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SPEEDY-DAN [ The heart ] 2001/12


■2001/12/01 (Sat)
   
今日のTalkingの方に書いた話は実際アップするかどうか相当迷った。というか実はアップされたモノはバージョン4。だから3つボツにしていたりする。やはりああいう事を書くとなるとかなり神経質になるのはもう昔からだな。


今までずっと黙ってたけどやはりリンク先のリンク集にあそこが載ってるのを見るとそのサイトを少し警戒する自分は常にそこにいた。けど、リンクなんて基本的に皆、気楽に扱ってるだろうからなるべく気にしないようにしてた。


けど、いくら天然だろうと実害が他サイトに及んでいるのを見ると正直な見解を言いたくなってしまった。理屈じゃなく、とにかく俺はそう思ってるっつうのを言いたくなった。要するに不思議だからなんだろうな。鵜呑みにするヤツが多いという事実が。それを『なんで?』って単純に言いたくなったって事だな、きっと。


『実害』と書いたけど自業自得な部分もかなりあるからやはりどっちが悪かなんていう議論については無意味だと思う。『実害』なんて言葉を使うとなんか正義を気取ってるみたいで良くないな。俺が今回この事について書くことにしたのは前述の通りの理由であって今後のテキスト界のため・・・とかそんな取ってつけたような理由じゃない。そんなわけあるか。そんな事を真顔で言う方がそれこそ天然じゃねえか。


ここに補足的な事を書いておこうかな。


天然であるという見解は俺の主観に過ぎないけど俺はそうとしか思えない。過去の経験から言ってるのでまるっきし根拠無く推測してるわけじゃない。で、天然なりにマジメに考えた結果なんだと思うから単純に悪だというつもりもあんまりない。俺の推測だと、ああいう風にアンチサイトを寛大な態度で取り上げる事でもっと周囲に尊敬されるだろうという意図でリンクしたんだと思う。単純にそれだけだと思う。


それはそれで腹黒いけど、基本的に攻撃の意思があったとは思わない。つまり自分が尊敬されたいという腹黒さはあったもののTalkingで述べた通りに天然ゆえにその文中リンクが及ぼす影響までは頭がまわってないんだろうというのが俺の見解。だから攻撃の意思は多分無かったという風に思う。


過去の悪行を認めるような文章を書きながらも、今回のように『尊敬されたい』とか『自分は凄い』風な事を遠まわしにアピールしてるということを読み取れない人が多すぎてビックリだ。過去の悪行を認める文章だってそこにあるのは素直な反省というよりも『侍魂にせっかく紹介されたんだから復活しない手は無い。過去の悪行を認める態度を取ればきっと尊敬されるだろう』という胸の内がヒシヒシと伝わってくるのは俺だけなのか?


天然故にその辺を隠し切れているつもりなんだろうけどバレバレなんだよな。とにかく基本にあるのは『尊敬されたい』という気持ちに見える。俺にはどこからどう見てもそう見える。


それはそれで良いんだけどさ。天然なのはもう分かってるから。けど、あまりにもあそこのいうことを鵜呑みにしてるヤツが多いのが気色悪いっつう話だったんだけど読んでいる人にそれが伝わってるんだろうか。今一度『自分の目』というものを確かめてみる気は無いんだろうか。


まあ、自分の目で見た上で『尊敬』してるんならそれはそれで良いんだけど。



あーあー。結局思ってること全部書いちゃったよ。これも半年後とか一年後とかに自分で見たら黙ってりゃあ良いのに・・・・ってきっと後悔すんだろーなあ・・・・。


■2001/12/02 (Sun)
   
金曜と土曜はアニキ夫婦がディズニーランドに行ってた。姪のマホもご機嫌だった。


しかし前にも書いたけど一日レベルでマホが成長してるのが分かる。話す言葉も徐々に変わってきてるんだよな。ただ『〜した!』と言ってたのが『〜したよ!』となんとなく人に話し掛けるような言葉づかいに変化してきてる。すげー。


