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LOG - 009

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■[ 思想 ] 2003/11/16 [ Sun ] - 自分で自分が面倒くさい
俺はサイト上で自分の意見をまとめて文章にして発表した上で、自分とは違う意見を見て色々考えて、再びまとめて発表してそしてまた・・・・という行為や、友人との会話で自分の意見を色々相手に伝えるために余計な邪推やら何やら考えて相手の思惑を勘ぐってあーだこうだ考えたりして、それについてまた考えたりしてる。


そういうことをせずにいられないのはきっと自分に自信が無くて外からの共感を得たいからわざわざ自分の意見を発表するのかなとか、自分が他人より鋭い意見を言える人間なのを示したくてそれをするけどそれは結局弱い自分の裏返しの表れなのかなとか、自分は自己確認をしたいのかなとか、それともただ単に誰かに構って欲しいだけなのかなとか、そういうことを考えている。


そんな自分をふと省みたとき。


何かと自分の行動や思考の流れに理由付けを見つけようとして色々考えてる自分が自分で面倒くさくなることがある。面倒くせえから考えたりしゃべったりすんのヤメロやバカって自分に対して思うときがある。この文章を書いている今がまさにそれでこういうことをイチイチ書いている自分もまた面倒くさい。もうホント自分の思考の持って行き方が全部面倒くさい。


そして、今ここに書いているようなことをサイトに載せると、自分は他人よりも色々深く考える方なんだぜ、っていうのを遠まわしにアピールしているように誤解されたらちょっとイヤだなとかまた考える。そしてそんなことを考えている自分が自分でまた面倒くさい。


『自分が自分で面倒くさいという今のこの感情をこうして文章にしている自分』が面倒くさい。さらに『自分が自分で面倒くさいという今のこの感情をこうして文章にしている自分が面倒くさいって言っている自分』が面倒くさい。さらにさらに『自分が自分で面倒くさいという今のこの感情をこうして文章にしている自分が面倒くさいって言っている自分が面倒くさいって言っている自分』が面倒くさい。さらにさらにさらに『自分が自分で面倒く(以下略)。


面倒くさいのを面倒くさいと思うこと自体も面倒くさい。


嗚呼もうっ。



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■[ 思想 ] 2003/11/18 [ Tue ] - KID
随分前だけど、ブルース・ウィルスが主演のキッドっていう映画を観ました。夢とか希望とかをすっかり忘れてしまった大人のブルースの目の前に子供の頃の自分が現れて『自分が思い描いていた将来の姿と違う!』って言ったりする物語。


子供の頃の自分との間で色々あって、最終的に大人のブルースは忘れてた『大事なもの』を思い出すっつうお涙頂戴なコテコテ映画なので、鼻に付く人もいるだろーし、嫌いな人は嫌いだろーなっていう映画なんだけどさ。ああ、俺はスゴイ好き。普通に泣いた。コテコテ万歳。


観たのは随分前なんだけど急に思い出してさ。なんつーか、こう、俺みたく社会の底辺に長いこといるとね。色々情けないことを考えるのよね。そーいや子供のころに『10年後の私』とかいう作文を書かされたっけ。その10年後なんてとっくに過ぎてる。まるで別世界に存在しているかのように思ってた『大人の自分』がもう今ここにいるんだよな。そんで思うの。


あの映画みたいに子供の頃の自分が今の俺をみたらなんて言うだろって。それを想像すると背筋が凍る思いがするよ。まあ、なんにしても、子供の頃の無茶な夢を実現しようとかいうんじゃなくて良いから、少しくらいは子供の頃の自分に喜んでもらえる要素を持った人間になりたいもんだなあ。もう無理かなあ。子供の頃の自分と、もし会うことが出来るとしてさ。今の自分で全く問題なく胸を張って会えるぜって人はどれくらいいるんだろ。


少なくとも俺は・・・・ああーやめた。やめやめ。猛烈に切なくなってきた。



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■[ 思想 ] 2003/11/23 [ Sun ] - 捻れた望遠鏡
捻じれたモノ。


真っ直ぐなモノ。


真っ直ぐでシンプルなのに意外と難しくって、捻じれていて複雑なのに意外と楽。何でだろう。それは多分、真っ直ぐだと正面から見つめなくてはいけない上に向こうからも真っ直ぐ見られてしまうけど、捻じれていれば自分の目をそらすのにも都合が良い上に向こうからも真っ直ぐ見られないで済むから。


