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 ■[ 雑記 ] 2006/08/15 [ Tue ]



こんばんわ。久しぶりアイバですけど。

ここんとこイロイロ追われてて日記が全然書けませんでした。日記は完全に自分のために書いてるので後追いでも書くようにしてるから溜めちゃうとマジ大変。けど今日やっと一気に全部書きました。やっぱり一年前に自分が何をしてたとかをあとで読み返すと楽しいからさ。

日記以外でもイロイロ書きたいことがあるんだけど今日は疲れたからメモ程度に書きたいと思ってることを書いておこうと思います。

■その1 【極魔界村が楽しい】
PSPの極魔界村が非常に楽しい。ずいぶん前にPSPを買ったんだけど、実は8月に発売になった極魔界村がやりたくて本体を買ったんです。だからそれまではPSPを全然つかってなかったんだけど今は結構活躍してます。

アーケードモードでやると死ぬほど難しくて1面すらクリアできないんだけど、とりあえずビギナーモードで最終面までやりました。いやー楽しい。けど、道中に隠されているリングを沢山集めないとラスボスに会えない仕組みなので見事に追い返されました。ネットでサラっと読んだんだけどリングをちゃんと集めてから最終面に行くには二周どころは済まないっぽいね。気が遠くなるなぁ。

けど、アーケードモードでコンティニュー無しクリアできる人って世の中に存在するんですかコレ。今までのシリーズで間違いなく一番難しいと思うんだけど。

■その2 【リズム天国が楽しい】
ケイコさんが興味を示したので買ってみたGBA用のゲーム『リズム天国』。これがかなり楽しい。ただリズムに合わせてボタンを押すだけなんだけど、すべてのゲームが非常にハイセンスに作ってあるね。よくこんなの思いつくなーと思うようなアイディアが満載です。

これはみんなやってみるといいよ。本当に面白いです。

こういうのってライトユーザー向けの安易な手抜きゲームが結構多いけどこれはそんなレベルのモノでは無いです。滅茶苦茶難しいってわけじゃないし、確かに誰でも手軽に遊べる内容なんだけどしっかり工夫して本気で作りこんでる感じがするゲームですよ。これはすげえ。

ただ、つんくがかかわる必要性は微塵も無かったと思います。全体の雰囲気を彼のセンスが崩していて勿体無い。時東ぁみの歌は心のそこからいりません。

■その3 【流星ワゴンがよかった】
つい先日まで読んでいた小説『流星ワゴン』が面白かったです。初っ端から思いっきりファンタジーなんでなじめない人もいるだろうけれど、そこさえ馴染めればなかなかステキな作品でした。けど、ひとつ非常にイヤだったのがエロ描写。無意味に具体的でエロいんです。心にぐっと来るようなステキ物語なのに突然エロ小説並みの具体的描写が出てくるのが凄くイヤでした。それさえ無ければなぁ・・・。

■その4 【時をかける少女を見た】
アニメ映画版『時をかける少女』を見ました。ネットでの評判が尋常じゃないくらいに良いので見に行ったんだけど、期待したほど凄い映画では無かったように思いました。それなりに面白かったけど、『大傑作』ってほどじゃない気がするけどなぁ。

そんな感じで後日ちゃんとした感想をそれぞれ書こうと思います。

眠いので寝る。
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 ■[ Others ] 2006/08/20 [ Sun ]



☆ハクション大魔王のライター
ハクション大魔王のライター

みたまんまです。ハクション大魔王のツボの形をしたライターです。あくびちゃんのツボもあるよ。最初は吉祥寺の雑貨屋で見つけてハクション大魔王のツボの方のライターを買ったんだけど、近所のバーミアンのレジのところにあるおもちゃ売り場であくびちゃんのツボも見つけたのでそっちも買いました。確か一個600円。

とてもしっかりしたつくりで飾っておくととてステキ。実用性は無いけど(持ち歩いたら邪魔でしょうがねぇ)インテリアとしてはとてもステキ。みんなも見つけたら買うといいよ。
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 ■[ Music ] 2006/08/20 [ Sun ]



☆James Blunt / Back To Bedlam [ Rock ]
back to bedlam

Daniel Powterの同時期に買って、彼と同様にいつの間にか大ヒットしていたJames Bluntのデビュー作。イギリスのアーティストらしくしっとりとした湿り気のある明るくなりきれないメロディーがステキな作品です。