まえにオヤジが『このくらいのガキだったら将来の可能性はまだまだ無限大だ!』って言ってた。確かにその通り。まあ、それは俺がモタモタしているのを皮肉って言った言葉でもあるだろうから素直に笑えない部分も結構あるんだけどな。トホホ。


昨日はすげーネット巡回したり文章書いたりしてたので今日はもう控えよう。しかし暗いなー俺。ネットであーだこーだ言ってる自分がとてつもなくヒマ人に思える瞬間があって切なくなったり。


■2001/12/04 (Tue)
   
今日はこれを買ってきた。DVD。


つーか良い。


やはり良い。


俺は今の4人になってからのタンポポがすげえ好きらしい。マジやばい。やばいよこれ。でもなんで『王子様と雪の夜』もいれないのかな。割と最近のはまた分けて出す魂胆かよ。セコイよ。


それを差し引いても良い。最近なっちより矢口の方が可愛く見える。加入当時は先輩のはじめさんに似てるのがすげえショックで『この娘はツライなあ』と思ってたんだけど、最近の矢口は良い。すんげえ可愛くなったよな。


それに加えて加護と石川もいるグループなんか最強だ。飯田は割りと普通。でも一人おねえさんキャラとしていたほうがバランスが取れてるのかも。あの可愛さを前面に出した正統派アイドルテイストが良い。モー娘本体は人が多くなりすぎて可愛さよりも賑やかさの方が目立つから最近あんまり興味なし。


というかこういう文体でこういうこと書くとなんか濃ゆい感じで本物のモーヲタみたい。


とりあえず『恋をしちゃいました』はやばい。可愛すぎて泣きそうになった。タンポポ2曲の為に買ったようなもんだし。後藤マキとか中澤ゆうことかは観てない。ただ部屋にテレビがないので家族みんながいるリビングで見るのはやはり恥かしい。


タンポポのページ作ろうかな。それも一生懸命。


今日は、帰ってきてからそのDVDを飯を食いながら観て、部屋に戻ってジミヘンを聴きながら勉強してたんだけど、夜10時ごろにヘンなスイッチが入って一人でテンション上がってた。ジミヘンはやはり最高だ。IzabellaとかStepping Stoneとかヤバイ。カッコよすぎる。


あと、DVDを観てるときに姪のマホもその場にいたんだけどタンポポの振りの足踏みするところで微妙に真似してた。可愛いじゃねえかコイツ。最近すげえ俺になつき始めてて、目の前にニコニコしながら来てジーっと俺の顔を見ながら、はにかみやがる。可愛いじゃねえかコイツ。


でもダッコしようとすると『イヤ!』と爽やかに拒否されるのが切ない。


でも俺の顔を見ただけで泣き出してた頃に比べると格段の進歩だ。


あ、そうだ。それと朝の電車で壊れた人が叫んでた。すんげえデッカイ声で話してたから携帯で電話してるのかと思ったら一人だった模様。


『ぼんやりしているからダメなんです。』


『遅れてます。とても遅れていますのでお急ぎ下さい。』


『ぼんやりしていてはいけません。』


『ぼんやりしているんだったら朝6時に家を出てください。』


彼はぼんやりしているヤツが何よりも許せないようだ。


しかし何故6時なのかは謎。


■2001/12/05 (Wed)
   
うああ。最近マジで時が流れるのがはやい。基本的にやる気が無いんだよな。主にバイトの。


バイト中は完全に抜け殻。ずっと軽い幽体離脱してる。だから平日の夕方5時半までは俺の中で無かった事になってる。幽体離脱した魂が帰ってくるともう夕方だから一日があっというまに終わってしまう。


人生そのものが無かった事になったらイヤなのでもうちょっとマジメに生きよう。


またタンポポのPVを飯を食いながら観た。少し病気だ。『恋をしちゃいました』を二回と『乙女 パスタに感動』を一回。『恋をしちゃいました』の最後の加護のウインクで失神しそうになった。というか失禁した。


