいです。だけどそのウォシュレットが意外と曲者でさ。


傷口に噴射された水がクリティカルヒットするとすげー痛いのよ。思わず『おぉっと!』って言いながら立ち上がっちゃうくらい。水圧で傷口を広げられるっつうの? なので、なんとかクリティカルヒットしないように微妙に位置をずらしながら水を当てるようにはしてるんだけど、油断するとクリティカルヒットしちゃうのね。


で、前に書いたけどウォシュレットって浣腸効果もあって菊門が水で刺激されることによって再び便意をもよおしちゃうこともあるわけ。ウォシュレットのパワーで菊門がスゴイ感じちゃってエクスタシーって感じ? それによって沸き上がる便意はもう自分の意思では止められないのよ。だってエクスタシーだもん。


傷口に水がクリティカルヒットして『おぉっと!』って半分腰を上げそうになりながら、それと同時にウンチもボトボトボトボトって出る、みたな。今日はクリティカルヒットと便意のエクスタシーが申し合わせたようにピッタリのタイミングで襲ってきて危なく床にウンチこぼしそうになったよ。あぶねーって。マジあぶねえ。


最近、このサイトは便所ネタが多いですねなんて言われたので、今日の日記は大張り切りで書いてみました。けどさー。便所っていうのはドラマだよ。ウンコしない人間はこの世にあいぼんとののちゃんとなっちとマリっぺしかいない訳じゃん? 他の下品な人間どもはみんなウンコをするわけじゃん?


だから今日も世界中の便所でドラマが生まれるのですよ。


学校でウンコしてたら上から水を注ぎ込まれ人生の厳しさを知る者あり、ドアの下の隙間からウンコが出る様を見られ人生の恥を知る者あり、学校でウンコをしただけでウンコというあだ名をつけられて人生の理不尽さを知る者あり、デパートのトイレに駆け込んで事が済んだあとにトイレットペーパーが無いことに気づき人生の転機を知る者あり、サイフを便器に落とし人生の絶望を知る者もいるわけです。


便所は今も世界中でドラマを生んでいるのです。これは、中学生の時に『ゲリピエスト』と呼ばれていたほどトイレを愛している俺が言うのだから間違い無いことです。


アイ・ラブ・トイレット。


今日も菊門エクスタシー。


おぉっと!

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