クオリティーは凄く高いと思うんだけど、アルバム全体が同じトーンで統一されすぎていて同じような曲ばかりという印象を受けてしまいました。なので一枚通して聴いているとちょっと飽きてくる。個人的には何曲かかいつまんで聴く程度になってしまったアルバムです。

同時期に買ったDaniel Powterの方が楽曲に幅があるのでそっちばっかり聴いてました。この人も良い曲をかける人だと思うので今後どのように楽曲の幅を広げていくか楽しみではあります。
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 ■[ Music ] 2006/08/20 [ Sun ]



☆Daniel Powter / Daniel Powter [ Rock/Pops ]
daniel powter

買ったときは海外でプチヒット程度だったんだけど、いつの間にか日本でも海外でも大ヒットしていたDaniel Powterのデビューアルバム。俺が買ったときには『MAROON5が好きな人にオススメ!』という解説がCDショップでつけられていたけどその表現は間違ってないと思います。

ポップス寄りのやさしいロックを基本にして、少しだけファンクっぽい要素を含んだ曲もあるというのがMAROON5と似ている部分。驚くような個性を持っているタイプのアーティストではなく、単純に『良い曲』で勝負をするタイプだと思います。

こういうタイプのアーティストはやっている音楽そのものは普遍的なモノなので多くの人に受け入れられやすい。けど、相当高いレベルで『良い曲』を書き続けないと長く支持されるのは難しいタイプとも言えると思います。

本作は本当に良い曲ばかりでアルバムのどの曲もシングルに出来そうなモノだと思う。だからこそ彼にはもっともっと沢山の曲を書いてもらいたい。こういうタイプのアーティストが生き残るのは大変だと思うけど、今後も良い曲を沢山書いてくれることを期待しつつこれからも彼を応援していこうと思います。

このアルバムは俺の中で『定番』になるほど好き。
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 ■[ Music ] 2006/08/20 [ Sun ]



☆Red Hot Chili Peppers / Stadium Arcadium[Mixture Rock]
RHCP

レッチリの二枚組アルバム。こんなに沢山曲を収録して大丈夫なのかという懸念がナンだかそのまんま当たってしまった感のある非常にムラのある内容となってしまいました。正直アルバムを通して聴くのはツライです。

前作、By the wayは純粋に『良い曲』が沢山収録されているアルバムだっただけに今回のこのムラだらけの内容には正直ガックリ。もっと曲を絞り込んで一枚に収めれば十分だったような気がするけどなぁ。

本作には今までにはないタイプの曲が結構収められていて音楽的な幅を広げようとしている姿勢は評価できると思うけど、それらの曲にイマイチ魅力が足りないのです。ずっと今までどおりのことをやる必要なんかぜんぜん無いと思うけど、新しいことをやってもそれが純粋に『良い曲』と言えないものでは新しいことをやっていても結局は退屈なだけ。

今回の彼らの試みは実を結んでいない気がしてなりません。楽曲が消化不良の印象なんです。もっと曲を絞り込んで1曲1曲を煮詰めて欲しかった。レッチリを聴こうと思ってCDラックの前に行くとムラだらけの本作よりも、しっかりまとまっているBy the wayの方にどうしても手が伸びてしまうんだよなぁ。
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 ■[ Books ] 2006/08/20 [ Sun ]



☆流星ワゴン [ 重松 清 ]
流星ワゴン

頭っからまるっきりファンタジーな家族愛小説。すべてがどうでも良くなって、もう死んでしまっても良いかなと考えている38歳の男の前に赤いオデッセイが現れます。そこには過去に事故で死んだ親子が乗っていて、彼らはそのオデッセイに男を乗せて過去の世界に連れて行きます。

そこには現実の世界ではガンで死を目前にしているはずの男の父親が男と同じ38歳の姿で現れます。そして男は自分の過去にもう一度向き合い、自分と同じ年の父親と関わることで何を見出していくのか・・・・という感じの物語。

いきなりの『あり得ない』展開に唖然としつつも読み進めていくとこれが意外と面白くとても心に沁みました。とてつもなく現実離れしたファンタジーの形態をとりながらも、現実的な共感を得られる物語に仕上げているのは凄いと思います。最終的に男が行き着くのは劇的なラストではありませんが、それが非常に心に染みる。なかなか良いお話だと思います。