ああ、このまま人生無かった事になっても良いかもって思う程可愛い。さばい。さばーい。


もうちょっとマジメに生きよう。


■2001/12/09 (Sun)
   
むむむ。何をやっても身が入らない感じだ。なんだか意識が凄く散漫になってる。あれもこれもって思うあまりに何から手をつけていいかわからなくなってるというか。


一個づつゆっくりじっくりやらなきゃ先に進まないのは分かってるんだけど。基本的に欲張りだから一度にやろうとしちゃって構想だけが先走ってぶっつぶれるのが俺の大きな弱点のひとつでそれを何とかしないとどうしようもないなこりゃ。


以下全く別の話。


自己顕示欲ってのは裏を返せば自信の無さの現われで、武勇伝を多く口にする、もしくは鋭いツッコミがあったときに逆ギレ気味で対処するようなヤツは俺にとっては反面教師としての存在だ。けど、俺にも自己顕示欲ってのは確かに存在する。


その自己顕示を上手く利用して自分の成長に繋げていければそれはそれでアリなんだろうけど、それはなかなか難しい事だよな。


そういえば以前やってたバイトで一緒だった自己顕示欲の塊みたいな人がボソっと 『俺は弱っちいから大きな口を叩いて自分を奮い立たせないとどうしようも無いのよ』 なんて事を言ってたな。あれって本音だったんだろうか。あの時は正直ビックリした。


自己顕示の裏に隠された思惑ってのは人それぞれ違うわけで、ただ闇雲に自己顕示に溺れてるバカもいれば、そうじゃなく自分が弱い事を自覚しつつ何か葛藤みたいなものを感じながら自己顕示をしてしまっている人もいるんだと思った瞬間だった。


そもそもその人の事は何故か嫌いじゃなかった。かなり大きな口を叩いているタイプだったんだけど、全然嫌いじゃなかった。イヤ、むしろ好きだったかもしれない。その一言を聞くまでは自分でも不思議だったんだけど、その一言でなんとなくその人を嫌いじゃなかった理由がわかった気がした。上手く言葉に出来ないけどその人が自己顕示欲を前面に出しながらも『とても人間っぽかった』からかな。


弱い自分がイヤだから自己顕示をして自分を奮い立たせたり、もしくはなめられないように予防線をあらかじめ張って弱い自分を守ったり覆い隠したりするのは良いけど、そうすると目立ってしまって逆に『出る杭は打たれる』状態になる。


でも、やっぱり弱い自分を認めたくないからまたさらに自己顕示する。それの方法は逆ギレだったり、後付けの理屈だったり。でもやっぱりまた叩かれる。その繰り返し繰り返し繰り返し。


その繰り返しによって自分をその都度奮い立たせて本当の意味で成長していければ良いと思うけど実際はそんな簡単なもんじゃない。最終的に『自分ではもどうしようもない弱さ』ってのはやっぱり存在するし、誤魔化すことは出来ても消し去るのは多分無理だろうな。


だから『どうしても消し去ることの出来ない自分の弱い部分』と、ある程度は結局同居していかなきゃならないんだよな。


だから悪循環に陥ったらやっぱり自分の弱さも含めて好きになっていかなくてはならないのかもしれない。それが出来ない人は一生悪循環の繰り返しになるのかもしれない。そりゃ認めてしまっては成長しない部分だってあるだろうけど、認めるしかない部分もあると思う。認める事によって前に進める時だってあると思う。


自分の弱さを受け止めるってのはある意味強さでもある、と自分に言い聞かせつつ。


■2001/12/11 (Tue)
   
しかし、人間ってのは他人に興味があるようで実は大して興味がないのかもしれないと思う事がある。他人への興味は裏を返せば自分への興味ってことなのかな。そりゃ場合によるだろーけど。


