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topimg RADIANT SILVERGUN
トレジャー(1998)
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□■GAME DATA■□
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RADIANT SILVERGUN 対応ハード:セガサターン
発売日:1998
開発/発売元:トレジャー
定価:5800円
メディア方式:CD-ROM
ジャンル:シューティング



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 >>> STORY







 >>> SYSTEM
8方向レバーに加え、3つのショットボタンで操作を行う。それぞれを組み合わせて押すことにより7種類の武器を使い分けることが出来る。武器のパワーアップはスコアに直結。スコアを稼がなくては先に進めない。敵には3種類の色があり同じ色を壊し続けるか、決まった順番で壊し続けると3つごとにチェンボーナスが入る。最大10万点のチェーンボーナスとなるが、途中でひとつでも余計な色を壊すと全てやり直しとなる。




 >>> REVIEW
レイディアント・シルバーガンはトレジャーがアーケード参入第一弾として開発した激ムズシューティングです。このゲームは敷居が東京タワーよりも高いです。ライトユーザーのことなど微塵も考慮に入れていないゲームシステムは硬派の一言に尽きるでしょう。しかしここで紹介するサターン版では初心者でも根気よくやればクリアできるようなオリジナルモードが追加されているのでアーケードで絶望感を味わった人にも安心。アーケード版はサターンと互換性のあるST-Vというシステムで作られていたため完璧な移植が行われています。


このゲームのスコアは自機のパワーアップに直結していてパワーアップアイテムなどは一切登場しません(但し、三つのボタンを組み合わせて最初から7種類のショットを使い分けることが出来ます)。『スコア=武器の経験値』という感じでスコアに応じて武器が強力になっていくのです。


つまりそれは何を意味するかというと、スコアを稼げないと自機も弱いままなので先に進めなくなる、ということなんですよ。サターン版のオリジナルモードでは稼いだスコアをそのままセーブして蓄積できるようになっていて、最初から前回稼いだスコアを持ったままゲームが始められるのです。だから地道にそれを繰り返せばあまり上手い人でなくてもクリアへの道は見えてくるというつくりになっています。さらにオリジナルボスやオリジナルステージも追加されているので家庭用としてもボリューム満点でコストパフォーマンスもいい感じ。


しかしこのゲームはアーケードモードでやった方が絶対に面白い。敷居はメチャメチャ高いけどシステムを理解したうえでスコアを稼ぐことが楽しくて仕方が無いのです。先ほども述べたようにアーケードモードだと『スコアを稼げない=先に進めない』ということになるのですが、そのスコア稼ぎの仕組みがとてもよく出来ているので先に進めないなら進めないなりにそこでのスコア稼ぎを練習するのが最高に熱いのです。 そんな風にシルバーガンは敷居が高いけどそれを乗り切って真剣に遊んでみると細部まで計算しつくされた内容であるのは実感できるし本当に面白いです。俺は元々ゲームがあまり巧くないので結局4−Dのペンタというボスまでで攻略が止まってしまっていますが、まだ飽きたわけじゃないのでいずれ再挑戦してやろうと思っています。ホント、メチャメチャ難しいけど面白いんですよ。癖になるんですよ。


癖になるということはいつの間にかマジになって取り組んでしまう魅力があるわけですが、俺は割りと気が短い性格なので本気になればなるほど失敗したときに怒りがこみ上げてくるのです。俺の場合、そのやり場の無い怒りがどこに向かうかというとコントローラーなどの無機物です。ゲームをしていてイライラするとコントローラーを壁に投げつけたりテレビの画面にパンチをしたりします。このゲームのようにプレイ中に神経を使うゲームで失敗するとイライラも倍増するので、シルバーガンをプレイしている俺はかなり凶暴になってしまいます。それでね。実は俺、シルバーガンのゲームソフトを三回も購入しています。それはなぜか。最初に買ったシルバーガンのCD-ROMは自分の意思で叩き割りました。何度も何度も同じところでミスしている内にキレてしまい、本体のスイッチが入ったままソフトを取り出し真っ二つに割りました。


しかし、その数日後に自分のしたことに凄まじく後悔し、中古で新たに買いなおしました。さすがに俺も学習能力があるので二回目に買ったシルバーガンはどんなにイライラしてもグっと我慢して壊すことはありませんでしたが、いつまた爆発するかわかったもんじゃないので予備でもう一個買いました。なので現在我が家にはシルバーガンのソフトが二本あるわけです。俺が買ったときはまだプレミアなどがついていませんでしたが、今は秋葉原などで一万円くらいで買い取ってもらえるほどの値がついているようです。


そんな風に俺がそこまで本気になって取り組んでしまうほどにシルバーガンは面白いゲームです。間違いなく万人向けではありませんがこのゲーム独自のルールに乗る気がある人なら絶対に楽しめるので機会があったらぜひやってみてください。でもね。さっき書いたよう現在はプレミアがついてしまっています。2万本程度しか出回っていないらしいです。だから現在ではかなり入手が困難です。発売当時は濃いシューティング好きの間でしか盛り上がりませんでしたが、その後にネットなんかで濃いファンが色々情報を流した結果、後になってからやりたいという人が結構出てきみたいで、それが今のプレミア価格を生み出してしまったようです。現在ではとても貴重なソフトなので自分のミスにイライラしても俺のようにソフトを叩き割るようなことはしないでくださいね(そんなヤツ滅多にいねえよ)。





 >>> DETAILS
■ゲームシステム   
     
     





 >>> REPLAY DATA








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