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 ■[ 雑記 ] 2008/03/16 [ Sun ]



ああ。どうも。一応生きてます。

少しばかり忙しくて更新する時間がなかったよ。俺の担当がオール夜の現場なのだけれど、だからといって翌日非番にしちゃうと書類や打ち合わせは誰がやるの?という状態になってしまうので朝会社で寝て10時くらいに起きて夜まで仕事してまた夜勤。みたいなそんな感じです。しかも今は年度末で検査が超直前なのでかなりマズイ状況。

普通なら現場が終わってから検査、なんだけど俺の現場の場合2年続く仕事なので現場を続行しつつ、次の計画を進めつつ、色んな手続きもありつつ、検査準備、という状況でまるっきりちゃんと仕事をこなせてません。来年度になったら俺が責任者になっちゃうらしいんだけど、相当マズいことになる気がします。絶対まわんないよコレ。あはは。

なんかもう自分の段取りの悪さとか経験不足とか爆発中。明日会社に出かけたら多分20日までは帰ってこれない。20日は朝に帰って来て昼間は家にいられると思うけど。夜は現場あるけどさ。忙しいのはまあいいんだけどさ。ケイコさんが妊娠してっからさ。それが非常に心配で。

検査が無いときは夜勤の後に会社で寝て夕方まで仕事してから一回家に戻って散歩と食器洗いをして21時くらいにまた夜勤に行くとかやってたんだけど、検査が絡んじゃうともうどうにもなんなくてね。検査ってのはいわゆる土木工事の竣功検査ってヤツ。今回の場合を厳密に言うと工事の期間が長い場合におこなうことがある出来形検査ってヤツなんだけどね。全体はまだ終わってなくても、ある期間の中で出来た分だけ検査をするの。今はそれの直前なのね。

そんな中でもちょっとした合間に本を読んだり、会社で寝る前にちょこっとPSPでゲームしたりとかはしてる。ささやかな息抜き。今はね。宮部みゆきの模倣犯をハードカバーの本で地道に読んでてさ。もう下巻の終盤にさしかかっていて超盛り上がってんの。だから早く先が読みたいんだけど時間が限られているから少しずつしか読めなくてもどかしいのよね。けど、一気に読んじゃうのも勿体無い気がしてそれくらいで丁度良いかなとか思う部分もあったりして。いやしかし、ピースは中居君じゃねーだろ。

そんな感じで元気に生きてます。また時間が出来たら更新します。

んじゃまた。
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 ■[ 雑記 ] 2008/02/18 [ Mon ]



今日は愛犬の巫女の四十九日。

よりによってそんな日に非常に腹が立つ出来事があった。それは近所の人の言葉だ。いまだに巫女が亡くなったことが伝わっていない近隣の人がいて、和尚だけを連れて散歩をしていて巫女がいない理由を訊かれることがある。今日もそんなことがあった。

その時に、いつものように巫女をペットホテルに預けたら散歩していた店の人が手を離してしまい巫女が事故にあったと説明した。そしたら今までにないレスポンスが返ってきて、はらわたが煮えくり返った。

『ペットホテルになんか預けなきゃ良かったのに。俺の犬なんか出かけたときには車の中に入れっぱなしにしておく。ペットホテルなんかに預けたことは無い。ちゃんとしつければ車の中でも大丈夫だ。』

まるでペットホテルに預けたことがいけないかのように言われた。俺たちは巫女を預けて、事故の知らせを聞いたとき、預けてしまった自分たちを責めて、後悔する気持ちと戦った。出かけるときに無理をしてでも一緒に連れて行って、預けることをやめていればこんなことにはならなかったんじゃないのか。何度もそう思った。後悔した。

あいつはそういう人の心理が全くわからないようだった。犬をペットホテルに預けない自分を自慢しはじめ、こちらの生活パターンや各家庭の事情、そこにある様々な思いなんか全くお構いなし。空気が読めない人の恐ろしさを久々に実感した。全く無自覚に人を不快にすることの怖さを。

俺はこのとき、本当に腹が立っていたけれど、相手が得意げに話続ける間、黙っていた。ケイコさんは明らかに声のトーンを変えて、腹立たしい気持ちを露にしていたけれど、直接的な言葉としては相手の話に突っかかるようなことはしなかった。俺は何かを口にしたとたんに、黙れコノヤロウとか言ってしまいそうだったから黙ってその場をやり過ごした。

相手はその場の空気が重くなっていることにも気づかずに得意げに語っていた。俺が急に黙ったことに違和感を感じないで平気な顔をして語り続けていた。巫女のことを散歩中に幾度と無く訊かれ、そして事情を話してきたけれど、こんなレスポンスは本当にはじめてだったので腹が立ってしかたがなかった。

巫女のことを訊かれて事情を話したとき、相手の反応はいくつかのパターンに別れている。まずは純粋にそれは酷いと同情してくれるパターン。そしていきなり補償のことを聞いてくるパターン。最後に、今日のように説教じみたことを言われる特殊なパターン。今までの経験では大体この3パターンに収まっている。

2番目の補償(とりわけお金のこと)のことを訊かれるのは結構多く、そういう人には共通する傾向がある。ズケズケといきなり補償のことを訊いて来るのは総じて教養が低い人なのだ。そういう人は相手が傷ついていることを考えるよりも先に、損得の部分を気にする感じなのだ。だからそういうレスポンスには非常に腹が立つ。

もちろんこちらの心情を配慮した上で、気を使いながら『泣き寝入り』になってしまったのかどうか、相手のペットショップがどういう風に対処したのかを訊いてくるということもある。その場合は別に腹立たしくは感じない。それはやはり心情的な部分への配慮が感じられるからだ。

しかし、前述したパターンはそうじゃない。ズケズケと『補償は?』といきなり言ってくる。ここで言っているのはそういう人には何故か教養の低い人が多いという話だ。もちろんいい学歴があること自体はその人の人格を決定付ける要素ではない。

けれど、傾向として、教養の低い人の中には自分自身が学校の勉強を苦手とし、それから目をそらし、逃げた結果、学歴などがあまり問題とされない仕事に就いたという人種が多いのは確かだ。つまり学歴から逃げる行為から今の道が始まっている人種だ。

はじめから自分が目指すモノに必要なのは学歴とは別のところにあることを理解した上であえてそういう道に進んだとか、生まれた時代や家庭環境によって学歴とは無縁の別の道で頑張るしかなかった人などはそういう人種とはまた違う。ここで言う教養の低い人種というのはそういう人たちのことではない。

ここで言っているのは『逃げることから始めた人種』のことだ。

そういう人種は勉学とはまた違う次元での『日常の教養』をも学ぶことをしない場合が多いように感じる。だからこそ、無神経で図々しい言動で無自覚に他人を不快にする。そしてそれに気づかない。そういう連中に限って、人間の価値は学歴じゃないなんてほざく。

学歴だけで人の価値は決まらない? そんなこと知ってる。小学生だって知ってるよ。そんな当たり前のことはともかくとしてさ。それとはまた別に、人の気持ちや空気を察して心情を配慮出来るような『日常の教養』ってのもあってさ。そっちの方は人の価値をある程度決めてしまう重要な要素であることも知って欲しいよ。

まあ、それとはまた違って、学歴さえあれば何とかなると、『日常の教養』を学ぶことから逃げだして、高学歴だけがとりえっつーのもたちが悪いけれどね。どっちにしても、『逃げ』からはじまる人の道はロクなモンじゃないんだよな。そういう道を生きてきた人が勝手に惨めな人生を送るなら別にどうでも良いけど、実際は単純にそうじゃなくて、無自覚に他人を不快にするから本当に嫌なんだよ。


んー。

久々に『怒り』が文章を書く原動力になってしまったなぁ・・・・。





・・・・あとさ。なんか、最近、学歴に関して似たようなことを斬鉄剣の人が書いてたな。昔は彼とはサイトを通してケンカしたりして、今でも全面的に共感を覚えるタイプの人ではないのだけれど、この件に関しては割りと考え方が近い部分もあるんだね。結論への持って行き方や他の部分の考え方は大分違うけど。
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 ■[ 雑記 ] 2008/02/11 [ Mon ]



昨日の朝、目が覚めたら横でケイコさんが鼻歌を歌ってるから起きてるのかと思ったら寝てました。寝ながら鼻歌て、どこまで陽気なんだ。こんばんわアイバですけど。

ところで、この前ケイコさんと大喧嘩しました。最近毎日夜勤だったんだけれど、夜勤だからと言って翌日の昼間に確実に帰ってこれるわけではなく、やっぱり書類やら打ち合わせやらで会社で仮眠を取った後にそのまま昼間も仕事っつーパターンが結構あるんです。

だからと言って妊娠してる奥さんを放っておいて何日も帰らないわけにもいかないんで、夜勤の翌日に仮眠を取ってから夕方まで仕事をして、それから一度家に戻って家のことを手伝い、そしてまた会社に戻って夜勤、というパターンがここんとこ結構ありました。

それが何日か続いた後、ちょっと疲れてきたなぁと思ってるところで夜勤明けの仮眠が2時間チョットしか取れないまま夕方まで仕事するハメになり、夜勤の前に相当眠い状態で家に一度戻った時にちょっとしたことで大喧嘩になりました。

ここんとこ、俺は眠かったり辛かったりしてもそれを外に出さずに振舞い、恩着せがましくならないように爽やかに家のことを手伝い続けることが出来るのが俺が目指す『カッコイイ男』だと思って、そういう風になれるように振舞ってました。頑張ってるというアピールをせず、眠かったり疲れてたりしてもそれを外に出さずに振舞ってね。

けど、ケイコさんのちょっとした一言(昼間に帰って来なかったことに対してちょっとした不満を言われた)でプツっといってしまいムキーっと怒ってしまったのね。

『こんなに頑張ってんのに何で感謝してくれないんだ!』的な。

『何で俺ばっかり!』的な。

一番格好悪いパターン。

そんな風に自分だけ大変だと主張したり、『こんなに頑張ってるのに何で!』という風に怒ったりするのは、一方的に恩着せがましくて一番格好悪いことだと思ったからこそ眠くても疲れてても笑って頑張っていたのに、ちょっとした一言で真逆なことを声を大にして叫んでしまった。そんな先日の俺は最高にショボかったです。

ホント、まだまだ修行が足りません。『何で俺ばっかり。』とか『こんなに頑張ってるのに』などという考えが出てきてしまうのはやっぱりまだ人として甘ったれてるからなわけで。

仕事や人間関係について、やたらと周囲の文句を言うのは甘ったれてるからです。時には信頼できる相手にそういう愚痴なんかをポロリと漏らすことも必要だと思うけれど、無闇やたらに他人の文句ばっかり、批判ばっかりってのは毒舌なんてカッコイイもんじゃないことが殆ど。単に甘ったれているだけだと思います。

世の中ってのは自分に周囲が合わせてくれるなんて都合のいい状況は殆ど無いんだもん。多くの人はその中で歯を食いしばって頑張ってんだよね。それがデフォルトの状態なんだよね。それを受け止められないから自分の望むようにならないことに文句ばっかり言ってたりするんじゃないかしら。

それと同じでさ。誰かを大事に思って自分なりに頑張るのは良いけれど、それに対して自分が一方的に望むハッキリとした見返りみたいなものを要求するのは違うだろっつー話です。自分が望む形で見返りが無かったと感じたら怒り出すってのは違うだろっつー話です。

『僕はとっても頑張ったんだから僕が納得出来る形でちゃんと褒めてよ』、というのはちょっと甘ったれすぎ。相手を大事に思う気持ちを持って純粋に頑張ってれば、本当は見返りなんか要求しなくても自分の中で納得出来る筈なんだよな。なのに今回の俺は自分の望むようなことを言ってくれなかった彼女に対して文句を言ってしまった。なんて傲慢な。

彼女だって俺が疲れているのはわかっていたし、感謝だってしてくれていたと思う。ただ、妊娠していて、体調も不安定な中で俺が帰って来なかったことをちょっと不安に思っただけ。決して感謝の気持ちを持っていなかったわけじゃない。それなのに俺は、彼女が不安に感じているということを無視して、一方的に自分が望むように対応して欲しいと甘えた。それに腹を立てた。なんてわがままな。

本当に格好悪いですね俺は。

先日の大喧嘩は、自分が目指す『カッコイイ男』に俺はまだまだ遠く及ばないってことを実感してしまった出来事でした。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2008/02/03 [ Sun ]



ども。アイバですけど。愛犬のフレブル和尚のことを日常の中ではおーちゃんと呼んでいますこんばんわ。

今朝起きてからケイコさんが俺が寝言を言ったと言われました。しかもその寝言が非常に不満だったらしく凄くブーブー言われた。なんかヤバイことでも口走ったんだろうかと結構ビビッたので『俺なんて言ったの?』と訊いてもなかなか言わないのでしつこく尋ねているとやっと教えてくれました。

どうやら俺は。

『おーちゃん・・・おーちゃん・・・・。』

と言っていたらしい。和尚かよ。何でそれでブーブー言われたんだ?


彼女曰く。

なんでおーちゃんなんだ?
ケイちゃんは?
ケイちゃんは出てこないの?

ということらしい。つまり自分のことじゃなく犬の名前を言ったことが気に食わなかったらしい。どんだけ乙女なんだ。ケイコ37歳。と、ここまで書いたのを本人に見せたら『ケイコは37歳じゃないやい。ケイコは16歳・・・・。』と言ってました。どんだけサバよむんだ37歳ケイコ。
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 ■[ Movies ] 2008/02/03 [ Sun ]



☆『ホリデイ』 - 2007年3月24日(土)全国ロードショー
 鑑賞日:2008/02/03
 観賞場所:自宅にて(ケーブルテレビのVOD)

ホリデイ

すっごい面白かった。久々に『良い映画だなぁ』としみじみしてしまう作品を見た思いです。物語は自分を守るために恋愛を含めてドライに生きてきたアマンダ(キャメロン・ディアス)と、感情豊かで人情を大事にするけどそれ故に過去の恋愛を引きずりまくるウェットなアイリス(ケイト・ウィンスレット)がお互いの家や車全てを期間限定で交換する『ホームエクスチェンジ』をするところからはじまります。

因みに欧米ではこのホームエクスチェンジという行為はかなりしっかりした歴史が存在し、実際に行う人たちも増えているらしいです。ホームエクスチェンジは目的地がお互いの住んでいるところと一致し、日程も同じである場合に双方が旅の間に留守にする自分の家を相手に宿として提供するという考え方でなりっています。

このことを知らずに本作を見てしまうと『こんなことありえない』という一言で済まされてしまいそうなので、欧米ではホームエクスチェンジというものが実際に存在する行為であり、しかも異常な行為でもないということを一応説明しておきます。それを踏まえたうえで本作を見て欲しいと思います。

話を本作に戻します。

ドライなアマンダとウェットなアイリスという正反対の二人が同時期に失恋をして、インターネットでホームエクスチェンジの相手を探していたアマンダが、同じくホームエクスチェンジの募集をかけていたアイリスに連絡をして物語が動き出します。そして、二人ともそこで新たな出会いがあり、新しい恋がはじまっていくというのが本作のあらすじ。

これだけの説明だと本作が非常に軽薄でくだらないラブストーリーだと思ってしまうかもしれないけれど、実は、脚本が非常に丁寧に書かれている佳作なんだなこれが。実際かなり先が読める展開で思ったとおりに話が進むんだけど、『予想通りの展開』が必ずしも『面白くない』ということにはならないというのを証明している作品だと思います。逆に映画というものに刺激や驚きなどを常に求める人には向かないとも言えると思うけれど。

俺は前者でした。非常に良かった。まず関心したのは人物描写がとても丁寧なこと。同時に複数の人物を描いているのにしっかり登場人物がどういうタイプの人物かをわかりやすく描けています。そして、途中で張られる伏線の回収の仕方がとても丁寧で見ていてスッキリ出来るもの良かった。

そしてすっかり自分は落ちぶれて、今ではもう誰にも相手にされていないと思い込んでいる脚本家のじいさんの存在も良かった。彼とアイリスとの交流を通してアイリスの人情を大事にするひととなりが伝わってきたし、本作のテーマのひとつとなっている『自分自身の思い込みは自分の可能性を制限してしまう』というものをわかりやすく表現していました。

本作は確かに恋愛映画ですが、だたそれだけに終始するのではなく、人生観をもテーマにしているから、女性視点で描かれているにも関わらず男性が見ても十分に楽しめる作品になっているのだと思います。

恋愛がうまく行かないことを自分のせいだと思い込むことで前に進めないアイリス、強く生きなくてはいけないと過剰に思い込むことで良い恋愛が出来ないアマンダ、自分の置かれた状況が『コブつき』だと思い込んで女性に本来の自分を見せきれないジュード・ロウ演じるグラハム、もう誰にも相手にされないと思い込んで殻に閉じこもっている老いた脚本家。

本作はラブストーリーを軸としながらも、そんな人々を通して、思い込みによって自分で作ってしまった殻をやぶって前に進む勇気の大切さを描いているのだと思います。だからこそ薄っぺらではなく深みや温かみのある良い作品に仕上がったのでしょう。本作はひとりで見ても見終わったあとに元気になれる映画だけど、是非とも大切な人と一緒に見て欲しい。

本当に素敵な映画だと思うから。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2008/01/27 [ Sun ]



ども。アイバですけど。

週末は風邪でいまひとつ活動的になれずに割りと寝てました。それなりにやんなきゃいけないことはやってたけど寝てる時間もかなり長かったので日曜が終わろうとしている今は頭が非常にボケーっとしとります。

時間が無いときはやりたいことをあれもこれもやりたいけど時間が足りないってなるクセにこうして時間が結構あるときは寝てばっかりで大したことをやんないという矛盾。今回は風邪をひいたから仕方ない部分もあるんだけど、それにしても寝てばっかりすぎた。非常に気分がさえねぇ。

こういう時ってのは何にもやんないくせに余計なことを考えてしまうから良くないね。死んだミコのことを思い出してブルーになってみたり、自分が過去にしでかしたことを思い出して悔いてみたり、変にセンチメンタルな感じになってみたりして。30過ぎのおっさんのくせして。あーキショい。なんか内省的になるんだなこれが。あーキショい。

まー、必死こいてがむしゃらで自分を省みる時間も無いというのもマズイんだろうし、こういう風に立ち止まって自分自身のことを考えてみる時間も必ずしも無駄なもんではないんだろーけどさ。というわけで、そんな感じでさっきまで考えていたことを書いてみよう。

自分の欲みたいなモノを満たす為にひとりで突っ走って必死にそれをすくおうとするとどう頑張ってもスルっと指の隙間から抜けていっちゃうのが世の常なんだよなぁなんて考えてた。他の誰かがすくいあげられなくて困っているモノを、自分には直接関係ないのに代わりにすくってあげることは意外と出来たりすることってある。

それってなんか自分ばっかり面倒ごとをやらされているような気になって、なんか損をした気になってしまったりすることもあるけれど、他の誰かの求めていたものをすくったその手で、実は自分が求めていたものも一緒にすくっていたことにふとあとになってから気づいたりすることもある。必死こいていたときにはどうやっても指の隙間からこぼれてしまっていたものが何故か簡単にすくえていたことに後で気づくんだな。

人生ってそんなもんなのかもなぁとか思ったり。自分の欲していたものは、実は自分だけの為に必死こいても絶対に手に入らないものだったりするんだよなぁ。自分のことはとりあえずおいておいて、誰かの為に自分の手をつめたい水に突っ込んだりするのは決して損じゃなく、それこそが自分の欲していたものを手に入れる為の重要な要素だったりするんだな。

世の中って結構そういう仕組みになってるのかもしれない。テメーのことを常に優先させて行動するのは最も合理的なことのようだけれど、実はそれこそが自分の目指すものへ近づくため為の最も不合理な方法だったりするんだなぁ。

自分の気持ちを伝えたい!自分のことをわかって貰いたい!と強く願うよりも先に、相手を理解する努力をし、相手を尊重することで結果的に自分の気持ちが伝わったり、自分のことをわかってもらえたりするもんなんだよねぇ。『俺が俺が』だけでは結局何にも手に入らないし自分の気持ちは伝わらないんだよねぇ。

さっきまでそんなこと考えてました。
あー、めんどうくせぇヤツだな俺。

もう寝る。おやすみ。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2008/01/20 [ Sun ]



どもアイバですけど。

最近結構ゲームやってます。なので奇跡的にゲームコンテンツ更新。グラディウスの原型となった名作『スクランブル』。最近DSのコナミアーケードコレクションで遊んでて、その面白さを再確認。そしてPS2の『オレたちゲーセン族』のスクランブルまで買っちゃった。

そんなに難しいゲームじゃないので一周目はオレでもクリア出来ますが、このゲームについてネットで調べていたら、現役稼動当時、朝から夕方まで1コインで延々やってたというツワモノがいたよ。それだけの腕前があっても途中でつらくなってやめるよなー普通。

けど、そういうアホな人大好きです。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2008/01/16 [ Wed ]



ども。アイバですけど。

この前買ったWiiの本体がどうやら初期不良のようで。プレイ画面やメニュー画面に縦方向にゴミ屑みたいなノイズがずっとチラチラ出てるのね。この症状をネットで調べたら同じような症状で多くの人が本体交換してもらってることが判明。なので俺も今日任天堂にメールを送ってみた。今は返信待ち。メタスラやってるとスゲーちらちら気になるんだよね。

ブログでこの話題を取り上げている人が結構いて、みんな交換後はしっかり直ってるらしいので俺も交換してもらおうかと。ネットで見る限りこの故障はかなり多いみたいだね。けど、任天堂はそういう事象の対応が非常に良いらしいのであまり文句を言ってる人がいないのな。さすが任天堂。

けどだいたいみんな送ってから戻ってくるまで2週間くらいかかってるから俺もそうなるんだろーなー。せっかく買ったのにちょっとガックリ。けど、画面にノイズがチラチラしたまま我慢して使うのはいやなので仕方ないか。

つーか、メタスラが欲しくてWiiを買ったヤツってどれくらいいるのかな。だってPS2版もPSP版も買ったけど、一作目の入力遅延が気になったんだもん。Wii版は遅延が無いとの情報を見てからどうしても欲しくてさ。実際、そのとおりでWii版ではかなり快適操作に改良されてます。

