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すげぇむかーしの些細な事をふと思い出す事って無いですか。特に印象的な出来事でもなんでも無くて普段は完全に記憶から消えているのに、ちょっとしたきっかけで急に頭に浮かび上がってくるの、昔の記憶が。無いですか。
俺が最近あったのは、テレビをつけたら野球がやっていて、それを見た瞬間に小学2年生の時の事を急に思い出しました。野球に女の子を混ぜてやった時、その女の子の打順が回ってきて、その子がホームベースを踏んづけた状態でタマを打って走り出したんだけど、「今ホーム踏んでたろ、それアウトだぞ」ときつい事言ってその子を泣かした事を急に思い出しました。思い出した自分も何でこんな事覚えてるんだろ?って不思議に思うの。別にその女の子が好きだったわけでもなく、名前すら思い出せないような子なのに。
もっと断片的な思い出し方の時もあります。急に、中学生の時の他愛もない友人との会話の場面が頭に浮かんだり、子供の頃の自分が夜布団に入ってから天井を見上げている場面が浮かんで来たり。断片的なんだけど、凄く鮮明なの。昨日の事のようなの。
頭の中には自分の印象に残った思い出以外にも様々な記憶の断片が散りばめられていて、何かのきっかけに急に表に出てくるんだろうと思う。こんな俺の頭の中にも様々な記憶が無数に眠っているんだね、きっと。俺が意識的に思い出せないような小さくて、でも大切な記憶の断片がさ。
どんな些細な記憶の断片でもそれは俺の人生そのもので大切な記憶なんだと思う。 |
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