■RETRO ACTION GAME - LOG 001 |
■2011.11.03 [ アクションゲーム ] - モンスターランド [AC他] |
個人的にファンタジーゾーンと同じくらい大好きなセガのアクションゲーム。ファンタジーゾーンと同じく難易度が非常に抑え目で攻略法を知ってさえすれば多くの人が安定してクリアできるようになれるのが非常に嬉しいんです。アーケードゲームながらも、クリアまで30分以上はゆうにかかるので50円で長く遊べるのも当時は嬉しかったですね。 ワンダーボーイ(ファミコン版は『高橋名人の冒険島』と言った方がピンとくるかな?)の続編という位置づけの作品ですが、内容はまったく別もんです。 本作はRPGという言葉が徐々に浸透し始めた時代のアクションゲームです。RPGの『キャラクターが成長する』という要素を上手に取り込みつつ、アクションゲームとしての面白さもしっかりと表現することに成功した名作だと思います。敵と戦うことでレベルがあがるわけではなく、アイテムを集めることで徐々に強くなっていくんですが、そのアイテム集めの盛り込み方が非常に上手い。 何も知らずにプレイしても敵を倒すことで手に入るお金を使いショップで防具を買うことが出来ます。でも、それだけだと手に入らないアイテムがあるんですよね。そこがポイント。主人公が使うメインの武器は剣ですが、隠し扉にいるボスの場所を知らないと最強の剣まで到達出来ないんです。剣はランクが違うと圧倒的に攻撃力が違うのでちゃんと覚えてプレイしなきゃいけない。だけど、知ってさえいればそんなに難しいわけではないんです。 あとは最終ステージで圧倒的な威力を発揮する『あるアイテム』の入手方法の盛り込み方も良い感じです。それを手に入れるために、序盤から持っているアイテムを次々と『お使い』していくんです。最初に手に入れたアイテムをあるステージまで進んだ時点で他の人に渡すと次のアイテムが渡され、それをまた次の人に渡すと次のアイテムに渡され・・・と繰り返していくとラスト間際でやっとその『あるアイテム』が手に入る。それも、知らないとクリアがかなり厳しいことになるんだけど、知ってさえいれば決して難しくないんです。 本作は完全なる覚えゲーなので好みが分かれるかもしれませんが、当時はしっかり覚えた上で繰り返し遊ぶのが面白くて仕方なかった。クリアの仕方を知っていること自体が嬉しかった。アーケードで散々遊んだのにも関わらず、PCエンジンでアレンジ移植された『ビックリマンワールド』もしっかり買って何度も遊んだし、ここで紹介しているPS2版も買って来て何度も遊んでます。モンスターランドは、必ずしも難しいことがやりがいのあるゲームの証ってわけじゃないというのを教えてくれたゲームです。 ---------- ■参考ページ@(管理人の別サイト内記事) ・レビュー記事(アーケード版) ・ゲームシステム紹介記事 ・攻略記事@(伝説シリーズ入手手順) ・攻略記事A(モンスター城攻略) ・攻略記事B(特殊アイテム入手方法) ・攻略記事C(ボス対策) ■参考ページA(外部リンク) ・Wiiのバーチャルコンソールでアーケード版配信中 |
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