【タイトル】DARK SOULS III(ダークソウル3)
【プレイ機種】Playstation4
【ジャンル】ACT RPG
【攻略状況】クリア済
【プレイ時間】約400時間
【個人的評価】神ゲー
【ストーリー概要】
とても抽象的な世界観なので正確な物語はプレイヤーの考察に委ねられているが、ザックリ説明すると大体以下のような物語。
人間たちの命の象徴として語られるのは本シリーズを通して『火』である。その火を王が継ぐことで人間世界の存在が保たれている。過去に火を継いだ複数の王たちがそれぞれおかしくなったり勝手なことしたりしている中で火が消えかかってる時代が舞台。
火が弱まるとダークリングなる刻印のようなものが人々の体に浮き上がり始め、それが刻まれた者は不死となる。何度死を繰り返しても生き返るが、徐々に自我を失っていき最終的には亡者(いわゆるゾンビ的なもの)になってしまう。プレイヤーはその不死の一人となり、勝手なことをしている王たちを全て倒し、彼らの持つ火の元になっている『薪』を集めそれらを使って自らが新たな『薪』となり火を継ぐことを目指すという物語。
ただ、作中の主人公個人の動機や個人的な目的を語ることは一切なく、あくまでもプレイヤー自身がそれらを妄想しながらプレイすることになるため、最後に火を継ぐのか、あえて継がないのか、そもそも何故自らが行動を起したのか、それらもプレイヤーの判断(というか妄想)に委ねられている。
物語に関する公式のネタばらし的な公表は一切なく、おそらく今後も行われることはないため、作中での断片的なアイテムの解説テキストや、NPC(ノンプレイヤーキャラクター)による断片的な会話から考察するしかない。わかるようでわからないというのが一部のプレイヤーの想像力を刺激し、様々な考察が行われている。
【ゲーム概要(システム等ザックリ解説)】
トライアル・アンド・エラー(よく言われるトライ・アンド・エラーは和製英語で英語としては誤りなんだって)を大前提としたゲーム性が特徴。何度も死んでやり直すことでパターンを構築して根気よく進むタイプのアクションRPG。
篝火と呼ばれる回復ポイントに到達することでそこが死んだあとの再開ポイントになる。また、各篝火間でファストトラベルが可能。死ぬとその場にソウルと呼ばれる経験値とお金の役割をするポイントを全て落してしまい、次のプレイで死なずにそこまで到達出来れば回収出来るが、その前に死ぬと完全にロストしてしまう。ボスを目指して探索を行いながら、進んだ先に点在している篝火やショートカットルート等を探し出し、復活やワープポイントを増やしながら進めていくのが基本となる。
敵を倒してソウル(経験値)を集め、レベルを上げることで得られるポイントを各種ステータスに割り振り多彩な育成が行える。また、特定の敵を倒したり、フィールド上に配置されている素材を集めることで武器や防具の強化も行うことが出来る。本シリーズ通して言えることだが、本作ではレベルをむやみに上げるより武器の強化を優先させた方がハッキリと強くなったと体感できるバランスになっている。
本作はマルチプレイにも対応。オンラインでプレイすると他のプレイヤーがフィールド上に残したメッセージを読むことが出来る。それはヒントだったり、ガセネタだったりとゲームを彩る。また、時折他のプレイヤーの姿がうっすら見えたりもする。直接的に干渉はしないが、他のプレイヤーが同じ場所で戦っている姿が見えるのはなんとなく励みになる。
条件はあるが一人ではどうしても進めないところがある場合はネット上の他のプレイヤーを呼び出すことで攻略を手伝ってもらうことも出来る。逆に敵対する他のプレイヤーに侵入される場合もある。共闘、敵対のマルチプレイも本作の魅力のひとつ。完全ソロでクリアを目指すもよし、フレンドと協力して進めるもよし、また、見ず知らずのプレイヤーに助けを求めるもよし、基本的には難易度が高いとされる本作だが、マルチプレイがあることで多くの人に楽しめるゲームとなっている。
【評価点】
- かつてのアーケードゲームやファミコン等のゲームに近いトライアル・アンド・エラーの精神が魅力的。ミスを繰り返して試行錯誤をするアクションゲームの面白さへの原点回帰。
- 過去作と比べてゲームスピードが上がり、シリーズで一番軽快に動けるようになった。操作のし易さはシリーズトップ。
- モーションや効果音の気持ちよさもシリーズトップ。本作のプレイ感覚に慣れると過去作のプレイ感覚がショボく感じてしまうかも。
- 篝火間で転送が最初から可能であるため、多少無理をして駆け抜けても篝火にさえ到達出来ればあとで改めて周囲の探索等が行える。
- 死んだとしても全てがやり直しになるわけではなく、行った行動(アイテム回収や仕掛けの稼働等)は復活しても取り消しにならない。これはシリーズで一貫して同じで、不死として生き返っているという設定だから出来た仕様で本シリーズの秀逸な部分。
- マルチプレイの幅の広さ。
- ストーリーの陰鬱さは個人的に非常に好み。NPCの個別ストーリーもほとんどが大団円にはならないが、それが堪らなく魅力的。
【問題点】
- 評価点で書いた前時代的なトライアル・アンド・エラーを基本としたゲーム性は人によって理不尽なものに思えるかも。本作のゲーム性は新しいのではなく実はアクションゲームの原点に回帰しているため、遊びやすさを重視して進化してきたゲームが好きな人にとっては苦痛でしかないかもしれない。難易度が高いから人を選ぶのではなく、そのあたりが人を選ぶ要因なのかもしれない。
- シリーズで一番動きが速いのでシリーズ初見者には難しく感じる反面、シリーズ経験者にはシリーズいちの軽快な操作性と篝火の多さや最初から使える篝火間のファストトラベル、意外と親切な再開場所の配置等により難易度が下がっている印象を受けるかも。
- 人によってはひたすら説明不足に感じるであろう不親切で陰鬱な世界観。
【総論】
個人的には神ゲー。人を選ぶゲームというのは確かだが、単純に難しいからということではないと思う。評価点と問題点で書いた通り、本作にハマる人の評価点がそのまま好きになれなかった人にとっての問題点になっているから『人を選ぶ』のだと思う。ソウルシリーズは多くのフォロワーを生み出したゲーム。多くのフォロワーを生み出したのはそれだけ評価されたゲームだということ。まだ未プレイの人がいたら、ぜひとも挑戦してみてもらいたい。





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