一部の効果音がちょっと変だとか、一作目と二作目のアーケード版では処理落ちがかなりあったのにそれが無いせいで難易度があがってたりとか、そういうのは変わってないけど、これくらいの移植度なら個人的には満足。基本的にはちゃんと移植できてると思うし。みんな、Wiiのメタルスラッグコンプリートを買おう。面白いよ。

あと、S端子とD端子って全然画面の綺麗さが違うのね。S端子だと画面が少しぼやけるけどD端子だと圧倒的にハッキリクッキリ綺麗。実は今回のノイズの原因はケーブルなのかなと思って今までS端子でやってたのをD端子を買ってきて試したらその画質の違いにビックリしたのです。まあノイズは結局どっちのケーブルを使っても出ちゃったんだけど。だから交換してもらうんだけど。

そんな感じでせっかくWiiを買ったのにしばらく出来なさそう。最近チョット夜勤とか泊りとかが多いので時間がちょっと出来たときにはケイコさんとWiiスポーツで対戦するのが楽しみだったのに。ちぇ。

そんな感じでおやすみ。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2008/01/07 [ Mon ]



正月に愛犬巫女の事故のことで泣いてばかりいた。

その時にちょっと思ったのだけど。

歳をとるにつれて涙もろくなっていく人ってのは多い。『最近涙もろくて。歳をとったのかなぁ』なんて科白は良く聞くけれど、単純にそういうことじゃないと思う。つまりはそれは人生経験の証。色んなことを経験して、人の痛みとか人の苦しみとか、そういうのを上っ面だけでなく心で感じられるようになった証なんじゃないかなって思う。

悲しいことや辛いことってのは確かに嫌なものかもしれないけれど、その人にとって決して無駄な出来事ではないと思いたい。何か大きな悲しい出来事に遭遇してしまった時、他人と比べて自分は他人と比べて特別に不幸であるとか苦労しているだとか思い込んで、卑屈になる人もいるけれど、しっかりと自分の糧として成長していく人もいる。

その結果、涙もろくなるんじゃないかな。

だからその涙は弱虫の涙じゃなくて。

だからその涙は卑屈な涙じゃなくて。

それは人として成長した証の涙。

そう思えたらきっと先に進める気がする。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2008/01/06 [ Sun ]



いつまでもメソメソしてないでそろそろ復帰しないとな。

というわけでこんばんわ。アイバですけど。休み中にあまりにも悲しい出来事があった為、楽しい出来事の思い出やこれから先の目標のこととか全部かき消されていたけどここらでちゃんとメリハリをつけていこうかなと思います。なので前回の更新で言えなかった新年の挨拶をします。

明けましておめでとうございます。
今年もマダファカをよろしくです。

とりあえず今年の目標。

■やせる。
いやはや。普通にマズイ感じなので。尿酸値すげー高い。痛風になってもおかしくない程に。俺は酒飲みじゃないので単純に食べすぎ太りすぎなのです。血糖値はそうでもないんだけど尿酸値がすげー高いのね。

だからやせる。今年は子供が生まれるからさ。ちゃんとした保険にも入らないといけないしさ。その為には今現在をある程度健康にしておかないと入れてもらえないものね。

さっきさ。Wiiをやってる姿をケイコさんに撮影されててさ。しかも動画で。その動画における俺のうしろ姿の醜いこと。なんだこのデブ。しかも立って遊んでる時はスウェットがすげーケツに食い込んでたり、座ってる時はケツがはみ出てたりしてて男として終わってる気がしてすげー危機感を感じたりして。因みに今、これを書きながらコーラ飲んでます(死ね俺)。

■ゲームをちゃんとする。
いや。このサイト、一応ゲームサイトのつもりなので。買うだけは結構買ってるんだけどねゲーム。やり込むってこと全然してないのね。どんなに忙しくても趣味は大事にしないとさー。去年唯一ちゃんとクリアしたのは逆転裁判だけだなぁ。

■モノを知る。
沢山本を読んで色んな知識をつけたいのね。ただでさえ社会に出るのが人より遅れて、しかも、ある程度安定したまともな仕事に就けたのが一昨年だもんね。だから俺はまだまだ色んなことが同世代の立派な大人と比べて劣ってると思ってます。元々知識にも乏しいからなぁ。本を読んで色々知りたいんだよね。ジャンル問わず。

■もうちょっと友達と交流する。
忙しさとかその他モロモロのせいにして結局去年もあんまり友達と遊んだりしなかったから今年はもうちょっとそういうのも大事にしたい。と言っても今年は子供が生まれるから難しいかもなー。『家族を大事にした上で』という条件つきだなこれは。

■タバコやめたい。
あと、やせる、という目標と同じく健康の為にタバコやめたいなぁ(弱気)。


他にも重要なことが一個あるけどそれはここには書かないでおく。というか書けないので書かない。

というわけで今年もよろしくお願いします。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2008/01/03 [ Thu ]



ども。アイバです。

新年早々、とてもとても悲しい出来事がありました。だから新年のお祝いの言葉は言えません。まだここにこの出来事について書くのも正直つらいですが、忘れちゃいけないことだと思うからあえて書いています。

実は、1月1日にウチの愛犬ミニチュアピンシャーの巫女が亡くなりました。

あまりに突然に。まだ7ヶ月しか生きていないのに。

俺たちは2007年12月31日にケイコさんの実家に行く為にフレンチブルドッグの和尚とミニチュアピンシャーの巫女を、いつも利用しているペットショップのペットホテルに預けることにしました。そして年が明けて2008年1月1日の夜に元気な和尚と巫女を返してもらう予定になっていました。

ところが。

1月1日の15時頃、ケイコさんの実家の方で楽しくショッピングをして、ミスタードーナツでお茶をしようと店内の席についたとき、ケイコさんの携帯がなりました。電話に出たケイコさんが『え!?』と一言発した後に絶句。それを見ていた俺はすぐに彼女と電話を替わりました。

電話の相手は和尚と巫女を預けていたペットショップの店長でした。そして彼がこう言いました。『巫女ちゃんが事故にあって・・・・・・亡くなってしまいました』と。一瞬頭が真っ白になり体中が震えて言葉を失いました。

バイトの女性が和尚と巫女を散歩させているときに、おしっこの処理に気をとられて巫女のリードだけが手から離れてしまったと。そして道路に飛び出した巫女が車にはねられたと。それを聞いた俺はわけがわからなくなり、かなり酷い言葉を相手に発した覚えがあります。

その日はもうちょっとケイコさんの実家の方でゆっくりする予定だったのだけど、とにかく帰ろうということになり、ミスタードーナツで頼んだモノには手をつけずにすぐに店を出て一度ケイコさんの実家に戻り、急いで荷物を車に積んでそのペットショップに直行しました。

店に着くと毛布が敷かれたダンボールに入った巫女の遺体を見せられました。店長と、巫女を散歩させていたバイトの女性、さらにその他のスタッフが全員その場で土下座して謝ってきました。ただただ謝る店のスタッフたち。ケイコさんは巫女の遺体にすがり付いて号泣。俺は呆然と立ち尽くすのみ。店に着く前は沢山の罵声を浴びせてやろうと思っていたけど言葉が殆ど出てきませんでした。

混乱していた俺たちは、結局あまり詳しい説明も聞けず、こちらの思いを伝えることも出来ず、明日連絡してくれと言って巫女の遺体と和尚を引き取ってその日は家に帰りました。家に帰った後、俺とケイコさんはずっと泣いていました。前日までピョンピョン飛び跳ねて元気にしていた巫女が死んでしまった事実を受け止めることが出来ずに涙が止まりませんでした。

それでも巫女の遺体をそのままにはしておけないので、家でいつも巫女が使っていた毛布をかけてやり、身体が痛まないように保冷剤も入れてやりました。そして家の中で一番寒い部屋に安置してやりました。その後、ネットで犬などのペットを火葬してくれる業者を探し予約をしました。2日の昼頃に来てくれるとのことでした。

巫女の死に顔は元気なときと全然違った。外傷は殆ど無く綺麗なままだったけれど、生気を失ったその目を見て涙が止まりませんでした。家につれて帰ったときにはもうすっかり冷たくなっていて、身体もカチカチになってしまっていました。とにかく巫女の死が信じられませんでした。つい昨日まであんなに元気だったのに。

もっともっと色んなところに連れて行ってやりたかった。巫女とはこれから10年以上一緒にいられるはずだった。今年生まれてくる予定の俺とケイコさんの子供や和尚と一緒にずっと楽しく暮していくつもりだった。それが何故こんなことになったのか。怒りとか、悲しみとか、後悔とか、色々な感情が混ざり合ってずっとずっと泣き続けていました。

1月2日の朝、8時くらいに起きてケイコさんと二人で巫女の為に花を買いに行きました。そのときに、巫女の写真を飾るためのフォトフレームなんかも一緒に買いました。買い物の途中、10時半くらいにケイコさんの携帯へペットショップの店長から電話が入りました。そこで俺は巫女の火葬が済んだらこちらから連絡するから待っていて欲しいと伝えました。

巫女のものを買った後はスーパーに立ち寄り、和尚のご飯を作るために食材を購入。そのスーパーにはその場で画像の印刷が出来る機械があったので、それを使って巫女の写真を何枚か印刷しました。家に戻ってから、俺は和尚のご飯を作ったり食べさせたりして、ケイコさんは火葬された後の巫女の居場所を整えたりしてました。

今年の年賀状には俺とケイコさんに加えて巫女と和尚の写真を載せていました。火葬業者が来るまでの間、いつの間にか余った年賀状にケイコさんが巫女へのメッセージを書き込んでいて、それがテーブルの上に置いてありました。ケイコさんはそれを巫女の遺体と一緒に焼いてもらうつもりだったようです。そこに書かれていたメッセージを見た俺は不覚にも声を上げて号泣してしまいました。

『虹の橋で待っててね。』

ケイコさんは巫女にそうメッセージを書いていました。

虹の橋。それはね。元々は海外の文章で作者は不明のままらしいのだけれど、何処かの誰かが書いたお話に出てくるモノです。

この世で人間に可愛がられていたペットたちが亡くなった後、彼らはみんな天国の少しだけ手前にある虹の橋に行くの。そこには沢山の仲間がいて、病気だった者、年老いた者もみんな健康で元気な姿になり、みんなで楽しく走りまわってる。

多くの動物たちは人間よりも寿命が短いから先に亡くなってしまう。だけど、この世で自分を可愛がってくれた人が来るまでその虹の橋で待っててくれるんだって。そして少し遅れてきたその人にそこで再び出会ったら、一緒に虹の橋を渡って天国に行く。

そんな素敵な話があるんです。

それは何処かの誰かが考えた作り話なのかもしれない。だけれど、今の俺たちはそれを信じたい。巫女が虹の橋の手前で仲間たちと楽しく走り回りながら俺たちが行くのを待っているって思いたい。

そんなことを考えているうちに火葬業者の人が来て巫女の身体は灰になりました。もちろんケイコさんが書いたメッセージも一緒に焼いてもらいました。そして巫女の遺骨は綺麗な壷に入れてもらい遺影も用意してもらいました。さらに、巫女の遺骨を少しだけ入れておけるペンダントみたいモノも貰いました。

巫女を送り出した後、ペットショップの店長に電話をして家に来てもらい色々話を聞きました。まずは事故の様子。とにかく事実が知りたかったから。それからどういう形で誠意を見せるつもりでいるのか。それについてはあえてこちらからは注文を出さずにまずは相手がどう考えてきたか話を聞きました。

基本的にはそれをそのまま受け入れることにしました。ただ、いくつかこちらからお願いをした。もう二度とこういうことが無いように店の運営の仕方を見直して欲しいということ。巫女を死なせたことを絶対に忘れないで欲しいということ。

さらに、ペットショップのホームページに謝罪文を掲載すること。それについては相手の誠意を見たくて要求を出しました。信用が重要なペットホテルで今回のような事故の事実を客に告知することが店にとってどれだけ打撃になるかは俺だってわかっています。だから、相手が誠意を見せて載せると言った時点で『その気持ちだけわかればそれでいいから実際に載せる必要は無い』と伝えました。

だけど店長は店が打撃を受けても良いから載せたいと言っていました。俺は店長に、『今後どうするかはそちらに任せる。もし載せなかったとしてもそれについて何も言うつもりはないし、そちらの誠意は理解している。これ以上責めるつもりは無いし恨んでもいない。ただこの事故のことは忘れないで欲しい』と伝えました。だから謝罪文についてはどうなるかはわからないし、こちらからそれについて口出しをするつもりは一切ありません。

ただ、この事故のことを忘れないで欲しいのです。
ホント、それだけは強くお願いした。

さっき、和尚を散歩に連れて行ったら、いつもポメラニアンを連れている近所のお姉さんに会った。今日は巫女がいないんだねって言われたから事情を話した。お姉さんは凄くびっくりしてた。正直、まだ他人に事情を話せるほど気持ちの整理が出来ていなかったから、説明するのがつらかった。巫女を死なせたペットショップのスタッフ達はこういう気持ちをどれだけ理解してるんだろう。

店にとっての巫女は客が連れてくる多くの犬の中の一匹にすぎないかもしれないけれど、俺たちにとって巫女は唯一の愛犬なんです。この先、10年以上一緒に過ごすはずだった家族を失ったんです。店のスタッフにその気持ちがどれだけ伝わったのかな。

巫女が家に来た日のことは今でもよく覚えています。ケイコさんと買い物に出かけていたある日、何となく立ち寄ったペットショップで巫女に出会いました。その頃は丁度、和尚に相棒がいたら楽しいかななんて話していた時期でした。

とはいっても、その日は特別そういう犬を探しに行ったわけではなく、本当に『何となく』ペットショップを覗いてみただけだったんです。しかも、和尚の相棒には和尚と同じフレンチブルドッグを考えていたのでミニチュアピンシャーを飼う事なんか全く想定していませんでした。

だけどね。

店のお姉さんに巫女を抱かせてもらったら何故かピンと来てしまったんです。理由はわからない。ただ何となくピンと来たの。巫女のつぶらな瞳を見ていて『コイツだ!』って思ったの。それでケイコさんに『こいつを飼おう』って話して、その日のうちに連れて帰ってしまったんです。正直、和尚との相性が心配だったけど、何故か大丈夫な気がしてそのまま連れて帰ってしまったんですよ。ホント、理由は良くわからなくってさ。『縁があった』としか言いようが無いんだよなぁ。

でもやっぱり巫女は和尚と比べて凄く小さくて細いので最初は心配でした。だけど、和尚は巫女とジャレ合うときには明らかに手加減をしてくれていて、今までに無いくらい楽しそうに遊んでくれました。以前よりもずっと良い意味でヤンチャなワンコになったように思えました。そして、日が経つに連れて巫女は和尚に寄り添って眠るようになりました。本当に仲良しになってくれたんです。

巫女は和尚のことが大好きで、和尚が寝ていると必ず和尚に寄りかかって寝てました。二匹は散歩のときもいつも一緒。寝るときも一緒。見た目は両極端だけど、凄く良いコンビでした。

和尚は以前、俺たちと一緒に伊豆に旅行に行ったことがあります。だから今度は和尚と巫女を両方連れて旅行に行きたいね、なんてケイコさんとよく話していました。だけど、その願いはかないませんでした。俺たちの間に今年生まれてくる子供にも会わせてあげられなかった。

和尚はね。巫女がいなくなってから妙に大人しいんです。いつもは散歩になかなか連れて行かなかったりすると遊んでくれって騒ぎ始めたり、イタズラをし始めたりするのに、巫女がいなくなってからのこの二日間、寝てばっかりいるんです。和尚も寂しいのかな、なんて考えるとまた涙が出てきてしまいます。

俺は、こういう思いが、今回の事故を起したペットショップのスタッフ達に伝わっていることを切に願います。


和尚と巫女
これが巫女の最後の写真です。12月31日にそのペットショップに行く途中に車の中で撮影した写真。こんなに目をキラキラさせた巫女がこの翌日にあんな死に方をするなんて全く想像しなかったよ。

巫女、安らかに眠ってください。巫女、ウチに来てくれてありがとう。楽しかったよ。巫女のことは絶対に忘れないからね。俺たちはみんな、もう少しこっちで精一杯、巫女の分まで生きた後、必ず会いに行くからね。


それまで少しの間待っていてね。


天国の手前にある虹の橋で。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/12/24 [ Mon ]



メリークリトリス!(今日このギャグ言ったヤツは他にもいるはずだ)

今日はクリスマスイブですね。今日どんな風に過ごしたかはニッキの方に書いてるんでここでは割愛しつつこんばんわ。今、せっかく風呂に入ったのにウンコをしてしまった。ちくしょう。せっかく綺麗に洗ったのに汚れてしまった。ちくしょうぅ。

それはともかく、そろそろ今年も終わりっすね。今年はまた色々ありました。ケイコさんが妊娠したのが一番大きな事件だけれど、それ以外にも色々ありました。ここにはちょっとかけねーこともあった。それについては非常に反省しています。あと年収が激増したのも俺としては大事件。来年の税金が怖い。収入的にはやっと平均的なレベルまで来た気がする。あのどん底からよくここまで復活出来たなと思うよ。

来年は来年で順調にいけば子供が生まれるから、大したとりえの無い凡人なりにまたきっと色々あるんだろうと思います。仕事は前よりはずっと楽しくなってきたから来年ももっと頑張れるといいなぁとか思ってます。実際、まだ知らないことばっかりだし、頑張ってやろうとすればするほど知らないことに遭遇して毎回恥をかいたり悔しい思いをしてるけどね。

俺は社会に出るのが普通の人と比べて相当遅くなってしまったので同じくらいの歳でも俺より全然経験値が高くて物を知ってる人が沢山いるんですよね。自分の仕事をやっていてどうにもこうにもわからんことにぶつかってしまったらそういう人たちに教えてもらうしかないのね。それがとっても恥ずかしくて悔しいのね。

多くの人は気持ちよく教えてくれるけれど、そのやり取りの中で俺の心情はあまり穏やかじゃないのが正直なところ。心のどこかで『ちくしょー』って悔しく思ってるし、『こいつこんなこともわからないのか』って思われてるかもしれないって凄く恥ずかしく思ってる。それでもわからないことは訊くしかなかったりするから情けない。少なくとも一度訊いたことは確実に覚えていこうと思ってるけど、そんなに仕事ってのは簡単にはいかないわけで。

なんかそういう自分のこころの動きに自分自身で気がついてから、俺は今まで自分で認識していたよりもずっと負けず嫌いなのかもしれないって思うようになりました。来年はもっと仕事を覚えたい。『出来る男』っていう程大げさなもんじゃなくていいからさ。今はまだ確実に並以下の能力しかないもんなぁ。

あとね。このサイト。何気に来年で10周年っすよ。すごくねー? 今は昔のように精力的な更新は出来てないし、見てる人も激減してしまったけれど、それでもここは今でも自分にとって特別な存在なんですよね。ここを通して色んな人に出会ったし、いろんなことがあったもん。だから昔みたいに一日に何百人も見てなくても良いからこれからも続けていきます。

年内に後何回かは更新したいけど、気を抜いていてそのまま年を越してしまうかもしれないので、ここらでちょっとマジメに色々書いてみた。そんじゃまた。
テーブル下


 ■[ Games ] 2007/12/17 [ Mon ]



☆逆転裁判 蘇る逆転 [ NDS ]
逆転裁判

GBAの人気シリーズ第一作目のDS移植版。

昔ながらのコマンド式アドベンチャーゲームをうまい具合にアレンジした傑作ゲーム。法廷バトルという新しいシステムで人気を博して、元々は続編の予定が無かったにも関わらず、その人気から現在では4作目までが発売されています。

内容は裁判に備えて証拠集めをする探偵パートと裁判で検事側と駆け引きをしながら被告人の弁護をする裁判パートにわかれていますが、コマンド総当りでフラグを立ててからある行動をすると話が進んでいくというオーソドックスなアドベンチャーゲームをベースにしたわかり易い作り。

裁判での駆け引きのパートでのアイディアが秀逸なのでオーソドックスなスタイルを基本にしながら新しさも感じさせてくれる見事な構成になってます。一作目にして基本のシステムは完全に完成されていて驚きました。このゲームでの裁判は実際の裁判制度とはかなり違うし、現実からはかけ離れた裁判が展開されるけれど、プレイしていて何故か『そんなバカな』と冷めてしまうことはありませんでした。

それは多分、そこに程よいユーモアを取り入れ、デフォルメされた漫画チックなキャラクターを多く登場させ、意図的に『漫画的な架空世界の簡略化された裁判』として作ってあるからかな。中途半端なリアリティーを出すなら、これくらい割り切って漫画にしてしまうのは正解だと思います。その方が逆にゲームの世界に入りやすいんだと思う。

例えば、このゲームでは弁護士である主人公は警察がしっかり捜査をしたあとの現場に行って調べているはずなのに、そこから警察が見落とした証拠品や痕跡が出て来すぎるんです。犯人の携帯電話が現場に落ちっぱなしになってたり、警察が指紋の捜査をちゃんとしてなかったり。それは実際は凄くおかしいコトなのに、漫画的世界観で作られたゲームであるからこそ何となく許せてしまうんですよね。

オリジナルのGBA版では4話までで終了でしたが、NDSに移植されるにあたって、NDSならではの機能を生かした新要素を取り入れた第5話が追加されています。この第5話が非常に面白い。漫画的世界観に守られた無茶な展開が多数あるとは言え、事件が何重にも重なっていてそれが最後に一本につながる構成は非常に素晴らしい。ラスト間際の裁判パートの盛り上がりもかなりのモノです。

GBA版をやったことのある人でもこのNDSで追加された第5話をやるためだけに買っても損は無いと思う。それくらいボリュームもあるし面白さも抜群です。二作目もやりたいなぁ。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/12/16[ Sun ] (2)



あ、そうそう。

一個目の雑記を書いた後にまた妖精のケイコさんがスゴイものを見せてくれました。妖精なのにハネはないの?と訊いたら、あるけど見えないんだと言う彼女。飛べるの? と訊いたら飛べるというので飛んで見せてと頼んだら飛んでくれました。

一瞬だけお尻がイスから浮いたよ! スゴイよケイコさん!