あと、姪のマホの為に買い置きしてあったグリコのビスコをつまみ食いした。ごめんなさい。だって子供用のビスケットとか甘過ぎなくて美味いんだもん。ビスコも美味い。


■2001/12/12 (Wed)
   
今はTalkingの方は更新意欲が沸かない。


変に縛られる事なく自由に発想して自由にモノを言って自由に感じる人を見ると凄くうらやましいし憧れる。そういう人はわがままと紙一重。というか直接的にその人に関わってる人達にとっちゃ、きっと煙たくて鬱陶しい充分わがままな存在なんだろう。


多分俺もそんな人に直接的に関わったらそう感じる方だ。そんな人は直接関わるととても面倒くさいと感じる方だ。コイツはダメダと思う方だ。


けど、少し離れたところからそんな『素でわが道を行く人』ってのを見るとうらやましく思える事がある。憧れを抱く事がある。自分を貫くとかそんな事すら考えず、ただそのまま生きてて結果的に『わが道』を行ってる人。そういう人は信念を貫くとか言葉にして熱く語ったりしない。そんなもんを熱く語った時点でもう型にはまってる証拠だし、こうあるべきだと答えを探そうとしてる証拠。


そんなのとは違う次元でただ自分の感覚だけで生きている人。


直接関わるとイラツクし、コイツはまわりが全然見えていないなんて思うのに、のほほんと他とは無関係のペースで生きているのが遠くの方で見えるとうらやましく思うのはなんだか矛盾している気がする。


それは俺が何事においても答えを見つけようとしたり、型にはめたがるとても小さな人間だからだろうと思う。自分の型から著しく外れていると文句を言いたくなる。なんでそういう風に振舞うのかと問いただしたくなる。もっとまわりのことを考えろとか言いたくなる。


本来は答えなんかないままで放っておいても良いし、その都度感じた事をそのまま整理しないで散らかしておいても良いのに、その中から何かしら意味を見つけ出したりきれいに並べないと不安なんだよな。散らかってると不安だから何かしら理由付けして安心したいんだよな。


感じたまま放っておいてそこに意味なんか見出そうとしないで散らかしっぱなしの人は自分の型にはまってくれないからキライな筈なのに、そんな風に振舞える人をうらやましく思う。好きじゃないのにうらやましい。


これはやっぱり俺の中の大きな矛盾。


今俺が持っている『自分の型』ってのは実際はどこかから借りてきたモノを繋ぎ合わせただけでそれは継ぎはぎだらけなのかもしれない。継ぎはぎをした上で自分の型を作ってるだけ。でも俺の場合、型にはめないように生きるってのはたぶん無理。そうしないとなんだか不安。やっぱりそれは俺が小心者で小さいヤツであることの証なのかもしれない。


けど、俺はそうしないとどうしていいか分からなくなる。



すげえ小せえ。けど仕方ないな、こればっかりは。


■2001/12/15 (Sat)
   
今日はアニキ夫婦がボーナスが出たのでおごってくれるという事で家族全員で夕飯を外に食いに行った。もちろん姪のマホも一緒。


夜の7時に家を出るということだったので色々ヤボ用をそれまでに済まして待ってたんだけど予定より少し遅れて7時半ごろ出発。マホもご機嫌。けど着いてからが大変だった。


沢山の人がいるところだったのでマホの興味が四方八方に行きまくりで全くじっとしてないし、いきなり水をこぼすし、油断してたら俺のオヤジまで水をこぼすし(大人がこぼすな)で大騒ぎ。マホは騒いだりするわけじゃないんだけど、とにかく落ち着きがなくて全然ちゃんと飯を食おうとしなくてアニキとさとみさん(アニキの嫁さん)はいっぱいいっぱいの様子だった。


俺は程よくマホに接すればいいという凄く都合のいいポジションなのでたった一匹のガキんちょが大人4人を振り回している様を笑いながら見てた。やっぱり子供がいるのは大変だよなあ。