真っ直ぐ見つめて真っ直ぐ見られるのって意外とエネルギーが必要で難しい。でもちょっとヒネって捻じれちゃえばそこから簡単に逃げられる。だから楽チンチン。しかも捻れているのってカッコイイ感じがしてちょっとしたステイタス、みたいな。


捻じれて捻じれて逃げちゃおう。出来る限り楽に生きよう。キミが世界を覗いているその丸い望遠鏡を捻ってしまおう。その捻れた望遠鏡のデザインは真っ直ぐなモノよりも凝っていてカッコイイしさ。捻れば捻るほど向こうからは覗かれにくいし、しっかり見詰めていなくても誤魔化しがきく。目をそらすのにも都合が良い。だから楽。良いコト尽くめじゃん?


ただ。


捻った望遠鏡の視野は予想以上に狭くって、いざという時大変だけどね。



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■[ 思想 ] 2003/11/23 [ Sun ] - パズルのピース
俺とオマエの違いは何かって?


全てだよ。共有しているものがあるようでも必ずその形は少し違う。一見同じ絵のパズルの同じ箇所のピースでも俺とオマエのピースではピッタリとはまる箇所はひとつたりともない。ピッタリくるピースを持ったヤツなんかいたら気色悪くて仕方が無いよ。そんなコトあってたまるか。


じゃあ、俺とオマエは何も共有出来ないと最初から諦めるのかって?


さあ。どうだろうね。それはオマエ次第じゃないのかな。『相手との違いを認めるコト』と、『相手を理解するコト』とは違う。そんなのガキでも知ってる。相手との違いを認めたってそれがイコール相手を理解していることにはならないことなんかコーラを飲んだらゲップが出るのと同じくらい当然のことだ。そりゃ違う形のピースしか持っていない者同士が全て分かり合えるわけがないかもしれないけどさ。


でも、少なくとも、相手との違いを認めることからはじめなければ、理解しようする努力すらはじまらない。パズルのピースの形はどうあがいても変わらないかもしれないけれど、それがどう違うのか少しくらいは見つけられるかもしれない。俺とオマエの違いをお互いが認め合った上でそこから何かがはじまるんじゃないかな。


相手とのピースの形の違いを認めることすら拒否したらそれこそそこで終わり。



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■[ 日常 ] 2003/11/23 [ Sun ] - 矢口真里と
物凄くハッキリした夢を見たよ。矢口真里がデッカイかぼちゃを育ててて、ここまで育てるのスゴイ大変だったんだよーっていう苦労話を延々俺に話しているという夢。わけがわからない。


で、矢口真里はかなり至近距離にいて俺の顔をじっと見ながらすっげ楽しそうに話をしているのだけど俺の方は彼女との顔の距離が近すぎて恥ずかしくて顔が見れないの。矢口真里の横にいる俺の基本姿勢は前を向いたままで矢口真里の方は見てないの。つまり相手から見ると俺は横を向いたままで話を聞いているわけ。


しかも緊張しすぎている俺は話を半分くらいしか聞けてなくて終始挙動不審。それでも精一杯相槌を打ったり何か言ったりはしてるのね。そんで一回だけ彼女の方を向いてしっかり顔を見ながら話を聞いてみたら、すっげー可愛いの。もうね。ヤバイほど可愛いの。写真集とかの『最も写りのいい写真』の時の顔。


可愛すぎて話を聞いているどころじゃなくなって殆ど右耳から左耳へ話がすり抜けていってしまって、しかも『あー。可愛いー。なんとかこのコと付き合えないかなー。可愛いー。でも俺なんかこんな顔だしどうせ相手にされないだろうしダメだよなー』とかって考えてるの。


そこで目が覚めた。


なんかさー。現実にはあり得ないシチュエーションの夢なんだけど、至近距離にいる女の子の顔を見て話せない様、緊張から来る挙動不審具合、そして思考の持って行き方まで、俺のキャラだけはこの上なくリアルでなんかすげーイヤでした。変なトコをリアルにしないでいいよ夢なんだからさ。夢の中でもそんなかよ。



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■[ 日常 ] 2003/11/30 [ Sun ] - 前衛的なスキップ
姪のマホが『○○ちゃんはスキップできるんだよー』と言っていました。