因みに。

この妖精話は本当に交わされたやりとりでフィクションではありません。

んーと・・・。

俺33歳。
ケイコさん37歳。

んーと・・・・。

こんな夫婦に子供が出来てしまって良いのかな。



彼女曰く、生まれてくるもの妖精らしいよ。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/12/16[ Sun ] (1)



今週末はゆっくりでけた。

ところで前回書いた『奥さんが実は妖精だった』という話には続きがありました。どうやら妖精もウンコはするらしいです。というか、人間で言うとウンコにあたるものではあるけど物質的には全く別モノらしいのです。

彼女の話によるとそれはラベンダーの香りのする煙みたいなモノで目には見えないモノらしい。最近、それの出が悪く、人間で言うと便秘の状態らしいです。本来はお腹がいっぱいになると、そのラベンダーの香りのする目に見えない煙が毛穴から放出されるらしいのですがそれが出なくて困っているとのことです。

そーいえば、ラベンダーの香りが家中に漂っている時がたまにあった気がします。俺はアロマランプの香りだと思っていたけど、そうじゃないらしい・・・。さらに、これを公にバラすと本体が煙になって消えてしまうらしいです。


・・・・・・・。


あれ。それここに書いちゃったけど?

ど、どうしよう。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/12/10[ Mon ]



今日は普通に日勤だったので更新。

とりあえず今日ボーナスでた。うはー。しかも11月は夜勤ばっかしやってたから12月につく手当が結構いきそうなので年末は割りとホクホクきゃも。うはー。そんな感じでこんばんわ。アイバですけど。

ところで。最近わかったことなのだけど。ウチのケイコさんはウンコもおならもしないらしい。それは何故かと訊いたら衝撃のカミングアウトですよ。そりゃあもうビックリです。全然知らなかった。

俺 『なんでウンコもおならもしないの?』

ケイコ 『妖精だから』

そうだったのか。妖精だったのか。

ホント全然知らなかった。

どうしよう。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/11/25[ Sun ]



どもアイバです。

ここんとこずっと夜勤ばっかしで、先週は土日も夜勤やってたので今週の三連休はばっちし休んでしまいました。色んなもん買出しに行って結構散財。それほど無駄なもんには使ってないんだけど一気に使いすぎたかな。

主に犬関連に使った気がする。ミニピンの巫女がものすげぇ寒がりなのでヤツに着せる温かそうな服を3個買ったり、あとはマイクロバブルバスとかいう最新鋭の犬洗い機があるところに行って洗ってもらったりしたよ。それがメチャクチャ高くてびっくり。

ペット関連のトリミングとかそーいう商売って言い値な部分が大きいから、上手くやればすげー儲かりそうだね。俺も将来やろうかな。需要は絶対なくならないし。工夫すれば大もうけできそうな予感。資格とかいるのかな。いるんだろうな。無理だな。

あと、最近はホント色々ありすぎて戸惑いっぱなし。
全部自分が悪いんだけど。猛烈に反省してます。
ホント酷いよ俺。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/11/15[ Thu ]



こんばんみ。アイバですけど。
最近思うこととか箇条書きしてみるの巻。

■近所の豆腐屋にガタイの良い外人がいるのが気になる。働いている風でもなく、いつも豆腐屋の中でなんか食ったり主人と談笑したりしている。ヤツは何者だろう。それよりも親子二代でやってる豆腐屋がヤツと英語で会話していたのも気になる。ずっと豆腐屋のはずなのに何故英語が話せるのか。そして現主人の親(多分一代目)も英語を話せる謎。あの豆腐屋は一体。謎だ。

■会社の喫煙所で小さめの同じ灰皿が二個と大き目の灰皿が一個おいてあってそれがミッキーマウスみたいな置き方になっていて、タバコを吸いながらそれを見て『あ、ミッキーだ』って思った俺は32歳のハゲ。謎だ。

■ウチのミニチュアピンシャーの巫女は壁に手をついて二本足で立ち上がってウンコをする。謎だ。

■ウチのミニチュアピンシャーの巫女はコンブのにおいがする。謎だ。

■マクドナルドのマックグリルのCMに出ている関西弁の男が異様にムカツク。ヤツはどうやらモデルらしい。見てるだけで何故あんなに腹が立つんだろう。謎だ。

■DSで逆転裁判をやってる。いつもやってる途中でいつのまにか寝てしまう。つまらないわけじゃないのに何故だろう。謎だ。

■ホントはもっと長々と色々書いていたんだけど、書けば書くほどだんだんどうでも良いことを書いている気がしてきて全部ボツにした。昔みたいにサイトをもっとちゃんとやりたいと思いつつ、いざ何かを書き始めると、『こんなこと不特定多数に向けて書いてるけど俺は何をしたいんだ』とか思い初めてアップする気が失せてしまう。実は今日のこの文章も書いているうちに『くだらねーなー』とか思いはじめて一回消しかけた。謎だ。

■まあ今は気分が何となくのらないだけだろう多分。

■眠いので寝る。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/11/04 [ Sun ]



ぬふ。こんばんわ。アイバですけど。

日記を再開するとか言ってまだ再開してない今日この頃ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか。映画の感想とかも全然書いてねーなー。結構見てるんだけどね。ということで今日は雑記の中に見た映画の簡単な感想でも書いとこうかと。

■ALWAYS 続・三丁目の夕日
初日である昨日の深夜に見てきた。メチャクチャ良かったです。これはマジ素晴らしい。一作目も面白かったけどこの二作目も傑作。ベタベタで先が読める物語だからこそ見ていて気持ちがいいのです。予想通りに進んでくれる先が読める物語が逆に素直で最高に気持ち良いし爽やかなんです。

映画じゃないと出来ない映像表現を駆使して、映画だと尺が足らなくなりがちなドラマ的なゆったりとした日常感をしっかり描ききっているのがスゴイ。ラストが近づくにつれて『もう終わっちゃうのかー、もっと見ていたい、あと2時間くらい続いても良いくらい』って誇張ではなく本当に思った映画ははじめてかも。劇場でここまで思いっきり泣いたのもはじめてです。これは何度でも繰り返し見たい。DVD絶対買うよ。

■ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序
これも公開初日に見てきた。面白かった。テレビ版を上手いことまとめてるという印象。まだオリジナル版と大きく物語がズレることはありませんでした。次から大きく変わっていくであろうことを見せてくれる最後の予告編も見逃せないよ。絵が圧倒的に綺麗になり、テンポも良くて非常に楽しめた。無理やり連れてったケイコさんも面白かったと言ってた。

■HERO
キムタクのあれ。エヴァを見た翌週に奥さんの希望で見に行った。かなりイマイチ。なんなんだろね、このスカスカした印象は。素材は良いのにね。物語を面白くしようという熱意が全然感じられない。話題づくりの為に韓国の人気俳優を出そう、映画だから外国行っちゃおう、という発想だけが最初に存在していて、あとからその発想を実現させるために無理やり物語を組み立ててるような違和感強く感じました。ツマンネーよこれ。

■幸せのちから
ウィルスミスと実の息子が共演した感動作・・・・だと思っていたら強烈につまらない駄作でした。ここ数年で見た映画で一番つまらなかった。これは本当に酷い。主人公が取る行動のすべてがあまりにもアホで身勝手過ぎて、まったく共感できない。マジでこいつはだたのアホだよ。ただのアホならまだいいか。こいつは周囲に迷惑までかけまくってるから、さらにタチが悪い。こんなに共感出来ない人物が主人公の映画も珍しい。

とにかく見ていて本当にイライラするし気分が悪い映画でした。その上、最後に主人公が成功するに至るプロセスが全くと言って良いほど描かれていない為、なんでこのアホが一流企業のテストに合格したのか全くわからないので、輪をかけてイライラするんですよね。この映画の主人公に共感できる人とは絶対に友達になりたくない。

■ラブソングができるまで
気楽に見れるラブコメディー。特別何度も見たいとは思わないけど、普通に楽しめた。見終わった後の充実感は薄いけど、疲れる映画はちょっと・・・って時には丁度良い感じの軽い映画ですね。何はともあれドリュー・バリモアはオセロの松嶋さんに似ていることを再確認。

最近見た映画はだいたいこんなもんかしら。とにかく『幸せのちから』だけはダメ。あれを面白いと評価する人とはマジで友達になりたくないです。そのくらい主人公に共感できなかったよ。

ではもう夜遅いので寝ます。おやすみ。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/10/25 [ Thu ]



ちわっす。

昨日会社に行ったら朝からいきなり今日現場でれねぇ?って部長に言われて、いきなり予期しない夜勤になっちゃった。今日は前の現場の所長と下請けさんとの飲みが入っていた日だった為一瞬固まっちゃったけど、人が居ないっつーからそれを引き受けて飲み会はお流れに。日程を11月にずらしてくれたからただ酒への道はまだ閉ざされてませんけど。

そんなクソどうでも良いことはともかくとして、ここって一応ゲームサイトなんだよね。最近大魔界村をやってるのでそういうの更新したいんだけど、ゲームのコンテンツの更新って手間かかるからなかなかね。今日は夜勤のあとに会社で5時から10時くらいまで寝て夕方まで仕事してたけど、非番の権利のある日なのを良いことにサクっと早く帰ってきたから、更新する時間を作ろうと思えば全然作れるんだけどさ。更新したいと思いつつも、なんかこう更新するだけのパワーが出てこないっつーか。

飯食ったあとに犬の散歩に行って、帰ってきてからテレビを見ながらゆっくりしてたらあっという間に1時半だよ。時間があるときはこんな風に過ごしちゃったり、ここんとはホントサイトの更新どころの騒ぎじゃない程の激動の日々だったってのもあるけど。それは仕事で、ではなくね。

つーか、仕事が忙しかったり大変だったりするのは働く人はみんな同じだもんね。生きてて何が大変かって、仕事をする中で、それ以外にもいっぱい色んな出来事があるからだと思うよ。

仕事が忙しくて他は何にも出来ないって自慢げに言う人がいるけど、仕事で多忙という状態をカッコイイと思ってるのは自分だけだったりしてね。実際、他人ってあんたが思ってるほどあんたに興味ないし、ましてやあんたの仕事が多忙かどうかなんて心底どーでもいいっつー話だよ。

やっぱし俺がカッコイイと思う人は仕事以外にも存在する『大事なこと』を上手くやりくりできる人、かな。今の話は『仕事だけじゃなくて趣味も大事にする』っていうありがちな話題とはまたちょっとニュアンスが違うんだけど伝わってるかな。

ひとつのことだけ考えてりゃ良いってならそれはそのひとつが実際大変なことでも、立ち位置として実は大して大変ではないんじゃないかなぁと。仕事以外の大事なことってのをちゃんとやりくり出来る段取り力があるのが一番カッコイイ。俺はまだ全然です。要領が悪くてすぐヘロヘロになったりするもん。

ああー、話があらぬ方向へ行ってしまったね。何が言いたいかっつーと・・・・・・俺もよくわかんね。コレを書いているうちに2時過ぎてるし頭まわんね。とりあえず結局ゲームの話じゃなくなってるけど、ゲームサイトととしてやってくことをまだ諦めたわけじゃないです。やっぱ大魔界村は名作なのでこういうゲームの素晴らしさをみんなに伝えたいのです。極魔界村改も最近買ったけど、なんかこう違うんだよなー。、と、なんか肝心のゲームの話がとって付けたようになってしまったので寝ます。

おやすみ。

なんだこの文章。意味がわかんねー。死ね俺。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/10/23 [ Tue ]



どもども。ホント、さっきからオナラが止まんないんですけど。つーか、とっても平凡で特になんかの才能があるわけでもなく、特別過酷な運命を背負っているわけでもないし、何か特殊な環境に置かれているわけでもない俺みたいな『その辺の人』にもそれなりに色々あるんですね。ホントびっくり。

というわけで、自分の中でそれらの出来事が飲み込めて来たんで日記を再開することにしました。日記ってのはここのテキストではなくね。前に書いてた完全なる日常日記の方。一時期はノートに書いてたんだけどね。続かなくてね。サイトに書くと何故か続くんですよね。やっぱし、凡人なりに日々色々あるんで記録しておきたいなと。とりあえず今日は時間が遅い(現在深夜2時15分)なので日記は何日かあとから書き始めるつもり。

そんなわけでおやすみ。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/10/02 [ Tue ]



はいどうも。俺アイバ。すげー久しぶり。やあやあみんな元気だった?ちょっとね。色々あってね。更新どころの騒ぎじゃなかったんだデス。

ゲームサイトをうたっているので色々更新したいところはあるんだけどね。ゲームは買ってるけどやってる暇ねー、みたいなー。もうウンコばっかりしていてゲームなんかやる暇ねーっつうの。

あー、ダメダ。ウンコしたいので今日はこれまで。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/08/21 [ Tue ]



ぬあああ。アイバですけど。

フレブルの和尚がポカリのペットボトルで遊んでてさ。キャップがついていたはずなのにいつの間にかそれが無くなっていて。一生懸命家じゅうを探したんだけどどこにもないの。見つからないの。まさか和尚、飲み込んだ!? と我が家は大騒ぎ。それが22時近く。

それから慌てて夜もやってる病院を探して、三鷹の方まで車で行ってきました。無理やり吐かせる薬を飲ませて和尚はゲロをいっぱい吐いた。でも出てこない。レントゲンも撮って貰ったけどプラスチックは写りにくいらしくレントゲンの中にはまったくそれらしきものが見えない。最悪はおなかを切らないといけないのかなとまた大騒ぎ。

本当に飲んだかどうか見たわけじゃないからとりあえず様子をみようということで家に戻ったのが1時近く。それからもう一度家の中を探したら・・・・・・棚の下にカジられてボロボロのペットボトルのふたを発見! うわああああ。飲み込んでなかったー! 心から安堵したのは言うまでもないけれど、無意味に和尚に苦しい思いをさせてしまったことをものすごく申し訳なく思った。ごめんよー和尚。


ボロボロのふた

これが発見されたふた。なんで病院に連れて行く前にもうちょっとちゃんと探さなかったのか・・・・。本当に後悔。気が動転していてさー。しっかり探したつもりだったけど探せてなかったんだねー。

おやすみなさい

そしてくたびれた和尚は既に寝ています。ミニピンの巫女も今日はあまり和尚に絡まずに添い寝してくれてます。なんて可愛い。とにかく飲み込んでなかったのは良かったけど、和尚には本当に悪いことをしてしまったなぁ。しかも診察代はなんと16000円・・・・・。うおおおお。

まあ、とりあえず大事に至らなくてよかったです。
ああ、すでに2時半・・・。俺も寝ないと。おやすみ。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/08/19 [ Sun ]



ぬうう。今日で夏休みが終わりだっ。
仕事いきたくなーい。いきたくなーい。

今年の夏休みは特に旅行などに行くことなく終わりました。この前、新しい犬が家に来たのが大きく影響しているんだけど、犬二匹に囲まれながら居間でうたたねするのは至福のときだったから別に無駄に過ごしたとは思ってないかな。けど、これだけゆっくり過ごすとさすがにね。仕事に復帰できるか凄く心配。あー。仕事いきたくねー。

突然話は変わるけど、自分の感情の動きを上手いこと制御出来ない時ってのが多々あるのが最近ものすごく気になる。ものすごく子供っぽくてわがままで格好悪いというのは頭でわかってるんだけど、些細なことでわかりやすくスネちゃったり、いじけちゃったり。どーにかならんもんか。

この前も、車に乗ってて俺が音楽をコロコロ変えてたら同乗していたケイコさんに『曲をコロコロ変えるのイヤ』って言われて、『じゃあもう聴かない!』って言いながら音楽を切って、しかもそのあとスネてずっと黙ってたということがあった。死んでしまえ俺。

昔は、大人ってのは皆『大人』だって思ってたけど、いざ自分がいい年になってみて、ちっとも子供の頃に想像してた『大人』ってのになってないことにそういう些細な出来事を通して気づく。そういうとこが人間らしさなんだし、それはそれで良いんだと言う人もいるし、俺もそう思う部分は確かにあるんだけど、自分自身のことを振り返ってみると、そう言って許容してしまって良い範囲を超えて子供っぽいなと自分で感じる部分が多々あるんだよね。
超恥ずかしい。

どうしたらもっとクールでナイスなダンディズムを醸し出す男になれるのだろう。というか、そもそも持って生まれたベクトルがそっちを向いてないって話もあるけどさっ。まあクールでなくても良いし、ダンディーじゃなくても良いけど、なんかこういまだに抜け切らない子供じみたところは治したいんだよな。そういうのを意識しすぎるといきなり無口になったりしちゃって、どう振舞って良いかわからなくなり自分の中の歯車が狂うんだよな。自分らしさを保ちながら自分で自覚しているマイナス要素を取り除くってのは難しいね。

もっと大人になりたい。

それはともかく仕事いきたくないよー。
やだーやだー。もっとダラダラしたーい。
休みが終わるー。やだーやだー。

え? 大人の言うことじゃないって? ああそうさ。結局色々語っても俺は進歩がない子供さ。だってしょうがないじゃーん。行きたくないんだもーん。ラクして生きたいもーん。俺は少年の心を持った純粋な男なんだもーん。それが俺の魅力なんだもーん(結局どっちなんだ俺)。
テーブル下


 ■[ Books ] 2007/08/15 [ Wed ]



☆そのときは彼によろしく [ 市川 拓司 ]
そのときは彼によろしく

かなり読み終えてから時間が経ってしまいました。読み終わったのって多分6月くらいじゃないかな。とりあえず非常に面白くなかったです。なんじゃいこりゃあ。俺は映画や小説などにそれほど辛口の方じゃないと思っているんだけど、これはいただけませんでした。非常につまらん。

あらすじはこんなん。水草専門ショップを営む主人公のもとにバイト募集の告知を見た美しい女性が尋ねてきて雇うことになる。その後、主人公の少年時代の親友との話が絡んできて、それが彼女にも関係してきて・・・・という感じの話。

基本的には日常の中で突拍子も無い事件が起こるわけでもなく、さりげなく物語が進行していくんだけれど、まず気になったのは登場人物の科白の数々。本当にわざとらしく、無意味に気取っていて激しくリアリティーに欠ける為、ちっとも心に響かない。静かな日常の中でそんなこと言わねぇよ、と登場人物が会話を繰り返せば繰り返すほどどんどん白けてしまいました。

さらに、ラストに近づくにつれてファンタジックな展開になっていくのは良いのだけれど、その理由付けがあまりにも曖昧で、夢見がちな妄想乙女みたいなノリになっていくのが読んでいて非常に気色悪かった。これはハッキリ言って中学生レベルの思考で考えられた世界だよ。

こんな幼稚な小説を最後まで読んでしまった自分が好きです。これって映画になってるけど、この程度の話を何故映画にしようと思ったのか激しく謎・・・・というか、支離滅裂で幼稚極まりない携帯小説が書籍化、映画化される今日この頃だから別に不思議でもなんでもないのかな実際は。

とにかくこれはちょっと受け付けませんでした。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/08/14 [ Tue ]



やっぱサイト構成いじりようがねぇや。こんばんわアイバですけど。

今日は映画見てきたよ。ダイハード4.0。面白かったわー。強い敵を倒す爽快感よりも、どっちかというと絶対絶命の連続をギリギリで生き残っちゃうハラハラ感を楽しむ作り。映画のタイトルをしっかりと表現した真っ当な作りの映画でした。こういうのはやっぱし劇場で見てナンボだね。

あと、新入りの愛犬巫女がウンコばっかりする。和尚も家に来たばかりの頃はそうだったよ。ある程度大きくなると落ち着くんだけどね。犬も二個目だと割りと冷静に世話が出来るもんだ。

とりあえず暑いね。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/08/12 [ Sun ]



ども。すげ久しぶりです。俺がアイバですけど。

一ヶ月以上もサイト放置って結構珍しい。放置していた間になんかあったわけでもなく、単に更新が面倒だっただけなんで特に人生における転機があったわけでもなく、普通に生きてました。

強いて言うならボーナスが出て、お小遣いを多めに貰って、丁度その頃に個人的に突然火がついたネオジオ関連のゲームをPS2で集めたい!という欲に任せてSNK関連の格闘ゲームを一気に買ったりとかしてたくらい。

ある時期から格闘ゲームに興味を失っていたのだけど、なんか突然興味が復活して、PS2で出てるキングオブファイターズシリーズをほぼ全部一気買い。さらにMOWやら餓狼伝説、風雲黙示録、月華の剣士などのネオジオオンライン関連、さらにはサムスピ、SVC、ネオジオバトルコロシアムあたりも全部買ったよ。新品で買っても定価自体がものすげやすいじゃん今。だから大人買い。いい時代になったよなぁ。

KOF2000と2001はネオジオオンラインのネスツ編に入ってるのに何故か単品で購入。その関係でネオジオオンラインのネスツ編だけまだ買ってないけど近いうちに買う多分。ネオジオオンライン版はネオジオモードだとキーコンフィグが出来ないらしいけどまあそれはそれほど気にしてない。それよりも単品の方は変にアレンジされて背景がCGみたいになってたり、キャライラストがドット絵じゃなくて手書きのイラストをそのまま取り込んだ画像になってるのがなんか気に食わないのね。

アレンジなんかしないでアーケード版そのまんまで良いじゃん。ネオジオのゲームはドットの粗い感じが好きなんだよね。昔のゲームが持っていた味みたいなもんがまだ感じられるあの感じがすきなのにアレンジされちゃってるんだもんな。それが凄く気に食わないのでネオジオ版の移植が入ってるネオジオオンラインが欲しいのね。

あともうひとつ変わったことと言えば我が家にフレブルの和尚に加えてもう一匹犬がきたことかな。お寺な名前の和尚に対して、今度は神社な名前の巫女というミニチュアピンシャーの女の子です。かなりヤンチャで和尚よりも多分もう既に地位が上になってしまってるっぽい。最初は相性が悪くないか心配だったけど、巫女が来て二週間ほどが経って添い寝したりするようにまでに進歩したよ。