でも人間の子供ってのは元々そういう風に出来てるんだろーな。生き物として意図的に手間がかかるように出来てる。周囲の大人の意識を全部かっさらうパワーをはじめから持って生まれてきてる。その可愛い容姿で自然に大人に愛されたり、手間をかけさせたりする事で意識を自分に向けさせたりするんだろう。


それがガキんちょの武器。大人が自分を守ってくれるように、愛されるように仕向ける武器を持ってる。今日のマホを見ててそんな風に思った。


ガキんちょパワーは大したもんだ。


■2001/12/17 (Mon)
   
自分にとってどうでもいいヤツにまで自分の気持ちをわかって欲しいと望んだり、どう見られてるのか気にする自分にウンザリだ。そんなのどうもいいじゃねえかよ。


■2001/12/18 (Tue)
   
今日はバイトの帰りに明日発売のベルセルクの22巻がもう売ってないかと思って本屋を何軒かまわったけど何処にも無かった。入荷してるくせに。ケチ。


帰ってきてから姪のマホに邪魔されながら飯を食ってからまだ遊びたそうなマホを振り切って部屋に戻ったら『おじちゃんは!?』って言って部屋まで来たけど強引にバイバーイって言ってさらに振り切ったらなんか淋しそうな顔をしてたのですげえ可愛そうなことをしたような気分になりつつも勉強をした。


エンピツを持ったまま30分弱くらい意識が無くなったけど目を覚ましてから0.1秒後にはそのままの姿勢で勉強を続けた。そーなるとしばらくすげえ集中できるんだけど逆に眠れなくなるので翌朝つらかったりするけどそれはいつもの事。


少しずつ良い方向に気持ちを持ってけてる気がするという事にしとこう。


よわっちくなると余計な事を考えたりしてしかもその余計な事の方がとてと目立ったりする。逆に自分にとって必要な事の方が意外と地味だったりするからその目先の余計な事に隠れちゃったりする。今までずっとそれに翻弄されてきたけれど少しずつ翻弄されないように気をつけるようになってきたかな。


と、そういう事にしとこう。


■2001/12/19 (Wed)
   
バイトの帰りに新宿高島屋に行った。


姪のマホのクリスマスプレゼントを買うため。何を買えば良いかわかんなくてすんげえ選ぶのに時間かかった。で、結局無難にぬいぐるみ。最終的に買ったのはトトロの2800円のヤツとミフィーちゃんの5000円のヤツ。俺にしてはかなり奮発。


つうかぬいぐるみって高い。高すぎ。ホントはもうひとまわり大きいミフィーにしようと思ったんだけど、10000円もしたのでやめた。2歳半のマホにはデカ過ぎるしな。本人と同じくらいの大きさだし。大きなトトロもあったからそれでも良いかなと思ったりもしたけど12000円なので諦めた。あの作りでそれは高いよ。顔が全然可愛くないんだよな、そのデカいトトロ。俺が買った小さめのトトロの方が可愛く出来てた。


まあとにかく喜んでくれれば何でも良いや。喜んでくれるかなあ。


そのままの勢いで12階のHMVへ移動してCDを物色したけど欲しいのが置いてなくて仕方なくタワレコへ移動したら欲しいのを発見したので購入。クリムゾンの2000年のライブ盤とユートピアの79年の日本公演のライブ盤。


とてもお金が無くなった。


あとベルセルク22巻もゲット。帰りの電車の中で読破。セルピコの過去が今明らかに。新キャラ大量。あのとんがり帽子の女の子は何者かしら。とりあえずガッツが戦うトコよりもセルピコのサイドストーリーの方が熱い22巻。そういえばイシドロ全く出てこなかったな。前巻ではキャスカ助けたりとか大活躍だったのに。イシドロ大好き。


で、帰って来てからぬいぐるみを買った充実感を感じつつ勉強した。プレゼントとか買うのって自分のモノを買うよりも楽しかったりするのでその影響でテンションは高めで勉強。単純な俺、万歳。


