CHILDREN OB BODOM |
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個人的評価 = XXX/100 初心者オススメ度 = XXX/100 |
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パワーが漲っている彼らの4th。終始素晴らしいテンションの高さを保って一気に聴かせます。メロディックな演奏にアグレッシヴなアレキシのデス声までは半歩いかないダミ声ヴォーカルが最高に栄えてます。迷いの無い音楽というのはコレほどまでにパワーを持つものなのかと改めて肝心してしまう内容に仕上がっています。ブラック・メタルに分類されるらしい彼らですが、一種異様な爽やかさすら感じるのはやはり迷いの無いメタル魂の成せる業でしょうか。 アレキシのザクザクとしたリフとメロディアスな細かいフレーズが同時に爆発するギターは天下無敵。凄い勢いを保ったまま最後まで駆け抜けます。個人的な趣味としてこういった勢いのあるヘヴィー・メタル・アルバムの中にはミドルテンポのヘヴィー・チェーン(もしくはバラード)が何曲か入っていて欲しいのですが、本作ではそのような曲が少なめ。 もちろん彼らのようなバンドにバラードを望むのは変ですけど、パンチのあるミドル・チェーンがもっと欲しかったなと。本作に納められている数少ないミドル・チェーンのひとつである#05『Angels Don't Kill』の出来はまあまあといったところ。ザック・ワイルドも真っ青(?)のピッキング・ハーモニクスが炸裂するアレンジはカッコイイけど、アルバム全体のちょっとした息抜き的な存在に留まっている感じ。大きなアクセントにはなってないというか。 #02『Sixpounder』はミドル・テンポな部分とファストな部分とが同居する見事な曲。というか最初の三曲は全て緩急があって素晴らしい出来でそれだけでアルバムとしての合格点突破の勢いがあります。でも後半ではその最初の三曲のような見事さは少しだけ減退してちょっと平坦な印象があってそれが少し残念に思います。 俺にとってヘヴィー・メタル・アルバムにおいてのミドルテンポの曲というは凄く大事でね。勢いの中に大きなアクセントをつける重要なタイプの曲だと思うのです。ツーバスドコドコの勢いのあるアルバムでもトータル的に素晴らしいと思うものにはやっぱり素晴らしいミドル・テンポの曲が入っているんです。本作の後半にもそれが欲しかったな。 それでも本作は合格点を軽く超えるヘヴィー・メタル・アルバムですけどね。 [XXXX/XX/XX]
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