仲良し

巫女

巫女はまだ三ヶ月。なんか吉祥寺の西友にあるペットショップを見てたら、急にピンと来てしまいそのまま買って連れて帰ってきちゃったの。和尚とはまた全然違う感じでかなりすばしっこいし、すっごい人懐っこい。和尚はマイペースな感じで離れたところで寝てたりすることも多いけど、巫女は必ず俺やケイコさんの近くに来て寝てる。犬が一個増えただけですっごく家がにぎやかになったような気がします。

今日から俺は夏休み。この夏は特に旅行の予定は無いのでこいつらとゆっくり過ごす予定です。あと、時間があるからサイト構成を少し変えたりしようかなと思ってる。テキスト関係をジャンルわけするのはもう面倒くさいから昔の形式に戻してシンプルに月ごとにわけるだけにしようかなと。

サイトはあくまでもゲームがメインで、ゲームを更新するのは手間がかかるから間つなぎとしてトップに好きなこと書いて繋いでくっていうスタイル。俺のサイトは元々はそれだけのサイトだったんだけどね。いつのまにかテキストサイトって感じになってたんだよな。

そんな感じでボチボチまた更新したりしていきますのでよろしく。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/07/01 [ Sun ]



ああー。こんばんわアイバですけど。

過去ログを消したことを残念がってくれる方からメールがきまして。俺はとても意志が弱いのでまたログを復活させました。以前と整理の仕方がちょっと違うけどね。

で、今のレイアウトになってからずっと書いていた『ニッキ』はあまりにも個人的な内容なのでもう書きませんが、過去に書いたものはキュウテキの中に載せてあります。まあ読むのは身内くらいでしょうけど。

で、キュウテキの中に『よりぬきテキスト』というコンテンツを作ってあります。それは昔の文章の中から今読んでも違和感の無いものや、存在価値が時間の経過にあまり左右されないであろうネタ的な文章を改めて抜粋したコンテンツです。まだメニューしか載せてないけど、これから時間を見つけて少しずつ整理していく予定です。

そんなわけで結局元通り。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/06/27 [ Wed ]



近頃はハニカミ王子が人気らしいですね。
こんばんわ、俺がアイバですけど。

で、先日のこんな会話。

俺 『ハニカミ王子だってよー。』

ケイコ 『可愛いよねー。』

俺 『俺もハニカミ王子になる。』

ケイコ 『
ハゲ髪王子にならなれるんじゃない?』

俺 『
ぬあぁあぁあああぁ・・・・
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/06/23 [ Sat ]



お久しぶりです。アイバですけど。

最近はこのサイトの存在理由が以前と大きく変わり、単に日記を書くための場所になっていました。だけれど、その日記があまりにもただの日記な上に、ネット上にアップしている関係で固有名詞が書けなかったり、さすがにネット上にアップするのにこれはなー、と思う出来事などは省いて書いていました。

日記はホントに自分の記録用なんで、本当はありのままを書きたい。けど、ネット上に書いちゃってるから書けないことが出てきてしまう。だったら別に誰かに読んで欲しいわけじゃないんだから普通に個人的な日記帳なんかに書きゃ良いじゃんという当たり前の結論に達したので日記はもうここには書きません。過去のモノも載せません。

そんで、良い機会だからここで一回サイトをリセットします。大昔に書いた膨大なテキストのログなども日記と一緒に削除しました。もちろんローカルでは自分の大事な思い出なので残しておくけどそれをいつまでもネット上に載せておくのはもうやめます。今では過去に書いたテキストには自分でも違和感を感じるものが多くあるんですよね。だから残してあるのは今のレイアウトになってから書かれたモノだけです。

ここで一回リセットして『これから先』をここに残していきます。

そんでこれからはメインはレトロゲームのコンテンツということで続けていこうかと思っています。だけど、ゲームのコンテンツは更新するのにかなり手間がかかるので頻繁に更新するのは不可能だから普段は気楽に書ける雑記や色々なものの感想を書いてトップに載せて繋いでいこうかと。

今では知る人は少ないでしょうが、98年のこのサイトの最も古いバージョンである『モウのクソゲーページ』と同じようなスタンスに戻る感じかな。そんなわけでさらに地味になってしまいますがこれからもよろしく。

これからも地道にやっていくよ。
テーブル下


 ■[ Books ] 2007/05/06 [ Sun ]



☆リアル (1〜6) [ 井上 雄彦 ]
リアル

先日、スラムダンクを全巻読んでこちらも読みたくなり、現時点で最新巻である6巻まで一気に読みました。やややや、これもまたすげぇ面白い! なんなの井上雄彦って人は!

本作はスラムダンク同様にバスケットボールを題材に持ってきているけれど、同じバスケでもこちらは車椅子のバスケットボールの話です。そして大きな違いはそこだけでなく、バスケというスポーツそのものを描いていたスラムダンクに対し、こちらはバスケをあくまでも触媒にして人間を描くことを目的としている点だと思います。

6巻まででメインとなるキャラクターは3人。骨肉腫で片足を失った戸川、交通事故で下半身麻痺になった高橋、そして自分は健常者ながらもバイク事故で後ろに乗せていた女性を下半身麻痺にしてしまった野宮。3人とも10代の若者です。彼らはそれぞれの『現実(リアル)』を、そして自分自身を探している。バスケという共通の触媒を通して、それぞれの『現実(リアル)』をどう受け止めていくのか、それが本作の最大のテーマとなっています。

本作は井上氏の作品でいつも重要な位置を占めるテーマが凝縮されたかのような物語だと思います。スラムダンクにおいては、主人公桜木花道が初心者であるにも関わらず、チームを勝利に導くために『今の自分が出来ること』を最大限の努力で引き出そうとするし、宮本武蔵を新しい切り口で描いているバガボンドにおいては、主人公武蔵が人として成長するために、『今の自分が出来ること』を命がけで模索していく。

そして本作の主人公3人は、まだハッキリとわからない自分の目指すモノや、自分の目の前に突きつけられた現実をどう受け止めるか迷い苦悩しながらも、『今の自分が出来ること』をそれぞれのやり方で模索していく姿を描いています。

本作の中で、『今の仕事は他にある目標を実現するために金さえ稼げればそれで良い、だからこんな仕事は自分にとってどうでも良い』と言い切る連中に対して野宮が口にする科白がとてもとても印象的。

彼は言います。

『俺は何を目指すのかすらまだみつかってねーや。でも、だからこそ、今を生きることにした。おめーが踏みにじっている今を。今いる職場がつまんねえ職場だろうと俺の道であることに変わりはねぇ。俺のゴールにどうつながるかは知らねえが、いつかつながることは確かだ。』と。

今のまだ自分が納得できない苦しい状況は、その先にあるかもしれない『納得できる自分』とは決して切り離されているわけじゃなく、地続きになっている。今を踏みにじるヤツはきっと未来だって踏みにじる。本作はそんな多くの人が分かっていそうでわかってなくて、気づきそうで気づかないそんなコトがメインテーマになっていんだと思います。

それは井上氏の代表作であるスラムダンクやバガボンドにおいても形を変えて登場してきたテーマです。それをもっともストレートに表現しているのが本作なのではないでしょうか。

俺は過去に自分が納得出来ない環境で2年間働いていました。自分が目指すのはここじゃないって感じるところで2年間ガマンして働きました。そこで働くことは本当に苦痛でした。何とかしなくてはいけないと常に考えていました。そこにダラダラといたら転職出来る機会を失い、労働条件の悪いまま、収入が苦しいまま年をとってしまうと思っていました。きっと収入も環境も大差ない会社を点々とする結果となるだろうと。

だからといってそこで過ごした2年は無駄だとはこれっぽっちも思ってません。自分にとって次に進むためにはその2年間は絶対に必要だった。そこで学ぶべきことは多かった。そこでの仕事は苦しかったし、そんなところでしか雇ってもらえなくなるまでダラダラとフリーターをしていた自分を後悔しない日は無かったけど、目の前にある仕事は一生懸命やりました。それはここでの経験は絶対に将来につながっていると思ったから。地続きだと思ったから。

そして資格を取り、今の職場の募集を見つけた。そのチャンスは絶対に逃しちゃいけないという自分の声が聞こえた。それは確信に近いモノだった。だから前の職場の経営者に今やめるなら転職先に嫌がらせをしてやると言われても諦めないで土下座までした。社員にやめることを話したら滅茶苦茶非難されたけどガマンした。

確かにそこでの仕事は辛かった。納得なんかしてなかった。そこで働いている人たちは仕事を一生懸命やっている人たちだったけど、盲目的に本当に『今』しか目に入っておらず、地続きになっているその未来を意識して話をしても通じる相手じゃなかった。

俺はどんな状況であれ、今を一生懸命に生きることは大事だと思うのは彼らと一緒だけど、ただ闇雲に一生懸命に生きてればそれで良いとは思わない。盲目的に必死で生きて、自分が捕まえなくてはいけないチャンスを逃すわけにはいかない。その点は最後まで理解されなかったと思ってます。きっと彼らに言わせれば、会社が一番忙しい時期に重なって辞めていった俺は最低最悪な無責任男なんだと思う。

今でもそこの職場は劣悪な環境だったと思っているし、会社として相当低レベルなところだと思っているのも変わりがないけど、俺はその先の自分を得る為にそこでの経験そのものは絶対に必要だったと思って大事にしているし、そこでの出来事は今の状況と地続きになっているからこそ一生懸命やっていたと思っています。

だから決していい加減な気持ちで働いていたわけじゃない。ただ、盲目的に目の前のことをこなすためにチャンスを逃したのでは一生懸命やっていた意味が無くなるから、ハッキリと感じ取ったチャンスの時を無駄にしないためにそこからの引き際を見極めて行動しただけ。前の職場の人にはきっとそこは理解されてないし、これからも理解されない。理解してもらおうとも思わない。そこにいたのはそういう人たちだった。

・・・・・話がそれまくったけど、本作『リアル』においての野宮の科白は過去の俺のそういう経歴をフラッシュバックさせたんです。そして心がものすごく共鳴しました。だから読んでいて本当に心が震えました。

『今を生きること』というのは小説や映画、漫画などで多く題材にされてきたテーマだと思うけれど、その言葉が持つ意味を深く理解し、伝えようとしている物語はそんなに多くない。けど、本作はそれをしっかりと伝えようとしているように感じるほど、素晴らしい漫画だと思います。これから先、どんな『リアル』が描かれていくのか目が離せません。

ただ一年に一冊しか新刊が出ないこのペースはなんとかして・・・・。
テーブル下


 ■[ Books ] 2007/05/06 [ Sun ]



☆スラムダンク (1〜31) [ 井上 雄彦 ]
スラムダンク

ええ!? 今更!? と言われそうだけどもしょうがないじゃん。はじめて全部ちゃんと読んだのがつい先日なんだもの。これまで井上氏の漫画はバガボンドだけちゃんと読んだことがあり、その時点で天才だと思っていたのだけれど、これを読んでその思いがさらに強くなりました。

正直、読む前はたかが高校生の部活の話だろ?と思っていた。まあ、確かにそのとおりなんだけど、全ての登場人物が魅力的なので『たかが学生の部活』とわかっていながらも、物語の世界にグイグイ引き込まれていきました。これは本当に面白い!

主人公桜木花道の素晴らしすぎるキャラクター。そして脇を固めるチームメイトたちのキャラクター。全ての人物が見事なまでに描き分けられていて、それぞれ違った素晴らしい魅力を持っています。

花道はバスケットボールはまるっきり初心者で、憧れのはるこさんの気をひく為に入部したという中途半端な男のように見えるけど、彼はバスケを続けていくうち純粋にバスケが好きになっていきます。自分なりに頭を使い、常に『どうすればうまくいくか』を考え、『今の自分が出来ること』を最大限引き出そうとするその姿が何よりも爽やかでカッコイイ。

主人公が努力する様を描いたスポーツ漫画は数限りなく世の中にあるけれど、本作は『スポ魂』と言うほど暑苦しくない全く新しい描き方に成功した最初の漫画なのではないでしょうか。本作で活躍するキャラクターは花道を始め全てが爽やかで清々しい。しかもそれは決してわざとらしくない爽やかさ。本当に読んでいて気持ちがいい。

さらに試合の描き方もウマい。初心者花道が試合を重ねる度に成長し、チームがどんどんひとつにまとまっていく様子を見事に描き出しています。バスケットボールを題材にした漫画はコケるというのがそれまでの常識で、本作も連載を始めるときに作者の井上氏は編集者にかなり反対されたらしいですね。だけれど、その心配を良い形で裏切り、それまで成功するのが難しいとされていたバスケ漫画をこれだけ魅力的に描いたのは本作が最初でしょう。やっぱり井上氏は天才だよ。

女の子にモテたいからはじめたバスケをどんどん好きになっていく花道。そして彼は純粋にバスケットマンとして成長していき、さらにバスケットを通して人としても成長し、自分のことだけでなく仲間のことを思いやり頑張る姿まで見せるようになる様は本当にステキすぎる。

それに加えて一時自分を見失っていた三井の再生、誰よりも全国制覇を夢見て頑張ってきた赤木やメガネ君の直向な姿、天才として描かれている流川ですら精神的な成長をしていく描写がしっかりとなされています。出てくる連中がみんなイイヤツばっかりなのに読んでいてちっとも嫌味が無いのは何故なんだろう。これは本当にすげぇええ。

ただ、せっかく張ってあった多くの伏線が未消化のまま終わる部分が存在するのが残念。もともとはもっと先まで描くつもりだったのは明らか。だけれど、31巻まで6年の連載を続けてたった4ヶ月しか話が進まなかった為、意図的に一度終わりにしたみたいですね。それでもちゃんと最後は綺麗に終わっている辺りがまた井上氏のスゴイところ。

本作は打ち切りなんていう言葉とは全くの無縁で、最高潮に盛り上がって終わる。だから、こそ伏線が張りっぱなしになった部分やその後の花道やその仲間たちの姿を見たいというファンは多いでしょう。俺ももちろんそのひとりです。だけど、このまま終わってしまっても良い様な気もしてます。最後の花道の『天才ですから』という言葉を読んで最高に爽やかな気持ちになれたから。

もし、つい先日までの俺のようにまだ本作を読んだことがない人がいたのなら、それは人生の大きな損失のひとつだと思えるほど、超名作。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/05/01 [ Tue ]



こんばんわ。アイバですけど。

先日ボーナスが出ました。うちの会社のボーナスは何故か4月と年末なんです。今年度から夏冬になるらしいけど。そのボーナスが驚きの金額。なんと7桁。前の会社はゼロだったのに。今の会社には入ってまだ二年目なのに。昇給も定期的にされてるし。この前資格を取ったからまた5000円だか3000円だかアップするし。前の会社が酷かったのでそのギャップに驚きを隠せません。年収が倍近くなった・・・・。来年の税金が怖いよ。

収入の面では色々安心できる要素が多くなってきて、仕事自体にも大きな不満は無いです。まあ、目の前の仕事が俺には難しくて困ったり焦ったりってのはしょっちゅうだけど、前の会社のようにそこにいるだけで感じてしまっていた嫌悪感はもうないです。多分自分の中で仕事に対して折り合いがついてるからだと思います。

それはそれで悩み事がひとつ減ったと言っていいんだろうけど、そうするとまた他の悩みというか考えが自分の中に生まれてくるもんなんですね。ちょっと漠然としているけれど、とにかく以前とは比べ物にならないくらい、人として成長するにはどうしたら良いのか、と考え込むことが増えました。

確かに転職は成功だったと思うし、愛する奥さんもいるし、愛犬も元気だし、凄く幸せなんだけど、そうやって人生が前進していくと自分の中で解決していくことが多い反面、わからないことも増えていく感じです。宮本武蔵じゃないけどさ。進めば進むほどわからんことばかり。進めば進むほど自分の小ささに気づいていく。

仕事であれなんであれ、新しい人々と出会った時、未知なる刺激を感じなかったとこはいまだにありません。必ず何かしらわからないことを渡される。相手が単純に尊敬できる人間だとか、軽蔑する人間だとかはこの場合あまり関係が無い。とにかく自分とは違う感性、生き様、行動から受ける刺激とか影響力だとかは若い頃に比べて減るどころか増えている感じがします。

それは何故かというと、以前よりも多少なりとも人生とか人間だとかのコトを学んできて、若い頃よりも見えるものが増えたからなのかもしれない。成長の証なのかもしれない。けど、今の俺はそれを単純に『自分は成長しているな』と素直に喜べないでいます。だって、進めば進むほど人間ってのはますます深くて複雑な生き物だと感じるから。本当に底が見えないから。

けど、その中で掴み掛けているコトがあるのは確か。それは人間同士の関係において自分が憧れる振舞い方に少しだけ近づけるであろう重要な要素になっているモノ。それは『人を信じ、くだらない憶測をやめる』ことです。けど、それを実現させる為に自分の器がまだ及ばない。それは何故なんだろう。何が邪魔をしているんだろうってそこに立ちはだかるモノが何かしばらく考えていました。

そして何となくそれがわかってきた気がします。それは、俺が自分自身をまだ信用しきれていないというコト。常に頭の何処かに『自分ごときが・・・』という考えがあるというコト。それが原因で誰かが俺に褒め言葉やうれしくなるような言葉をかけてくれたとき、『本当にそう思っているのだろうか』という疑問を持ってしまい素直に受け取れないことがあるのです。

それは一見単純に他人を信用できないでいるだけのように見えるかもしれない。単に相手が信用ならない人間かもしれないと慎重に生きているように見えるかもしれない。けど、実はそうではないんです。俺の場合相手はあまり関係ない。他の誰でもない、自分自身のことを信用しきれていない、『俺ごときが他人に好意的に受け入れられるはずが無い』と何処かで思っているからなんだと思います。

仕事が以前よりずっとずっとマシなモノになり、収入も爆発的に増え、自分を頼りにしてくれるパートナーを得たことで、確かにそれ以前に比べれば遥かに自分に自信を持てるようになってる。けど、それもまだまだ完全じゃない。やっぱりまだ何処かに『自分嫌い』や『自分不信』が残っている。今俺はそれを実感しています。

そこを乗り越えなければ多分一歩先には進めない。他人を信じられるかどうかは、自分を信じられるかどうかにかかっているんだろうな。俺は自分を信じられる人間になりたいです。そして、ならなくちゃいけないと思っています。だって、そうじゃなきゃ俺を頼りにしてくれる人に失礼だもの。
テーブル下


 ■[ Movies ] 2007/05/01 [ Tue ]



☆『スパイダーマン3』 - 2007年5月1日(火)全国ロードショー
 鑑賞日:2007/05/01
 観賞場所:T-JOY大泉(18:50の回)

スパイダーマン3

つまんなくはない。けど、突っ込みどころは満載。そして面白かったパートワンをさらに上回ったパートツーを超えることはやっぱり出来なかった、という印象。もうちょっと描き方を工夫すれば絶対にもっと面白くなったと思う。物語のテーマや大まかな流れは非常に『らしい』モノだけに勿体無い。

とにかく詰め込みすぎてしまったのがその主な原因のように思います。今まで張られていた伏線を本作で全部消化しようとして、唐突だったり違和感があったりする場面が多数。戦う場面は全シリーズ中で一番凝っているし、激しいモノになっていてとても楽しめるのだけれど、物語の伏線の回収が力技になり、流れ作業的な荒っぽさを感じます。

俺はスパイダーマンというキャラクターが昔から大好きで、それが大画面でかっこよく飛び回るだけで楽しめてしまうファンです。だけれど、さすがに三作目ともなるとキャラクターの魅力だけではちょっと飽きてくる。だから、物語をもっと丁寧に描いて欲しかった。

本作においてヴェノムがやっと出てくるというのを凄く楽しみしていたのだけれど、それも、いざふたを開けてみたら時間が足りない中で無理やり登場させた感じになっていてちょっとガックリ。相当美味しい敵キャラだけに、もっとクローズアップして欲しかったなぁ。なんて勿体無い。

本作のテーマは笑っちゃうくらいわかりやすく『復讐は何も生み出さないよ。憎しみはパワーの源には成りうるけど、それは周囲を傷つけていくよ』というもの。憎しみの力を象徴するものとして今回スパイダーマンに取り付く宇宙から来た謎の生命体の存在がありますが、それに取り付かれたスパイダーマンの暴走の描き方ももっとうまくやれたはず。そこもまた勿体無い。あまりにも突飛で、極端に描かれている為に、個人的には見ていてちょっと引いてしまう程でした。

これだけの話題作なのだから、無理をせずヴェノムの登場は4にまわすとか(今の時点では3で終わりってことになってるらしいから無理に詰め込んだという事情があるのだろうけど)、上映時間を思い切って3時間半くらいの超大作にしてしっかり描ききるとかして欲しかった。スパイダーマンという素晴らしい素材を活かし切れなかったシリーズ3作目。とにかく勿体無いの一言に尽きる。
テーブル下


 ■[ Music ] 2007/04/21 [ Sat ]



☆YUI / Can't By My Love [ Jpop ]
YUI

最高ー。これ最高ー。

タイヨウのうたの映画版を見て思いっきり好みだった為にアルバムがとても聴きたかったYUIのセカンドアルバムをようやくゲット。何が好みかってそりゃ顔です。ええ。けど、楽曲も相当良いと思うんだけども。

これってホントに本人が作詞作曲してんのかな。かなり素晴らしいメロディーが満載だと思うのだけど。クレジットを見るとほんのチョットだけ違う人が書いた曲もあるみたいだけど基本的に彼女の手によるものみたいね。すげー。ぶらぼー。彼女には今後も末永く活躍してもらいたい。

本作のジャケット写真が表現しているようなロックっぽさが前面に出ている曲よりも、どっちかというとタイヨウのうたの主題歌みたいなアコースティックな楽曲で発揮しているやさしいメロディーの曲の方が魅力度が高い。大ヒットシングル『CHE,R,RY』なんかも非常にポップで爽やかでステキなメロディーが魅力的。アルバムにはマイナー調の相川七瀬みたいなロック風味の曲もあるけどそゆのはあんまり好きじゃないかな。

それを差し引いてもとてもいいメロディーが沢山聴けるので、これからの彼女にさらに期待してます。いやー、良いわこれ。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/04/18 [ Wed ]



雑記にその日の自分の反省点を書いてみるの巻。

・風呂に入った直後にウンコをしたことを反省。最悪だ。

・つーか、今またウンコしたいことを反省。なんじゃい!