なんか最近俺らしくなくキビキビ生きてる。なんだこれ。明日はバイト休んで一気に一般教養の社会科学を進める予定。キビキビ生きてるっつってもやっぱやること多いから焦ってるんだよな。こんなの前回までの試験みたいに直前になって慌ててやっても間に合うわけない。いかに今までちゃんとやってなかったかってコトだな。やっと気づいたのかよ。遅いよ俺。まあ今回そんな風に気合が入ってるのには一応キッカケらしきモノがあるんだけど、それは書かないでおく。


とにかくここ数年で一番マトモに生きてる気がする。多分間違いなく。


明日は槍でも降るかもな。


イヤ、しかしマジで日記らしい日記だなあ。ってことは非常に独り善がりでつまらんってコトだろうけど文句あるかコノヤロウ。The heartはこういうのを書くためのスペースなんだから良いのだ。


■2001/12/23 (Sun)
   
いやー。


今日は割りと死んでた。


夕方に池袋にフラフラと出かけてマニアックなCDをいっぱい買った。ホントマニアックなのばっかり。クリムゾン結成以前のフリップさんのバンドのCDとかクリムゾンのインプロ集とか普通に聴きこむような普通のアルバムは殆ど買ってない。


あとはなんかボケっとしてた。


昨日の飲み会で貰ったモー娘のテレビ番組の録画のビデオを見たり。そのビデオに入っていた名場面を繰り返し見たり。


うへえええええ。かわいー。


巻き戻し。


うへえええええ。かわいー。


巻き戻し。


っていうのを何回も繰り返したり。


正に実の無い一日の見本の日。


■2001/12/25 (Mon)
   
姪のマホに昨日プレゼントをあげたんだけども、やはりノーリア。そもそもクリスマスという概念にまだピンときていない様子。


でもケーキがテーブルに出てきた時のマホの錯乱振りは今思い出しても笑ってしまう。完全に自分を見失って様子がおかしくなってた。


ローソクに火をつける作業をしていたために周囲の大人に抑えられてたんだけど、ケーキにとにかく到達したいらしく薬物中毒患者が『薬!薬!薬!』ってもがいてるような勢いで大人を振り切ろうとしてた。つうか目が逝ってた。


子供っておもしれーなあ。とか思いながら大笑いして油断していたらケーキのサイドにマホのコブシの後が。で、やっぱりクリスマスという概念が無いのでいきなり誕生日の歌を歌いだして『おめでとー!』とか叫んでた。


そんな感じでこういうイベントは子供がいるとそいつが主人公になっちゃうよな。


でもなかなか和やかで暖かいクリスマスを過ごせたので良かったよ。


■2001/12/26 (Tue)
   
よし。




ちょっと遅めのクリスマスプレゼントが届いた。




それは今年最後の公務員試験の合格通知。




最高。サンタさん最高。




年内で今のバイトを止める決意をした。




しばらくは完全に引きこもって勉強する決意を固めた。




つうかシャレにならない。




サンタさん最高。


■2001/12/28 (Fri)
   
5年もやってたバイトをついに止めた。さすがに感慨深いモンがある。凄く良くしてくれたので本当に感謝してる。


昨日の事だけど、やっぱりバイト先の専務はカッコイイと思った。


ああいう会社を引っ張ってきた人は器が違うんだろうな。たかがバイトが一人やめるだけなのにあんな話を聞かせてくれるとは思ってもみなかった。あんな自己開示的な話を親子ほど年が違うバイトに話すなんてそうそう出来るこっちゃないよ。自分に驕りがある人だったらあんな話し振りはしないと思う。こんなバイト一人に紳士的に話をしてそしてきいてくれるなんて本当にありがたいと思ったし素直に感激した。


他の社員のとある人物は基本的に自分は凄いというのが前提で話をしてくる。表面的には愛想が良いようだけど全然ダメ。尊敬出来る点が何一つない。というか、『ああはなりたくない』と強く思う。


