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他機種版紹介
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タイトル


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□■SEGA SATURN版■□
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 >>> 移植度
正規に発売されている移植モノではセガサターン版がピカイチの出来。完璧な移植です。どこをどう見てもアーケード版との違いは見つかりませんでした。しかもかなり豪華なオマケ要素が加わっていて、様々なスタイルでのお手本プレイが見れたり詳細なオプション設定が出来たりなど至れり尽くせりです。ただ現在では入手は難しそうです。秋葉原なんかではもしかしたらプレミアがついているかも? ちなみ俺は発売直後にひとつ買って、予備に980円でもうひとつ買いました。プレイ用とは別に保存用の未開封のモノを持ってるんだよね。 サターンジャケ





 >>> 攻略
完全移植なので基本的にアーケード版とまったく同じ攻略法で大丈夫だと思います。サターン版独自の裏ワザがたくさん用意されていますのでそれを以下に紹介しておきます。





 >>> 裏ワザ
●アーケードモード
『SEGA AGES』のロゴ表示中に2PコントローラーのAボタンとBボタンを押しながらスタートボタンを押すとコインを入れてプレイする擬似アーケードモードとなる。クレジットはLボタンで行う。

●連射モード
ゲーム中にショットボタンを3秒以上押しっぱなしにすると、オプションに『AUTO RAPID』という項目が追加され連射機能のオンオフが選べるようになる。

●曲名訂正項目
オプションのサウンドテストでラウンド2の曲を3回流すとオプションに『SECRET OPTION』が追加され、『MUSIC NAME』という項目が追加される。海外版においての2面の曲の誤植を訂正したり出来る。

●BUTTON LINE
タイトル画面でカーソルを一番上に合わせ、方向キーを『上・下』を10セット押すとオプションに『SECRET OPITION』追加され『BUTTON LINE』という項目が追加される。

●コンティニュー
同じラウンドで三回連続でゲームオーバーになると、オプションに『SECRET OPTION』が追加され、『CONTINUE』という項目が追加される。

●アイテムの値上がり設定
ショップに入って、所持金より高いパーツにカーソルを合わせて三回決定ボタンを押すとオプションに『SECRET OPTION』が追加され、『INFLATION』という項目が追加される。『DISABLE』に設定するとこでパーツを買っても値上がりしないようになる。

●武器の制限時間を無くす
同じラウンドのショップで制限時間のある武器を三回買うと、オプションに『SECRET OPTION』が追加され、『SHOT POWER』の項目が追加される。『NO DECREASE』 を選ぶと制限時間のある武器を無制限で使い続けることが出来るようになる。その代わりにその後はショップが出てこなくなる。






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□■WINDOWS版■□
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 >>> 移植度
見た目はよく出来てるけど、内容はかなり違います。サターン版を移植したモノなんですが何故か敵のアルゴリズムがかなり変で、ボスの挙動もおかしいところがいっぱいです。例えばラウンド5のボスの振幅の大きさが全然違うとかラウンド3のボスのレーザーが一番下や上に張り付いていても当たってしまうとか。オリジナルやサターン版をやりこんだ人ならその違和感にすぐ気づくと思います。これは正直オススメできません。特にラスボスの6匹目の移動速度ががアホみたいに速くてビックリしました。バグ技やツインボムでの正攻法などで倒せるような速さじゃないです。とにかくこのWIN版は問題外な出来。 ウィンパケ





 >>> 攻略
攻略法はアーケード版と大体同じだけど、ラスボスの6匹目の触手が死ぬほど速いので正攻法は無理かと。バグ技も厳しいです。素直にヘヴィーボムで倒しちゃえ。ラウンド3のボスは画面の一番上か一番下にいてもレーザーが当たってしまうので注意。それとラウンド5のボスであるポッポーズの挙動が違うのでぶつからないように注意。さらにラウンド8でのポッポーズも弾切れをします(アーケード版では弾切れしません)。




 >>> 裏ワザ
WINDOWS版裏技はサターン版と同じなんじゃないですかー?(確かめてませんけど)





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□■X68000版■□
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 >>> 移植度
画面
WINK68K高速版というエミュの画面を撮影

画面
アーケード版と全く変わりません
ブラボーな出来。移植度はサターン版と同等と言って良いでしょう。さらにサターン版以上に美味しいオマケ要素が満載。

ファミコン用の3Dスコープを使って立体的に見える画面でプレイ出来るモード(あんまり意味ないけど)やスペハリの世界観で構成されたオリジナルステージ『スペースハリアーモード』、USA版と日本版、アレンジBGMの切り替え機能などが搭載されていて文句のつけようがない出来栄えです。発売当時にX68000版を買った人は感激だったことでしょう。これは素晴らしい!

