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買い物日記とか雑談とか |
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と、いうことで前回の予告通りメタルばっかし買ってきました。
なんだか思い切り暴走してしまって3箇所でバラバラと買ったので自分でも買った枚数を把握してないという状況で、家に帰ってきて数えたら中古2枚含む計11枚でした。わー。2万超えた。やりすぎた。
で、一枚ずつは後日順次ここで取り上げていくとして、今日は各アルバムを何曲かずつかいつまんで聴いた印象を軽く書いてみます。4,5曲ずつしか聴いてないんでレビューという感覚で読まないで頂戴。
■Talk Show / Talk Show
メタルばっかりとか言ったけどいきなりメタルじゃないような。これはストテンの別バージョンって感じのバンドで旧譜です。最近、『ポップで俺が好きそうだから聴いてごらん』と薦められたので気に止めておいたんだけど、丁度地元のCDショップで新品が半額で売ってたので買いました。うん。ストテンの4枚目以降のパンキッシュな演奏にポップなメロが乗るという感じです。とても良さそう。
■A Decade Of Fair Warning / Fair Warning
有名なメロディアス・ハードロックバンドです。この前内部紛争で解散しちゃったんだけど、これは彼らが残した4枚のアルバムから選曲されたベストですね。彼らのアルバムはセカンドのRainMakerだけ持ってて、だいたいどんな音かは知ってたけど、こうしてベストを聴くといかに良い曲を書いてたバンドかというのが分かります。つうか良い!!!
■Beautiful Creatures / Beautiful Creatures
ぬあ! なんだこれ! 良い! ちゃんと確認してないんだけど確か元バングタンゴの人がいるバンドだよね? バングタンゴはファーストとセカンド持ってたよ。アメリカからもこういうのが出てくるようになったか!!って感じ。いわゆるハード・ロケンロー。バックチェリーなんかよりもL.Aメタル的でこんなの好きに決まってるじゃん。わー。カッコイイー。バックチェリーも好きだけどね。
■Crossroad / The Storyteller
全然知らないのにジャケ買い。これも良い。というかこういうメロディック・スピードメタル、もしくわメロディック・パワーメタルというヤツは歌と演奏が巧ければどれもこれも安心して聴けるね。メロディック・スピードメタルという風に帯に書いてある時点で買う前からある程度どんな音か想像できるし、後は曲そのものの良さと演奏と歌の巧さって感じで、音楽性に関しては予想通りでした。つうかこれも悪くなさそう。あと、日本盤のボーナストラックでメイデンのムーンチャイルドが入ってるんだけどさ。完コピ。完コピ。か〜ん〜コ〜ピー。笑っちゃったよ。曲の導入部のアコースティック部分なんか本物かと思った。歌い方まで真似してるのが可愛い。はははは。良いなー。こういうメイデン大好き!っつうファン丸出しの姿勢。
■First Strike Still Deadly / Testament
これさー。新宿のディスクユニオンでガンガン大音量でかかってて思わず買っちゃったのよね。メッチャメチャカッコイイ!家でヘッドフォンで聴いてる間ずっとニヤニヤしてた。マジカッコイイ!!!! 昔の曲を再録したモノを入れた企画盤なんだけどテスタメントはあんまり聴いた事が無かったので俺にとっては新曲同然なわけで。あーいーやー。スラッシュ万歳。スラッシュってこんなにカッコよかったっけ〜? ヤヴァイ。これはヤヴァイ。カッコよすぎる。気持ちよすぎる。
■Astronomica / Crimson Glory
嗚呼! ついに買ってしまった! あのクリムゾン・グローリーの復活作。ダメになっちゃったサードのカラーは微塵も無く、ファーストとセカンドの頃の音に戻ってますね。ギターのフレーズとかかなり当時のまんまです。ヴォーカルは違う人になっちゃってるけどこのヴィーカルも悪くないです。中音域で歌うと違う人って分かるけど、金切り声を上げると前任者のミッドナイト(恥かしい名前だよなあ)にソックリ。やっぱりファースト・セカンドの方が良いとは思うけどこれも充分楽しめそうです。日本盤ボーナストラックはかつての名曲『ドラゴン・レディー』と『エターナル・ワールド』のライブバージョン。マジ感涙。歓声がウソ臭いところとか。あとアルバム全体としてベースの音がやたらデカイ。
■Sacred Pathways / Artension
少し前にHMVで試聴してあまりのコテコテさにイントロでひいてしまったんだけど結局今日購入。いわゆるメロディアス・スピードメタルとかパワーメタルとか言われるやつで特にテクニカル度が高い部類のバンド。キーボードがテロテロテロテロ忙しなくてちょっとドリームシアターとかそーいうのも思い出す感じ。すげー大袈裟な音楽だよね。歌はツルリとしたキレイな声でやっぱりコレ系ではお決まりのああいうの。つうかこういう方面は何年経っても変わんないんだねー。大袈裟でドラマティック。今日買った中では一番曲展開が複雑。これも良いなー。
