
【タイトル】悪魔城ドラキュラ サークル・オブ・ザ・ムーン
【プレイ機種】Nintendo Switch
【ジャンル】ACT/METROIDVANIA
【攻略状況】クリア済み
【難易度設定】一周目
【プレイ時間】20時間
【個人的評価】良作
Castlevania Advance Collectionにてプレイ。2D探索型アクション悪魔城シリーズのゲームボーイアドヴァンス第一弾。ややこしいシステムは殆どなく非常にシンプルなつくり。上下左右に広がった2Dのマップを探索し、先に進むために必要なアイテムを手に入れることで行動範囲を徐々に広げていく、今となってはオーソドックスなスタイルの作品。基本武器はシリーズおなじみのムチだが敵がドロップするカードを手に入れることで様々な攻撃が可能になっていく。カードは攻撃だけでなく防御や回復などの能力を持ったものもあり、強敵も工夫次第で楽に突破出来るようになっている。
全体のゲームバランスも非常に良好。探索を進めて主人公の能力が上がると後半ダレそうなものだが、ゲームが進行し特定のフラグが立つと最初はいなかった敵が再配置されるので最後までダレることなくプレイすることが出来た。セーブポイントも程よい配置になっているし、ボスもしっかりとした歯ごたえを持ちながらも、アクションが苦手な人でもカードの多彩な能力を上手く使えば倒せるバランスは保たれている。
ただ、そのカードの持つ能力が最初はメニューに表示されず、実際に使用して能力を発揮させた後に初めて表示されるようになるのだが、それがちょっと意地悪過ぎる。自動発動のものであれば装備して能力をONにするボタンを押しさえすればメニューに説明が追加されるが、何かしら特殊なコマンドを入れないと発動しない攻撃系や、特定の属性を持った攻撃を実際に食らってみないとどの属性に有効か判明しない防御系などは、攻略記事なしでは使い方も能力もわからないままゲームを進めることになる可能性が非常に高い。格闘ゲームのようなコマンドを入れる攻撃系の能力なんて説明が無ければ絶対気づかない。そこはカードを手に入れた段階でわかるようにしても絶対に良かったと思う。
全体としてのバランスはとても良くできている本作だが、操作性が良くないのは残念な点だ。ムチ攻撃を出した後、若干の硬直時間があるため攻撃を出してすぐジャンプができないのだ。スムーズに動く最近のゲームに慣れてしまっていると引っかかるような感覚がある。レトロゲームにはよくある感じの操作性の悪さ・・・というか不自由さが難易度の上昇に直結しているので、そこに順応できない人がプレイしたらただの操作性の悪いクソゲーということになるかもしれない。個人的には引っかかるような操作感にはすぐ慣れたし、バランスの取れた難易度とマップ構成がすごく楽しかったので、その古さを感じる操作感を差し引いても十分過ぎるくらい楽しい良作だった。
探索がメインのゲームなので攻略記事のマップなどを一切見ずにプレイしたためクリアまで20時間以上もかかってしまった。それは迷って無駄に行ったり来たりをしている中でミスをすると、進行状況をかなり戻されたりする上にショートカットやファストトラベル的なワープポイントが少なめだからだろう。その辺は正直少し大変だったし、古さを感じる部分かもしれない。(Switch版はどこでもセーブとロードが出来るのでそれを使えば問題なし。俺はオリジナルの遊び方を感じたくて勝手にセーブポイントのみでセーブする縛りをしていた)。
それを差し引いても迷いなから探索する楽しさがこの手のゲームの一番の魅力なので、これからプレイする人は是非とも攻略マップだけは極力見ないで楽しんでもらいたいと思う。サクサク進むゲームも楽しいが、迷って困って右往左往し、試行錯誤する苦労を味わうのもまたゲームの楽しさのひとつたのだから。



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