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発売年:1988
開発/発売元:タイトー
CPU構成[68000 @ 8.000000MHz, Z80]
音源チップ[YM2610]
表示領域[320x240] 表示色数[4096]
ジャンル:アクション |
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>>> STORY |
六道輪廻の中のひとつ、地獄界は「閻魔大王」によって秩序が保たれていた。
ところがある時、その閻魔大王が突然、乱心召されたのです。 この時とばかり、獄卒どもは好き勝手に暴れまくり、罪無き亡者たちにも苦行を強いるなど、地獄界は混乱の一途を辿るばかり。
これを見たお釈迦様は、人間界の高僧、覚連坊に「魔破珠」を授け、閻魔討伐を命じたのです。 |
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>>> SYSTEM |
8方向レバーに加え、『攻撃』、『ジャンプ』の2ボタンで操作を行う。魔破珠はノーマル、雷、火などの属性があり、アイテムを取ることによって変化する。パワーアップすると玉が大きくなりなおかつ連射がきくようになる。残機制。全7ステージ+ラスボスステージで構成。 |
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>>> REVIEW |
タイトーの微妙なアクションゲーム。小坊主を操作して飴玉みたいなショットとジャンプを駆使して乱心した閻魔大王をやっつけに全7ステージ構成の地獄を巡る、というゲームです。ショットはパワーアップすると連射がきくようになり、大きさもデカくなるので小坊主のくせに攻撃は意外と強力です。しかもショットはゴムまりみたいに弾むので攻撃範囲もかなり広いです。ステージに関しては全体的に絶望的な難易度のところはありません。
こう書くと簡単そうですが、小坊主が修行不足なのかエライ貧弱ですぐ死にます。難しい場面はあまりないけど気を抜くとすぐ死ぬ、というゲームバランスなのですよ。気が短い人はイライラするかも。小坊主はこういったアクションゲームの主人公としてはすばらしくジャンプ力が無く、とどくと思ってジャンプしたら華麗に落下死とか、チマチマ動いているトゲトゲを飛び越し損ねて死んだりとか、足が遅くてスカスカの攻撃を避け損ねて死んだりなんてことは日常茶飯事。
完璧なパターンゲームなのでパターンを覚えた上で遊べばワンコインクリアは可能な難易度なんだけど、チマチマとしたトラップと小坊主の機動力の無さによって、結構な集中力が必要となり意外とワンコインクリアは難しいです。そのチマチマ感を楽しめるかどうかで評価が分かれそう。俺はこのチマチマ感がクセになってかなり楽しめました。
『慎重にやればクリアできるのになー』と思いながら必ず何処かで気を抜いて連続ミスしたりして、そのもどかしさがエクスタシー。でもこれは80年代後半のアーケードゲームとしては比較的ワンコインクリアが楽な難易度のゲームだと思うよ。テクよりも集中力が必要って感じのゲーム。 |
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