マホはいつも唐突に友達の名前を出すので一瞬反応に困ります。前もマホにデビルマンの人形を見せて『これはマホちゃん好きじゃないでしょ。ポポちゃんとかの方がいいでしょ。こゆのは男の子のだもんね。』って俺が言ったら『ひかるくんとか?』って何の説明もなしに言ってた。誰だひかるくんて。


で、話はスキップに戻るのだけれども。『マホちゃんも少しだけスキップ出来るんだよねー』って義姉のさとみさんが言ったらそれを聞いたマホが部屋の中で突然スキップらしきモノをしてたのだけれど、これが相当プログレッシヴな動きでびびった。


複雑なリズムに乗せた使わなくて良い筋肉をふんだんに使った謎の動き。あんな複雑な動きはそうそう真似できるもんじゃない。俺がそれを見て笑ってたらマホは少し機嫌を損ねたようでした。あんなもん見せられたら普通笑うだろ。


その後、『マホちゃん見てごらん!スキップってこうやるんだよ!』って言いながらさとみさんが突然部屋の中でスキップをはじめてもう一度びびった。しかし肝心のマホは部屋の中で豪快にスキップする大人(34歳)に背を向けてテレビアニメを見ていました。さとみさんスキップをまったく見てねー。俺は子供に踊らされる大人の様を見てまた大笑いしてたらさとみさんが『オメー見ろよー!』とマホに暴言を吐いてた。けど、マホは完全無視でアニメに釘付け。


さとみさんは完全にスキップ損でした。



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■[ 運営 ] 2003/12/04 [ Thu ] - ログの整理をした
ログの整理をしました。消したりしたわけじゃなくて保存方法をもうひと工夫って感じ。


まずはカテゴリの分類をすこし見直して整理。さらにログのカテゴリごとのファイルも用意しました。それはつまり、全てのカテゴリのログを混ぜてしまって日付順に並べてある『ALL LOG』はそのまま残しつつ、カテゴリごとにまとめてあるファイルもそれとは別に用意したと。こうすればカテゴリごとにまとめて流し読みをすることも可能なわけだ。けどこうするとログを保存するときにコピペする場所が一箇所増えてまた手間が増えるんだけども、他の部分の手間をいくつか排除して自分の中で調節しました。


排除した手間ってのは、この前さりげなく追加したリモコンメニューを廃止したコトと、テキストの更新はいちいち更新履歴に書くのをやめたコトの二点。後者はテキストはどうせ一度トップに載るんだから見りゃわかるだろーっつうことでの廃止。んで前者のリモコンメニューの件は追加する際にJavascriptの記述を含んだリンクにしないといけないから、イチイチソース開いて手書きしてたのよね。これがもう面倒すぎたので廃止。


文章をひとつ追加するごとに複数のファイルにリンクを追加しないといけないのは大変すぎたよ。見易さを重視するとそれだけ更新が大変になるんだよね。だからといっていい加減に保存していくと、量が増えてから絶対後悔するし。その都度整理しながら保存しないとあとで整理したくなったとき大変な思いをする。


かといって、前にもどっかで書いたけど更新支援のプログラムを導入するものイヤだし。それはそれでプログラム製作者の整理の仕方にある程度従わなくちゃいけないわけだしさ。全て自分の思い通りの整理の仕方が出来るプログラムがあれば良いけどそんな都合のいいものは自分で作るか既存のモノを改造するしかない。でもそんな技術持ってないし俺。だから隅から隅まで自分で決めたやり方でやりたい場合はやっぱ手動でやるしかないんだよなあ。


自分が書いた文章のログってそれが面白いか面白くないか、一生懸命書いたかいい加減に書いたか、そういうのに関係なく妙に大事にしまっておきたくなる性分みたいです俺。以前旧サイトのログを一回破棄したけど、実はあとで結構後悔したんだよね。この前それを復活させたのは中途半端にインターネット図書館にログが残ってて中途半端に読まれるのがイヤだったからって書いたけど、正直いうとそれだけじゃなくて、インターネット図書館に残ってたログを見てたら消したことが妙に勿体無く思えてきたって部分もあったり。


それはどんな文章もそのときそのときの自分の感情とかを反映したモノだからかな。読まれると矛盾してるところが出てきたりして都合の悪いものも含めてそれはそれで自分の言葉だしなあ、みたいなさ。そこに生まれた矛盾の原因って、『その都度あること無いこと書いてるから』だとしたら話にならないけど、考えが変わった経緯みたいなもんをある程度自分で把握しつつ読むと、『ああー。こんな風におかしなこと言ってたこともあったなあ。このあとに自分のおかしなところに気づかされるあんな出来事があったんだっけ。』みたいに結構興味深く読める部分も多いのよね。矛盾とか失態とかそゆのも含めて自分なんだし、それを消しちゃって自分の中で都合の悪いモノを簡単に無かったことにしちゃうのはチョット勿体無いかなって。


なんかただの更新情報のはずだったのに話がそれたところで今回はおしまい。



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■[ 日常 ] 2003/12/05 [ Fri ] - 素人のコピーバンド
だーっはっはっは!