以上。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/04/17 [ Tue ]



雑記にその日の自分の反省点を書いてみるの巻。

・既にそこにある変えようも無い問題点に直面して、前からそれはわかっていたのに『何でだ!何故だ!納得できない!おかしいだろ!』とひとりイライラしてしまった。実にくだらない。完全に固定されてしまっている動かしようも無い問題があるならば、それを『それが存在している状態がデフォルト』だと受け止めた上で、その問題込みで対処しなければ物事は先に進まない。愚痴っても何も解決しない。ただイライラが募るだけ。頭ではわかっているつもりだけど、今日はそういう風に出来なかったことを反省。

・既にそこにある変えようも無い問題点に直面して、うまいこと対処出来なかった自分をどうにかして正当化しようと、無意味に口数が増えたことを反省。

・自分ばっかり大変、というのを遠まわしにアピールして同情を買おうとしたことを反省。

・夕飯のときにケイコさんの分の麦茶を注ぎ忘れたことを反省。

・お昼のお弁当のご飯をひとくち分残したことを反省。

・タバコを吸いすぎたことを反省。

・そう書いているそばから一服していることを反省。

・おならが臭いことを反省。

以上。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/04/14 [ Sat ]



久しぶりにコラムを書いてみたよ。暇な人は読んでみて。

そんなわけでこんばんわ。日付は14日になってまだ2時間ちょい。外は結構な雨が降ってきています。今朝(厳密にはもう昨日の朝だけど)、ケイコさんが起きるなり『いやな夢をみたー』と言い出しました。怖いとか、悲しいとか、つらいとか、そういう夢を見てうなされたのかと思い、どんな夢だったか聞いたらこんな夢でした。

家に宅急便のおじさんが来て、一度は受け取りのサインを書いてオッケーして帰っていったのにまた戻ってきて『やっぱサインじゃマズイんだよねー』と横柄な態度でハンコをくれというからハンコを押したら、朱肉を付け過ぎだの押し方が気に食わんだのナンだのブーブー文句を言い続けたので、ケイコさんは『なんじゃー!』とぶちキレた・・・。

で、そこで俺に起されたらしい。

俺は『嫌な夢を見た』と彼女から聞いて想像した『悪夢』というジャンルとは微妙に違う、なんとも庶民的なショボイ夢の話を聞いて朝から大笑いさせてもらいました。何故だか大変平和な気分になりました。

よくよく話を聞いてみると、ケイコさんは少し前に犬の散歩中に横柄な態度のおじさんに『犬の飼い方がなっとならん』的なことを偉そうに上から目線で言われたことがあったのね。これは夢じゃなくホントに。夢に出てきた宅急便のおじさんはそのおじさんの態度に似ていたらしいのね。どうやら犬の散歩中の不快な気持ちがどっかに残っていてそれが、今回の夢に繋がってるみたい。

ずっとそのことを覚えていて、ずっとムカムカしていたわけでもないんだろうけど、無意識なとこにこびりついていた不快な気持ちがふと寝ているときに夢になって出てきたんだろうね。そういや、犬の和尚も爆睡中に突然遠吠えしたり、ワウワウワウ!って吼えたりすることがあるけど、犬にも同じようなことがあるのかもしれないね。

別に何かオチがある話でもないけどさ。人の記憶とか心の動きとかそういうのって、自分で覚えてないことでも無意識なところにはこびりついてんだよなー。わー。まとまんねー。投げっぱなしで何が言いたいのかわからんままおしまい。そんじゃおやすみ。
テーブル下


 ■[ Column ] 2007/04/14 [ Sat ] - 聞き上手になりたい



こんばんわ。オナラばっかりしてるアイバですけど。

最近、以前より遥かに、人と話すときにどう話せば相手が気持ちよく話が出来るか、ということを意識しながら話すようになった。人は相手の話を聞くよりも自分の話をしている方が心地がいいことが多いようだ。だから人と話をしているときはそれを常に何処かで意識している。何年か前の自分はそこまでハッキリ意識していなかった。

どちらかというと女性の方が、より話したがりの傾向が強いように思うけれど、男でも同じような性質は持っているように思う。露骨に質問攻めをして相手にしゃべらせようとしてもあまり意味は無い。何となく相手が話題の中心にくるように少しずつ話を相手の話題が中心にくるようにスライドさせていく。そうすると徐々に相手は心を開いてきて楽しそうに話をしてくれる。

相当前、本当に相当前だと思うけど、サイト上で『自分は相手と打ち解けたいからまず自己開示をするんだ、自分が心を開かなければ相手も心を開いてくれないから』みたいなことを書いたことがあったと思うんだけど、最近は相手と打ち解けるために最初に必要なのはそれでは無いような気がしている。

と、いうか、正直に言うと、俺が以前言っていた『自己開示』という行為の裏には『自分をわかってほしい』、『自分はこんなヤツだけど嫌いにならないで』、みたいな自分本位な考えが一番先にあった気がする。相手と打ち解けることが目的なようでいて、実はそうではなく、一方的に自分を相手に理解して欲しいだけだったり、嫌われたくないだけだったり。

それが結果的に『ほら、自分はこんなにいろんなことを話したよ、だからあんたも話しなよ』という感じの実に押し付けがましい行為になってしまっていたこともきっと少なくなかったと思う。だから、こっちが色々話したにも関わらず、相手があまり心を開いてくれなかったときは無性に腹がたってしまう。こっちはこんなに心を開いているのに何で!?ってイライラしてしまう。

最近はそれはやっぱり違うんじゃないかと思うようになった。それはこちらが心を開く必要は無いと言っているのではない。もちろんこちらがオープンな気持ちでいることはとても大切なことだ。だけれど、いきなり一番最初に自分のことを相手にわからせよう、わかってもらおうとしても、相手は都合よくそれを受け入れてくれるわけではない。そもそも相手は自分が思っているほど自分に興味が無いものなんだと思う。

だからまず自己開示、という唐突な流れではなく最初に意識するのは相手が何も求めているのか、何を話したいのかを知ろうとすること。相手が気持ちよく話せるような流れを作ること。そして自己開示ってのはその流れのなかで後から少しずつすれば十分だと考えるようになった。とにかく相手のことを考えるのが先。『自分がいて相手がいる』、ではなく『相手がいて自分がいる』、という順番。

自己開示を真っ先にしようとしていた過去の俺には『自分がまずこうしたんだから相手もこうしてくれるに違いない』という甘えとか、ぬるさとかがあって、能動的なようでいて、実は非常に受動的だったんだと思う。自分の呼びかけ(つまりここでは自己開示を真っ先にしようとしする行為)に応えてくれない相手に非常に不快感を感じてしまうという身勝手さがあったんだと思う。

俺は人として大きくなりたいと思うからこそ聞き上手になりたいと願う。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/04/08 [ Sun ]



こんばんわ。アイバですけど。

今週末はケイコさんの実家に行きました。彼女の妹さんに赤ちゃんが生まれたからです。すっげー可愛かったよ。ケイコさんは子供を作ることにはイマイチ積極的ではなかったんだけど、妹さんの赤ちゃんを見て結構その気になったっぽい。

だから今年から来年にかけては子作りを頑張ることになるかも。子供を作るためにしなくちゃいけない行為は元々大好きなのでそりゃあもう頑張りますよ。あっはっは。

それはともかく、妹さんが入院している病院に行ったら妹さんより先に旦那さんの姿を発見したんですよ。彼は本当に愛に溢れる視線で自分の赤ちゃんをジーーーーーーーーーーーーーーーーっと見つめていて、俺たちが来てることに全然気がつかないのよ。その姿があまりにも愛に溢れていたので勝手に写真を撮っちゃった。


旦那。

この家の娘達は姉妹揃ってハゲが好きらしい・・・・とか言うな。姉妹の旦那が両方ともこういう髪型なのはきっと偶然です。ええ。まーそんなことはどうでもいいんだけどもね。彼はこの姿勢のままずーーーーっと自分の赤ちゃんを見ていて、本当に心があったまったよ。

そのとき思ったんだけど、こういう新しい命が沢山誕生している病院の空気ってのは本当にこっちまで幸せな気持ちになるね。けど、同時に思い出したのは、少し前に会社の人が倒れて運び込まれた病院のこと。そこは老人専門の病院だったもんでさ。今回行った病院とは真逆なのね。こっちが人生の出発点なら、あっちは人生の終着点といった雰囲気。

病院ってのは不思議なトコだよなーとか思ったり。やっぱり行くなら終着点になってしまうような病院よりも、今週末に行ったこっちの病院の方が良いよなぁ。そんなことを考えつつ赤ちゃんとご対面。もう可愛いのなんのって。可愛すぎて何枚も写真撮っちゃったよ。その中で一番のお気に入りはコレです。たまんねー。


赤ちゃん。

そんな感じでこっちまで幸せを分けてもらった感じで帰ってきました。今回は土曜に出かけて日曜の夕方に帰ってきたんだけど、その間は愛犬和尚をペットホテルに預けておいたんです。そのペットホテルではドッグランみたいなスペースがあったりするし、お散歩にもちゃんと連れて行ってもらっていたみたい。

それで家にいるときよりも興奮している時間が長かったからなのか、環境が変わって夜によく眠れなかったからなのか和尚は家に帰ってきてからグッスリでした。自分たちの子供も欲しいけど、今現在は既に子供みたいなコイツがいるんだよね。ペットを飼うと子供が出来るのが遅くなるっつー話は確かにそのとおりかもしれないね。


和尚。

けど、ケイコさんの妹さんの子供を見てちょっと作る気満々になって来ましたよ。自慰行為は控えて、本番に備えるようにせねばな。つーか相変わらず自慰行為をしている俺もすげぇよな。若き日に親父にそれを見られたことがあったけど、とりあえずまだケイコさんには見られてません。ええ。

というか、マジこれからは精子を大事にしよう・・・。
テーブル下


 ■[ Movies ] 2007/04/08 [ Sun ]



☆タイヨウのうた - 2006年6月公開
 鑑賞日:2007/04/06(DVD)
 観賞場所:家にて

タイヨウのうた

ドラマ版を見てとても面白かったので映画版も借りてきてみました。大まかな内容はドラマ版と同じです。太陽の紫外線を浴びると死んでしまうという治療方法の無い難病を抱えている少女カオルは路上で自作のうたっています。昼間は外に出られない為、彼女は夜になると町に出てひとり歌を歌っています。その中でカオルは同世代の男の子に恋をして、自分の大好きな歌を歌いながら彼との距離もどんどん縮まっていく・・・・という感じの流れ。

そんな風に大まかな流れは同じなんだけど、ドラマと映画ではカオルのキャラクターが全然違うんです。ドラマ版でのカオルはちょっと斜に構えたようなキャラクターだったけど、この映画版ではもっともっとウブな感じになっています。名前も知らない男の子を部屋の窓からみえるバス停で見つけたカオルは彼の姿を毎日眺めています。

そこから彼に淡い恋心を抱き、ある日彼と話をする機会を得てそこからどんどん仲良くなっていく。そういう流れが子供の頃の恋心を思い出させてくれて良い感じなんですよ。こういう気分にさせてくれる要素はドラマ版では無かったモノだと思います。

ドラマと映画の大きな違いはもうひとつあります。ドラマでは男の子の方にも結構複雑な事情があったりして、話がややこしかったけど映画ではそういうものは一切ありません。男の子の方は勉強が苦手なサーフィン好きな普通の高校生。映画という短い尺の中ではこれで丁度良かったんじゃないかなと思います。

で、とにかくカオルを演じるYUIが可愛い。個人的に超好み。彼女は元々女優ではなくシンガーソングライターが本業なのでハッキリ言って演技は下手クソです。だけれど、男の子と話をするのも久しぶり、というウブな16歳を演じている彼女のぎこちない演技がナンだかやたら可愛らしくて魅力的に思えました。変にこなれた人を使うより良かったんじゃないかな。

映画全体の印象としてはちょっと淡白で、登場人物の心理描写もそれほど深く掘り下げていない為、見終わった後にズッシリくるものはあまりありませんでしたが、とりあえずYUIの可愛さにオールオッケー。ラストはかなりあっけなく描かれていて物足りない人もいるでしょうけど、俺はこれでよかったと思う。

本作は主人公の死が前提になっている作品にありがちな重苦しさをあえて排除しているように思えました。あえて死と直面する主人公の葛藤や恐怖感なんかを重苦しく描くことを避け、生きている時のカオルのすがすがしさや純粋さを前面に押し出して、とても爽やかな映画に仕上げている。俺はその点にとても好感を持ちました。

ドラマも面白かったけどこの映画版もなかなかでした。
テーブル下


 ■[ Games ] 2007/04/01 [ Sun ]



☆タイトーメモリーズII 上下巻 [ PS2 ]
タイトーメモリーズII 上巻  タイトーメモリーズII 下巻

タイトーのなつかしのアーケードゲームが完全移植で一本のソフトに25本も入って超お得・・・・というすごく美味しい企画の筈なのに実は非常に評判の良くないこのシリーズ。今回もやらかしちゃいました。特に上巻。

上巻に収録されているゲームで目玉とされるゲームは多くの人にとってレイフォースでしょう。セガサターンにかなり上質の再現度で移植されたことはあるけど、タイトルがレイヤーセクションと変えられていたり、普通のテレビでプレイすると画面の上下が少しはみ出す関係でかなり狭苦しい画面構成になってしまったり、縦画面モードと横画面モードではグラフィックの処理の仕方がちょっと違うところがあったりと、微妙に妥協点がありました。それでも出来は十分及第点の上質のものでしたけどね。

で、今回、本作に収録されるということで微妙な妥協点が解消されているのではないかと注目している人は多かったはず。なのに!なのに!なんとプレイに支障が出るレベルで操作に入力遅延が起きています。レイフォースはセガサターン版でかなりやりこんだ経験があります。俺はゲームが下手なので1クレジットクリアは出来なかったけど、飽きっぽい俺にしては珍しくラスボスまではいけるようになるほどやりました。レイフォースは本当に面白い。

なので結構期待して買ったんだけど、操作の入力遅延にはすぐ気づきました。見た目の再現度はサターン版を上回っています。画面の上下が狭苦しいこともなく、映像の処理の仕方もいい感じ。だけど、致命的な欠陥がありました。それがその遅延。どういう意味かと言うと、方向キーを入力してからキャラが動くまでにワンテンポ以上もたつくんです。サターン版と操作感覚を比べてみるとハッキリわかるし、比べなくてももたつく感触がハッキリわかる。見た目の出来が良いだけに本当に残念。

タイトーメモリーズのパートワン上下巻でもその手の遅延はかなりあったみたいなんだけど、レイフォースのモノは本当に酷いです。それほどマニアってわけじゃない俺でもすぐ実感できました。なんでこういうことするんだろう。なんでちゃんと作らないんだろう。まだ他のゲームはあまりやってないので判断できませんけど、目玉になりうるレイフォースでこんなコトやっちゃマズいよなぁ。文句言われても仕方ないよこれは。

で、下巻の個人的目玉はヴォルフィード。高校生のときゲーセンでかなりやったよ。で、こちらの遅延はあるのか無いのかよくわかんない。レイフォースのトラウマがあるので遅延があるのか凄く気になっているんだけど、元々オリジナルの方もそんなに自機が軽々動く操作感ではなかったのは記憶しているし、こんなもんだったかなーって感じ。だから遅延があるかどうかはわからない。だから個人的には問題なしかな。

どうやらこのシリーズは廉価版が出るときに何かしらの修正が加えられているらしく、パートワンの上下巻でも存在したシューティングなどの操作遅延はベスト版にて解消されているらしいです。その代わりベスト版限定の別のバグが発生したりしているんだって。俺はパートワンの上下巻を普通の高いほうで買っちゃったので今度ボーナスが出たらベスト版も買ってみようかと思ってます。

だからこのパートツーの上下巻もベストが出るときにレイフォースの遅延が直される可能性はあると思う。けどさー。高い金を出して発売してすぐ買った人に本当に失礼じゃねー? というわけで本シリーズを買うことを検討している人は、自分にとって目玉となるゲームが通常版とベスト版でどう違うか、入力遅延などの致命的なミスがあるかどうかネットでしっかり確認してから様子を見て買ったほうが無難だと思います。

最近のセガエイジスシリーズの頑張りをタイトーのアホにも見習って欲しいもんですね。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/03/29 [ Thu ]



こんばんわ。アイバですけど。

やはり日記(Days)はトップに載せるのやめよう。読み物として成立してないのであまりにもつまんない。『ニッキ』というコンテンツに書き続けはするけどやっぱりトップには載せないようにしようと思います。

ところで。

最近、こんな小学生ブログランキングとかチェックしたりしてます。そこに書かれているのは解読困難なプログレッシヴな日本語や溢れんばかりの若々しいアグレッシヴな勢い。若いって良いなぁ。俺ときたら残業が続いたりしてショボくれ気味なので彼ら彼女らのブログのパワーに飲まれっぱなし。俺にもその生気を分けてくれ。

そんな中、さっき奥さんと風呂に入っていたんですよ。別になんかエロいことしていたわけでもなく普通に。そりゃ二人とも素っ裸ですけど、そういうムードでもなんでもなく普通に入ってたんですよ。

ところが。


なんか俺、無自覚にカウパー出してました。普通に。


『汁! 汁出てる! ホラ! 汁出てる! 今お湯に入った! 汁!!』


ってケイコさんに言われて気がつきました。

すげぇ俺。俺もまだまだ漲ってるらしいです。

つーか、普通に恥ずかしいんですけど。
テーブル下


 ■[ Games ] 2007/03/11 [ Sun ]



☆SEGA AGES 2500シリーズ Vol.29
 モンスターワールドコンプリートコレクション [ PS2 ]

モンスターワールド・コンプリートコレクション  モンスターランド

再現度は完璧だ!!!

ずっとずっとこういうのを待ってました!!

と言っても俺が待ってたのは本作に収録されているゲームのうちのたった1本、ワンダーボーイ・モンスターランドですけど。実は収録されているモンスターワールドシリーズの他の作品に関しては、ワンダーボーイ以外はやったことすらないのでなんとも言えません。けど、とにかくモンスターランドの再現度は完璧。すばらしい。ここに入っているのはビックリマンワールドじゃないよ! レバガチャもしっかり出来るよ!

俺はモンスターランドが完全移植される日を10年以上も待ちました。モンスターランドとファンタジーゾーンは俺の中でダントツに大好きなゲーム。その2本だけは一生遊び続けたいほど好きな別格のゲームなんです。ゲームがあまりうまくない俺ですら安定してクリアが出来るという親切な難易度なのに何度やっても飽きない面白さ。ファンタジーゾーンとモンスターランドは、難しけりゃ長く遊べるとか、やり込みがいがある良いゲームだとかいう感覚とは完全に一線を画しているゲームだと思います。

本当に待たされたなぁ。モンスターランドは中学生のときにかなり良い感じの移植度のモノがPCエンジンで発売されたものの、それはキャラクターが何故かビックリマンに差し替えられていました。その名もビックリマンワールド。それでなんとも微妙な気分にさせられて、セガサターンで出始めたセガエイジスシリーズでも何故か移植されず本当に待たされました。けどついに2007年3月8日に完璧なものが発売されました。それが本作ってわけさ。

しかも、モンスターワールドシリーズのゲームが全部が入っていて、その上、様々なゲーム機の移植版までもを網羅。さらにスーパープレイなどのお手本リプレイまでもを収録。それで2500円だって!?マジすげぇ。思い入れがあるのはアーケード版のモンスターランドだけとはいえ、これから他のもやってみようと思っているのでこのお得感はマジすげぇ。これでPCエンジンのビックリマンワールドがメーカーの壁を越えて収録されていたらウンコ漏らすほど凄かったのにな。そりゃ無理か。

しかし、最近のセガエイジスシリーズの力の入れようはスゴイですね。初期のころはちょっとズレた感じのものが連続しましたけど、ある時期から突然本気モードになったよね。発売決定がアナウンスされてからも決して急がずにじっくり時間をかけて作ってるのがハッキリと伝わってくるし、再現度の高さやボリュームも相当なものが多いです。これからもこの調子で頑張って欲しい。

俺はこれが出るまでモンスターランドをしかたなくMAMEでやってたけど、7面の笛の音が出なかったり、スタッフロールが流れなかったり、一部グラフィックがバグッたりとやっぱり良くないんだよね。だから本作を出してくれたのは本当にうれしい。

次に楽しみなのはファンタジーゾーンII DXというタイトル。今の時点ではセガマークIIIのファンタジーゾーンIIがシステム16用リメイクバージョンとして収録されるとのアナウンスとなっているけど、このモンスターワールドコンプリートコレクションの気合の入りっぷりを見ると、もしかしたらシリーズ全部が入ったりする可能性も無くはないと思っちゃう・・・けど期待しすぎかしら。

セガサターンのファンタジーゾーンが完璧な再現度だったからわざわざPS2で出しなおさなくても良いかもしれないけど、同じゲーム機でモンスターランドとファンタジーゾーンが両方出来たほうが便利でいいんだよなー。そしたらPS2も俺の中で永久保存しないといけないゲーム機になるよ。
テーブル下


 ■[ Movies ] 2007/03/03 [ Sat ]



☆ファナルデッドコースター - 2006年9月日本公開
 鑑賞日:2007/03/02(DVD)
 観賞場所:家にて

ファイナルデッドコースター

偶然これから起こる事故の予知を見てしまった若者がその事故を回避。本人と一緒に死を回避した7人の友人たちはその後、不可解な事故で次々に死んでいく。死ぬ運命だった人々が一度は死を逃れるも、死神はそれを許さず、とにかく色々なシチュエーションで死が襲ってくる、という『死』そのものが敵だという設定の新しい発想のホラーシリーズ第三弾。

原題はファイナルディスティネーション3。何故か日本では二作目にデッドコースターという独自のタイトルをつけていた(多分ジェットコースターのように死が連続して迫ってくるというイメージからだと思う。題材はジェットコースター事故ではなく高速道路での事故)のだけど、偶然三作目の題材としてジェットコースターを持ってこられてしまった為、三作目である本作にて頭に『ファイナル』をつけて何とか対応したというちょっとややこしいタイトルになっています。

本作は死の法則の謎解き要素を盛り込み話をちょっとややこしくした二作目を一回清算し、一作目でやっていたシンプルな方向性に戻っています。個人的には二作目のややこしい感じよりもこっちの方が好きです。とにかく一人ずつ事故などの犯人が存在しない死因で死んでいくのみ。そのシチュエーションにドキドキするのみ。それをテンポよく見せてくれる。

死に方は相当グロく、直接的な映像です。死に様がかなりモロに映像として出てくるのでそういうのが苦手な人は見ないほうがいいと思います。過去のシリーズをすでに見ている人はそこそこは楽しめる無難な内容ですが、逆に言えばワンパターンで飽きてしまう人も多そうですね。

俺の場合は『わかっているからこそ』楽しめました。二作目では死の法則を探る謎解き要素を前面に押し出し話をややこしくした為、それがちょっと煩わしく思えました。本作ではそういうのは最低限に抑え、とにかく死にっぷりのテンポを重視しています。だから次はどういう死にっぷりのかドキドキしながら待ち構えて見ることが出来て、それが逆に楽しかったんです。

個人的には釘打ちの道具が後頭部に密着した状態で暴発する死因が一番イヤだった・・・・。しかもその犠牲になるのは女の子だもんなー。このシリーズは子供が見たら確実にトラウマになるよ。
テーブル下


 ■[ Others ] 2007/02/24 [ Sat ]
☆ニッキ水
ニッキ水

北戸田のイオンの駄菓子屋でみつけたニッキ水。

飲んだ事がなかったので買ってみました。

ぬあああ! 不味い! 液状風邪薬みてーな味がする!

