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発売年:1995.10.
開発/発売元:エスエヌケイ(SNK)
システムボード:SNK MVSシステム(NeoGeo)
CPU構成[68000 @ 12.000000MHz, Z80]
音源チップ[YM2610]
表示領域[304x224] 表示色数[4096]
ジャンル:対戦格闘アクション |
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>>> REVIEW |
やっぱり出た三作目。グラフィックが大幅にパワーアップし、旧キャラの造形にも大幅な変更が施されています。さらに背景のグラフィックの素晴らしさも大幅アップ。つまり見た目は素晴らしく進化を遂げているのです。見た目だけですけど。ゲームとしてはもうどうしようも無く、バランスを無視した度を越えた攻撃力の大きさ、あまりにも多すぎるハメ戦法の数々、サムライのゲームなのに蹴りや投げの方が有効、という滅茶苦茶な内容です。
初級者用、中級者用、上級者用といった複数のゲームシステムを選ばせてくれたり、各キャラには修羅と羅刹という属性があり、それぞれが出せる技や性質が異なるので色々な遊び方が出来るのは良い感じなのですが・・・・・、それもねえ。そもそも根本のゲームバランスが整ってないのでいくら多彩なモードを用意しても、修羅と羅刹の属性があっても全然それが活かせていないのです。
さらに前作で不満だったCPUの攻めに偏ったアルゴリズムもさらに凶暴さが増していて、これはもはや一作目の『静と動が混在する独創的なサムライアクション』ではありません。なんかやたらCPUが近寄ってきて睨み合っている暇なんかありゃしない。怒り状態で相手を画面端に追い詰めしゃがみ蹴りを連発するとそのまま気絶、強斬りで死亡、なんていう大変なことになったりもします。ダメだこりゃ。
続編を重ねるごとに個性を失っていくというのは一体どうしたのかSNK。だけどもグラフィックのカッコ良さに負けてしっかりネオジオCD版を購入している俺だったりしますけど。とりあえずシリーズ最低作品なのは間違いないです。友達同士で独自のルールを決めて遊ぶにはそれなりに楽しそうですけどね。 |
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