ただ個人的に気になったのは具体的過ぎるエロ描写。物語の中で何度か出てくるセックスシーンが妙に具体的で官能小説かと思うような表現が多く使われているのが凄くイヤでした。なんとなく全体のテイストにそのエロ描写が馴染んでいなくて浮いているんです。そこだけはマイナスポイントでした。

けど物語の主題はとても好きですね。
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 ■[ Movies ] 2006/08/20 [ Sun ]



☆『時をかける少女』
 鑑賞日:2006/08/12
 観賞場所:シネプレックス新座(21:40の回 レイトショー)


時をかける少女

ネット上での評判がすこぶるイイので興味をひかれて見に行ってきました。時間を飛び越えて過去に戻る能力を突然手に入れた女子高生が主人公のタイムスリップモノです。多くの方がご存知のとおり、本作は過去に何度も実写化されている同名小説のアニメ版です。

俺は過去の映画は全く見たことがありません。原作の小説も読んでいません。なのでそれらとの比較は出来ませんが、ネットで調べた情報によると、このアニメ版は原作の大まかな流れは引き継いでいるものの、主人公が全く違う少女になっていて、大幅にアレンジが加えられている『新しい』時をかける少女となっているようです。

本作の主人公はとても明るくて元気な女子高生。彼女が偶然手に入れた時間を飛び越えるという能力を使って、最初は自分にとって都合の悪いことを無かったことにしたり、個人的な些細な望みをかなえる為に何度も何度も過去に戻ります。その部分は非常にテンポがよくコメディタッチで描かれているので爽やかに笑わせてもらいました。

ところがその行為が現実の出来事を徐々にゆがめていきます。他の人が不幸な目にあったり、自分が望んだのとは違う方向に話が進んでしまったり・・・・。この辺はバタフライエフェクトという映画であった展開とよく似ています。あの映画ほど深刻な状態にはならないけどね。

そして彼女は時間の大切さや、目の前のひとつひとつの出来事に向き合うことの大切さを身をもって知っていきます。そういうことに気づいていく主人公を描きながら最後はちょっと切ないけど爽やかに終わります。

基本的には割と楽しんでみることが出来たんですが、見終わった後になんとも言えないモヤモヤ感が残りました。それは設定の曖昧さ。主人公が時間の飛び越える能力を手に入れることとなった原因や、それの原因を持ってきた人物のバックボーンなどの詳しい説明が殆ど無く、『時間を飛び越える』という行為において、詳しく描くとつじつまあわせが面倒くさくなるであろう部分をわざとすっ飛ばして描いている感じがしたんです。

本作での主題はそんな複雑な部分ではなくもっとシンプルなところにあるので、その辺がボヤけていても問題はないのかもしれないし、気にならない人は気にならないのかもしれないけど、個人的にはそこがしっくり来ませんでした。なんとなく投げっぱなしになってる部分が沢山残ったまま終わる感じが気持ち悪いっつーかさ。

巷では満点に近い点数をつけている人がかなり多い映画ですが、個人的には70点くらいかなぁ。ちょっと期待しすぎたのかも。
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 ■[ Games ] 2006/08/20 [ Sun ]



☆SEGA AGES 2500シリーズ Vol.3
 ファンタジーゾーン [ PS2 ]

ファンタジーソーン

いまさらながらPS2で発売されたファンタジーゾーンの3Dアレンジ版を紹介。これは非常に非常に中途半端な内容になってます。このシリーズの序盤に発売されたモノはどれもこれも中途半端なアレンジ版ばかりで非常に評判が悪かったですよね。

なんというか、3D仕様にアレンジして今の若いゲーマーにも受け入れられるモノにしようとしているようでいて、中途半端でショボイ3D化であるためその効果も上がっていない上に、リアルタイムでオリジナルを楽しんだ人にとっては肝心のオリジナルが入っていない為に当時を懐かしむこともいまひとつ出来ない。だから一体どの層を狙って作っているのかわからないんですよね。

このファンタジーゾーンも同じくどんな層をターゲットに作られたのかよくわからないものになっています。単に3Dにアレンジしただけでなく、新しいオリジナルステージが追加されたりはしているけれど、ファンタジーソーンが本来持っていたテンポの良さを崩しているだけの大したことのないステージだからあんまり嬉しくないです。本作は本当にアレンジの仕方が下手です。