ぬあああ!


こ、これはキツイ・・・・。
テーブル下


 ■[ Movies ] 2007/02/24 [ Sat ]



☆かもめ食堂 - 2006年3月公開
 鑑賞日:2007/02/22(DVD)
 観賞場所:家にて

かもめ食堂

何か事件が起きるわけでもなく、大きなトラブルが起こるわけでもなく、終始淡々と話が続く、一見するとオシャレ気取りの自称フランス映画通が好きそうな日本映画・・・だけど本作はそれで片付けてしまっては少々勿体無いステキ映画だと思う。

フィンランドという遠い国でたった一人で食堂をはじめたサチエ(小林聡美)だったが店は開店休業状態。そんな中、ふとしたことから知り合ったミドリ(片桐はいり)がその店を手伝うことになる。

店には少しずつ客が来るようになり、そこへ飛行機の乗り継ぎの時に荷物が無くなってしまい、何となくフィンランドに滞在しはじめたマサコ(もたいまさこ)がやってくる。彼女もいつのまにか店を手伝い始め、店はさらに繁盛しはじめる・・・・みたいな話。

ストーリーがあるような無いような、つかみどころの無いまま話が進行しそのまま終わってしまいますが、何故か見ている間は退屈することはありませんでした。ずっと同じテンションで淡々と話が進んでいるんだけど、不思議な和やかさとオシャレな映像でそれなりに楽しんで見続けられるんですよね。とはいえ、最後くらいは何か盛り上がりがあるんだろうと思っていたらいきなり終わっちゃってびっくりしました。

何となく見ていたり、最後にハッキリしたテーマの提示があるんだろうと期待してみていると、終わった後に『・・・・で?』となってしまう。けど、決してつまらなくはない。なんとも不思議な映画です。ひとつひとつのさりげない会話の中に出てくる言葉によって、本当にさりげなくテーマを表現しているので、油断していると急に終わってしまって、『・・・・・で?』となるわけ。

主人公サチエの店は開店以来一ヶ月も全く客が来ない。それでものんびりと、自分なりに日々を楽しんで過ごしている。客がこない事実にちっとも焦っていない。食堂を通じて自分のやりたかったコト、伝えたかったコト、それを自分のペースでゆっくりと形にしていければそれで良いと思っていて、目くじら立てて店を流行らせようとなんてこれっぽっちも考えていない。そんな和やかな雰囲気にやがて人々がゆっくりと集まってくるんです。

忙しない日本という国で時間に追われ、欲にかられて生きている人々への『肩の力を抜こうよ』というやさしいメッセージがこめられた映画なんだと、俺は解釈しました。冒頭で書いたオシャレ気取りのフランス映画通が好きそうな映画、という表現は間違ってないとは思うけど、本作の場合それだけではない不思議な魅力があるように思います。それは直接的なメッセージではなく、この映画全体を包むムードが発するものなんじゃないかな。

ただ、ラスト間際で、もたいまさこにだけ起こる変なファンタジックな出来事は蛇足だった気がします。あんなもんはいらなかったんじゃないかなー。小説版にはそのエピソードはないらしいけど、映画ではちょっとインパクトを持たせたくて入れたのかしらね。絶対余計だったと思うけど。

原作は手元にあるけどまだ読んでません。これから読むので読んだらまた感想を書こうと思います。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/02/21 [ Wed ]



現在、隣の部屋で既にケイコさんと和尚は寝ている深夜2時10分。

今、ケイコさんが寝言で。

『のりくん、新庄!!』

って言った。

あの元野球選手新庄?
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/02/18 [ Sun ]



ああ。どうも。

『パチン』という音の出るオナラが出るアイバですけど。多分それは、オナラのガス圧でお尻の肉が局部的に押しのけられて元に戻る瞬間に出る音なんだなと俺は分析しているわけですけど、明日からの仕事が憂鬱な今日この頃です。

ところで、高速道路とかを走ってると『静かに』って書いてある看板があるのを知ってますか。これなんだけど。



静かに

あと、家の近くの高速道路と並走してる普通道路にはこれじゃなくて赤ちゃんが描かれいてるバージョンもあります。俺はこの看板を夜にひとりで車を走らせているときに見ると、モノすげぇ寂しい気分になるんです。すっごく独特の気分。世の中の人々が全部寝静まっていて、起きているのは自分だけ、みたいな孤独な感じっつーかさ。

子供のときにも何となくこういう感覚を持ったことがある気がするんだよね。俺は小学校低学年くらいまでは夜9時半くらいまでには確実に寝てたんだけど、たまーに寝るのが遅れて10時近くになってしまうことがあってさ。そういう時はいつも見ないテレビ番組が始まったりして、ものすごく焦るというか、自分が踏み入ってはいけない未知の領域に迷い込んでしまったような感じがしていたのを覚えてる。

もちろん親なんかはまだ全然起きているわけだけど、子供である自分が本来は踏み入ってはいけない時間帯に起きているという事実を、当時の自分の感覚は、『子供はみんな寝ている筈の時間に起きている今の自分はとても孤独な存在』として捉えていたというのかな。ウマく言えないけど、今起きている子供は自分ひとりなんじゃないか、という孤独感と焦りっつーのかな。

それと似たような感覚をこの看板を見ると今でも思い出すんですよね。子供のときの『夜』の存在って今よりもずっとずっと神秘的で不思議な存在だった気がします。
テーブル下


 ■[ Movies ] 2007/02/04 [ Sun ]



☆イヌゴエ - 2006年2月公開
 鑑賞日:2007/02/03(DVD)
 観賞場所:家にて

イヌゴエ

イヌの言葉が突然わかるようになってしまった保守的な性格の男が主人公のコメディー。題材としてはとてもありきたりだし、ものすごくマイナー感のある低予算映画なので、特別見たいと思う要素はないんだけど何となく見ました。理由は本作で話すイヌがウチで飼ってる和尚と同じフレンチブルドッグだから。強いて言うなら唯一それが見たいと思う要素か。

出ている役者さんは知らない人ばかり。唯一知っていたのは白線流しに出てた女の子だけ。けど名前はしらん。そんな感じなので全然期待しないで見はじめたんだけど、意外と面白かったです。基本的にものすごく地味でどっからどうみてもC級映画なんだけど、あまり厳しい目でみなければ十分楽しめるレベル。

言葉を話すようになるフレンチブルドッグはおっさん声でしかも関西弁。そういう見た目とのギャップで面白さを狙うってのはありがちだけど、個人的に面白いと思ったのはイヌとの意思の疎通が出来ないという設定。イヌはまるっきりこっちの話を聞いてない。独り言のようにブツブツ言うだけなのです。その設定がちょっとシュールな感じをかもし出して面白いのです。基本的に話しかけても話しかけても無視。ただ勝手にしゃべってるんです。

換気扇を回せば低いおっさん声で『寒い。寒いな。寒いっちゅーねん・・・。』とか、体を洗っていると『こそばゆい。こそばゆいっちゅーねん。こそばゆい。ははははは。』とか。で、DVDのパッケージやタイトルを見るとイヌが中心に話が進みそうな気がするけど、実はそうでもない。基本的には人間のお話。そこにマイペースな独り言を言うイヌが入り込んできて、主人公自身の考えや環境に変化が起きるという流れで物語は進みます。

本作ではその辺のつくりが良かったんだと思います。イヌとしっかり会話が成立し、イヌを中心に物語が進行してしまったらとてもわざとらしく寒いコメディーになってしまったかもしれません。そこを本作ではうまいこと回避している。だから最後までわりと安心して見ることが出来たのかも。それでも展開に無理があるところはあるし、人間ドラマの部分でもリアリティーに欠けるけど、低予算C級マイナー映画なりの味として受け止めました。

本作は公開が去年の二月で、DVD発売が同年4月。マイナー映画の割りに評判が良かったからなのかもう続編が公開済み。多分あと2ヶ月くらいしたらDVDも出ちゃうんじゃないかな。さらに地方局でドラマ版もやっていたみたいです。

声を大にしてオススメするような映画ではないけど、こういう素朴で完成され過ぎていない味のある映画もたまには良いですね。続編も見たいな。
テーブル下


 ■[ Movies ] 2007/02/04 [ Sun ]



☆テキサス・チェーンソー - 2004年3月日本公開
 鑑賞日:2007/02/04(DVD)
 観賞場所:家にて

テキサス・チェーンソー

ホラー映画ファンにはカリスマ的な人気を誇る『悪魔のいけにえ』のリメイク作品。通称『レザーフェイス』なる人間の皮を被った狂人がチェーンソーで人を殺しまくる映画。基本的にはそれだけの内容。

オリジナルの方は1974年公開の古い映画で、それをわざわざ現代にリメイクするのだから相当エグイ映像が見れるのかと期待して見たんだけどそうでもなかった。思ったより控えめな残酷描写にちょっと肩透かし。最近見た映画ではSAW3辺りの方がよっぽど趣味が悪いです。

リメイクなので色々新しい要素が加わっているのかと思いきや微妙な違いはあるにしろ基本的な流れはあまり変わらず、今見ると非常にオーソドックスで無難なホラー映画という印象でした。つまらないわけではないけど、王道過ぎて驚きも無い。

ただ主人公の女性のおっぱいが最高。全体的にはやせているわけではないのに滅茶苦茶細いウエスト、その割りにしっかり大きなお尻、ものすげー曲線的な体のライン、そしてやわらかそうなおっぱい。直接的にポロリな場面はないんだけど、とにかくスタイルがエロイ。マジ最高。映画を見ている間、ずっとそこばっかり見てました。

あと、映像は結構綺麗です。色合いとかカメラワークとかはなかなか良い感じ。しっかりマジメに作られたホラーというのがヒシヒシと伝わる。ホラー映画ってのは油断すると相当バカっぽくなってしまうジャンルだと思うけど、無難な脚本と綺麗な映像によってそういう感じはあまりしません。

けど今更ちょっと無難過ぎるよなぁこれは。

ただおっぱいは最高なんです(力説)。
テーブル下


 ■[ Movies ] 2007/02/04 [ Sun ]



☆デンジャラス・ビューティー - 2001年6月日本公開
 鑑賞日:2007/02/03(DVD)
 観賞場所:家にて

デンジャラス・ビューティー

前から見たいと思っていて見損ねていた映画。スピードのサンドラ・ブロック主演のアクション・コメディー(で良いのか?)。サンドラ・ブロックが演じるのは無骨で男みたいな女性FBI捜査官。その彼女が連続爆弾魔の矛先が向いたミス・アメリカコンテストに犯人を捕まえる為に参加者として潜入する・・・・という物語。

リアリティーはゼロだけど、テンポがよく登場人物のキャラクターが立っているので非常に楽しめました。とにかく主演のサンドラ・ブロックがウマかった。元々女性らしさが皆無のFBI捜査官が、無理やり美女に変身させられる過程のおかしさの表現や、笑うと鼻がブヒブヒなってしまうクセなど、とにかくキャラがいい。

何度も見たくなるような深みのある映画ではないけど、見ていて楽しい映画であることは間違いないと思います。映画の批評とは関係ないけど、美女に変身する前のサンドラ・ブロックが整形後のマイケルジャクソンに見えて仕方なかったな。グラサンかけてる場面はマジそっくり。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/02/03 [ Sat ]



あーちょっとだけしんどい。ウォシュレットで尻を洗うときに水をかけながら手で直接尻をワシワシ洗う親を持つアイバですこんにちわ。手で直接洗うなよオイ。そんなわけでちょっと仕事が行き詰まり気味でしんどい今日この頃ですがみなさんいかがお過ごしでしょうか。

前の会社でもしんどい時はあったけど、それは数が多かったりスケジュールが物理的にキツかったり、慣れない現場に不安があるのにロクに準備する時間が無くてワタワタしていっぱいいっぱいだったりという感じだったんだけど、今現在の感じは質がまたちょっと違うしんどなんだよね。忙しいとか不慣れなために不安だとかそういうんじゃなく普通に行き詰ってしまっている。

図面がね。CADで設計変更の図面を書いてるんだけども、一箇所直すと他の部分がおかしくなって、そこを直すと今度はこっちの材料が付けられない構造になってしまうから部材を改造しなくちゃいけなくなって、そこを変えると今度はこっちがおかしくなって・・・・というのをエンドレスで続けている感じ。5箇所分の構造物の図面を書いていて、3箇所はもう終わってるんだけどあと2箇所分にかなり苦戦してそこでずっと足踏み状態なのです。

昨日はそこでずっとハマッていてさ。結局終電間際までいたけど終わんなかった。というか、まだ全然先が見えてない。やればやるほど問題点が増えていき、どんどんわけがわからなくなってくる。そこに追い討ちをかけるように役所がくれた標準図が豪快に間違ってることに気がついて思いっきりやり直さないといけない箇所が増えてしまったりしてかなりグッタリ。つーか、そんな標準図がいままでずっと普通に使われていたってすげーよなぁ。

とりあえず何とかしなくちゃいけないんだけど、本当にどうにもこうにも行き詰っているので、それは後回しにして出来ることを先に進めちゃおうと気分を切り替えて今は気持ちが落ち着いてます。来週はそろそろ動かさなきゃいけない現場の段取りや下請け手配、あと他の出来る書類をやっちゃおうかなと思ってます。とにかく足踏みの原因になってることに盲目的に拘りすぎて何もかもが止まってしまうのはマズイからな。

単純に忙しいというよりも自分の能力の問題で『やべぇ・・・どうにもならねぇ・・・』みたいな感じになってしまったことのある人は少なくないと思うけど、そういう時は皆どうやって気持ちを切り替えているんでしょう。そゆ気持ちのコントロールをウマくできないとただひたすら苦しさだけが増して行って、肝心の仕事は全く進まないというドツボにハマってしまうから、何とかウマいこと自分の心ってヤツをコントロールできるようにならなきゃね。

前の会社ではこういうタイプのしんどさはほぼゼロだったからこういう状況に不慣れなんです俺。前の会社は理屈よりも行動力重視だったからね。行動力があるのはスゴイことだと思うけど、それだけだとある程度以上複雑なことになると対応できなくなるんだよね。けど前の会社は分数とかルートだとかがよくわかってない人が普通に会社を引っ張ってたからなぁ・・・。

しかもそれを大して恥ずかしいことだと思ってないのな。それはマズいと思うけどな。だからすべて『大体こんな感じ』で仕事を進めてた。分数の掛け算割り算のことを質問されたときはどうしようかと思ったよ。けど、そこではそれだけでも何とかなる仕事しかなかった。というか、そういう仕事しか引き受けられない会社だった。

だからとにかく無茶をしてでも現場を叩く、行動力あるのみ!って感じだった。それはそれでちゃんと商売になればいいと思うんだけど、実際は会社の経営自体がマズい感じになってたからあの会社の場合全然良くなかったんだと思うよ。だからやめたんだけどさ。

自分が置かれた環境によって求められるものは違ってくるよね。前の会社のように理屈よりも行動力が重視される環境があるのはちっともおかしくないと思うよ。それをしっかりこなすことだって、それはそれで大変なことだと思うし立派なことだと思う。けど、それはちゃんと利益が出てればの話。

一昔前まではそれでも十分役所が金を出してくれて、かなり利益が出たらしい。道路の白線を引くだけでボロ儲けだった時代もある。けど今は違う。CADもロクに出来ない、数学・・・いや、算数レベルの計算もあやしいなんて状況で出来る仕事だけじゃとてもじゃないけど食っていけない。その程度の仕事では役所は大した金を出さなくなってる。実際、一昔前のノリのまま今まで来てしまった小さい業者はバタバタ潰れてるからね。

多分、世間全体で見たら俺の今いる会社もそんなにレベルの高いことをやってる会社ではないと思う。大手ゼネコンの何十億の現場で頑張ってる人と比べりゃ求められる知識や能力はかなり少なくても良いところだと思う。けど、今まで下の下の会社にいた俺にとっては今の会社の仕事でも十分苦しいんだよね。何年間もまともに就職しないでブラブラしていた代償が現在見事に自分へ降りかかっている感じ。

けど、焦っても仕方ない。出来ることから着実にやってくしかないんだよね。俺が一人前になるにはまだまだ何年もかかるなぁ・・・・。とりあえず今日はあんまりクヨクヨ考えても意味が無いので奥さんと一緒に映画でも見る予定。
テーブル下


 ■[ Others ] 2007/01/31 [ Wed ]
☆ファンタ メロンソーダ
ファンタ

うっひゃー。ファンタの昔のデザイン。しかもメロンソーダ。クリームソーダはよく売ってるけどメロンソーダって意外と無いよね。俺はメロンソーダが大好きなのでこの復刻デザインのファンタには感動しました。メロンソーダと言えばファミレスのドリンクバー。かなりの高確率でラインナップに入っているんだよね。たまーに無いところがあるけど、そういうところに当たっちゃったときには心からガッカリします。

で、ファミレスでよく周囲を見てみるとこのメロンソーダを飲むのはかなりの確立で男なんです。女性よりも男性がこれをチョイスする。何故だかはわからないけど、男性の方に特に好まれるのがこのメロンソーダなのです。メロンソーダは男のロマンなのです。これってもっと売っててもいいと思うんだけどな。セブンイレブンには売ってるけどファミマにはないのね。家に一番近いのはファミマなのでとても口惜しい。

あと。ファミレスのドリンクバーでメロンソーダにコーヒー用のミルクを入れて飲むととても美味しいのでぜひ。いっぱい目はストレート。二杯目はミルク入り。これ男の常識。男のロマン。
テーブル下


 ■[ Books ] 2007/01/27 [ Sat ]



☆噂 [ 萩原 浩 ]
噂

ぬあああああああ。後味悪うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。滅茶苦茶面白かったけど、死ぬほど後味が悪いですコレ。しかも主人公が直接的に不幸な目にあうとか、映画セブンのように全面的に犯人勝利とか、そういう部類の後味の悪さではない。俺が今まで出会わなかったタイプの後味の悪さ。ある意味最高であり最悪な終わり方。うわああああああ。

あらすじはこんなん。

ある香水のプロモーションを請け負った広告代理店がバイトとして雇った女子高生たちに意図的に都市伝説のような噂を流させる。そこにはその香水をつけていると幸福になれるとかいう部類のものに加えて、その香水をつけているとレインマンという殺人鬼から身を守れるというものも含まれていた。レインマンはレインコートを被っていて殺した女性の足首だけを切断するという。そういう噂を流すことで口コミでそれが広がり、香水が話題になっていくことを狙った特殊なプロモ。そしてその都市伝説と同じような殺人が実際に起きてしまう・・・・といった具合。

本作ではそれを追う所轄の刑事とコンビを組むことになった階級が上の若い女性刑事が主人公です。全体の流れは真っ当なサスペンスと言えるでしょう。まともな人格を持ったデキる刑事が主人公で組織のメンツだけで仕事をしている上の連中とは一線を画した独自の捜査で核心に迫って行く・・・というのはわりとありがちな王道な流れ。最後は見事に事件解決!のようでいて、その先に強烈なオチが待ってます。これを大どんでん返しと表現して良いのかわからないけれど、そのオチがとにかく最高であり最悪なんです。

そのラストは好みがわかれそうではあるけれど、俺は『ウマい』と思えました。同じ作者の『メリーゴーランド』でもラストがウマいと思ったけど、これも全然違うタイプの『ウマさ』を感じましたね。小説や映画などの物語はやはりラストをどうまとめるかってすげー大事だよなぁ。そこがウマい荻原氏は小説家としてかなりの強みを持っていると思います。

ラストがウマいと読み終わった後に他の人の感想が訊いてみたくなるなんだよな。本作は妻のケイコさんも読了しているんだけど、読み終わった直後にネットで他の人の感想を読み漁ってなー。俺もあとで見てみよう。みんなコレ読んでみてよ。そんで感想が訊きたい。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/01/24 [ Wed ]



つーか、ここの何処がゲームサイトなんだっつーね。結局、ゲームコンテンツのあるテキストサイトじゃねーかという感じがしてきたアイバですけどこんばんわ。早く寝ると言いながらまだ起きてる俺。こうやって無意味に体力を消耗していく今日この頃。