今日ね。前に一人暮らしをしてたところにいって置きっぱなしにしてたCDを全部持って帰ってきたのね。そしたら現物を見るまで持ってたことを完全に忘れてたような懐かしいCDがワンサカ出てきてひとりで盛り上がってたんです。で、その中に俺が大学時代にやったコピーバンドのライブを録音した音源をCD-Rに焼いたモノが混じってました。そーいや一時期自分のライブを思い出のひとつとしてCD-Rに焼いて永久保存版だ! 思い出の品だ! とかやってたんだった。なーつーかーしー!


カセットテープに録音したモノは他にもいっぱいあるんだけど、その中で比較的録音状態が良いものだけを一度PCにWAVファイルとして録音してそれからCD-Rに焼いたの。現物を見るまでその存在はすっかり忘れてたけど。自分のライブを聴くのってすんげえおもしれー。俺がボーカルでやってるモノではBIOHAZARDとかRATMとかGRANDFUNKとか色々出てきた。そーいやENUFFZ'NUFFのコピーバンドもやったんだなあ。その音源もあったよ。思いっきり音を外したりしてるなあ。ひでー。


あと他にも色々あったけどそのなかでOUTRAGEっていう日本のメタルバンドのコピーが一番マシだったので一曲だけMP3にしてアップしてみた。録音した日は97年9月14日って書いてある。もう6年も前かよー。時の経つのは早いもんだのう。場所は東高円寺のL.A.ってとこ。


暇な人は聴くといいよ。音楽を偉そうに語ってるけど実際に自分がやるとこんなもんだぜっていうのがよくわかる。プロの偉大さをひしひしと感じると良いよ。オリジナルとかやってたら恥ずかしくて聴かせられないけど、所詮学生の趣味のコピーバンドっつうことで別に聴かれてもいいやと思ったんで。多分笑っちゃうよ。出だしの『ドゥー!』っていう掛け声ですげえ笑ったもんな。歌ってるの自分なのに。あと一番最後のところですっげメロディーが変になる。なんだよこれ。でも熱さだけは伝わると思います。俺が歌だよ。俺の声初公開だよ。ドラムの人が曲構成を間違えたりしてるよ。


曲が終わった後、変な歓声が入ってるけど、これは矢口真理に似てるという評判だったはじめさん(男)の声です。歓声上げてるのがひとりだけなのが泣ける。というわけでOUTRAGEのMADNESSっていう曲のコピーっつうことでよろしく。英語の歌詞は適当なんで気にせんでね。


右クリックでファイルを保存(6メガ近くあるけどブロードバンドの時代だし)。



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■[ 日常 ] 2003/12/05 [ Fri ] - クリスマス
クリスマスがジワジワと近づいてきていますね。最近はすっかり寒くなったし、いよいよ冬だぜって感じ。皆さんの気分はクリスマスに向けて盛り上がる一方でしょうか、それともクリスマス近くになると急増する『非モテ自虐日記』を書く準備でもしているのでしょうか。


実際ネットで見かける独り者の人々のクリスマスネタってある程度パターンが決まっちゃってるよね。あえて痛い感じを前面に出して、幸せな人々をひがみながらも最後は羨ましがってるみたいな雰囲気の自虐っぽいネタが多い。


俺もそゆネタを過去に何回も書いたけど、実は去年辺りから本格的にどうでもよくなってしまって、クリスマスを寂しく迎えることを全然気にしなくなってしまいました。去年の日記のログは紛失してしまったので確かめられないんだけど、俺の記憶が正しければクリスマスの話題を普通にスルーした気がする。自虐ネタにもしなければ、それについての話も書かなかったんじゃなかったっけな。