このシリーズとして3D仕様のスペースハリアーも出ていますが、それもイマイチなモノでした。それを反省したのか、後にオリジナル版はもちろんのこと各機種移植版や続編などを収録した豪華版と言えるものが発売されています。ファンタジーゾーンでもそういうのをぜひ出して欲しいなぁ。
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 ■[ Games ] 2006/08/20 [ Sun ]



☆極魔界村 [ PSP ]
極魔界村

あの魔界村の正規の続編がPSP対応ゲームとして登場。正式な『新作続編』としてはなんと15年ぶりの復活です。どうやら既に発売元であるカプコンを退社している魔界村シリーズの生みの親が本作を手がけているらしいです。だから本作は前作『超魔界村』から15年も経っているにも関わらず、いい意味で『相変わらず』の内容となっています。

本作ではアーケードモード、オリジナルモード、ビギナーモードの三種類のゲームモードが用意されていて、魔界村シリーズ初心者でもある程度は手を出しやすい仕様になっています。難易度が格段に低く設定されているビギナーズモードでセーブ機能を使いながら地道に進めればあまりアクションゲームが得意でない人でもなんとか進めるようになっています。

一度敵に当たると鎧が壊れて裸になり、もう一度当たるとミスになる仕様と、決まった地点まで進まずにミスをするとステージの最初まで戻されてしまうという仕様はアーケードモードに継承されていますが、その他のモードではミスした地点から復活可能になり、しかも鎧を着た状態でもう一度鎧を取ると一段階鎧のランクが上がり、敵の攻撃を食らっても鎧のランクが下がるだけで裸にはならないようになりました。

昔からの濃い魔界村ファンに応える為にアーケードモードが用意されている一方で、新しい層にも受け入れられるようにビギナーズモードとオリジナルモードが用意されているわけです。

本作での新しい要素としてはラスボスに会う為にはステージ上に隠されているリングというアイテムをすべて集めなくてはならないこと、先に進むために必ず必要な魔法やアイテムがあること、各ステージにひとつずつあるワープスピアというアイテムを使うと他のステージからそのステージに戻って来られるということ、などが挙げられます。

この極魔界村ではただアクションのテクニックを駆使して進むだけではなく、アイテムを集め、それを使いながら先に進まなくてはなりません。こう書くと面倒くさそうな感じがするかもしれませんが実際にやってみるとこの要素自体はそんなにややこしいことではないと思います。基本的には過去のシリーズと同じような感覚で遊べますよ。

ただ、ビギナーモードとオリジナルモードはある程度進めるんですがアーケードモードがあまりにも難しい。間違いなくシリーズ最高難易度じゃないかな。1面をクリアするのにも相当の練習が必要です。この難易度はファミコン時代に流行っていたアーケードのアクションに触れたことのない若い世代にはかなりキツイと思うよ。つーか、触れたことがあってもキツイ。

アーケードモードでの難易度はもうちょっと抑えてもよかったんじゃないかなぁ。いくらなんでも難しすぎやしませんか。過去の三作は何度かやれば1面くらいはクリア出来るようになったけど本作は1面から既にかなりキツイです。それでも根気強くやればかなり面白いですけどね。

何度も同じところでミスして何度も同じところで試行錯誤して、やっと少しずつ先に進めるようになるタイプのゲームなので、いくらゲームモードが三つ用意されているとは言っても向かない人には徹底的に向かないゲームであることは確かです。だけどそれが魔界村シリーズなんですよね。

本作は覚えゲーの要素も強いけど、敵の出現パターンはランダム性の高い部分も結構あるので完全にパターン化するのは難しいです。だから何度もやって慣れるしかない要素も強いです。この圧倒的な難易度にひたすら繰り返し挑んで何度もミスして体で覚えていく。その過程に『飽き』ではなく『快感』を見出せれば最高に面白いアクションゲームになるでしょう。絶望的な難易度の高さにジワジワと体が慣れて行く感触が最高なんです。

やはり魔界村はイイ!
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 ■[ Games ] 2006/08/20 [ Sun ]