ところで。

周りに人がいるのをわかっているのに独り言を言ってる人ってのは、何処と無く『構ってくれ』というオーラが出ていたり、構ってくれとまではいかなくても『今俺頑張ってるよ』的な今の自分を見てくれオーラが出ていたりして非常にみっともないので、人がいるところでの独り言は極力やめようと思いつつもつい出てしまうことがある自分がすげーイヤ。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/01/24 [ Wed ]



早く寝ようと思いながらもまだ起きているアイバですけど。

現在0時30分。

ところで。

根本にある傲慢さってのはどんなに笑顔を作って低姿勢を装ってみても、体に染みついたそれはどうしても滲み出てしまうんですね。言葉のちょっとした強弱、目つき、目の動き、ちょっとした表情の変化、間の取り方。そこから相手が得られる情報は自分が思っているよりもずっと多いんでしょう。たとえ相手がその些細な変化から情報を得ようと意識していなくても勝手に伝わってしまうもの。

上っ面だけ謙虚な人間を装ってみても、なかなか人はだませない。自分が思っているほど他人の目は節穴ではないんです。というか、傲慢さってのは人の外側を彩る装飾物ではなく、その下の根本の部分に存在するものだからそもそも上っ面なところに何を羽織っても消すことは出来ない。

傲慢な人が謙虚な人を気取ってみても、化けの皮がだんだん剥がれていく・・・・・のではなく、最初から誤魔化せていないことが本当に多い気がします。愛想の良い笑顔を浮かべれば浮かべるほど傲慢さは滲み出てしまう皮肉。そうはなり無くないものです。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/01/22 [ Mon ]



やあ。俺アイバ。

和尚本人がブログの更新を放棄しているので見かねたケイコさんが和尚のブログをはじめたようです。みてやってください。メニューの『オショウ2』っていうのがそれです。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/01/17 [ Wed ]



あい。どーも。アイバけど。

あ。『です』が抜けた。

トップページを少しスッキリさせました。あんまり意味の無かった欄を削除。ニュースとか更新でねぇ。レトロゲームガイドはゲームコンテンツと被ってるので意味ねぇ。そんな感じでこんばんわ。

今日作った歌。

【下を向いて歩こう】
作詞作曲:俺

ミスったときは〜諦める〜♪
ミスって無くても諦める〜♪
行動する前にぃ〜♪
あ〜き〜ら〜め〜る〜♪


嗚呼。なんて良い曲。

それはともかくアレですね。そっちから話しかけて来て、こっちがそれにちゃんと答えなきゃなと話そうとしたら既にこっちの話を聞いてないヤツってB型であることが多いんだけど、やっぱり血液型って性格に関係あるんでしょか。いままであんま信じてなかったんだけど、何となく信憑性がある気がしてきたよ。

あー。うんこしたい。
テーブル下


 ■[ Movies ] 2007/01/14 [ Sun ]



☆ALWAYS 三丁目の夕日 - 2005年11月公開
 鑑賞日:2007/01/13(テレビ録画)
 観賞場所:家にて

ALWAYS

映画館でやっているときに見に行きたくて奥さんを何度か誘ったんだけど、何となくはぐらかされて見に行き損ねた映画。テレビでやってたのを録画してみました。ナンだよ、やっぱ見に行けばよかったじゃないか。メチャクチャ面白いじゃないか。これ、大好きです。

誰か一人が主人公ってわけじゃなく、複数の登場人物の昭和30年代の素朴な生活をコメディタッチで描いている、物語的にはスケールの小さい映画なんだけど、何気に映像はスゴイ。かなりCG使ってるっぽい。見始めた直後、違和感の無い昭和30年代の町並みに驚きました。素朴な人々の素朴な生活を描いている映画なのに妙なスケール感を感じる映像に素直に感動しちゃったよ。

そして物語そのものは確かに地味だけどものすごく良く練られていて本当に面白い。本作は複数の人物を同時に描いていくスタイルなのでヘタクソがやると全くまとまりのない焦点のぼやけた映画になってしまうと思うのだけど、これはそんなワナに全くハマってない。

むしろ、誰か一人に焦点を当ててじっくり描くと、かえってわざとらしくなり、クドいお涙頂戴モノになってしまいそうな物語を複数を同時進行で描くことでウマいことまとめてると思いました。コメディー部分も素直に面白いと思えました。ちょっとドタバタした展開もあるけど、役者のウマさと演出のウマさで見ていて恥ずかしくなるようなわざとらしさを感じない面白さなんです。

『ちょっと良い話』的な小さな感動が小刻みに出てくる心地よさ、美しい映像、役者たちの力量、すべてが素晴らしい。続編が今年の11月にやるらしいので今度こそは劇場に見に行きます。DVDもいずれ買おう。
テーブル下


 ■[ Movies ] 2007/01/14 [ Sun ]



☆ピンポン - 2002年公開
 鑑賞日:2007/01/13(テレビ録画)
 観賞場所:家にて

ピンポン

これすげぇ! 相当面白かった!

前から見たい見たいと思っていたのにずっと見損ねていてやっと見る機会に恵まれました。ただそんなに期待はしてなかった。断片的に見たことのある映像では登場人物がデフォルメされすぎているように感じていたので、もっとお気楽でバカっぽい映画なんだと勝手に想像していたからです。『妙に評判良いけど実際どーなの?』って感じで見たいと思っていただけでした。そんな考えだったから見損ねていたんだろーね。

けど、見たら全然違った。意外と深いテーマを取り扱っていて、単純明快なスポーツ青春モノという一言では片付けられない素晴らしい物語でした。テンポの良さに加えて捻りのある展開によって全く見ていて退屈する部分がありませんでした。クドカンの脚本って彼のペンによって物語部分までオリジナルで書かれた物は個人的にとても苦手なんだけど、これは原作が別に存在してるからなのか全然大丈夫でした。

いやーこんなにスゴイ映画だったとは本当に驚いた。もっと早く見るべきだったよ。単純明快な青春映画って結構嫌いじゃないのでウォーターボーイズとか好きだったんだけど、もし凝った展開の本作を先に見ていたらウォーターボーイズの素直過ぎる物語を退屈に感じて酷評していたかもしれない。それくらいこのピンポンはインパクトのある青春映画でした。こんな青春の描き方もあるんだね。本当に面白かった。

今度DVD買おう。
テーブル下


 ■[ Movies ] 2007/01/14 [ Sun ]



☆NANA - 2006年公開
 鑑賞日:2007/01/08(テレビ録画)
 観賞場所:家にて

NANA

なかなか面白かったです。原作は未読。序盤の取ってつけたようなわざとらしい演技とちょっとダサい演出によろめいたけど、話が進むにつれてそれに慣れたんだかナンなんだか違和感無く楽しめるようになりました。物語の進み方は非常に単純で結構王道。全然新しさは感じませんでした。

だけど、漫画ちっくなわかり易い王道な展開が逆に潔くて見ていて気持ちよかった。思いっきり途中な感じで終わるのにはビックリしたけど、原作がまだ終わってないし、全部を一本の映画に出来るようなタイプの話じゃないから仕方ないんでしょう。なかなか良く出来たドラマの第一話を2時間拡大スペシャルで見たって感じかな。

中島美嘉の演技はとても微妙だし、宮崎あおいの演技もあまりにもデフォルメされていて結構恥ずかしいし、二人の周囲を囲む色男達もなんかあんまりかっこよくないし、色々微妙なんだけどドラマを見るような感覚で気楽に見る分には十分楽しめる作品ではないでしょうか。

しかし次の二作目でキャストが変わるってのはキツイよなー。
テーブル下


 ■[ Books ] 2007/01/14 [ Sun ]



☆メリーゴーランド [ 萩原 浩 ]
メリーゴーランド

これは良いね。非常に良い。過労死が続出するような無茶な残業をせざるを得ない会社に勤めていた主人公はたまたま採用試験に合格した市役所に転職。そこで平和にいわゆる『お役所仕事』をこなして過ごしていた。あるとき彼はそんな生活を一変させる、ある仕事を押し付けられてしまう。

それはかつて役所が作った全く役に立たない施設のひとつである『アテネ村』というセンスの欠片も無いテーマーパークの再建。それは癒着やらなにやらの事情から建てられた本当に酷いモノ。客の為ではなく役所の上の人間の都合ですべてが作られているので本当に酷い施設になってしまっている。当然客なんか殆ど来ないのが現状。主人公は色々と思うことがあり自分なりにその施設を本当の意味で再建する為に立ち上がる・・・・・という風な物語。

最初は腰が引けていた主人公も話が進むに連れてやる気を出し始め、自分の考えから様々な人々の協力を得て行動的に仕事を進めていきます。その過程で出てくる協力者たちがみんな個性的で非常に魅力的。ただ、すんなり気持ちよく主人公を助けてくれる人たちは殆ど存在せず、それぞれがかなり勝手なことをする為、主人公はそれらをコントロールすることにも手を焼いてしまう。

序盤から中盤にかけては主人公の奮闘をコメディータッチで楽しく、そしてテンポ良く描いていきますが、後半から思わぬ方向に話が進んでいきます。本作は後半の展開が非常に良い。最初はただ単に『ダメなテーマーパークを奇跡的に立て直しました万歳!』で終わってしまうのかと思って読んでいたので後半の展開は結構驚きました。

そこに本作のテーマが凝縮されていて、そこに至るまでにもしっかり様々な伏線が張られている為、意外ではあるけど決して唐突ではなく、しっかり地に足の着いた深みのある展開に思えます。単純な大団円ではないのが個人的にはとても気に入りました。というか、大団円どころか見方によってはバッドエンドと捉える人もいるかもしれない。

俺は少し物悲しいけど、どこか爽やかで美しい最高のラストだと思う。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/01/09 [ Tue ]



と、いうわけでね(何が?)、今年の抱負。

1.人として成長したい。
去年はあの最悪な会社から抜け出しひとまず安心して働ける会社に移ったので、生活していくに当たっての経済的な不安とかそういうのは大分解消されたから、今年は人として成長することに意識を向けたいなと。こう書くとナンだかすげー漠然としてるなオイ。この場合、なんつうか外に向けて『素晴らしく出来た人』になりたいっつーのとはちょっと違うんだけどさ。俺の中では一応方針というか方向性というか『目指すもの』は存在してるけど人に説明するのはちょっと困難なのでやめとく。

2.趣味をもっと楽しみたい。
趣味や興味のあることは色々あるけどどれも全然やり切れてないのが現状。前にも書いたけど忙しくて出来ないとかそういうんじゃなくて、アレもコレもって欲張ってしまって結局なんも出来てない。ちょっとは手をつけるんだけどその最中にもアレもコレもって考えているからそれに集中してない。好き好んでやってることなのにちゃんとのめり込めてない。だから今年はやりたいことを整理して、一個ずつ着実に楽しんでいきたいなと。

3.もっと知識を得たい。
俺はとにかく物を知らない。様々なことに対して無頓着な部分がある。社会制度とか時事、経済、政治、道徳、マナー・・・そういうことをあまり理解していない。それに加えて最新技術とか何かの新製品とかそういうのにも疎くなりがち。あとファッションとかも。最近では趣味のはずの音楽事情にもちょっと疎い。これは2番目にあげたことと似てるけど、色々知りたいという願望がありつつもやっぱり欲張りすぎてアレもコレもって考えすぎて、願望だけが空回りしてちっとも知識として蓄積されない。そういうとこを直して、ちゃんと知識を得て色んなコトを知ってる人になりたいなと。

4.もっと友達と会いたい。
単純に友達と会う機会をもっと持ちたいなと。自分から行動的に声をかけて飲みに行ったりしたい。この前小学校の時の同級生と久しぶりに会ってその思いがさらに強くなったよ。大学の時の友達とももうちょっと連絡とって出て行くようにしたい。去年はあまりそういうのに参加できなかったから。

そんな感じ。
けどやっぱ全体的に何となく漠然としてるなオイ。
まーいいや。

あとは当然ながら夫婦円満。愛犬元気。
これは抱負というよりも基本だな。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2007/01/07 [ Sun ]



明けました。今年もよろしく。

特に書くこと無いんだけどとりあえず挨拶だけ。

あー。ウンコしたい。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2006/12/31 [ Sun ]



ども。俺アイバ。

書きたいと思いつつ溜めていた感想類を一気に書いたよ。そんなわけで今日で2006年も終わりですね。今年も色々ありました。一番デカイのはやはり転職。それとフレンチブルドッグの和尚が我が家に来たこと。その他にも色々あって最終的には充実した一年だったんじゃないかと思います。

とにかく前のクソみたいな会社からかなりまともな会社に移れたことがうれしい。決して一流の会社じゃないんだろうけど、少なくとも安心して働けるところだし、公務員試験に拘るあまりに溝にハマって長いフリーター生活に陥り、そして挙句の果ては完全無職を経て泣く泣く入った弱小企業で2年耐え、自分の計画よりも数年早く脱出に成功したのが今年でした。脱出にあたって色々あったけど、今では良い経験だったと思います。

年収が大幅アップし経済的には大分安心感が出てきたし、それに加えてフレンチブルドッグの和尚が家族に加わり、とても生活が楽しくなった一年でした。

あと趣味や仕事以外の面でも自分の好きなことをそこそこ楽しめた一年だったんじゃないかな。ゲームも色々やったし、音楽も去年よりCDを多く買って楽しめたし、大学の友人との飲みなんかにも参加できたし、小学校の同級生と会ったりも出来た。ケイコさんと遠出をあまり出来なかったのはちょっと心残りだけどそれは来年以降にでもそういう時間が作れたら良いなと思ってます。

趣味と言えば読書という新しい趣味が加わったのも今年でした。こんなに長いこと文章を載せるのをメインとしたサイトをやっていながら、実は活字の本を全く読まない人間でした。しかし、今年に入ってから急に色々読むようになり、常に何かしらの本を読んでいるのが当たり前になりました。小説は映画などの視覚的に楽しむものよりも遥かに想像力が刺激され、非常に物語の世界にのめりこみ易い。その楽しさを知ったのが今年でした。

何年か前の俺は毎年のように過ごしてきたその1年を悔やんだ言葉で締めくくっていましたが今はもう違います。気持ちは間違いなく前を向いている。とは言っても今の自分で満足ってわけではない。まだまだ仕事は未熟だし、人としてもまだまだ未熟です。その中で少しでも自分が前進できる1年を過ごせればという風に思っているって感じです。

今年一年、このサイトを見てくださった方々には心から感謝しています。最近では掲示板も設置していないしかなり一方通行なサイトになってしまっていますが、それでもやっぱり見てくれている人への感謝は忘れていません。本当にありがとうございました。そして来年もどうかよろしくお願いいたします。

皆さん、良いお年を。
テーブル下


 ■[ Games ] 2006/12/31 [ Sun ]



☆オレたちゲーセン族 / 熱血硬派くにおくん [ PS2 ]
オレたちゲーセン族 熱血硬派くにおくん

前から気になっていたオレたちゲーセン族シリーズの熱血硬派くにおくん。初のアーケード1作目完全移植・・・・のはずなんだけど巷の評判はすこぶる良くありません。俺はリアルタイムで知っているゲームなんだけど、アーケード版は難しいイメージが強くて当時は殆ど手を出しませんでした。

だから俺自身が移植度の低さを実感できているわけではなく、ネットで調べた結果オリジナルとはかなり違うことを単なる『知識』として知っただけです。このシリーズは現行のゲーム機で何本ものレトロゲームを収録して発売するソフトが多い中、あえてソフト一本に1タイトルだけを収録し、高い移植度を実現させ、さらにマニアが喜ぶであろうオマケを多数つけることをコンセプトにしていますが、どうやらこのくにおくんに関してはそれが全く実現されていないようです。

一番驚くのが本作はオリジナルをエミュレートする形で移植されているらしいのだけど、プログラムを吸い出した元となった基盤がなんと海賊版のものであるということ。ゲーム内ではアーケード基盤で出来たロムチェックなんかも出来るようになっているのだけど、それを行うと一部のロムにエラー表示が出てしまいます。それが海賊版の特徴らしいのです。

さらに敵の耐久力がオリジナルに比べて激しく高く、アーケードで通用した方法で普通にプレイすると制限時間にクリアが間に合わなかったり、画面端が切れて表示されていたり、ボーナス設定のスコアが本来は30000点であるところを300000点と表示されていたり(つまり誤植)してかなりいい加減なものとのこと。

このシリーズはどうやら発売元であるハムスターという会社が開発を任せる会社を固定していないらしく、タイトルによって最限度の高さにかなり違いがあるみたいです。そしてこのくにおくんを移植した会社は良い仕事をしない会社によって作られたみたいなのです。

それを先に知ってしまった俺は買うのをかなり躊躇っていたのだけど、結局買ってしまいました。で、実際にやってみた感じだと、オリジナルをやり込んでいない俺にはその辺はやはり実感できませんでした。だから『ああ、アーケードのくにおくんだ』と単純にそう思って楽しんでプレイしています。

だから、リアルタイムでやり込んだ人には前述したように不満が多々あるのだろうけど、当時『存在は知っていたし何度かはやったことがある』程度の人が改めて『あーこんなゲームあったねぇ。久々にやってみたいな』と思ってやる分には全然アリなんではないかと思います。

けど、2000円はちょっと高いよなぁ。オマケについてくる攻略本とか攻略のDVDとかもそれほど役に立つようなもんでもないしさ。変に1本に1タイトルというコンセプトにこだわらないで複数のモノを一本に入れて欲しいよ。

因みにオレたちゲーセン族シリーズの詳しい情報はこちらを参考にして書きました。移植度などについても詳しく書いてあるので興味のある人はそちらをどうぞ。
テーブル下


 ■[ Games ] 2006/12/31 [ Sun ]



☆オレたちゲーセン族 / 魂斗羅 [ PS2 ]
オレたちゲーセン族 コントラ

オレたちゲーセン族シリーズ。ゲームそのものの再現度は悪くないらしいけど、ゲームを再スタートさせた時に前のプレイのスコアが残ったままになってしまうようなバグがあるとのこと。そこは残念だけどゲーム自体は非常に面白いアクションシューティングなので当時を知る人は思わず買ってしまっても決して損はしないでしょう。

この方向性は最近でもメタルスラッグシリーズで継承されていますが、3Dの派手なゲームがメインである現在ではこういうACTIONゲームはとても貴重だと思います。新作として昔ながらのこういうゲームがなかなか出ない現在、改めて過去の名作に触れてみるのも悪くないですね。

オレたちゲーセン族シリーズについては『熱血硬派くにおくん』のところでもうちょっと詳しく触れているのでそちらをどうぞ。
テーブル下


 ■[ Games ] 2006/12/31 [ Sun ]



☆オレたちゲーセン族 / 空手道 [ PS2 ]
オレたちゲーセン族 空手道

オレたちゲーセン族になんと空手道が登場。2本のレバーを組み合わせて多彩な技を出すことが出来る本格的な対戦格闘ゲームの草分け的存在。それがPS2に完全移植でよみがえりました。

再現性に関して不安の残るオレたちゲーセン族シリーズですが本作に関しては非常に再現度が高いとのこと。このゲームに思い入れのある人は買って損はしないでしょう。PS2のコントローラーはボタンが丁度良い具合に十字に並んでいる為、オリジナル版における二本のレバーを使った操作が違和感無く再現出来ています。

グラフィックやサウンドはもともとがファミコン並みにシンプルだし、ある程度パターンにしたがってプレイすれば進めるので格闘ゲームとしての戦略性には乏しいのでリアルタイムで遊んだことのある人以外にはちょっと厳しいんじゃないかと思うのが正直なところ。ただ当時のファンには逆に涙モノでしょう。今更空手道が出るなんて想像もしていませんでしたよ。どこか間抜けな独特のセンスは今見ても面白い。ボーナスステージが牛殺しって。

因みにネオジオで発売されたファイターズヒストリーダイナマイトの隠しキャラである『牛』は実は本作のその牛殺しで出てくる牛が元になっていたりします。さすがデータイースト。
テーブル下


 ■[ Games ] 2006/12/31 [ Sun ]



☆オレたちゲーセン族 / イー・アル・カンフー [ PS2 ]
オレたちゲーセン族 イー・アル・カンフー

オレたちゲーセン族シリーズの仲では空手道と同様にオリジナル版の再現性が非常に高いとの評判のイー・アル・カンフー。イー・アル・カンフーは本作の元となっているアーケード版よりもファミコン版に慣れした親しんだ人の方が多いかもしれませんね。ファミコン版は当時売り切れ店が続出していた程の人気ゲームでしたから。

アーケード版の完全移植であるこのソフトではファミコン版よりも遥かに敵キャラの種類が多く、出せる技の種類も多いです。もちろんグラフィックもこちらの方が美しい。最初はファミコン版しか知らなかった俺は当時近所のスーパーの横に設置されていたアーケード版を見たときにかなりの衝撃を受けたものです。ファミコン版ではラストに出てくる敵が一人目に出てくるのにも驚きましたね。

当時はまだまだゲームセンターは『不良のたまり場』というイメージが強かったため小学生だった俺は怖くてゲーセンには立ち入れませんでした。だからアーケードゲームを遊べたのはスーパーとかの脇に設置してある立って遊ぶ筐体か、駄菓子屋に置いてある筐体くらいなものでした。

いまでも良く覚えているのだけど、親と一緒に近所のスーパーに行ったときにこのイー・アル・カンフーが店舗の外に設置してあるのを発見した俺はなんとなくその筐体に近づいていったのです。けどお金は持ってないのでやりたくても出来ません。しかしよく見るとその筐体には既にお金が投入されていてスターとボタンを押せばプレイできる状態になっていたのです。それをウホウホ良いながらプレイしたのがアーケード版イー・アル・カンフーの初体験でした。

そのときはものすごく難しく思えたのですが、今改めてやってみると意外と良いゲームバランスで勝てそうで勝てない、負けたけど工夫すれば勝てそう、という程よくやる気を起させてくれる難易度になってるんですねコレ。格闘ゲームというジャンルがまだ無かった頃の名作格闘ゲームだと思います。最初の滝の見える青い背景には今見ても感動できる自分が好き。
テーブル下


 ■[ Books ] 2006/12/31 [ Sun ]