以前その人に飲みに連れていかれた時に、その人が言った事に対してのレスポンスとして俺はあえて自分の感じた意見を全部口に出してみた。ビックリするほど話が通じなかった。俺がいう事に非常に気分を害している様子だった。俺もそれを分かりながらもあえて反論し続けてみた。その結果俺は、その人は自らの持つ意見で相手をねじ伏せようとする事ばかりに力を注いで相手の言うことは基本的に聞いていない人なんだな、というのをハッキリと確信した。こりゃダメだと思った。


だからそれ以来は全部テキトウに話を合わせるようにした。


その人のそういう部分には、自分が正しいという無意味な自信が常にあり、相手は間違っているという前提も常に存在していたからだと感じた。基本的に自分の持つ価値観以外は完全に否定しているんだよな。そんなのがアリアリと滲み出てた。表面的には相手の事を重んじて話をしている風に振舞っているのだけど、実際は全く逆だった。明確に見下したようなセリフは言わなくたって愛想が良いからってそういう滲み出るモノは誤魔化せない。


一言で言うと『自分を中心に地球がまわっている』と思い込んでいるタイプ。そういう人は自分より立場の弱い人には無意味に強い。でも、立場が自分より上の相手にはやたら媚を売る。バイトに対しての態度と社長に対しての態度を比べるとそれがハッキリわかる。そんな風に自分より立場が下の相手を必要以上に見下して話をする人ってのは裏を返せばメチャメチャ肝っ玉の小さい人間だと思う。


専務のあの言葉をきいてそんな風に強く思った。


器の大きな人間は人を簡単に見下したりはしないんだろうなと思った。無意味に自己顕示欲が強い人や、他人のもつ価値観を認められない人の器は本当に小さいモノだと思う。


今日はそんな事を思った日。


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ここで一区切り。


今日あった事も書いておこう。


今日は用事があるからとバイトを休んだはずの後輩まこつがバイトが終わる寸前にノコノコとバイト先に来た。バイト先の近くで用事があったのでちょっと寄ったとか言ってたのでそのまこつと後輩タカナシと三人で飲みにいった。


よくよく話を聞いてみると、今日はまこつが極秘でやってたバンドのライブ当日でしかもリハが終わった後に抜けてきてこれから本番だとか。しかも数日前に突然ベースのヤツが失踪。急遽代役を立てて無理矢理のライブだそうだ。だからすげえやる気をなくしていた。


なんか興味があったので軽く三人で飲んだ後にまこつにくっついて行ってそのライブを観にいった。本当にバイト先の会社のすぐ近くでのライブだった。さっき飲んでる時は『ベースがばっくれてやる気なくなった』とか言ってたくせにステージ上ではやけにノリノリ。というかあんなノッてるまこつを観たのははじめてかも。


ライブが終わった後また三人で飲んだ。はじめに飲んだときとのテンションのギャップが面白かった。やけに満足気ですげえ楽しかったらしい。やっぱ何だかんだ言っても音楽大好きなんだよな、俺の周りにいる連中は。


しかしベースが本番数日前に失踪て。


あと、会社の大掃除で色んなモン貰った。230MのMOドライブとPC用のスピーカー。それとMOのメディアはコッソリ盗んできた。あとビール沢山とカレンダーとインスタントコーヒー。帰りはすげえ重かった。ともかくこれで5年も行ってたバイトも終わりかあ。シミジミ。でも来年早々社長に挨拶に一回行くし、その時は激励会をやってくれるらしいからまた皆とは会うんだけど。激励会だなんて有難い事だよな。けど自分が主役のそういう飲み会はなんだか照れくさい。


それと会社の近くのコンビニに売ってたミニモニのカレンダーを買い損ねた。欲しかったのに。恥かしくて買えなかった。くそう。そんな俺は貰ってきたスピーカーをPCに繋いでMP3でミニモニを聴きながらこれを書いているというのは秘密にしておこう。


来年はどんな年になるのかな。


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