☆リズム天国 [ GBA ]
リズム天国

ゲームボーイアドヴァンス用のいわゆる音ゲー。

リズムに合わせてボタンを押すだけの簡単操作で40種類ものゲームが楽しめます。本作に収録されているゲームは過去の音ゲーのように指定されたボタンを複雑に組み合わせて押していくのではなく、同じボタンをリズムに合わせて押していくモノがほとんどです(いくつか複数のボタンを使うものがあるけど複雑なモノではありません)。

誰にでもとっつき易くて、誰にでも楽しめる内容なんですが、ただのライトユーザー向けヌルゲームになっていないのが本作の素晴らしいところ。ひとつひとつのゲームは1分〜3分くらいでサクっと終わるので気楽に遊べるのだけれど、本気でパーフェクトを狙うとなるとかなり真剣にやらないといけなくなります。特に後半に登場するゲームはかなり難しいのでやりごたえがあります。

そしてクリアできるようになってもリズムに乗りながらボタンをたたくことが単純に気持ち良いから何度もやりたくなるんです。これは単純でありながら何度もやりたくなるという懐の深さも持っている奇跡的なバランスで出来上がっている傑作ゲームと言えます。

リズムに合わせてボタンを押すという部分は収録されているすべてのゲームに共通しているから、どのゲームもプレイヤーに要求してくるコト自体はそれと全く変わらないはずなのに『よくこんなの思いつくな』と思わず感心してしまうような豊かなアイディアでアレンジし全く違う楽しさを感じられるように工夫してあります。単純であるゲーム性を、『単純』であることを保ったままこれだけ面白くアレンジしているそのセンスは本当に素晴らしい。

ただ、つんくがかんでるってのがかなり謎。いきなり時東ぁみの歌とか流されてもさー。そういう部分は心のそこからいらなかったと思います。歌モノはいくつか収録されているけど、こういうゲームに歌モノは必要ないと思うんだけどな。そこだけがこのゲームのマイナスポイント。

とは言っても、それを差し引いてもこれは本体を持っていない人が本体を買ってでもやる価値があるゲームだと思います。それほど面白い。
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 ■[ 雑記 ] 2006/08/20 [ Sun ]


感想類を一挙にアップ。

あと和尚もブログをちょこちょこ弄ってるみたいよ。
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 ■[ Music ] 2006/08/25 [ Fri ]



☆Queensryche / Operation Mindcrime II [ Heavy Metal ]
Operation Mindcrime II

悪かない。そんな印象のアルバム。

前作があまりにも凄い存在なので、その続編である本作には期待をするというよりも、あれから長い時が流れて『今頃になって一体どんな続編を作ったんだろう?』という単なる興味の方が強かったです。

なので過剰な期待は特に無い状態で本作を買いました。そして実際に聴いてみて思ったことは『悪かないよね』という予想通りのモノでした。楽曲のトーンはわりと前作を踏襲してはいるもののやはり全く同じではないです。当たり前だけど。

で、新しい今の彼らの音に思いっきり変わっているのならそれはそれで良かったのかもしれないけれど、中途半端に前作を意識した楽曲で、しかもメロディーがいまひとつパっとしないのでパワーダウンしたような印象がより際立っています。

ホント、どうせならコンセプトアルバムとしてのテーマは続編であっても、楽曲そのものは前作を意識しないで作っちゃってもよかった気がするけどな。全く新しい『今の彼ら』を前面に出したパート2が聴きたかったな。

かっこいい曲もあるんだけど、全体としてはメロディーに魅力が不足していると思う。こういうコンセプトアルバムってのは全体でひとつの物語になっているから通して聴かないと最大限に魅力を発揮できないから通して聴けるだけのパワーがないとやっぱキツイよ。

DreamtheaterのMetropolis part2くらいの凄みがあればCDにギッシリ入った長い収録時間なんか全く関係なく通して楽しめるんだけど、本作のように個々の楽曲の持つ魅力が中途半端だとなかなか通して聴く気になれないんだよな。

悪かないんだけどねぇ。
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 ■[ Games ] 2006/08/25 [ Fri ]



☆Game&Watch Collection [ NDS ]
ゲームウォッチ

クラブ任天堂というサービス貰える非売品のソフト。任天堂のソフトやゲーム機を買うと貰えるポイントを貯めて手に入れました。

内容はタイトルそのまんまかつて一世を風靡したゲームウォッチをDSで再現したソフト。基本的にただそれだけのものです。本作にはドンキーコング、オイルパニック、グリーンハウスのマルチ画面シリーズの三つが収録されています。