攻略法はアーケード版のモノが完璧に通用するので特に書くことはないかな。バグ技もバッチリ再現されているのには驚きました。そしてもっと驚いたのが二週目以降には基地が一部オリジナルの形に変わること。本当にサービス精神満点です。移植を行ったのはアーケードからの移植には定評のあった電波新聞社です。恐るべし電波新聞社。





 >>> 裏ワザ
●3Dモード
HELPを押しながら起動するか、起動後『SHIFT+CTRL+HELP』同時押しで3D版ファンタジーゾーンになる。実際に3Dとしてプレイするためにはファミコン用の3Dスコープを改造したものが必要。

●スペースハリアーモード
各ラウンドで右からn番目(nはその面の数)の位置の基地を一番最初に倒すと英文字が書かれたコインが出のでこれを取る。つまりラウンド1なら一番右、ラウンド2なら右から二番目、という風な具合。すべてのラウンドで集めると『HARRIER』となり、最終ラウンドの前にスペースハリアー風にアレンジされた『DRAGON LAND』というオリジナルラウンドに行ける。

●壁画
ディスクの中に不可視属性の『D』というディレクトリがあり、それを辿っていくと『RE.X』というファイルがある。このファイルで表示される壁画はスペハリモードへのヒントとなっている。

●起動時の各種設定
X68000のファンタジーゾーンは『FZBOOT.X』というプログラムが起動プログラム。それを起動するときにコマンドプロンプトにおいて特定のコマンドを付けることでコンフィグモードに入らなくても各種設定が出来る。『A:>FZBOOT XXX(ここにコマンドを付け加える)』のように打つ。

コマンド 効果
24 24KHzモードで起動する
OPAOPA=n オパオパの残機(n=1〜5)
RANK=n 難易度設定(n=0〜3)
PRICE=n オパオパの値段(n=0〜3)
JPN BGMが日本版になる
ARRANGE BGMがアレンジバージョンになる
3D 3D版ファンタジーゾーンで起動
CONTINUE コンティニューモード
SAVE ハイスコアを記録できるモード






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□■FAMICOM版■□
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 >>> 移植度
画面 画面

サンソフトが頑張って移植に取り組んだようでグラフィック的にはファミコンとしてはかなり高水準。でもゲームとしての出来はイマイチです。連射が効かないツインショットや全体にまったりとしたテンポなど、とにかくプレイ感覚が別物。当時は再現が難しいとされたラウンド4とラウンド6のボスをせっかく再現したのにプレイ感覚が違うのはとても残念。しかも変な難しさがあってやっていてイライラします。多機種版が楽々クリア出来てもこのファミコン版だけは苦労した、という人がきっといるはず。あとアメリカではNES版(ファミコンの海外版)というのがセガの許可を得ずに勝手に移植されて発売されているらしいです。これとはまた違うものになっているようですが限りなく海賊盤に近いものなのでここでは取り上げません。





 >>> 攻略
道中は普通にやれば良いです。そしてボスはラウンド1と2は問題ないでしょうけど、ラウンド3に関しては連射の効かないファミコン版ではモタモタしているとすぐ時間切れになりボスが体当たりをしてきます。なので多機種版よりもツインボムをかなり勢い良く当てにいきましょう。もちろんヘヴィーボムを使うならすぐ倒せますが、ファミコン版ではヘヴィーボムが自機の真上から落下してくるので位置あわせが微妙に難しいので一撃で全ての砲台を持っていくのに失敗することがあります。


ラウンド4の道中は問題ないけど、ボスがちょっとやっかい。ファミコンで無理やり再現した為に非常に戦いにくいバランスになってます。とにかくこちらのショットがボスに当たらない。さらにアーケードではスマートボム三発で倒せたのにファミコン版ではそれも効きません。ではどうするかというと、ファミコン版ではボスの触手の当たり判定がボス登場と同時に発生しているのでボスが触手を広げる前に真下か真上に入り込みヘヴィーボムを落とします。すると殆ど瀕死の状態にすることが出来ます(運がよければ一発でいけるかも)。この方法を使わないとショットが当たらな過ぎて倒すのは難しいと思います。


ラウンド5のボスは普通に倒し(アーケードの弾切れ技は使えません)、ラウンド6のウインクロンも普通に倒します。しかし、雲が3本しかない関係で回転の速度アップが極端なのでボムとショット両方で戦うのが良いと思います。ラウンド7は再び普通に倒します。処理オチが酷くチカチカしっぱなしだけど強くは無いので大丈夫でしょう。ラスボスは当然バグ技は使えないのでヘヴィーボムで倒すのが楽ですね。正攻法はモッタリした操作感のファミコン版ではちょっと難しいと思います。そしてファミコン版においてのラスボス戦で最も気をつけることは触手に自機が引っかかることです。ファミコン版は自機が触手に密着している時に、方向キーが触手の方に入った状態(斜め下とか)だと触手に引っかかって動けなくなるので気をつけましょう。