■Giant III / Giant
イキナリギターソロで始まるテクニカルなギタリストが率いるバンドらしい始まり方でニヤニヤしてしまいました。これはアメリカンなハードロック。かつてかなり売れたバンドの復活作。上の方で書いたメロディック・パワーメタル系とは違って本当にかつてのアメリカンハードロックな音でずっと落ち着いた感じだよね。うーわー。良いなー。昔はこういうバンドが普通に売れたんだよなあとシミジミ思ったり。素晴らしい。
■Karma / Kamelot
元コンセプションの人がいるバンドなんだって? お店でつけてる解説のプレートを読んで『あ、コンセプションって一枚持ってたなあ』と思って買ってみた。やっぱりメロディック・パワー・メタルと帯に書いてある通り予想通りの音。これってメタルを語る上で禁句かもしれないけど、これ系ってみんな大差無いよね。あはは。でもそれが良いのよね。こっち方面に新鮮味を要求する方が間違ってる気がするよ。『お決まりの美学』ってのを追求するのがこの手のバンドの存在意義であって魅力であると思うんだけど、こういう事を書くとやっぱメタル一筋の人に怒られるんだろうか。だってこのバンドの曲を上で取り上げたThe
Storytellerがやってても何の違和感も無いもん。でもけなしてるんじゃないよ。好きであるのを前提にそう思うってだけ。
■On Through The Night / Def Leppard
これは中古。500円だったよ。安。デフレパって全部揃ったと思い込んでたけどこのアルバムは持ってなかったのに気づいて、中古を探したら500円と格安だったので買いました。おお。さすがに古いから音が軽い。あはは。
■Virtual XI / Iron Maiden
唯一持っていなかったメイデンのアルバムをやっと購入。中古で1000円。やはりブレイズ・ベイリーのヴォーカルはキツイなあ。キレが無いんだよな。聴いててもどかしいのなんのって。彼が昔いたウルフズベインは好きだったんだけど、メイデンではやっぱキツイ。彼をヴォーカリストとして否定する気は無いけどメイデンには合わないのは間違い無いよね。これの前のアルバムもきつかったけどこれもキツイよー。でもブレイズ・ベイリーで2枚もアルバム出してるだけで結構驚きだったりする。他のメンバーも疑問感じなかったのかなあ。とりあえずファンとしてコレクションで全部アルバム持っていたかったので買った感じなので、それ程ショックは無いけれどね。いかにブルース・ディッキンソンがメイデンに必要な存在なのかを思い知らされるアルバムです。
と、まあこんな感じでメイデン以外は好意的な意見ばっかし。だってさー。メロディックパワーメタルとかハードロックのコテコテのヤツのCD買うの久しぶりだったので嬉しくて嬉しくて。やっぱこういうの好きなんだ俺はって改めて思ったよ。
あとビューティフル・クリーチャーズはビックリしたなー。カッコよすぎて。俺って中学〜高校生までは殆どメタルやハードロック聴かないガキだったのだけど(極々稀に違うジャンルのも気に入ったりしてたけどね。例えばU2のアクトンベイビーとかはメタル小僧なのにすげえ聴いてたな)、大袈裟なパワーメタルとかよりもどっちかって言うとロケンロースタイルのバンドの方が好きだったのでビューティフル・クリーチャーズはすんげえ嬉しくなったよ。でもまあメタルは全般的にどんなのも好きで聴いてたんだけどね。
それとテスタメントも素晴らしくて嬉しくなった。つうかコテコテのスラッシュって昔は凄く過激な音楽に聴こえたもんだけど、今聴くと聴きやすいね、ものすごく。ザクザク感がたまりません。あとテスタメントってソロはメロディアスだったりするのがまた良い。
というかメタル小僧だった頃は『俺は生ぬるい音楽を聴いてる連中より過激なで近寄りがたい音楽を聴いてて最高にクールなんだぜ!』とか思ってたけどさ、実はこんなに分かりやすい音楽も他にそうそう無いって程分かりやすいよね、メタルって。あははは。でも分かりやすいって素晴らしい事だと思います。心底。
これからはもうちょっとこっち方面の新譜も積極的にチェックしようっと。やっぱ俺はメタルが好きなんだなあ・・・。メタル小僧を卒業してから聴くようになったそれ以外の音楽も最高にクールなモノはいっぱいある。でも今ではイモ扱いされ勝ちなメタルだってこれはこれで最高にクールなんだぜ! とか言ってみたくなったよ。ホント。
ガキの頃はメタル以外は軟弱でダメだとか思ってた俺も色々な音楽を楽しめるような広い視野を持てるようになったよなあ・・・・・とジミジミ。ホレ、若さゆえに自分が聴く音楽以外を排除したがる性質ってあるじゃんか。モロに昔はそうだったからな、俺も。洋楽を聴いてるほうが邦楽聴いてるよりカッコイイとかそういう排他的な態度でしか良さを表現できないという、洋楽から音楽に入ったような人が一度は陥りがちな現象というのか。
音楽ファンとしてそういう考えが一番間抜けなのにね。実は。 |
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