けど、どうせならもっと沢山入れてくれればいいのにね。3つというのはちょっとケチくさいよなぁ。まあそこはあくまでも景品だから仕方ないか。非売品ということで既にヤフオクで結構な高値で取引されてるみたいだから、任天堂側のストックが無くなったら結構なプレミアがつきそうですね。

DSの2画面液晶ならではのソフトなので今後も別のタイトルを小分けにして出してくるのかな。個人的には景品ではなくもっと沢山のタイトルを入れて正規に発売して欲しいきもしますね。こういう企画はとても好きなので。

以前GBだかGBAだか忘れたけどこういうの出たよね。DSなら全タイトルを収録して出すことも出来そうだよね。やってくんないかな任天堂。

とりあえずゲームウォッチが流行った当時を知る者としては非常に嬉しい景品ですねこれは。まあ実際当時を懐かしむモノとしての存在以上ではないですけどね。
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 ■[ Movies ] 2006/08/28 [ Mon ]



☆『ティム・バートンのコープスブライド』
 鑑賞日:2006/08/26
 観賞場所:自宅ケーブルのVODにて鑑賞


コープスブライド

家で加入しているケーブルテレビのVODとかいうサービスで見ました。非常に面白かったです。CGなみに滑らかな動きのクレイアニメーションがすばらしい。物語以前にまずその技術に感動させられました。

ところどころがミュージカル風味になっているのだけど、ディズニーの同タイプのノリに感じてしまう気恥ずかしさは皆無。ただただその映像の素晴らしさに感動しました。

そしてもっとも重要な物語部分。これも素晴らしい。正直ここまでまともなお話だとは思っていなかったので驚きました。基本的に設定はファンタジーでありながらもグイグイ引き込まれる説得力がありました。そしてラストは切なくも美しい。

70分ちょっとという短い尺の中で独特の世界観をベースにしながらもとてもわかりやすく、しかもしっかりとした物語を構築しているのは本当にすごい。ティムバートンってただの変わり者じゃなかったんだなぁ。こんなにもわかりやすくて切なくて美しい作品が作れる人なんですね。

最後に。

現実世界がグレー系の色彩で描かれていて、死者の世界がカラフルに描かれていたのがとても印象的でした。その色彩の使い分けにより現実世界の人々よりも死者の世界の人々の方が活き活きとしているのを明確に表現しています。そういうところに人間の欲望が渦巻く現実世界へ皮肉めいたものを込めているのかもしれないですね。
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 ■[ Gourmet ] 2006/08/28 [ Mon ]



☆中国料理 無限餐大王 江南小菜荘
 場所: 埼玉県新座市中野2-1-38 デオシティ新座


料理

安くて美味しい中華の食べ放題の店です。以前映画を見に行ったときにはじめて入ったんだけどその気前のよさと美味しさに感動し、この店に行くためだけに車に乗ってまた行ってきました。

ここはショッピングセンターの中にある店です。隣にイタリアンが1500円くらいで食べ放題の大きな店があるのでちょっと目立たない感じなんだけど1980円でラーメンや炒飯、スープ、点心、デザートがすべて食べ放題というのは食いしん坊としては見逃せないっス。ちなみにドリンクバーは180円。

ここは置いてある料理を自分でとりに行くいわゆるバイキング形式ではなく、普通に注文して持ってきてもらうタイプの店。だから料理は出来立てっぽいモノが出てきます。でも待たされることは無く注文したモノが出てくるのはかなり早い。炒飯なんかも普通にそれ一品で800円くらいとられてもおかしくないようなレベルのモノが出てくるので相当お得感がありますよ。

個人的オススメはエビのマヨネーズソース。それと炒飯全種。文句無く美味しい。ただ炒めモノはちょっと好みが分かれるメニューが混ざってます。塩ベースのモノはちょっと塩辛いのでいやな人もいるかも。

けど、これだけ豊富なメニューが全部食べ放題で、しかも一品一品がしっかりしているので多くの人は満足出来る店じゃないかと思います。ただ場所が新座というマニアックなところなので紹介しても行ける人は少ないだろうけど。