それは、『心の底から』諦めてしまったからだと思われます。意識的にそうしたわけじゃなくてね。これって実際かなり末期の症状のような気がしなくも無い。ヤケクソなネタ日記を書いたり、ヤベー!彼女作んなきゃ!とか焦ったりする方がまだずっと、彼女のいない現状を何とかしたいという前進する意思を感じるもんね。


で、心の底から諦めてしまった俺は意外と普通に世の中のクリスマス前の独特な雰囲気を涼しい顔をして楽しめるようになってしまいました。いや、クリスマス前から当日にかけての街の雰囲気やテレビから流れるクリスマス仕様の映像や音楽って結構好きなんですよね。


なんつうかさ。自分自身が心底諦めてしまった為に、クリスマスによって幸福感の部分だけが増幅された世の中にいる自分以外の幸せそうな人々を見ても『幸せそうでなにより』って普通に思える余裕が出来てしまうという妙な現象が起きているというかさ。他人をひがむってことはまだそのような幸せが自分に訪れるのを望んでるからなわけじゃん? けど心底諦めてしまうとひがむ理由がなくなってしまうんですよ。凄いぞこの症状は。


そんな俺は出来るだけベタなクリスマスソングを集めたオリジナル・クリスマス・ベスト・アルバムを作ってそれを聴きながらこれを書いていたりするのです。他人の幸せをひがんだり、独りでいることを淋しがったりするのを通り越してしまって行き着くところまで行き着くとこうなるみたいです。これはこれで結構幸せかも。



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■[ 日常 ] 2003/12/06 [ Sat ] - クリスマスソング
前回のテキストの続編みたいな感じ。


前回書いたオリジナル・クリスマス・ベストをここに発表してみよう。コンセプトは『変に奇を衒うことをせずに出来る限りベタにしつつ自分が良い曲だなと思うものに限る』です。やっぱこういうのはベタだからこそってトコあるでしょ。一部クリスマスじゃなくて単に冬の歌もあるけどね。曲順はバランスをかなり考えて決めたけど実際良いのか悪いのかよくわからんがとりあえず以下の全14曲!


01.ゲレンデがとけるほど恋したい/広瀬香美 ←広瀬香美好きなんだよね。
02.Early Christmas Morning/Cyndi Lauper ←ジンディーらしくて良い!
03.All I Want For Christmas is You/Mariah Carey ←普通に良い曲!
04.クリスマス/JUDY AND MARY  ←あんまりクリスマス調じゃないけど好き
05.Ding Dong/Princess Princess ←歌詞と曲調のギャップが良い。
06.聖なる鐘がひびく夜/タンポポ ←やっぱこれは入れるだろ。
07.雪の華/中島美嘉 ←割と新しい曲。これ良い曲だよねー。
08.ボクらはサンタ/ZONE ←シングルのカップリング曲。とても可愛い曲。
09.王子様と雪の夜/タンポポ ←俺がこれを外すわけねえだろ!
10.A Merry Jingle/Pretty Maids ←メタルでクリスマスソング。
11.恋人がサンタクロース/松任谷由美 ←定番だよね。
12.Happy Xmas(War is Over)/John Lennon & Yoko Ono ←これも定番
13.クリスマスイブ/山下達郎 ←俺はこれを外すほど捻くれた人間ではない。
14.Last Christmas/Wham ! ←上に同じ。


やっべー。最高のアルバムが出来た。ZONEとかタンポポとか入れることによって自分の趣味をさりげなく出しつつも(全然さりげなくないって言うな)決して奇を衒った感じにはならず、最後は定番が畳み掛けてきて終わるっつう流れ。どーよ? 最高じゃね? この中で唯一Pretty maidsの曲がちょっと奇を衒い気味かもしれないけど、この曲すっげー好きなのよ。これはどーしても入れたかったの。メロディックメタルクリスマスソング!


クリスマスソングって死ぬほどいっぱいあるけど、意外と自分が大好きだと言える曲はそんなに多くなかったので絞り込むのに困るようなことはなかったです。あとモーニング娘名義でのコテコテクリスマスソングって今まで出してないのが意外だなあと思った。出してても良さそうなもんなのにね。


広瀬香美の曲は『ロマンスの神様』も入れたかったんだけど、全然クリスマスじゃない上に冬の歌でもないから泣く泣く外した。この人の曲って冬のイメージが強いからこの曲も冬の曲って勝手に決め付けてたけど、歌詞をよく聴くと全然冬を感じさせる言葉が出てこないのね。でもやっぱ冬のCMで使われてた曲だから冬のイメージは取れないけどね。広瀬香美って最近は全然音楽チャートに入ってこないけど、どっちかっていうと他の人に曲を提供したりする方が多いみたいね。個人的にはこの人の歌好きだからもっと自分名義の曲を出して欲しいんだけど。


