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Destination Anywhere / Jon Bon Jovi |
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ジョンのソロ二作目。
一作目は映画『ヤングガンII』のサントラだったので実質はこの作品が彼のソロ第一弾と言ってもいいかもしれませんね。作品は完成度が素晴らしく高い。楽曲の素晴らしさは全く文句なしです。Bon
Jovi本体の楽曲ってのはある程度ムラがあるイメージがあるんだけどこの作品は全曲素晴らしいのです。
バンド名義での作品とこの作品を同列に並べた上で『一番すきなアルバムはどれ?』と問われたらバンド名義の作品をさしおいてこれを選びます。それほど好きなのよね。ドコをどう聴いてもジョンの曲であるのだけど、アレンジがバンド名義の作品とは結構違う印象。非常にスマートにスッキリとアレンジされてるのが良いのよ。もちろんバンド名義でのアレンジが嫌いなわけじゃないけどね。
これは買って以来ずっとコンスタントに聴き続けてる作品なのよ。ホント常に聴いてる。そして何時聴いても良いの。その時の気分に左右されないの。不変の良さ。どんな気分にも対応できる作品。『Bon
Joviは有名だし当然知ってるけどちゃんと腰をすえて聴いたことは無いなあ』って人はこの作品から聴いてみるのもいいかもね。それほどこの作品には安定した名曲が多いのです。
01『Queen Of New Oriens』はそれまでには無かったようなひく〜い声で最後まで歌い続ける曲なんだけどもやっぱりジョンなのよね。で、この曲はB!誌のレビューで『1曲目で一瞬オルタナに毒されたのかと不安になった』とか言ってた人がいたんだけどマジで『(゜Д゜)ハア!?』って感じ。ただ低い声で歌ってるだけじゃん。曲自体はジョンそのものじゃん。ちょっと歌の印象が違うだけでそういうこと言うからメタルファンは頭が固くてバカだっていうイメージがついちゃんだよ、バーカ。
とにかくですね。ジョンのヴォーカリストとしての魅力、そしてソングライターとしての魅力を封じ込めた名盤っすよこれは。俺は今後もずっとこれは定番として聴き続けます。 |
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