まあ、行ける範囲に住んでいる人がもしいたのなら映画を見に行ったときの夕食にぜひどうぞ。オススメ。
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 ■[ Shop ] 2006/08/28 [ Mon ]



☆ヴィレッジ・ヴァンガード 吉祥寺店
 Official Site URL : http://www.village-v.co.jp/


本屋と雑貨屋が一緒になった変な店。まあ、普通に本を探しに行くのなら普通の本屋に行ったほうがいいだろうけど、ここは店内を見て回るのが楽しい店です。

ここには生活に役に立たないようなモノがたくさん売ってます。ドンキホーテとか東急ハンズとかの雑貨コーナーみたいな感じを想像してもらえれば割と近いと思います。で、ここはそこに本も売っているという。

脈絡がよくわからないチョイスで特集が組まれているコーナーがいくつもあり、とにかくくだらなくていい感じ。俺が行ったときはカエル特集のコーナーがありました。カエル図鑑からカエルグッズまで色々あったよ。

俺は実用性は無いけど、あるとちょっと楽しい、というモノがたくさん並んでいると妙にウキウキします。こういう店をなんとなく見てまわるのはとても好きです。吉祥寺に遊びに行って少し時間の余った人は行ってみてはいかがでしょう。彼女なんかと一緒に行っても盛り上がれると思います。

で。これを書くためにネットで検索したらこの店って全国にものすげぇ沢山店舗があるのね。もしかしてすげー有名? 今更? 関東では新宿にも高田馬場にもあるんだね。やべー。全然知らなかったんですけど。
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 ■[ Gourmet ] 2006/08/28 [ Mon ]



☆cafe fifty-fifty
 場所: 武蔵野市吉祥寺本町1-8-5 オリエントビル2F
 Official Site URL : http://www.cafe50-50.com/


料理

ドトールとかの一般的な喫茶店を少し崩しておしゃれっぽくしたようなお店。女性に人気が出そうなしゃれた作りのケーキメニューが魅力的です。値段は標準的なレベル。店内はとても落ち着くつくりで長居するには良い感じでした。ここはチェーン店ではないようですね。

この店はケイコさんが雑誌で見つけて写真手前に載っているストロベリープリンセスというショートケーキをアレンジしたようなケーキを食べたいと言っていたので立ち寄ってみました。俺もひとくちもらったけどクリームはかなり軽めでふんわり。甘さは控えめでした。軽めのケーキが食べたいときにいい感じ。

俺は写真奥のチョコレートパンケーキにプラス80円でソフトクリームトッピングをつけて頼みました。ソフトクリームと一緒にパンケーキを食べると死ぬほど甘いけどかなり美味しい。食感の違うものを組み合わせると凄くいい感じになることってあるよね。

見たところそんなに混む店ではないようでしたが、メニューも豊富で美味しそうなものも多かったのでオススメです。混んでいる店が嫌なときに行くと落ち着いてすごせると思いますよ。

あと、これを書いている今の時点でオフィシャルサイトがガタガタです。店員とか店長とかの手作りサイトだと思うんだけどリンク死にまくり画像死にまくりでメチャクチャでした。早く直そうよ〜。
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 ■[ Column ] 2006/08/29 [ Tue ] - 他人の気持ち



今更ながら他人の気持ちを理解するのは難しいと痛感している。多くの人が他人からアドバイスを求められたり、言葉は悪いが泣き言を聞かされたりしたことが一度くらいはあるだろう。

そんな時、ストレートに的確な言葉でズバっと答えることが必ずしもベストとは限らない。相談を持ちかけてきた人が『答えは殆ど出ているが誰かに背中を押してほしい』と望んでいる時は確かにそれでもいい。

しかし、相手が本当に悩んでいる場合はそれでは何も解決しない。そんな相手に泣きつかれた時の対応は本当に難しい。こちらが何を言っても『だけど・・・』とか『でも・・・』などという否定的なニュアンスの接続詞ではじまる言葉が返ってくることが多いからだ。

延々とそれを繰り返しているうちに相談を持ちかけられたこちらがイラついてしまうこともある。そして『もっと前向きに考えろ』とか『何とかなるさ』とか『そんなの気にするな』とか『元気出せよ』なんていう安易な励ましの言葉を投げてしまったりする。