 >>> 裏ワザ
●サウンドテスト
エンディングで「THE END」と表示された後、 画面がスクロールし始めたら2Pコントローラーで左を33回押すと、最後にサウンドテストと出る。セレクトボタンで曲を選びスタートボタンで聴くことができる。曲は全部で13曲。

●コンティニュー
(その1)ゲームオーバーになったらタイトル画面になるのを待ち、下3回、左3回、上3回、A3回、B3回、下、セレクトの順に押す。(その2)1回デモを見てタイトル画面になったら、下5回、左5回、上5回、A3回、B3回の順に押す。再びデモを見てタイトル画面に戻ったらA3回、B3回、下、セレクトと押しスタートする。以上どちらの方法でもタイトル画面が出ている間のみ入力を受け付けているのでかなり素早い入力が必要。






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□■SEGA MARKIII版■□
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 >>> 移植度

画面 画面

俺が最初に買ったのがこれです。やりにくいマークIIIの小さいパッドで死ぬほど連射しながらプレイしました。操作感覚は結構良いセンいっていて、しっかりファンタジーゾーンしてます。基地はアニメーションしないし当然二重スクロールもしませんが、操作感覚が似てるのは嬉しいです。個人的にはアーケード版と同じくらい思い入れのある作品です。4ラウンドと6ラウンドのボスの再現が不可能だったようで他のオリジナルボスに差し替えられていてとてもショボイモノになっていましたが全体としてはかなり満足していました。マークIII版は処理能力の事情からか、基地の設置数が少ないので気合を入れて連射してプレイするとあっという間にボスに辿り着いてしまいます。敵の数の少ないので今遊ぶとちょっと簡単すぎるかな?





 >>> 攻略
基本的に道中は特に工夫するところはありません。程よいところで7ウェイショットを買って一気に突破するだけです。ただラウンド4はちょっとお得な技があります。ラウンド4の道中はジェットエンジンを装備していれば、ファイアーボムを一発落として横にはじけたボムについていけば全ての砲台を倒すことが出来ます。マークIII版ではジェットエンジンの移動速度とファイアーボムの移動速度が同じなのです。道中に関して特筆することはその程度ですね。


ボスについてはですね。ラウンド1と2は普通に戦うだけです。ラウンド3のボスは普通にショットとツインボムで倒すか、ヘヴィーボムを使います。ファミコン版と違ってこちらは連射が効くのでショットとツインボムで戦う場合も普通にやれば問題ないです。ヘヴィーボムはファミコン版同様に自機の真上から落ちてくるので位置あわせをしっかりした上で落としましょう。ボスの一番上か一番下の砲台の位置に自機を合わせれば一撃で倒せます。ラウンド4は他機種とは違うオリジナルボスです。出し入れする舌が弱点で正面に自機を配置して連射するだけで倒せます。耐久力は低いので連射さえ出来ればあまり弾を避けない内に倒せるでしょう。ラウンド5のボスは少し難しいです。他機種版よりも弾が避けにくいので注意しましょう。それとアーケード版で使えた『弾切れ技』はできませんので普通に戦うしかないのですが、二列目を全て破壊してしまえば弾の数が激減するので問題ないと思います。


そしてラウンド6は再びオリジナルボスです。マークIIIではウインクロンの再現は不可能だったようですね。亀の形をしたこのボスは意外と難しく、慣れないと弾が避け難いです。甲羅の部分から上に向かって発射された弾は弧を描いて自機のほうに降ってきます。弾は自機のいるところに合わせて降ってくるのでよく見て避けましょう。下の画像のように頭の近くに自機を配置し、ツインボムよショットを同時に連打して攻撃します。避け方は上下には動かないようにして前後だけの動きで細かく避けると良いと思います。


画面
オリジナルボス1(ラウンド4)
画面
オリジナルボス2(ラウンド6)





 >>> 裏ワザ
●エキストラシップを安値で購入する
デモ画面で字幕の出る最後の曲の流れている時に方向キーのどれかを50回以上255回未満押すと最初にショップに入った時に限り、エキストラシップが値上がりせず、常に$1000で最大9機まで買える。