あとホントは以上の選曲に加えてブラックメタルバンド『VENOM』の『Black Xmas』って曲があったんだけどあんまりにもあんまりだったので外した。



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■[ 日常 ] 2003/12/06 [ Sat ] - 豪速球
先ほどウンチをしたときに、オナラと一緒にスゴイ勢いでウンチが飛び出した。


多分時速160キロくらいは出てたと思われる。


恐らく松井も打てないだろう。



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■[ 音楽 ] 2003/12/09 [ Tue ] - ジャンクCD
ハードオフでジャンクCDを購入しました。以前はその多くが一枚100円だったのだけれど、久しぶりに行ったらなんと一枚50円に値下げされてたもんでコレは買うしかないと思ってね。や、100円でも充分安いけどさ。ハードオフのジャンクCDってジャンク品だからって必ずしもボロいってわけじゃないんだよね。殆ど新品同様のCDもかなりある。だから結構美味しいのを発見することも少なくありません。ハードオフのジャンクコーナーは侮れないぜ。


とりあえずTRFとかリンドバーグとかプリプリとか渡辺美里とかはいつ行っても死ぬほど売ってるなあ。あとWANDSとかUPBEATとかDEENとかもよく見るね。プリプリなんか常に全アルバムが揃ってる勢いです。因みに俺はハードオフにおいてプリプリのアルバムを殆どそろえました。昔持ってたアルバムは売っちゃったのだけどあるとき突然聴きたくなってハードオフで全部そろえたのよね。プリプリは良いよ。最近『パパ』って曲がインストにアレンジされてCMで使われてるよね。TRFはプリプリなんか目じゃないほど大量においてあります。同じアルバムが何十枚も。完全に使い捨て感覚で扱われてるよなー。本人たちはこういうのみたらどう思うんだろ。


で、今日買ったもの。




鼓動お、織田裕二・・・・。完全にネタとして買ったんだけど、これは酷い。織田さんは俺が思っていた以上に歌がヘタクソでした。92年のアルバムなのでもう10年以上前。だから今はまだマシなのかもしれないけど、これはホントに聴くに堪えないレベルです。素人のカラオケだよ。しかも『自分では結構巧いと思ってるスカした男が歌うカラオケ』って感じ。


大勢でカラオケ行くとこういう歌い方するヤツたまにいるなあ。全然巧くないのに自分に酔っちゃってるタイプね。そゆヤツってマイクの持ち方がまたアレだったりするんだなあ。小指(人によっては小指と薬指両方)をマイクの下にまわすように持つカッコつけたマイクの持ち方ね。


別にカラオケなんだから歌ってる本人が気持ちよきゃそれで良いんだけど、そゆヤツって『俺って巧いだろ?』というアピールオーラが遠まわしに出てたりするから見てて辛いこともしばしば。織田さんの歌はまさにそのレベルです。歌の録音レベルが小さいわけでもないのに演奏に歌が埋もれるときがあるのも驚くよ。


音程も相当なヤバさだし。織田さんは役者としては結構好きなんだけど歌とトーク(陸上の司会とかも)は痛いよなあ。軽く勘違い系入ってる。最近では歌番組でヒット曲紹介、みたいなコーナー(確かMステ)で織田さんの歌の映像が流れた時に、そのあまりのかっこ悪さにモーニング娘の面々が大笑いしてたのが記憶に新しい。織田さんには黙って役者だけやってることを強くすすめます。役者としても一般的にあまり評価されてないっぽいけど俺は好きなのよね。踊る大捜査線好きだし。


まあこのアルバムに関しては本職が歌手じゃないからこれでも良いのかもしれないけど、役者として好きな人の痛い側面を見せられると結構ツライっつうかさ。やっぱ歌はやめたほうが・・・。藤木直人なんかも男前だけど歌が痛い人という意味で同系統かも。あの人も役者だけやってりゃいいのになあ。


そして次は賞味期限つきアイドルのアルバム二枚。



ME & MY  SHAMPOO



ME&MYとSHAMPOO。この二枚もジャンク品として常に大量に売ってるね。個人的にはME&MYよりSHAMPOOの方が好きです。SHAMPOOはロック調だからロック好きの俺には馴染みやすい。これを買ってきて驚いたけどSHAMPOOってもう10年近く前なんだねえ。もっと最近かと思ったけど。時の経つのははやい。