以前も書いたが、本当に悩んでいる者にとってそれらの言葉はまっすぐ相手に投げかけても殆ど意味を成さない。というか、むしろ相手を追い詰める原因にすらなる。だってそんなことはわかりきっているのだから。わかりきっているのにそれができないからつらいのだから。相手にしてみれば『そんなこと改めて言われても・・・』という感じだ。

そんな風に相手が否定的で煮え切らない反応ばかり示す場合もそれをものともせずに自信満々でストレートにアドヴァイスをし続ける人もいる。そういう人の中には確かに的確で真っ当なアドヴァイスが出来ている人もいるだろう。俺は今までそういう人を単純に自分の考えをしっかり持っていて凄いなと尊敬している部分があったが、それですら必ずしも相談者の助けになるとは限らないということを最近感じるようになった。

その的確なアドヴァイスがストレートに出来る能力だけでは決して相手の気持ちを理解しているとは言えないからだ。相手の気持ちがわかるから的確なことが言えるのではないかと思う人もいるかもしれないが俺はそうは思わない。

的確で具体的なアドヴァイスをストレートに相手にぶつけても相手はやっぱり煮え切らない反応しか返してこないことだってある。アドヴァイスは的確なのになぜそうなるのだろう。それはそれをそのまま受け入れるだけの余裕が相手に無いからではないのか。なのにそれを無視してまっすぐにアドヴァイスし続けるのはやはり本当の意味で相手の気持ちをあまり理解しようとしていないからではないのか。

こういうケースの場合、相手の気持ちを理解しようとすればするほど、相手を思いやればやるほど、アドヴァイスというものが難しいものになっていく。言葉を詰らせてしまう。だからと言って何も言ってあげられないままでは心苦しい。俺はここがとても難しいところだと思う。こういうケースにぶつかったとき、相手が大切な相手であればあるほどもどかしく、なんとも言えない気分になる。

ではどうすれば良いのか。正直今の俺にはよくわからない。ただ方向性はなんとなく見えている。俺はこういうときストレートに相手に言葉をぶつけるのを避けるべきだと考える。的確で鋭いことを言えば言うほど相手は追い詰められ傷ついていくからだ。この手の失敗を俺は沢山してきた。実際最近でもしている。そのたびに自己嫌悪に陥っている。

だからここから先が難しいと強く実感している。ストレートな言葉を避けたうえで、一見すると全く関係の無い方向から相手が良い方向に行動できるようにうまく誘導してあげるのだ。相手に『こうしたらいい』とまっすぐ伝えてしまう前に、いつの間にか相手がそれをしてしまうような方向に誘導するように努力する。

前述した『もっと前向きに考えろ』とか『何とかなるさ』とか『そんなの気にするな』とか『元気出せよ』などの言葉はそのまま相手に投げかけても確かにあまり意味を成さない。だから、それらを口に出す前に相手が自然とそう思える方向に進めるにはどうしたらいいかを考え、その誘導が出来るように努力する。

これではあまりにも抽象的だが、今の俺にはそこまでしかわからない。具体的なその努力をしようとすると相談されたこちら側もかなり頭を悩まし、試行錯誤し、そして苦しまなければならなくなる。的確なアドヴァイスをそのまま相手に伝えたり、励ましの言葉を口にすることなんかよりもずっとずっと大変なことだ。

『相手の気持ちを見抜く』ことは、イコール『相手の気持ちを理解出来る』ことにはならないと思う。相手の気持ちを見抜き、相手の置かれた状況をある程度洞察出来ればそれなりに的確なアドヴァイスは出来るだろう。しかし、本当はそこから先が難しいのだと思う。そう、そこから先なんだ。

相手の気持ちをより深く理解しようと努力するとただ単純に的確なアドヴァイスをまっすぐに相手に向ければそれでいいわけではないことに気づく。そしてさらに自分が聞き手で相手が話し手という気楽な関係で留まっているだけではいられないことに気づく。自分自身も相手と一緒に試行錯誤し苦しまなければならないことに気づく。相手の苦しみを共有しなければならないことに気づく。

だから他人の気持ちを理解するのは難しいのだと思う。大切な相手にとって真のアドヴァイザーになる為には涼しい顔をしているだけではダメなのだと思う。きれいごとをただ並べるだけならば小学校で習った道徳の教科書でも読めばいい。

実際は人間の気持ちというのはそんなに単純なものではない。
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  2006年8月



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