☆ホムンクルス (7) [ 山本 英夫 ]
ホムンクルス7

自分のコンプレックスと同様なものを持った他人を見ると強い嫌悪やなんともいえない感情が沸き起こるという心理を独特のセンスで描いている漫画の第7巻。前の巻までで描いていた女子高生の話は相当クセが強く、読んでいて引くくらいの勢いがあったけどこの巻での話の進め方は割りとノーマルで読みやすい展開。徐々に主人公のバンクボーンが明らかになっていくのが興味深かったです。

まだまだ収束していく様子が無いのでこの先ちゃんとまとめられるのかちょっと心配ではあるけれど、とても現時点では滅法面白い漫画だと思います。なかなか新しい巻が出ないので次を読むまでまた随分待たされそうなのがイヤだけど、かなり好きですこれ。
テーブル下


 ■[ Books ] 2006/12/31 [ Sun ]



☆20世紀少年 (22) [ 浦沢 直樹 ]
20世紀少年22

面白くねぇ! その一言に尽きる。この人の漫画って最初はミステリアスで良い感じなのに最後グダグダっての多くないですか? いやーホント、話が進めば進むほどつまらなくなってくるねこの漫画は。

もはやどうでもいいや。
テーブル下


 ■[ Books ] 2006/12/31 [ Sun ]



☆人生を変える!心のブレーキの外し方 [ 石井 裕之 ]
心のブレーキの外し方

石井裕之氏による人生を良い方向に変えてゆく為のコツが書かれている本。本書では表にある意識の裏に潜んでいる潜在意識をいかにしてコントロールするかを丁寧に解説してくれています。この人の別の著書である『占い師はなぜ信用されるのか?』を読んだ時も感じだのだけど、この人は非常に文章がわかりやすく面白い。それは本書でも同様です。

自分を変えていくにはどうしたら良いかを説いているこういったタイプの本では、一言で言うと結局『気の持ちよう』というレベルで話が終わってしまうようなモノも少なくないですが、これはその先まで書いている点が非常に興味深いです。本章は今まで読んだことの無い切り口でそれを書いているのでとても面白く読め、尚且つイロイロ感心させられました。

これは自分自身に行き詰まりを感じている人にちょっと読んでみて貰いたいと素直に思える本です。
テーブル下


 ■[ Music ] 2006/12/31 [ Sun ]



☆U2 / 18 singles [ Rock ]
U2

新曲を2曲含んだU2のベスト盤。同時に買ったOASISの2枚組ベストよりも1枚モノであるこちらの方が満足度は高いです。それはやはり選曲がなかなかツボを抑えたものであること(それは完全に個人の好みに左右されるけどさ)、新曲が入っていることなどの理由によります。あと曲順もバランスが取れているのも良い。

まあそうは言っても所詮ベスト盤なので従来のファンがどうしても買わなきゃいけないってほどのモノでは無いですけどね。個人的には本作を聴いて一番思い入れのあるアクトン・ベイビーからの曲がやっぱり一番良いと再認識しました。
テーブル下


 ■[ Music ] 2006/12/31 [ Sun ]



☆Oasis / Stop the clocks [ UK Rock ]
OASIS

特筆することは無い感じの普通の二枚組ベスト。解散するまでベストは出さないと公言していた彼らだけれど、ビジネス上やはりそういうわけにはいかなかったんだろうと思うからそれはどうでも良いんだけど、選曲がそれほど優れているわけでもなく、ボリュームがあるわけでもなく、入門者には割と便利だよね、という程度のモノ。

二枚組なのにそれぞれのディスクには9曲しか収録されていない為、豪華な感じがしないのは残念。ノエル自身が選曲し、彼の好みが強く反映されているのでファンの為に作ったという感じもあまりしない。アルバムを殆ど持っているようなファンには買う必要の無いアルバムだと思います。

俺の場合は奥さんが『こういうの1枚あると便利だから』と言ったのと、輸入盤が1200円という破格の安さだった為に何となく買っただけだったりします。便利だから、と言って買うことを決めた奥さんが一番好きなSTOP CRYING YOUR HEART OUTが普通に入ってないことに買ってから気づいたあたりがなんか笑えた。

ホント入門者向けですねこれは。
テーブル下


 ■[ Music ] 2006/12/31 [ Sun ]



☆Deftones / Saturday night wrist [ Alternative Rock ]
DEFTONES

彼らはヘヴィーロックと分類されてKORNなんかと同じくくりで出てきたバンドであるけれど、3作目のWhite Ponyあたりから音楽性をグっと広げて、現在のエモ系バンドの基礎になったとも言える方向性を早々とやっていた、実は結構すごいバンド。

5作目である本作はその方向性をさらに推し進めてきています。一聴するとまったく掴みどころの無いような曖昧なメロディーが、破壊的でありながらもどこか美しさを感じるアレンジに乗るスタイルは彼らならでは。サウンドがあまりにも作りこまれている為に生々しさは皆無だけれど、じっくり聴き込むと音の洪水に埋もれていくような感触があり非常に快感。

彼らは日本での評価はあまり高くないように思うけれど、もっと評価されても良いセンスを持ったバンドだと思います。ただライブの評判はあまり良くないようです。俺は残念ながら一度も見たことが無いのだけど、評判がよくないのはなんとなく理解できます。

やはりアルバムにおいてのサウンドが加工しまくりの重ねまくりである為、前述したように全く生々しさが無い。それをたった4人のメンバーで演奏してもアルバムで感じる凄さはなかなか表現出来そうも無い、というのは想像がつくからです。だから大好きなバンドではあるんだけど、あまりライブを見たいとは思わないんですよね。アルバムにおいての作り込まれまくりのこのサウンドが好きなんです俺は。
テーブル下


 ■[ Music ] 2006/12/31 [ Sun ]



☆Stevie Salas Colorcode / Be what it is [ Hard Rock ]
STEVIE SALAS

スティーヴィー・サラスの新作は軽快でノリノリのハードロック。後期のジミヘンがやっていたファンキーなロックンロールをベースにしつつ、それをもっともっとストレートでわかりやすいクセのないハードロックに仕上げた感じです。端々でジミヘンからの影響を感じさせるフレーズも多数。

とにかく終始ノリが良いし、曲も良い。ただ陰や引きを感じる部分が殆ど無く、最初から最後まで明るく元気なノリなので飽き易いと言えば飽き易い。第一印象は非常に良いのだけれど、聴き込むに連れてだんだん浅い感じが増してきてしまう部分があるんです。

個人的には末永く聴き込んで楽しむというよりも、たまに引っ張り出してきて『たまにはこういうのも良いなぁ!』という感じで楽しむアルバム。
テーブル下


 ■[ Music ] 2006/12/31 [ Sun ]



☆The Killers / Hot Fuss [ UK Rock ]
KILLERS

どこかドン臭さのあるメロディーが魅力のThe Killersのデビュー盤。非常にポップなブリットポップ風のメロディーではあるのだけれど、そこには古臭いドン臭さが多大に含まれています。

70年代のグラムロック、例えばデビッド・ボウイやT-REXなどのどこか愛嬌のあるポップ具合に通じるものがあり、メロディーが非常にダサカッコイイ。そんなメロディーをあまり歌のウマくないドン臭いヴォーカリストが歌うもんだからさらにドン臭い。

一昔前の日本の歌謡曲のようなダサいけど妙に印象に残るメロディーと全体に力強くはあるけどキレがあるわけじゃない素朴な演奏が不思議と気持ちよく、アルバム一枚を安心して一気に聴けるのが良いです。

なんというか、70年代のパンクを通過して出てきたニューウェイブ系のバンドがやっていたことを今の若者の解釈でもう一回やってみました、みたいな感じがすると言えばいいのかな。そんな方向性の楽曲を非常に魅力的な良いメロディーで表現したのが本作。
テーブル下


 ■[ Music ] 2006/12/31 [ Sun ]



☆Coldplay / Parachutes [ UK Rock ]
COLDPLAY

中庸。音楽的にはそんな印象のCOLDPLAYデビュー盤。特別突出した極端な印象が無く、アルバム全体を覆う空気は『中庸』と表現するとしっくりくるようなモノで統一されているように思います。メロディーに関しては、美しさ、悲しさ、切なさ、攻撃性、娯楽性・・・・それらのどれもが突出しているわけではなく中庸なんです。

それはある意味地味なのかもしれないけれど、聴き込めば聴き込むほどにジワジワと染みてくる素朴さがあり、末永く愛せる魅力となって心に迫ってくる。一聴すると基本のメロディーラインは切なさ爆発のようでいて、どこか冷静で淡々としている部分がある為、『中庸』な感じがするのかもしれません。

作り手の感情を聴き手に押し付けてくるのではなく聴き手に感じ方を委ねているような、そんな空気。それが本作の最大の魅力のように思います。イギリスの大物、ピンクフロイドから陰鬱さや小難しい部分を抜き去り、逆に冷淡さみたいなものを加えたようなメロディーラインは押し付けがましくないのに何度も聴きたくなる不思議な魅力を持っています。

どんな気分の時も聴くことができる『定番』となりうる名盤。
テーブル下


 ■[ Music ] 2006/12/31 [ Sun ]



☆James Morrison / Undiscovered [ Pops / Rock ]
james morrison

最近割りと増えている男性シンガーソングライター系のジェイムス・モリスンのデビュー盤。男性がピンでやっているロック系アーティストで成功した例ではジャイムス・ブラントやダニエル・パウターが記憶に新しいけど、この人も一応同じ系統に入るんでしょう。

この人は前述の二人よりもソウル寄りで、非常に力強くソウルフルな声を持った人。本作に収録されている楽曲の質はかなり高品質でアルバム全体を通してまとまりがあり、それでいて同じような曲ばかりってこともないデビューアルバムとしては十分強力な一枚。

方向性としてはポップ寄りだった70年代のスティーヴィー・ワンダーに通じるものがある感じで、SONGS IN THE KEY OF LIFEあたりが好きな人にはわりとすんなり受け入れられるんじゃないかな。たださすがにスティーヴィー・ワンダーほどの風格はまだあるわけもないし、歌もまだまだ発展途上という部分もある。

今の時点でも非常にうまい人だとは思うけど、声の持つ深みや表情のつけかたがまだ粗い部分が多いので何度も聴いているとやっぱり『まだ若い』という印象がジワジワと増してきます。もちろんそのはじける若さ、力強さというのも立派な魅力であるわけだから悪いわけじゃないけれど、もっともっとウマくなる可能性を秘めた人だなと思うんです。

これに続く作品が楽しみ。
テーブル下


 ■[ Music ] 2006/12/31 [ Sun ]



☆The Beatles / LOVE [ Rock ]
beatles

なんだろねコレ。企画盤以上でも以下でもないリミックスアルバム。ビートルズの様々な楽曲を混ぜ合わせて音を綺麗にリマスターして遊んでみました、という感じの内容。

まったく別の曲のフレーズをうまいこと重ね合わせて新しいアレンジっぽく仕立ててあったり、もともとは独立した楽曲をウマくつないでメドレーにしてあったり。そうかと思うとアレンジ自体は原曲とそれほど変わらないものもあったりして何となく中途半端な印象を受けました。

保守的なファンの間では評判が良くないようだけど、別にそんなに酷い内容ってわけでもないから、ドライブ用に車に積んでおいて流しておくとかする分にはいいと思うよ。音が非常に良くなってるから聴きやすいしね。けど俺はこれを聴いていると原曲の方をちゃんと聴きたくなって結局普通のアルバムの方を聴き始めてしまいます。

ビートルズのニューアルバム!とか言って結構大きく宣伝されているけど、そこまですごいもんでもなく、あくまでもファン向けのコレクションアイテムのひとつ。そう思えば悪くは無いといった程度の感想しか持てなかったなー。個人的にはこういうのよりもオリジナルアルバムを全部デジタルリマスターして出してくれよと思っちゃう。

あと、東芝EMIはやっとCCCDとかセキュアCDとかやめたのかしら。これは普通のCDだけども。KORNのアルバムとかは買ったのにCCCDのせいで全く聴いてないよ。iPodで聴けないと聴く機会が激減するからな。

東芝EMIもこの調子で余計なコピーガードとかかけるのやめてほしいよ。全く意味ないから。嫌な思いするのはCDを買ってた人であって、コピーで済まそうとしてた人じゃないから。ビートルズというビッグネームのアルバムを普通のCDで出してきたということは、やっと意味が無いことに気がついたということなのかしらね。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2006/12/16 [ Sat ]



今週はイロイロあったなー。そんな感じでこんにちわ。

今週の最大のイベントはやはり会社の忘年会でした。幹事だったので随分前から準備をはじめやっと昨日終わりました。今の会社に入って一番疲れたのではないかというくらい疲れた。けど、それなりに一生懸命やったから楽しかった部分もあるからまあよしとしよう。

もうすぐ今年も終わっちゃうんですね。そろそろサイトでも締めくくりの文章でも書いていこうかな。とりあえず一番の出来事はやはりフレンチブルの和尚がウチに来たことだな。買う直前にケイコさんと喫茶店に入りどうするかどうか最終会議を開いたりとか、ウチに来た最初の頃はウマくしつけが出来なくて本気で悩んだりとかイロイロありました。

あとCDとかゲームとか本とかそういうののまとめみたいなものも書けたらいいかなとか思ってます。順次気が向いたら書いていこうかな。
テーブル下


 ■[ 雑記 ] 2006/12/10 [ Sun ]



やべー。もう夜中の2時過ぎだ!寝ないと!と言いつつ更新してしまう今日この頃ですがみなさんいかがお過ごしでしょうか。こんばんわアイバですけど。とりあえず今週はボーナスが出て気分も上々です。和尚も今月の5日で無事一歳になったし。

マジこんな大金を一度に貰うのはじめてです。ウチの会社は年末よりも次のボーナスの方が額が全然デカイので次のボーナスではおしっこ漏らしちゃうかもしれません。だって前の会社と比べて年収が200万近くアップしてるんだもの。そりゃおしっこも漏らします。つうか今の年収がスゴイんじゃなくて前の会社の年収が低すぎただけなんだけど。

あー仕事頑張らないと。明日は久々の夜勤だっつーのに2時過ぎまで起きててちょっとキケンなのでそろそろ寝ます。ぽひー。
テーブル下


 ■[ Column ] 2006/12/05 [ Tue ] - 大人



そーいや、凄く小さなガキの頃。


大人は別の生き物で、
子供と違ってちゃんとしている。


なんて、漠然とだけど思っていたなぁ。実際大人になってみて、ガキの頃に想像していた『ちゃんとした』人間になった人ってどれだけいるんだろ。

相当前にも同じコト書いたことがあるけど、もしも子供の頃の自分に会うことが出来たとして、その子供の頃の自分が今の自分を見てガッカリしない人間になれた人はどれだけいるんだろう。

夢に溢れていた子供の頃に想像した職業はきっと突拍子も無い正に『夢物語』であることも少なくないからどんなに今の自分の職業に納得していても夢に溢れている子供にとってはガッカリなモノの方が多いだろう。

ここで言っているのはそういう職業だとか環境だとかいうものではなく、人間として、大人として、内面的な部分で子供の頃の自分が尊敬してくれるような大人になれているかどうか。例えば大嫌いだった学校の担任みたいなヤツになってしまっていないかどうか。

今の自分の職業やまわりの環境は間違いなく子供の頃は知ることが出来なかった現実の中にある。だから未来がまだ夢の中にある子供の頃の自分は今のそれらを見てガッカリするかもしれないけれど、今の自分が彼に『人として』自信を持って誇れるならそれでいい。

けど、それが出来るのか。それを出来る人がどれだけいるのか。俺は自分や、周囲を見回してすごく興味がある。
テーブル下


 ■[ Books ] 2006/12/02 [ Sat ]



☆BUHI Vol.1
BUHI

2006年11月29日に創刊されたフレンチブルドッグの専門誌。本当にフレブルのことしか載ってません。だからどれだけニーズがあるかわからないけど、フレブルを飼っている者からするととてもうれしい雑誌です。今後は三ヶ月に一回くらいのペースで出るらしい。

で、これに家の和尚が載りました。うひゃー。というかおそらく応募したすべての写真を載せたから載っただけなんだけどさ。うちのコ自慢というコーナーに名前と紹介文、そして写真が掲載されました。うひゃー。

それはともかくですね。内容を良く読むとかなり良く出来た雑誌だと感じました。こういうペット雑誌には必ずしつけについての記事が載っていますが、その多くは『マニュアルどおり』のことばかりが書いてある。『それが出来りゃ世話ねーよ!それが出来ないから困ってんの!』ということばっかりで読んでいて結構イライラするんです。

たとえば『フレブルは頑固だから絶対にしかっちゃダメ』とか『飛びついてきたら無視して飛びついても相手にされないと思わせないとダメ』とか言われても、叱らずにはいられない状況がどうしても生まれてしまったりするし、飛びつくのを無視すると相手にするまでずっと飛びついてきてだんだん甘噛みが本気噛みに変わってきてしまってどうにもならなくなるんです。

そうそう。もっとイラつくのは、そういう綺麗ごとのしつけアドヴァイスで『たまたまその通りウマくいったコ』を飼ってる飼い主がうまくしつけられずに困っている人に上から物を言うように偉そうにアドヴァイスしてるブログや掲示板。そゆのを見るのが一番イラつくね。

話を戻すと、この雑誌の記事は全般的にマニュアル通りのお決まりのアドヴァイスの先まで書いてくれている。『そうは言うけど実際はそんなにウマくいく犬ばかりじゃないんだよね。こういうコもいるしこんな場合もあるし。だから・・・』というところまで伝えようとしてくれている。こういうのってホント少ないです。これは貴重なスタンスだと思う。

五味さんというフレブルのトレーナーさんのインタビューは特に素晴らしい。この人は本当に『現実』というものを理解しているし体験もしてる。俺は感動したよ。

あとフレブルの性格的な特徴なんかもちゃんとわかっている人が書いていると感じました。フレブルは飼いやすいとか、おっとりしているとか、すっげーいい加減なことを言ってる雑誌やペットショップの店員がいるけど、ウソばっかりだから。ぜんぜんおっとりしてないし、飼いやすくは決してないです。

家の和尚だけじゃなく、ドッグランや散歩中にあったフレブルの飼い主さんも話をしてみると手を焼いている人が多い。年齢とともに落ち着いてくる傾向にあるようだけど、若いうちはどのコもかなりのモンみたいね。

飼ったことがある人や本当にフレブルが好きな人に話を聞けばすぐわかることなのに、本当にいい加減な『お決まり』のコトばっかり言ってる雑誌やペットショップは実際のことを知ろうともせずに既存の資料を調べてるだけなのかもしれないね。

フレブルは長生きできない傾向にある犬種で9歳で長生き、なんて話この雑誌で初めて知りました。すごいショック・・・。ペットショップでは中型だから15年くらいは生きると言われたのに・・・。やっぱり『マニュアル』通りのコト言ってただけなんですねきっと。それでも飼ったことを後悔してるわけじゃないですけど。

とにかく犬は生き物だからマニュアル通りに行くことは多くない、ということを前提にして書かれている記事が載っている雑誌は意外と少ないのでこの雑誌はとても良い雑誌だと感じます。これからも出たたら必ず買おうと思います。

あと、この雑誌には広告が一切載ってないのには驚きました。だからこんな高いのか。裏表紙にすら広告載ってないからねコレ。スポンサーがつかなかったのか、それともアレルギーとかに敏感なフレブル雑誌でエサに関する記事を書く場合に下手に広告を載せると言いたい事を言えなくなるからなのか。それはわからないけど、このBUHIはかなり充実した本だと思います。
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 ■[ 雑記 ] 2006/11/28 [ Tue ]



そんな訳でね(何が?)、こんばんわ。

さっき風呂に入ってキンタマを洗っていたらタマ袋の裏側の陰毛が無くなっていてやたら袋がツルツルしていることに気がついて『ひゃあ』と悲鳴をあげたら風呂の外にいたケイコさんにビックリされました。いやだってツルツルなんだもん。

なんだろう。いつ抜けたんだろう。寝ている間に無意識にブチブチ抜いたのだろうか。だって昨日までは触ると毛がワサワサしてたもん。なんだろう。なんだろう。俺のタマ袋の毛は一体どこに。
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 ■[ 雑記 ] 2006/11/28 [ Tue ]



と、言うわけでね(何が?)、こんばんわ。

結構前からPSPのグラディウスIIをやってます。買ってからしばらくやってなかったんだけど、ふとやり始めたらハマりまくってしまいました。この年代のゲームはリアルタイムでやったことはあるけど触りだけやってみたら難しくてやりたいのになかなか本格的には手を出せない・・・という感じでやりそこなったゲームが沢山あります。

あと、ある程度やっていたけど途中で他のゲームもやりたくなってイロイロ手を出しているうちにちゃんとウマくなる前に投げ出しちゃったりとかも結構多い。飽きっぽい上に、イロイロやりたいってすぐ欲張るような集中力に欠ける子供だったもんで。

それでそういう風に後悔の残る形でやりこみ損ねたゲームを、子供の頃よりは集中力がついた大人になってからやろうというキャンペーンが俺の中で盛り上がってきているのです。だから俺が買うゲームはどれもこれもあのレトロゲームを完全移植!というパッケージモノばっかり。

そんでとりあえずグラディウスIIをやってるんだけども、本当に面白い。まだまだヘタクソなのでやっと5面のモアイ面までノーミスで進めるようになったばかり。グラディウスの1作目はサターンのデラックスパックでやっていた時期があってね。それでもモアイ面が苦手で、そこを超えると一気に6,7面くらいまで行けるんだけど、結局まだ1作目もクリアしたことなかったりします。マジ下手なんですゲーム。

今回は結構地道に遊んでるからきっとクリア出来るようになると信じつつ遊んでます。携帯ゲームってのが良いんだよな。パっとはじめてパっと終われるからさ。いやー、80年代中盤から90年代初頭くらいまでのゲームって本当に好きです。けど、ネットでイロイロレトロゲームのサイトを見てまわるとゲームがうまい人っていっぱいいるんだねぇ。グラディウスなんか何周も出来るってのが当たり前な感じだもんね。

と、珍しくゲームサイトっぽい話題を書いてみた今日この頃。
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