タトー



最近話題になったタトーも同様に賞味期限つきのアイドルなのできっと数年したらME&MYとSHAMPOOの隣にジャンクCDが山ほど並ぶでしょう。タトー、ME&MY、SHAMPOOはどれも微妙に可愛くないけど、こういうゲテモノとエロの中間みたいなのが売れるというのは何となく判る気がする。男よりも女子高生なんかに人気が出る場合ってこういうバランス感覚が良いのかも。三者とも二人組だけど、二人っつうのもポイントなのかも。根拠無いけど。なんとなくだけど。



えぞ  くらうでっどはうす  TTD



さて、次は個人的に割りとホンキで掘り出し物だと思ったものです。上の画像で左から、日本の本格派ハードロックバンドであるEZOのファースト、セースル的にはデビュー作以外は全部コケてしまったCROWDED HOUSEのサード、そして最近名前をSananda Maitreyaに改めたTERENCE TRENT D'ARBYの4th。これらはどれも50円で買えるのが嬉しい反面、こんな良い物が50円かあ・・・と切なくもなる部分も。


EZOはその昔レンタルCDで借りてきてカセットテープに録音したモノを結構聴いてた。だからCDは持ってなかったのよね。完全に海外を意識したハードロックで、音だけ聴いても言われなきゃ日本のバンドだってわかんないほど本格派。歌詞は全部英語だしね。元々フラットバッカーというバンドで人気を博していたんだけど、海外進出を本格的に意識すると同時にバンド名をEZOに変更しました(EZOは彼らの出身地が北海道ってことで『蝦夷→EZO』なんだよね。なんかテキトーだよなあ)。


本作発表時には海外を意識してる割に忍者をモチーフとした変なコスチュームを着ていたり化粧していたりするのがちょっと謎だけど。まあプロデューサーがKISSのジーン・シモンズだから謎でもないか。ヴォーカルのMASAKIは後にLOUDNESSに加入して何枚かアルバムを出しています。個人的にLOUDNESSでのMASAKIのボーカルはあまり好きじゃないんだけどね。やっぱりLOUDNESSは二井原の方が良いよ。


CROWDED HOUSEはいわゆるビートルズの遺伝子を持ったタイプのバンド。OWSLEYなんかを語るときによく引き合いに出されるバンドです。ファーストアルバムからの曲は結構売れたんだけど、その後は全く売れずに地味に活動をつずけて90年代末に残念ながら解散。現在はメインソングライターのNEIL FINNがソロで活躍しています。


彼のアルバムは何枚か持ってるけど、CROWDED HOUSEの頃の方が良い曲を書いていた気がするなあ。ここで取り上げたこのアルバムもなかなか良いですね。他のメンバーの動向はよくわんないです。そうそうNEIL FINNで思い出したけどさ。彼のライブアルバムで、PEARL JAMのエディと共演してたりするんだけど、PEARL JAMと交流があるという事実に普通に驚いたんだよね。どういう繋がりなんだろ。接点なんかなさそうなのに。


TTDはジョジョの奇妙な冒険という人気漫画で名前をそのまま拝借した敵キャラが出てきたので名前だけ知ってる人は結構多いと思います。ギャンブルの兄貴とテレビゲームの弟のダービー兄弟ね。で、この人はデビュー当時は非常に注目されていて、グラミーの新人賞にノミネートされたり、その次のグラミーでは最優秀男性R&Bボーカリストを受賞したりしてたのだけど、セールス的にはあまり振るわずに今まで来ちゃってます。


彼の音楽を語るときにはプリンスが引き合いに出されるけど、確かに通じるものはあると思う。楽器を全部自分でこなしてひとりでアルバムを完成させてしまうというマルチミュージシャンって部分も共通性があるしね。ロックやファンク、ソウルなどのジャンルを超えた音楽を信条としているのも似てるしね。彼のファーストとセカンドは聴いた事があったけど、4thは今回聴くのがはじめてなので俺的にはかなり掘り出し物でした。本作も完成度は高いよ。彼はもっと売れて良いアーティストだと思うけどな。


そんな感じで6枚購入でなんと315円。
タバコもひと箱しか買えない値段とはなんともお得な。



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