どーも、毛です。
さて、俺のバイト先の会社は毎年、バイト君にもボーナスが出ます。うらやましいか。いつも、ボーナスの日には社長直々に「これ、夏の分ね、少ないけど、ぁあ!?」と言いながら渡してくれます。今日がそのボーナスの日です。
俺は金が全く無くて、ボーナスをもらえないと今月生きていけません。今日バイトに来ていたもう一人のバイト君の友人Dも非常に貧乏で、ボーナスが無いと非常にマズイ状況です。
いつもは午前中、遅くても昼休みまでには社長が現れてボーナスを渡してくれます。しかし今日は少し様子が違っていました。
昼を過ぎても、午後3時を過ぎても社長は俺たちの前を素通りです。
最近バイトをサボりギミだったからでしょうか。今年はボーナス無しでしょうか。
そんな不安をバイト君2人は抱え始めました。そして少しづつ2人とも様子がおかしくなっていきました。
俺「なー、もしかして、今年は無しかも、ヤベーって。」
D「いや、今準備(笑)してるんだ(笑)って。大丈夫だ(笑)よ。」
俺「イヤー、だってさ、いつもは遅(笑)くたって昼休みまでに(笑)は(白目)渡しに来(ケイレン)るじゃねーか(微笑)よ。」
D「大丈夫だって、(吐血)きっと、も(鼻血)らえ(鼻水)るよ。」
俺「いや、絶対お(金縛り)かしいって。嫌な予(ヒキツケ)感がするん(大笑)だけ(怒)ど。」
そんな会話が交わされ、非常にてんぱってる俺たち。
そして午後4時半を回りました。
気を許したその時、背後から「あ、これ夏の分ね、お小遣い、少ないけど、ぁあ!?」。
社長が1年で一番、男前に見える瞬間です。 |