●無制限時間のある武器の制限時間を無くす
4種類のエンジン類を全て買うと、レーザー、ワイドビーム、7ウェイショットが無限に使えるようになる。

●ショップでのバグ
ショップで購入するパーツのボックスの下のワク線の少し上にカーソルを移動させ、方向キーの下を押して余白のスペースをカーソルが下に移動中に購入を決定すると買ったことにはなるのに『SOLD OUT』の文字が表示されない。これは立派なバグでカートリッジの生産初期バージョンでは可能な技だが、後期バージョンでは修正され出来なくなっている。初期バージョンと後期バージョンの区別の方法はゲームをスタート時、『PLAYER 1 START』の表示のバック色が黒なら初期バージョン、緑なら後期バージョンである。カセットの端子側をのぞいてみてICが2つだったら前記バージョン、1つだったら新バージョンである可能性が高いらしい。

パーツ購入後、カーソルを買ったパーツのところに戻すと『SOLD OUT』の文字が表示されてしまうが一度『SOLD OUT』になっていない他のパーツにカーソルを移動させ、それから再び元のボックスに戻すと『SOLD OUT』にならない。これで同じ物を複数購入出来る。このゲームではエンジン類を4つとも購入すると武器が無限に使えるという裏技があるが、これは同じエンジン4つでも可能。つまりここでのバグ技を駆使すればビッグウイングを4つ買うことが出来るので一番安上がりに武器の無限使用を可能とすることが出来る。勢い余って5つエンジン類を買うとこの技は無効となるので注意。さらに、ボム及びエキストラシップは普通に購入すると値上がりするが、この方法で購入し続けるとそのショップに限り値上がりしない。また、これらのパーツは、通常9つまでしか所持出来ず、それ以上は購入出来ないがこの方法で購入し続ければ、そのショップに限り無制限に購入出来る。

●オパオパがボスに食い込むバグ
3面ボスのコバビーチが現れたら一番下の砲台以外すべて破壊し、画面左上ぎりぎりの位置で待つ。時間が経つとコバビーチが近づいてくるが、それでも動かないでいるとオパオパがコバビーチの中へ食い込んでしまう。

●デモのBGMが流れっぱなしになるバグ
タイトル画面がデモに変わる時に一瞬画面に何も表示さえなくなるときがあるのでその時に何かしらのボタンを押すと、デモ面のBGMが流れっぱなしになる。

●7ウェイショットとワイドビームのバグ
7ウェイの弾が画面にある状態でショップに入る。そして、ワイドビームを買って選択し連射しながらショップから出ると、一瞬『ワイド7ウェイ』になる。また、この逆をやると弾が変な文字になってしまう。

●エンディングでポーズ
エンディング中にポーズボタンを押すと画面が止まる。

●ボスの変化
11周目(86ラウンド目)から、ラウンド6のボスが弾を1発づつしか撃たなくなる。

●マスターシステムでの処理落ち
7ウェイショットをマスターシステム(マークIIIの互換機)で連射にすると、 処理落ちして3ウェイになってしまう。

●キーボードでプレイ
このゲームはキーボードにも対応していてキーボードを使うと自動連射(もちろん実機での話ね)。

●バージョン違いについての補足
『PLAYER1 START』の画面で、バックが黄緑で文字が黒の後期バージョンはラウンド32のIDA2を倒せるが、バックが黒で文字が白の初期バージョンでは絶対に倒せないらしい。アイダが桁外れに強いらしい。自分では未確認。






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□■PC-ENGINE版■□
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 >>> 移植度

画面 画面

別格のサターン版とX68000版を除けばまあまあよく出来た移植。プレイ感覚もグラフィックもなかなか良い。カラータイマーはちゃんと変化するし、基地のアニメーションもしっかりしています。マークIII版のようにボスが差し替えられることもなく、ファミコン版のようにウインクロンの雲の数が減らされることも無くしっかり移植されています。全体に色合いが妙に濃くて少し目が痛いのはご愛嬌。ただオプション設定が出来ないのに設定されている難易度がやけに低くヌルいのが残念。あと、これだけよく出来ているなら、と期待したラスボスのバグ技が再現されていないのは残念でした。





 >>> 攻略
かなり簡単なバランスになっているので問題になるようなところは無いでしょう。ただラスボスではバグ技は使えないのでヘヴィーボムで倒すのが良いでしょう。正攻法はなんかうまく誘導出来なくて失敗しました。操作性的にちょっと厳しいかな?




 >>> 裏ワザ
●無敵コマンド
ゲーム中にポーズかけて、Iボタンを1回、IIボタンを2回、上を3回、下を4回、右を5回、左を6回押すとそのラウンドに限り無敵でプレイできる。

●ポッポーズのバグ
ラウンド8のポッポーズにおいて一列目全部と二列目の一番上と一番下を倒ししばらく待っていると一番大きなヤツが弾を出すのでその時それにヘヴィーボムを当てると一番大きなヤツだけが消えてしまう。

●クラブンガーのバグ
ラウンド4と8のクラブンガーの腕が動き始めたときにrunボタンを連打すると何故かクラブンガーの腕が伸びる。






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