20080601 [ Sun ]
こんばんわ。アイバですけど。
禁煙には普通に失敗しているわけなんですけど、ダイエットは徐々に効果が現れてきている今日この頃です。1週間で3.5キロほど落ちました。やっぱしダイエットと禁煙の同時進行は無理だ!
ところで。
NHKでやってる一期一会っていう番組知ってますか。生き方が全然違う若者二人が出会って交流するって番組。この前、見たのは化粧を全くしない会社員の女性と、綺麗になることに人一倍気を使っている性同一性障害で今はもう完全に女性になってモデルをやってる人が交流する回でした。その回が凄く良かった。
その女性が化粧をしないのは決してそういうことに興味が無いわけではなく、実はとても興味があるのに、女性としての自分に劣等感を強く持ってるが故に、化粧をしたりオシャレをしたりしることから目をそらしているからなんですよね。
そのコは子供の頃にいじめられたり孤立したりすることが多くて、それが原因で女性としての自分にかなりの劣等感を持っていたみたいなのね。『どうせ自分なんかが化粧やオシャレをしたって違和感があるだけ』と思い込んで、完全に目をそらしていた感じ。
その感覚ってのは俺も凄く良くわかる。自分のことが嫌いだから外に向けて行動できない。自分に劣等感を強く持ってるから、行動したときに他人から批判されたり冷やかされたりすることが過剰に怖い。そして目立たないようにひっそりやり過ごしていれば他人から自分が評価されたりすることも減るから安心だって閉じこもる。
その女性はきっと化粧やオシャレをすることが自分を女性として外にアピールすることにつながる感じがして怖かったのかもしれない。番組を見てて俺はそう思いました。『自分ごときが女性らしさをアピールしてナンになる』って臆病になってたんじゃないかな。
そんな彼女が、女性として生きたいと人一倍苦労して努力している性同一性障害だった女性に案内されて、化粧をしたり可愛い服を買ったり髪をセットしたりする楽しさを見出していく姿がとてもステキでした。自分を変えていくことって大変ではあるんだけど、自分自身が勝手に壁を作って閉じこもっている状態を打破する場合は、たった一歩だけ、最初の一歩だけ踏み出してしまえば一気に状況を変えられることも少なくないんだよね。
俺も長いこと自分のことが大嫌いだったから、自分で壁を作って『どうせ俺なんか』って思っていたけど、ちょっとしたキッカケで、一歩前に踏み出したら一気に状況が変わったことがありました。そして自分のことも以前よりずっと好きになれたと思う。自分が嫌いだった頃の様子はこのサイトの過去ログを見てもハッキリ出てるよ。
ホント、最初の一歩。大変なのはそれだけなんだよな。そっから先は勝手に動き出していっちゃうんだよね。その一歩。たった一歩が凄く億劫なんだけど、ちょっとしたキッカケで踏み出せてしまうこともあるんだな。一期一会という番組を見ていて、そんなことを思い出しました。
最近のNHKの番組も侮れないよ。面白いの結構ある。だから受信料はちゃんと払いましょう。そういうのを拒否する大人はメチャクチャ恥ずかしいです。そーいや、今日は医療費を踏み倒す人が増えているという特集をやってる番組がやってたけど、ホント大人として猛烈に恥ずかしいよ。給食費未払いとか国民年金未納とか脱税とかも同様だよね。
国民の義務を拒否するなら、日本の制度の外側で生きるべき。その代わり、公園の水も飲む権利は無いし、自治体が管理している公道を歩く権利も無いし、法律によってある程度の安全を保障される権利もないけどね。 |
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